コンドル
Andean Condor
Vultur gryphus

■分布:アンデス山地と南アメリカ西部の太平洋金セル地域。
■生態:翼幅は最大3.2mだが、アホウドリの3.6mおよびモモイロペリカンの3.5mには及ばない。

 コンドルは第一に清掃動物(scavenger)であり、屍肉を食う。とくに鹿や牛などの大型の動物を好む。
 性的に成熟するまでに5、6年を有し、標高5000mまでの人の近づきにくい崖などに巣を作る。その生涯は時として100年におよび、世界で最も長生きする鳥である。
 コンドルはアルゼンチン、ボリビア、チリー、エクアドル、ペルーなどの国のシンボルであり、フォルクローレや神話で重要な役割をなす。
 <Wikipediaより>

探鳥記
■2013-4-27
 ロレト道路を下りコカにむかう道すがらコンドル牧場(Tambo Condor)に寄った。この コンドルアンデスイワドリがエクアドルで最も見たかった二大野鳥である。

 眼前に高さ200mはあると思われる崖が連なり、その下には蛇行する川が流れている。地形からしてこの川が崖を形成したのであろう。

 牧場にはレストランがあり、コーワのフィールドスコープが備えられている。崖の中腹に巣があり、レストランの給仕が時々このスコープを覗き、コンドルを探す。出現するとレストランで待機していた客に知らせ、客はベランダに殺到する。私が滞在した3時間ばかりの間、10数人が訪れた。

 あいにく小雨がふる天気であったが、二、三回ほど現れた。崖の手前の川は幅広くて崖に近づけず、300m程度離れて撮るしかなかった。でもほぼ満足行く画が撮れた。顔の赤い雄でなかったことが残念だが、雌は雌で翼の上面に広い白色部があってよく目立つ。

 そのうち雨が激しくなり、レンズを上に向けられなくなったので午後3時頃退出した。

主要更新
◆'13-6-1:本欄新設
■2013-4-27 (ロレト近郊/エクアドル) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積削減:上から1/4,1/4,1/8,1/16,なし。








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