オオルリ
Blue-and-white Flycatcher
Cyanoptila cyanomelana

■分布:アムール、ウスリー、中国北東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季は中国南部、インドシナ、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、フィリピンに渡る。
 日本では夏鳥として九州以北に渡来する。
■生息地:低山から山地の広葉樹林、針広混交林。渓流や沢沿いを好む。渡りの時は平地の公園などにも現れる。
■本州中部で見られる時期:
  ・・・CDEFGHI・・

探鳥記
■2024-7-8 山中湖斑
 4日と本日にて撮影した雌の喉には明らかな白斑があったので、チョウセンオオルリとした。

 ただ、撮影した全部の雄の喉・胸は黒かったのでオオルリである。従って雌だけチョウセンオオルリとするのには違和感があるが、これ以上調べようがないので現状のままとした。

■2022-6-2 八王子城跡
 オオルリの番が四羽の雛を育ているとM.K氏から昨夜連絡があり、本日早朝に出かけた。

 ほぼ30m離れた小川の対岸の薄暗い葉影の中で営巣しており、葉が被るため3mほどの幅の位置からしか撮影できない。かなり暗いので、なるべく解像度劣化を抑えるため、1/40秒、F4.5、ISO10000で撮影した。AFも迷うので、MFを用いた。

 2時間ほど待ち受けたが、帰るときにはカメラマンは20人ほどになっていた。

■2016-7-29 青梅市
 友人T.T氏に連れて行ってもらった。人が座るベンチの上2mのところに巣を作っていた。さすがにその真下に人がいるときには餌やりに来ないが、数m離れるとオスとメスが入れ替わり餌やりをした。

 雛はかなり大きく、三羽顔を出した。今月15日には孵っていたそうであるから、もう間もなく巣立つのだろう。

 近年、従来より人家に近づいて営巣する種が増えているといわれるが、このオオルリもその一つなのだろうか。

■2015-4-30〜5.3 飛島
 今回、渡り鳥ではオオルリがそこかしこ最も頻繁に出た。チャンスも多く満足のいく写真が多く撮れた。

■2012-4-24〜28 舳倉島
 今回の舳倉島はツグミを除けば、オオルリとキビタキが最も多かった気がする。いきおいチャンスにも恵まれ満足のいく写真が多く撮れた。

■2010-6-3 檜原都民の森
 一眼デジスコとコンパクトデジスコを比較するために次にコンパクトデジカメS90を用いたデジスコを試した。倍率は3150mm相当(35mm換算)。

 前日の写真と比べると、うまく撮れた時はこちらの方が優れているが差はわずか。歩留まりはこちらが悪い。30%に達しない。

■2010-6-2 檜原都民の森
  一眼デジスコとコンパクトデジスコを比較するためにまずGH1を用いた一眼デジスコを試した。最大倍率は5600mm相当(35mm換算)で、使い物になりそうもない。

■2010-5-8 檜原都民の森
 冬鳥が亜高山帯に移動する5月が適期と考えていたので、満を持して都民の森に下見にでかけた。大滝への道を歩き始めてまもなく、一眼デジスコを上に向けて撮影している中年男性に会った。

 目が合うと手招きしているので、近づくとオオルリを撮っているという。カラマツのてっぺんでさえずっていた。大急ぎで撮影した。下見なのでデジスコを持ってこず、510mm一眼レフで撮影したので引き寄せることができず写真としては満足はいかないが、私にとって初見記録としては十分である。

 その男性は7年間通って初めて全身のちゃんとした写真を今撮っているところだそうである。私はこのところ2,3回の鳥見では空振りが多いから期待せずにフラッと出かけたのだが、歩き始めてからものの10分も経たないうちに 撮れてしまった。罰が当たりそうなぐらいの幸運である。

 次回なるべく早くデジスコで挑戦したいが、他の鳥もほとんど見られなかったからもう時期外れだろうか。実際、テープレコーダーからオオルリのさえずりを流して、呼び寄せている熟練者と思われるバーダーによると、4月下旬だとまだ群れで下の方に降りてくるそうである。忘れずに来年挑戦しよう。

主要更新
◆'10-5-8:本欄新設
■2024-7-8 (山中湖畔) 晴れ (Zuiko340/OM-1U(600mm相当)) 面積削減:上から1/8,1/4。  喉・胸が黒い。




 ・7-4 晴れ (Nik663/Z8(600mm)) 面積1/4に削減。



■2022-8-16 (富士山太郎坊) 薄曇り、時々晴れ間 (M.Zuiko150-400/OM-1(800mm相当)) 面積削減:上から3/4,1/2。





■2022-6-2 (八王子城跡) 晴れ (M.Zuiko150-400/OM-1(800mm相当)) 面積1/2に削減。





■2021-6-24 (逗子市森戸川林道) 薄曇り、後小雨 (Nik556PF/D500(750mm相当)) 面積1/2に削減。





■2019-8-4 (富士山太郎坊) 晴 (M.Zuiko340/1.4X/E-M1X(840mm相当)) 面積1/2に削減。







■2019-4-25 (平島) 曇り (Nik556PF/D500(750mm相当)) 面積削減:上から1/2x2,1/4。





■2017-10-14 (飛島) 薄曇り (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積1/4に削減。





■2017-5-7 (舳倉島) 快晴 (Nikoor340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積1/4に削減。


 ・5-5 薄曇り   (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積削減:上から1/8、1/12。





■2017-4-28 (飛島) 快晴 (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積1/3に削減。


 ・4-27 快晴 (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積1/3に削減。



■2016-7-29 (青梅市) 晴れ (Nik340PF/D500(450mm相当)) 面積削減:上から1/3,1/4。





■2015-5-2 (飛島) 快晴 (Nik340PF/1.7X/D7200(765mm相当)) 面積1/4に削減。


 ・5-1 快晴  面積1/6に削減。 <現時点の私の識別力ではキビタキと区別が付け難い>



■2012-4-27 (舳倉島) うす曇り (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/2に削減。


 ・4-25 うす曇り  面積1/2に削減。




 ・4-24 曇り、小雨  面積2/3に削減。



■2010-5-8 (檜原都民の森) (Pen DA☆300/1.7X/K-7(765mm相当)) 面積1/8に削減。


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