アオバネワライカワセミ Blue-winged Kookaburra Dacelo leachii | |
■分布:オーストラリア北東部のヨーク岬半島から南オーストラリア州アデレード付近にかけて分布。 ■生態 :森林地帯から草原まで様々な環境に生息するが、都市部にも進出している。人間の笑い声に似る大声のさえずりで縄張りを誇示する。 繁殖期は夏。木のうろに2〜4つの白い卵を産む。繁殖に参加しない個体が、抱卵や給餌を手伝ったり、天敵から若鳥を守ることが知られている。非繁殖期も家族で生活し、一生涯をその土地で過ごす。寿命は20年前後。 木の枝にとまり獲物を見つけると飛びかかって捕える。水に飛び込むことは稀で、通常は地上で昆虫類からネズミ、ヘビに至るまで様々な小動物を捕食する。小鳥の巣を襲うこともある。 | |
探鳥記 ■2013-9-26 ケアンズ近郊 キャンプ場へいったら、これが木の上に止まっていた。小躍りして、約10分はじっくりと撮影できた。ここにはモモイロインコ(Galah)などもいて大いに楽しめた。 ワライカワセミは何度か別の場所でも遭遇したが、本種は少ない。 ■2004-4-17 アデレード ウィキデシアで調べたら、魚よりは昆虫類からネズミ、ヘビが主食であるらしい。 なにか雛のようなものをくわえて微動だにしなかった。全体がぬいぐるみの置物のようであった。 カワセミは魚が主食であろうから、こんな小鳥の雛のようなものは食わないと思うのだが.... | |
主要更新 ◆'12-8-29:学名を修正。 ◆'10-4-3:本欄新設 |