キリアイ Board-billed Sandpiper Limicola falcinellus | |
■分布:スカンジナビア半島北部、シベリア北部で繁殖し、中東、インド、東南アジア、オーストラリアで越冬。 日本には旅鳥として春と秋に飛来する。 ■生息地:干潟、埋立地の水たまり、水田。 ■本州中部で見られる時期: ・・・・・・・8H・・・ | |
探鳥記 ■2016-8-10 船橋三番瀬 台風一過の銚子で空振りだったので、帰りに寄ってみた。浜辺に着くとすぐ目の前にこれがいた。赤茶けた感じだったので最初はサルハマシギかなと思ったが、カメラを覗いてキリアイだと分かった。銚子の空振りの慰めにはなった。 ところで海岸にはアオサが大量に打ち上げられていた。半ば乾燥して汚いだけでなく、かなり臭い。谷津干潟のように海水に異常をきたしているのであろうか。 ■2012-9-2 広大な汐川干潟は堤防の上からではほぼ撮影は不可能である。長靴をはいて干潟に入るが、船橋三番瀬などと異なって水鳥の警戒心がきわめて強く、1/16に削減してもこの程度の大きさにしか撮れない。大潮や中潮の時の船橋三番瀬は貝を捕る人が散在しており、それらと共存しているので人影に慣れているからであろうか。 このくらい遠方だと種の違いを判別するのは難しいので、少し印象の異なった種を見つけては撮影し、直後にカメラのモニターで確認する。この方法だと、微妙な違いは判別できないから、たとえばトウネンと酷似するヨーロッパトウネンなどは見逃してしまうだろう。このキリアイも最初双眼鏡で見たときにはヒバリシギかなと思った。 友人K.K氏とわざわざ東京からドライブしてきたので、多くのシギ・チドリを期待した。しかし、時期が悪いのか、たまたまなのか不明であるが、全部合わせても高々20羽程度に遇っただけであった。 ■2011-9-3 船橋三番瀬 今年船橋三番瀬にコオバシギ、キリアイ、ウズラシギ、ハジロコチドリなどが来ているとのネット情報があった。どれも初見鳥なので、台風の到来と同時に尋ねてみた。事前にキリアイの特徴を頭にたたき込んでいたので、1,2羽しかいなかったが容易に見つかった。 | |
主要更新 ◆'11-9-3:本欄新設 |
■2016-8-10 (船橋三番瀬) うす曇り時々晴れ (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積削減:上から1/6,1/4x2,1/8x2。 ■2014-4-27 (鰲鼓湿地森林園区/台湾) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積1/16に削減。 ■2012-9-2 (汐川干潟/愛知県) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/16に削減。 ■2011-9-3 (船橋三番瀬) (デジボーグ:Borg101/0.78DGT/1.7X/K-5(1300mm相当)) 面積1/4に削減。 |