イシガキヒヨドリ Brown-eared Bulbul Hypsipetes amaurotis stejnegeri | |
■分布:日本全土に留鳥として分布。北海道では冬季南方へ移動するものもいる。分布は日本周辺に限られ、国外は朝鮮半島南部、台湾、フィリピン北部。 ■生息地:平野から山地の林、人家周辺、農耕地。 ■本州中部で見られる時期: @ABCDEFGHIJK ■野外で識別可能な亜種 ・九州以北には亜種ヒヨドリH. a. amaurotis、 ・小笠原諸島には亜種オガサワラヒヨドリH. a. squameiceps、 ・火山列島には亜種ハシブトヒヨドリH. a. magnirosatris、 ・大東諸島には亜種ダイトウヒヨドリH. a. borodinonis、 ・奄美諸島には亜種アマミヒヨドリH. a. ogawae、 ・沖縄諸島、宮古諸島には亜種リュウキュウヒヨドリH. a. pryeri、 ・与那国島以外の八重山諸島には亜種イシガキヒヨドリH. a. stejnegeri、 ・与那国島には亜種タイワンヒヨドリH. a. nagamichiiが分布する。 オガサワラヒヨドリ以下の7亜種は、亜種ヒヨドリに比べて羽色が全体に濃い傾向がある。 | |
探鳥記 ■2015-3-22 石垣島 石垣島で見た野鳥の中でこのイシガキヒヨドリがもっとも多かったような気がする。 本州のヒヨドリは渡りをするのに、これほど離島間で亜種が異なるのは不思議である。交雑しないとすれば、離島の亜種は渡りをしないのだろうか。 | |
主要更新 ◆'15-4-2:本欄新設 |