ヒヨドリ
Brown-eared Bulbul
Hypsipetes amaurotis

■分布:日本全土に留鳥として分布。北海道では冬季南方へ移動するものもいる。
 分布は日本周辺に限られ、国外は朝鮮半島南部、台湾、フィリピン北部。
■生息地:平野から山地の林、人家周辺、農耕地。
■本州中部で見られる時期:
  @ABCDEFGHIJK
■野外で識別可能な亜種
・九州以北には亜種ヒヨドリH. a. amaurotis
・小笠原諸島には亜種オガサワラヒヨドリH. a. squameiceps
・火山列島には亜種ハシブトヒヨドリH. a. magnirosatris
・大東諸島には亜種ダイトウヒヨドリH. a. borodinonis
・奄美諸島には亜種アマミヒヨドリH. a. ogawae
・沖縄諸島、宮古諸島には亜種リュウキュウヒヨドリH. a. pryeri
・与那国島以外の八重山諸島には亜種イシガキヒヨドリH. a. stejnegeri
・与那国島には亜種タイワンヒヨドリH. a. nagamichiiが分布する。

 オガサワラヒヨドリ以下の7亜種は、亜種ヒヨドリに比べて羽色が全体に濃い傾向がある。

探鳥記
■2022-3-19 青梅市
 発売日の昨日入手したOM-1の「鳥認識」能力の検証にきた。期待以上の出来だった。

■2022-2-12 青梅市
 濃いピンクで早咲きの河津桜にメジロが来ていると誘われて河辺町の公園に来てみた。120台以上停められる駐車場もほぼ満杯だった。数本あった河津桜にはヒヨドリしかおらず、延べ1時間半ほどで退出した。

■2021-12-7 新宿御苑
 ロクショウヒタキを待つ間に撮影。ロクショウヒタキは二日間で延べ13時間待つ間に、たった5分間だけ姿を現した。

■2017-3-22 あきる野市
 自宅の近くのJR駅。改札の前にある桜はもう満開である。昨日、日本全体で最初の桜開花が発表されたのが東京であるのを考えると、この桜は基準を遙かに超えた早咲きなのであろう。

 ちなみに、開花日とは基準と設定した桜が五、六輪咲いた日と気象庁が定義している。全国の中で東京が早かったのはヒートアイランド現象のためであろうか。

 この駅前の桜にヒヨドリが群がっている。常に、数羽が蜜を吸っているほど多い。

■2015-6-8 権現山
 今日はSig 150-600mmのフィールドテストに来た。撮影条件が良いと満足のいく画質となることが分かった。

■2014-4-10 秦野市
 知人に教えられて桜に留まるカワセミを撮りに行ったのだが、3時間待ってもカワセミは出ず、ヒヨドリだけ撮った。

■2012-4-4 谷津干潟
 このヒヨドリは私の前3mぐらい離れたフェンスの上にのってじっとこっちを見ている。換算765mmのレンズでは上半身しか写らない。たった3mの間を歩行者が通っても動こうともしない。

 もしやと思って食べていたおにぎりのご飯粒を足元に投げたら、さっそく拾って食べた。餌をおねだりしていたのである。人間と共生するとはこういうことなのだろうか。

 餌をねだるカモ類は珍しくないが、この手の野鳥にねだられたのは初めてである。 

■2011-1-19 狭山湖
 普段はヒヨドリは撮らないのに、柿を食べているのは画になるといくつか撮った。後で画像を見ると、果肉を食べていると思いきや、何度も食べていたのは全て種だった!! 

 そういえば、自宅の庭の柿がつつかれて穴だらけになっているのに、果肉はまだ残っていることが多いと気がついた。

 ヒヨドリは消化しない種を排泄し、その植物の生育場所の拡大に貢献しているそうなので、柿の種も消化しないのだろう。種の周りに付いている果肉を摂取しているのだろうか。

■2011-11-19
 庭に給餌台をおいて野鳥を呼ぼうとすると、ヒヨドリが我が物顔に餌を独占するらしい。それ故、ヒヨドリの食べない餌をやることにしている愛鳥家もいる。

  ただ、ヒヨドリは重要な種子の運び手らしい。生態系の中では重要な役割を担っているのである。

主要更新
◆'20-8-18:撮影場所「東京・都市公園」/2017-4-10を「東京杉並区」に変更。
◆'10-4-3:本欄新設
■2023-5-4 (青梅市) (M.Zuiko150-400/OM-1(1000mm相当)) 面積1/4に削減。



■2023-3-7 (大宮八幡神社/杉並区) 快晴 (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積削減:上から2/3,3/4。





■2022-12-28 (青梅市霞丘陵) 快晴 (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積3/4に削減。



■2022-5-12 (飛島) 薄曇り (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積1/8に削減。



■2022-3-23 (立川市) 晴 (M.Zuiko100-400/E-M1V(800mm相当)) 面積削減:上から3/4,無しx3。







■2022-3-19 (青梅市大門) 晴 (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積削減無し。



■2022-3-12 (青梅市河辺町) 快晴 (M.Zuiko100-400/E-M1V(280mm相当)) 面積2/3に削減。



■2021-12-29 (青梅市霞丘陵) 快晴 (M.Zuiko150-400/E-M1X(800mm相当)) 面積2/3に削減。



■2021-12-7 (新宿御苑) 本曇り (M.Zuiko100-400/E-M1V(800mm相当)) 面積1/4に削減。





■2020-12-30 (井頭公園)  曇り、時々小雨、後晴れ (M.Zuiko340/1.4X/E-M1X(840mm相当)) 面積1/3に削減3。



■2018-10-8 (酒田港) 快晴 (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積削減なし。 港から一斉に渡りを開始。



■2018-6-12 (あきる野市) 曇り (Nik340PF/TC14E2/D500(630mm相当)) 面積2/3に削減。



■2018-3-19 (飯能市) 晴 (Nik340PF/1.7X/D500(765mm相当)) 面積1/4に削減。 芽吹き始め。



■2018-1-18 (舞岡公園/横浜市) 薄曇り   (Tam150-600/D500(900mm相当)) 面積2/3に削減。



■2017-12-31 (習志野市) 薄曇り (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積1/2に削減。



■2017-4-10 (東京杉並区) 晴れ (Nik540FL/1.4X/D500(900mm相当)) 面積1/3に削減。



■2017-3-22 (あきる野市) 快晴 (Nik340PF/D500(450mm相当)) 面積削減無し。





■2017-3-3 (鏡山公園/東広島市) 薄曇り (Nik70-300/V3(810mm相当)) 面積削減無し。



■2014-4-10 (秦野市) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積1/6に削減。



■2011-5-10 (荒川流域/さいたま市) (Pen DA☆300/1.7X/K-5(765mm相当)) 面積1/4に削減。



■2011-3-30 (あきる野市) (Pen DA☆300/1.7X/K-5(765mm相当)) 面積1/3に削減。  <洞の水を飲む>



■2010-2-24 (ヨイド公園、ソウル、韓国) (Pen FA☆400/A1.4X-S / K-7(860mm相当)) 面積削減無し。


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