シマノジコ
Chestnut Bunting
Emberiza rutila

■分布:エニセイ川支流のポドカメンナヤ、トゥングスカから東はスタノボイ山脈、南はバイカル湖東方のチタ付近までの東シベリアおよびロシア極東で繁殖し、冬季はミャンマー中部、中国南部、タイ西部、インドシナ東部に渡る。
 日本には旅鳥として渡来するが少なく、ほとんどは日本海側で記録されている。日本海の離島では春の渡りの時期によく記録され、特に対馬では多い。
■生息地:林縁、畑、草地。
■見られる時期:
  ・2・4D・・・9I1112

探鳥記
■2017-5-7 舳倉島
 探鳥を始めてしばらくの間、新潟から石川の日本海側を流しているときにはいつも遭遇を期待した。経験を積むにつれて、とても希なことだとわかって、以来シマアオジ、シマゴマと並んであこがれの鳥の一つとなった。

 水場で待ち受けていたとき、アオジの雌のような個体が出てきたが、なんだか雰囲気が違う。
 K.S嬢が「シマノジコ!」と声を上げた。驚いて真剣に撮り始めた。帰ってから自分一人で識別しても、これをシマノジコと断定することができる自信はない。ただ、腰の赤褐色の部分は大きな決め手になるだろう。

 望むらくは、英名の由来になった栗色の雄に遇いたかったが贅沢は言うまい。

主要更新
◆'17-5-13:本欄新設
■2017-5-9 (舳倉島) 薄曇り (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積1/3に削減。


 ・5-7 快晴   (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積削減:上から2/3x2,1/2x2,1/2,2/3,なし。














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