クロヅル
Common Crane
Grus grus

■分布:スカンジナビア半島からシベリアのコリマ川にかけての地域で繁殖し、南ヨーロッパ、アフリカ北部、インド北部、中国で越冬。
 日本では数少ない冬鳥として北海道から沖縄にまれに飛来。鹿児島県出水平野には毎年数羽が飛来し、ナベヅルとの交雑個体(ナベクロヅル)も見られる。
■生息地:水田、畑、湿地。
■九州で見られる時期:
  @AB・・・・・・10JK
 ナベヅル、マナヅルをさしおいてこれがCommon Craneとは、繁殖地では最も多いのだろうか?


探鳥記
■2010-12-4
 <毎日.jpウェブ・ニュース>
  △ナベヅル・・・10,998羽
  △マナヅル・・・・1,176羽
  △クロヅル・・・・・・9羽

  △カナダヅル・・・・・7羽
  △ナベクロヅル・・・・2羽

■2010-11-20
 9000羽のナベヅル・マナヅルの群れの中に数羽のクロヅル、カナダヅルが混じっている。つる観察センターでも実数は把握していないと聞いた。
 そのような状況でクロヅルを探しだして撮影することは半ばあきらめていたが、ツルの監視員に教えて貰ってやっと撮影した個体である。

主要更新
◆'10-11-28:本欄新設
■2010-11-20 (出水平野/鹿児島県) <デジスコ:TSN884/TE20H/LX-5(2250mm相当)) 面積1/4に削減。

  向かって左から三番目。左の二羽はナベヅル。




  向かって一番左。一番右はナベヅルの幼鳥。

  幼鳥(一番後の頭が薄茶の個体) 面積1/2に削減。



  手前は皆ナベヅル。クロヅルもナベヅルも幼鳥は互いに似ている。

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