ハッカチョウ
Crested Myna
Acridotheres cristatellus

■分布:中国中部および南東部、台湾、ラオス北部に分布。マレーシア、フィリピン、カナダ、アルゼンチンに移入された。
 日本には江戸時代から輸入されていた。野生化したものが各地(東京、神奈川、大阪、兵庫、福島、栃木、愛知、大阪、京都、和歌山、香川、鹿児島、先島)で記録され、繁殖例(神奈川、兵庫)もある。琉球諸島での記録は野生のものである可能性もある。
■生態:牧草地、草地、農耕地、ゴミ捨て場などで棲息。食性は雑食で、植物の種子等のほか、タニシなど陸棲貝類、ケラなど地中棲の昆虫、甲虫類とその幼虫、イナゴ等のバッタ類。ムクドリと同様の群れを作る例もある。

探鳥記
■'23-2-7 横浜市港南区
 前回の写真はハッカチョウがステンレスの手すりの上に乗ったものばかりだったので、良い背景を狙って最訪した。
 2時間いたが、小鳥ばかりだったのでT.M氏から教えていただいた瀬上市民の森へ2時間ばかり出かけた。
 午後2時半過ぎに戻ったところ間もなくハッカチョウが出てくれた。前回と同じ二羽だった。常連なのだろうか。憑いている。

■'23-1-25 横浜市港南区
 私が厚木市旭町で探したが出遇わなかったハッカチョウのウェブ記事を読んだ見知らぬ方、T.M氏からメールを1月 22日にいただいた。横浜市で撮影したスポットの詳細な情報だ。

 見に行きたいと気が焦ったが23日、24日と所用で行かれないので本日訪れた。10時過ぎについて40分ばかりいたが出てこない。氏からは塒の場所まで教えてくれていたので、下見をしに一旦そちらに向かった。

 塒入りまで数時間あるので、再び最初のスポットに戻ったところ、車の脇からハッカチョウが飛び立った。特徴的な丸く見える大きな白斑があるので見間違うことはない。

 それから1時間半ばかりの間に二、三回出てくれたが、近くのステンレスの手すりに乗ったものばかりだ。近いうちにまた来よう。

■'10-10-18 マレーシア
 マレーシアでジャワハッカを撮影した。改めて本欄を見るとおもに冠羽の形状からジャワハッカのほうが適当な写真がいくつかある。それをジャワハッカの欄に移し、台湾でジャワハッカを初見したとした。
 台湾では外来種(ジャワハッカ)がはびこり、土着のハッカチョウが激減しているとの記述もあった。

■'10-5-17 新竹/台湾
 台湾での初めての探鳥・撮影。ホテルに着いてすぐ外に出た。車道の分離帯にハッカチョウがいた。

主要更新
◆'14-5-14:今回台湾を再再訪するにあたりハッカチョウをよく観察したところ、ここに載せていた個体はいずれも下尾筒が白く、ジャワハッカであることがわかった。結局あきらかにハッカチョウと識別できるのは2010年に撮った二羽だけだった。これらを残し後は削除した。
 ジャワハッカに押されて激減しているとの事なので見られる機会も稀になっていることと思われる。2014年の来訪では明らかにハッカチョウと思われる個体には遇わなかった。
◆'10-5-17:本欄新設
■2023-2-7 (横浜市港南区) (M.Zuiko100-400/OM-1(800mm相当)) 面積3/4に削減。 最高気温は5℃。










 ・1-25  (M.Zuiko100-400/OM-1(800mm相当)) 面積削減:上から1/2x2,無し,1/12。 最高気温は5℃。









■2010-5-17 (新竹/台湾) (Sig18-250/ K-7(380mm相当)) 面積1/8に削減。






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