サルハマシギ
Curlew Sandpiper
Calidris ferruginea

■分布:シベリア北部で繁殖し、アフリカ、インド、東南アジア、オーストラリアで越冬。
 日本では旅鳥として春と秋に飛来する。秋、飛来するものは幼羽が多い。
■本州中部で見られる時期:
  ・・・CD・・GHI・・

探鳥記
■2015-3-28 与那国島
 ベテランからの情報で水田に来た。近場にいたが、どろに紛れてすぐには見つからなかった。オジロトウネン、コチドリともども一羽ずつ餌をつついていた。 このサルハマシギは冬羽から夏羽への移行中であろう。

 サルハマシギはその長めの嘴を泥に刺して餌を探し、コチドリは脚を小ぎざみに振るわせて地面をたたきて餌を飛び出させる、オジロトウネンはどろの上を軽くつつく。三者三様の餌の採り方を面白く眺めた。

■2013-10-3 ケアンズ海岸
 正午のフライトで帰国する。9時までは探鳥できるとバックパッカー宿の前の海岸を散策した。沢山のシギチドリがいた。

 全部を逃すまいと撮影したが、このサルハマシギの存在には気がついていなかった。帰ってから写真を整理していて偶然隅っこに写っているのがみつかった。
 日本では繁殖時の赤褐色の色をしており、それが記憶にあるのでここの地味な色に気がつかなかった。決め手は嘴の長さと曲がり具合である。

 日本はシギ・チドリの渡りの中継地であり、最終的には東南アジアやオーストラリアで越冬する。また、日本では一か所で一、二羽しか見られない種もここでは群れをなしている。とても効率の良い探鳥である。惜しむらくは冬羽なので地味な色になっていることである。

■2010-10-19 シンガポール
 スンガイブローの干潟のシギチドリをあたりかまわず撮った。
 日本では比較的珍しいのだが、ここには沢山いた。

■2010-4-19 谷津干潟
 広い干潟の多くのシギ・千鳥の中にたった一羽、大勢のバーダーが狙っていたのでいるのがわかった。

主要更新
◆'10-4-18:本欄新設
■2017-2-3 (ハンバントタ周辺/スリランカ) (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積1/8に削減。





■2016-9-5 (稲敷市) (Nik540FL/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/4に削減。



■2015-5-11 (沖縄県三角池) (Nik540/1.7X/D7200(1275mm相当)) 面積削減:上から1/6、1/8。





■2015-3-28 (与那国島) (Nik540/1.7X/D7100(1275mm相当)) 面積削減:上から1/2,1/3,1/4。







■2014-10-14 (船橋三番瀬) (Tam150-600/D7100(900mm相当)) 面積1/6に削減。



■2014-4-27 (鰲鼓湿地森林園区/台湾) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積削減:上から1/8x2,1/6。







■2013-10-3 (ケアンズ海岸/オーストラリア) (Nik80-400/D7100(600mm相当)) 面積1/4に削減。



■2010-10-9 (スンガイブロー/シンガポール)  (デジスコ:TSN884/TE20H/LX5/2250mm相当)) 面積1/4に削減。


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