メジロガモ
Ferruginous Duck
Aythya nyroca

■分布: 東ヨーロッパから中近東、チベットで繁殖。北アフリカ、ナイル川流域、アデン湾周辺、イラン、イラク、北インド、ミャンマーで越冬。

 日本では迷鳥としてこれまでに千葉、岐阜、愛知、福岡で記録されている。
■生息地:池沼、河川。
■見られる時期:
  123・・・・・・・1112

探鳥記
■2018-3-2 薬師池公園/町田市
 昨日、飯能市でアオシギを待つ間に、Y氏からメジロガモとクビワキンクロの情報を貰ったので来てみた。

 40人ほどのカメラマンが、南北150m、東西100mほどの池を取り囲んでおり、当のカモたちが悠々と泳いでいた。人を恐れず、時に10m以内までくるので、大砲では画面からはみ出すこともある。

 このメジロガモは昨年新横浜公園にいた個体であるとのもっぱらの噂だった。

■2017-10-19 新横浜公園
 飛島で出会ったバーダーから新横浜公園にメジロガモがいると聴いた。ネットで調べると10月9日に撮影したものが見つかった。

 すでに10日が発っていたし、雨が降っていたのだが、駄目元と出かけた。現地にはカメラマン一人としておらず、堀のような細長い池を端まで探したところ、一時間ほどたって数十羽のカモ類の中にいるのがようやく見つかった。

 一度撮ったことがあるので、眼の白い個体を探したのが効を奏した。

■2013-1-27 瓢湖
 久しぶりに瓢湖のウェブ頁を見たらメジロガモが載っているではないか。
 日本では過去にわずかの観察例しかない珍鳥である。特に雌は珍しいらしい。

 早速友人K.K氏と26日に出かけた。愛知県でニシオジロビタキを撮ってから午後1時ごろ500km余り離れた新潟の瓢湖へ向かった。あいにく北陸は吹雪のため北陸道は使えなかったので、途中から下道を走った。下道も街に近づくとところどころ渋滞していたので、10時間以上かかって深夜新潟に着いた。

 翌朝はよい天気で、瓢湖に8時過ぎに到着した。予想はしていたがカモ類の多さに目的のメジロガモを見つけられないのではないかと気持ちが萎えた。

 それでも現場に居た何人かの人に聞いたところ、毎日早朝に来る人がメジロガモに餌をやっており、その人を見ると寄ってくるという耳寄りな情報をもらった。

 そんなメジロガモの行動なら、多分餌場の近くに居るのではないかと懸命に探した
。3時間たっても見つからなかったが、あきらめて帰る直前に10m先の目の前で見つかった。小躍りして撮影を開始した。レベル5の最高難度の迷鳥なのでことさらうれしかった。

 このメジロガモで日本での撮影鳥が300に到達した、乾杯!!

瓢湖の一日(2013-1-13現在)
[ハクチョウ類合計]
コハクチョウ
オオハクチョウ

[カモ類合計]
オナガガモ
コガモ
マガモ
ヒドリガモ
キンクロハジロ
ホシハジロ
カルガモ
ミコアイサ
ハシビロガモ
メジロガモ
アメリカヒドリ
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3,584
3,339
245

7,893
3,854
1,588
1,209
402
374
308
128
19
9
1
1
(瓢湖管理事務所掲示板より転載)

主要更新
◆'13-1-27:本欄新設
■2018-3-2 (薬師池公園/町田市) 快晴 (Nik340PF/1.7X/D500(765mm相当)) 面積削減:上から1/8、無しx3。








 
■2017-10-19 (新横浜公園) 雨 (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積削減:上から1/3、1/4。





 ♀ ■2013-1-27 (瓢湖/新潟県)  (Nik540/D7000(750mm相当)) 面積削減:上から2/3x3枚、なし。






 ・(Nik18-300/D7000> 面積削減無し。 ー 集団の中のメジロガモ: 時々、周りのカモからつつかれている ー


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