クサシギ
Green Sandpiper
Tringa ochropus

■分布:ユーラシア北部で繁殖し、アフリカ・中東・インド・中国・東南アジアで越冬。
 日本には冬鳥または旅鳥として渡来。越冬は関東以南。
■生息地:湖沼畔、水田、川岸、湿地。海岸に出ることはまずない。
■本州中部で見られる時期:
  @ABC・・・・9IJK

探鳥記
■2024-4-25 稲敷市浮島
 ひたち海浜公園でネモフィラを見た帰りに寄ってみた。定番のスポット数箇所をすべて回ったが、シギチはこれ一羽のみ。

 カメラマンと云えば、車を流しているバーダー一人に会っただけ。
 最後にクサシギを撮ったのが6年前とは驚いた。

■2012-9-1 袋井市
 このクサシギは、何回か通った水田地帯の用水路にかかるある橋の下にいつもいた。人が体を見せると20m以上遠くへ飛び去ったが、そこを離れてしばらくして再度訪れても、いつも戻っていた。

■2012-8-18 大田原市
 栃木県、福島県、茨城県と3日間の歴史探訪ドライブをした。多くは水田地帯であったが、水を張った大きな休耕田は一つしか見当たらなかった。
 ここにダイサギと共にクサシギとシロチドリがいた。クサシギの存在には驚かなかったがシロチドリがこんな処にいるとは知らなかった。

■2012-8-12 西の洲
 6日前、ツバメチドリを数羽撮影した写真を載せたブログを昨晩遅くに見て、急遽今朝出かけた。渡りの時期に1週間も同じ場所に留まることはほとんどないだろうから、駄目元で出かけた。もしかしたら次の群れが入っているかもしれないという期待である。

 結果は惨憺たるものであった。シギ・チドリはほとんどおらず、やっとこの4羽のクサシギを見つけただけだった。

 ここ西の洲はいくつかの休耕田に水を張っており、ここが渡りの水鳥達の格好のえさ場になっていた。昨年から水場が大幅に減ったので、シギ・チドリにとって従来ほど魅力的ではなくなっている。また昨年は3.11の放射能漏れから多くのレンコン畑が刈り取られずに放っておかれたためもある。

■2010-8-23 西の洲
 地元のバーダーに西の洲にシギ・チドリが出ていると聞いて向かった。  2,3人のバーダーが広い水田の中で探鳥していたが、彼らの目指す種は来ていないようであった。

 それでも私には初見と思われるものが少なくとも2,3種いたので夢中で撮った。帰宅して5種が初見であることがわかった。望外の成果である。

主要更新
◆'10-8-24:本欄新設
■2024-4-25 (稲敷市浮島) (Nik663/Z8(600mm相当)) 面積1/8に削減。





■2018-9-11 (稲敷市本新) 薄曇り (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積1/4に削減。



■2017-9-11 (稲敷市) (Nik540FL/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積削減:上:1/6,1/3。





■2013-9-11 (稲敷市) (Nik540FL/D7100(750mm相当)) 面積1/8に削減。


 ・9-8 (稲敷市) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積1/2に削減。



   後ろのツルシギ(体長:29-32cm)と並んだクサシギ(体長:21-24cm)。


■2012-10-15 (喜如嘉水田/沖縄) 小雨 (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積削減:上から1/4,1/3。





■2012-9-1 (袋井市/静岡県) (Nik340/1.7X/D7000(765mm相当)) 面積1/4に削減。



■2012-8-12 (稲敷市西の洲) (Nik540/1.7X/D7000(1275mm相当)) 面積1/3に削減。




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