シノリガモ
Harlequin Duck
Histrionicus histrionicus

■分布:シベリア東部、カムチャッカ、アラスカから北アメリカ西海岸北部と北千島、グリーンランド南部、アイスランド、アメリカ東北沿岸で繁殖し、冬季もほぼ同じ場所かやや南下した地域で 越冬する。
 日本では北海道および東北地方で繁殖し、北海道、本州中部以北、九州北部で越冬する。
■生息地:河川上流の渓流で繁殖し、冬季は外洋に面した岩礁海岸に生息。
■本州中部で見られる時期:
   @AB456789IJK
(英名のHarlequinとは道化師の意味。サイケデリックな模様から名付けられたのだろう。)

探鳥記
■2016-4-4 バンクーバー/カナダ
 逆光だととくに黒い体はつぶれる。目も見えない。

■2011-6-27 大雪山山麓
  大雪山山麓の忠別川上流の狭い河原でたった一人、しきりに右から左へ手を大きく振っている中年男性がいた。超望遠を据えているから野鳥だろうとは思った。

 まもなく目の前をカワガラスがよぎった。このカメラマンはカワガラスが飛んでいるところを撮っているのだった。手招きは「飛べ!」と促しているのだろう。

 こちら二人は、しばらく遠くにいたカワガラスを撮っとっていたところ、急流で浮き沈みしている大型の野鳥を見つけた。山鳥のなかでこのような個体は記憶にない。近くに来てシノリガモとわかった。

 シノリガモは外洋の水鳥で、たまに内湾や港内に入るものとばかり思っていたので、かなりびっくりした。帰ってから図鑑で確認したが、渓流の上流で繁殖するのだそうだ。ここはまさにそれに相当する場所である 。

■2011-1-9 千葉県
 今回の目的、シノリガモとミツユビカモメの両方を撮影できた。シノリガモはつがいが2組、計4羽見つかった。

 シノリガモの白と黒のコントラストが激しいので、写真の階調が良くない。コンパクトデジカメの限界であろう。

主要更新
◆'10-12-23本欄新設
■2024-1-27 (根室漁港) (Nik863/2X/Z8(1600mm)) 面積削減:上から1/3,1/4。





■2016-12-7 (ひたちなか市) (Nik540FL/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積削減:上から、1/2,1/4,1/6,1/2。








 ・ (Nik540/1.4X/V3(1890mm相当)) 面積2/3に削減。



■2016-4-5 (バンクーバー) 晴れ  (Nik540FL/1.4X/D7200(1050mm相当)) 面積削減無し。



■2014-1-22 (友知港/根室市) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積1/3に削減。



■2012-3-12 (花咲港/根室市) (Nik540/1.7X/D7000(1275mm相当)) 面積1/3に削減。


 ・3-11 (根室港/根室市)   面積1/3に削減。





■2011-6-27 (大雪山・忠別川/北海道) (Pen DA☆300/1.7X/K-5(765mm相当)) 面積削減:上から1/3, 2/3, 2/3。





■2011-1-9 (銚子漁港) (デジスコ:TSN884/TE20H/LX5(2250mm相当)) 面積1/4に削減。

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