エゾライチョウ
Hazel Grouse
Tetrastes bonasia

■分布:スカンジナビアからオホーツク海沿岸、中国東北部、サハリンに分布。
 日本では留鳥として北海道に分布する。
■生息地:平地から山地の針葉樹林、針広混交林、落葉広葉樹林。
■北海道で見られる時期:
  @ABCDEFGHIJK

探鳥記
■2014-7-5 中標津町
 知床峠のギンザンマシコを撮った後、根室に行こうかと迷ったが、再びエゾライチョウのポイントに向かった。
 地面に降りているところでなく、枝の上に留っているのが撮りたかったのだが、うまい具合に一羽飛び上がってくれた。

 今回の旅行のように日程に余裕があり、臨機応変に行き先を選択できるのと成果も大きい。

■2014-7-1 中標津町
 もう一度遇いたくて、昨日親子に遇った林道の場所で車中泊した。ヒグマは窓を破って中に入ることはないだろうと考えたが、用心して夜は外に出ないようにした。

 ここは北海道、2時半をすぎると空は白み始める。4時に起き7時まで待ったがライチョウは現れず、しかたなく付近の林道を車で流していたら数羽のエゾライチョウに出遇った。しかし撮れたのはこの雄の一羽のみ。

 いっぽう林道を流していると、頻繁に飛び去る個体がいる。よく見たらキジバトであった。
 キジバトの体長は33cm、エゾライチョウは36cmであり、互いに似ている体色なので最初は混同した。それにしても北海道のキジバトは本州よりずっと警戒心が強い。

■2014-6-30 中標津町
 北海道に入った昨日、最近知り合いになったM.S氏から携帯電話でエゾライチョウの住む地域を教えてもらった。そこに向かい 林道を走り始めると道から飛び去った鳥がいる。コジュケイぐらいの大きさで、全身褐色である。エゾライチョウと確信し、ここは有力な場所と直感した。

 しばらく車をゆっくり走らせていたら、3,40m前方に、三、四羽の雛を従えた親鳥に遭遇した。雛は車や私の存在を気にかけていないようだ。
 親鳥は警戒していたが雛をおいて逃げるわけにはいかないので、こちらには都合よくしばらく撮影できた。第一目標クリアである。
 その後付近を探索したら合計6羽の成鳥に出遇った。ただ撮影できたのはこの親子の一回だけであった。

主要更新
◆'14-7-9:本欄新設
■2014-7-5 (北海道中標津町) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積削減:上から1/3x2,1/4x2。 ♀








 ・7-1  (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積1/4に削減。 ♂


    (Nik80-400/D7100(600mm相当)) 面積1/4に削減。




 ・6-30  (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積削減:上から1/3,1/4x3,1/8。 ♀ 










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