ヒレンジャク Japanese Waxwing Bombycilla japonica | |
■分布:ウスリーで繁殖し、朝鮮半島、中国南東部で越冬する。 日本では冬鳥として全国に渡来し、西日本は多い。渡来数は都市によって大きな差がある。 ■生息地:平地から山地の林。人家の庭や公園などにも現れる。 ■本州中部で見られる時期: @ABC・・・・・・JK | |
探鳥記 ■2024-3-9 昭島市 晴れ 約30羽の群れだった。おおよそ7,8割がヒレンジャク、残りがキレンジャクだった。 ■2023-5-4 青梅市 晴れ 青梅には別の野鳥を撮りに行ったのだが、T.I氏からの連絡でT.T氏と共に訪れた。4時半過ぎに数十羽の群れが訪れた。小さな実がたわわに実った桜の木がお目当てのようだ。 今年はそこかしこでレンジャクの群れが観察されている。当たり年のようだ。 ■2023-3-9 八王子市 晴れ M.K氏からの情報で9時前に訪れた。公園の奥に行くとすでに5名ほどのカメラマンが撮影していて、その前のヤブランに数羽のヒレンジャクが群がっていた。 間もなくM.K氏も加わり、その後3時間撮影した間、7、8回群れが下に降りて黒い実を喰った。一斉に飛び立った群れを数えたら15羽ほどいたようだ。 ■2023-2-26 東高根森林公園 ここは13年前、探鳥を初めて間もなくヒレンジャクを撮ったところである。すっかり忘れていた。現場には10名ほどのカメラマンがいたが、2時間ほどで大半は帰った。 そろそろ帰ろうとしたところ、ケヤキのてっぺんにレンジャクが一羽留まった。それを撮っていると、20羽ほどの群れが飛んできて、結局1時間ほど長居した。 現場には百株ほどのヤドリギを擁した数本のケヤキの高木があり、いかにもレンジャクが来そうなところだった。 ■2014-3-25 八王子市 今年は全般に冬鳥が少ないと言われるが、特定の種で多いものがある。このレンジャク類もその一つであろう。3日前山中湖に撮りに行ったが、地元の八王子にも小さな群れが入っていた。燈台下暗しである。 この公園では10時〜11時の間、カメラマンの前で約10羽のヒレンジャクがヤブランの実を食べたり、水浴びしたりした。 11時過ぎ上空をオオタカが飛んだので、群れは飛び去った。これを契機にほぼ20数名のカメラマンのうち、私を含めて数人が退出した。 ■2014-3-22 山中湖畔 この冬は超珍鳥が多く出たので、定番の冬鳥への関心が薄れてしまっていた。レンジャクを探すと定番の山中湖畔がヒットしたが、もう終わりに近いらしい。それでも訪ねてみた。 カメラマンが10人程いたが、手持無沙汰のようだった。滞在した3時間ばかりの中で、何回か姿を見せたが条件の良い場所には留らず、満足な写真は撮れなかった。それでも探鳥を初めて4ヶ月の後に一度撮ったきりだったので楽しめた。 ■2010-3-8 東高根森林公園 姿形がきれいな鳥である。友人の情報で見に出かけた。3時間待っても現れず、帰る途中の道で他人に告げられとって返した。2時間あまりも撮影に費やした。滅多に動かず撮りやすかったが、木々の枝と曇りがちな空のためよい写真は少ない。 ヒレンジャクは宿り木の実をしきりについばんでいたが、ヤドリギが子孫を残す戦術を垣間見る気がして興味深かった。 | |
主要更新 ◆'10-3-10:本欄新設 |
■2024-3-9 (昭島市) (Nik663/Z8(600mm)) 面積削減:上から1/3,1/2,無し。 ■2023-5-4 (青梅市) (M.Zuiko150-400/OM-1(800mm相当)) 面積1/6に削減。 ■2023-3-16 (八王子市) (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積削減:上から無し,1/8x2。 ■2023-3-9 (八王子市) (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積削減:上から1/2,1/3,1/4,2/3,無し,1/3。 ■2023-2-26 (東高根森林公園) (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積削減:上から1/8,2/3。 ■2021-2-17 (昭島市) (M.Zuiko150-400/E-M1X(上1000mm、下650mm相当)) 面積削減:上から1/3,1/2。 ■2014-3-25 (八王子市) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積削減:上から2/3,1/4,2/3,1/4x2。 ■2014-3-22 (山中湖畔) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積削減:上から1/8,下:1/6。 ■2010-3-8 (東高根森林公園) (FA☆400mm/ K-7(610mm相当)) 面積削減:上から1/2,1/4x2,1/2。 ヤドリギの実をしきりについばみ、2時間の間に数回の糞をした。種は消化できずにそのまま出す。種は ゼリー状の液体に包まれており、枝に付着して根と枝葉を出す。ヤドリギとレンジャクの共生である。 |