リュウキュウメジロ[亜種] Japanese White-eye (subsp.) Zosterops japonicus loochooensis | |
■分布:ウスリー、中国東北部、朝鮮半島、サハリンで繁殖し、冬季は台湾、中国南部、インドシナ北部、ビルマに渡る。 日本では夏鳥として屋久島以北に渡来する。 ■生息地: 平地から山地の林、林床が湿ったところに多い。 ■本州中部で見られる時期: @ABCDEFGHIJK メジロ亜種。メジロの下面は汚白色、脇は紫褐色なのに対し、リュウキュウメジロの胸と脇は灰白色。 日本国内で見られる亜種 ■メジロ Z. j. japonicus : 北海道、本州、四国、九州、佐渡、隠岐、対馬、壱岐、五島列島。韓国南部。 ■シチトウメジロ Z. j. stejnegeri : 伊豆大島から鳥島。 ■イオウジマメジロ Z. j. alani : 火山列島で確認されている。 ■ダイトウメジロ Z. j. daitoensis : 南大東島、北大東島。 ■シマメジロ Z. j. insularis : 種子島、屋久島に分布する。 ■リュウキュウメジロ Z. j. loochooensis : 奄美大島以南の南西諸島。 日本国外で見られる亜種 ■ヒメメジロ(カラメジロ) Z. j. simplex : 中国、香港、台湾、ベトナム北部、タイ北部。眼先や前頭部、背などが黄色がかり、胸部が灰白色である。 ■ハイナンメジロ Z. j. hainanus: 海南島。 ■キクチメジロ(バタンメジロ) Z. j. batanis : 台湾南部の離島およびフィリピン北部バタン島。 「梅にウグイス」と言われるが、梅や桜に来るのはおおかたはこのメジロである。ウグイスは藪に隠れていることが多く、人目に触れづらい。 また、ウグイスはそのさえずりの豊かさに比べて、色は地味で目立たない。いわゆる”ウグイス色”はむしろこのメジロの色に近い。 |
探鳥記 ■2019-4-25 平島 もっと腹が白ければ迷わないのだが、この個体が留鳥なのか、渡り鳥なのかでも判断に苦しむ。 ■2012-10-14 沖縄 このリュウキュウメジロは頻繁に見かけた。 ただ、脇が多少褐色がかった個体もいた。リュウキュウメジロの個体変異なのか、あるいはメジロそのものなのかは不明。 | |
主要更新 ◆'12-10-18:本欄新設 |
■2019-4-25 (平島) 曇り (Nik556PF/D500(750mm相当)) 面積2/3に削減。 ■2016-5-9 (奄美市/奄美大島) (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積1/6に削減。 ■2015-3-21 (石垣島) 薄曇り (Nik540/1.7X/D7100(1275mm相当)) 面積削減:上から2/3、1/3。 ■2012-10-15 (国頭村/沖縄) 曇り (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/4に削減。 ・10-14 (漫湖干潟脇/沖縄) 曇り (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積削減:上から1/2、2/3。 この個体の脇腹は多少褐色がかっていて、むしろメジロに近いように見える。沖縄本島にはリュウキュウメジロの他にメジロもいるのだったらこの個体はメジロとしたくなる。 |