カグー Kagu Rhynochetos jubatus | |
■分布:ニューカレドニア固有種。 ■生態:標高1,400メートル以下の森林に生息。地表棲で、飛翔することはできない。夜行性や半夜行性と考えられているが、抱卵期を除いて昼間の方が活動するという報告もある。 名前は生息地での呼称で、鳴き声に由来する。外敵に襲われると、冠羽を逆立たり翼を広げて威嚇する。 昆虫、ミミズ、陸棲の巻貝などを食べる。足踏みをして獲物を探し、地中にいる獲物は嘴で掘りだして食べる。 <Wikipediaより> | |
探鳥記 ■2024-2-25 ヌメア市 高さが1m程の広い金網の柵の中で飼われている。同時には4羽を見た。 恐ろしく人に慣れており、2mの幅もない木道の上に留まっているカグーの横を歩きながら通過しても微動だにしない。 もともと飛べない鳥は捕食者の居ない島で発生すると思われ、警戒心が薄いのではないだろうか。ニュージーランドのキウイ、カカポ、タカヘ、オーストラリアのエミュー、ヒクイドリ、沖縄のヤンバルクイナなどが相当する。アフリカのダチョウは例外で、時速70kmで走ることができるので捕食者から逃げ去ることができる。 哺乳類ではナマケモノ、コアラなどが同じような環境の下で生まれたのではないだろうか。 | |
主要更新 ◆'24-3-2:本欄新設 |