ハシブトガラス
Large-billed Crow
( Jungle Crow )
Covus macrorhynchos

■分布:アフガニスタン、インド、ロシア極東南部、千島、サハリン、東南アジアに分布。
 日本には留鳥として小笠原諸島を除く全国に分布する。
■生息地:平地から高山の海岸、市街地、裸地、深い森、岩場。
■本州中部で見られる時期:
  @ABCDEFGHIJK
■亜種:日本には4亜種が分布。八重山諸島(与那国島をのぞく)は亜種オサハシブトガラス(C. M. osai)は非常に小さく、嘴と額の段差がやや少なく、上嘴の湾曲も弱い。奄美列島、沖縄諸島には亜種リュウキュウハシブトガラス(C. m. connectens)、対馬には亜種チョウセンハシブトガラス(C. m. mandshuricus), その他の地域(五島列島、大隅諸島、伊豆諸島を含む)には亜種ハシブトガラス(C. m. japonensis)が分布。

探鳥記
■2023-2-26 東高根森林公園
 ここのカラスやカルガモは恐ろしく人になついていて、2〜3mの距離でも全く動じない。手乗りするとは思わないが、ここまで慣れるものらしい。

■2012-10-17 国頭村/沖縄
 出遇うカラスがみな小さめなのでハシボソガラスと思ったが、良く見るとハシブトガラスである。
 土地のバーダーに聞くと、沖縄にはハシボソガラスはいないのだそうだ。ここでも「北に行くほど体が大きくなる」とう法則が当てはまるのかもしれない。

■2012-10-24
 本日、これがリュウキュウハシブトガラスという亜種であることを図鑑で知った。

■2011-9-13
 本来は森に住む鳥であるが、都会の残飯などをあさって数を増やしている。その意味では"Jungle" Crowという英名は似つかわしくなくなってきている。 その理由のためかどうかはわからないが、英名をLarge-billed Crowとしている図鑑もある。

主要更新
◆'20-8-19:英名"Jungle Crow"を"Large-billed Crow"に変更。
◆'10-4-5:本欄新設
■2023-2-26 (東高根森林公園) 快晴 (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積削減無し。



■2023-2-7 (瀬上市民の森/横浜市) (M.Zuiko100-400/OM-1(800mm相当)) 面積1/2に削減。



■2021-12-5 (新宿御苑) (M.Zuiko150-400/E-M1V(800mm相当)) 面積3/4に削減。



■2019-4-24 (平島) 曇り  Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積2/3に削減。



■2014-6-10 (富賀神社/三宅島)  (Nik80-400/D7100(600mm相当)) 面積1/4に削減。



■2013-3-21 (横沢入/あきる野市) 快晴 (Nik80-400/D7100(600mm相当)) 面積1/3に削減。





■2012-11-26 (阿里山/台湾嘉義縣) 薄曇 (Nik340/1.7X/D7000(1050mm相当)) 面積削減:上から2/3,なし。





<参考> リュウキュウハシブトガラス(亜種) ■2012-10-17(国頭村/沖縄) 基亜種ハシブトガラスより小さい。



■2011-9-12 (千里浜/羽咋市) <Sig50-500/K-5(750mm相当)) 面積削減:上:2/3、なし。




 魚の死骸をめぐる諍い。体の大きい方が威張っている。ただ、つっついてもなかなかちぎれない。


■2009-9-24 (蟹田港/青森県) <DA☆60-250mm / K-7(380mm相当)) 面積1/2に削減。


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