ワライカモメ
Laughing Gull
Larus atricilla

■分布:北アメリカの東海岸地域、西インド諸島、ベネズエラからスリナムにかけての海岸地域で繁殖し、冬は北アメリカ南部から、ペルー、チリ、ブラジル北部にまで渡る。
 日本では迷鳥としてこれまで茨城、千葉、東京、神奈川、愛知および硫黄列島硫黄島で記録されている。

■生息地: 海岸。
■見られる時期:
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探鳥記
■2023-4-21 ヒューストン近郊
 一色漁港ではあれほど努力し探して撮ったのに、ここにはいくらでもいた。夏羽がユリカモメそっくりとは思っていなかった。

■2019-9-17 西尾市一色漁港
 本日は風も弱く、天気晴朗で絶好の日和だった。現場に着いたのは8時半で、早速探し始めたが見つからない。ウミネコの数も少なく、どうも波消しブロックの向こう側にいるらしい。昨日は風が強く、その風を避けてこちら側にいたのではないかと推測した。

 2時間ばかり探したが、見えるウミネコたちはますます数を減らしていくので、一旦ここを離れて、一色干潟に行くことにした。ただこの一色干潟は土地の人に訊いても知らないというので、1時間ばかりうろうろしたがまた12時頃現場に戻った。

 見えるウミネコはさらに少なくなっており、1時間ばかりで諦めて帰路についた。昨日、我々はとても幸運だったのかもしれない。二日間を通じて一人のカメラマン/バーダーに遇わなかったのは、観察が難しいせいだと根拠はないが勝手に思っている。

■2019-9-16 西尾市一色漁港
 今回もジョージさん(S.T氏)の情報により、二人で出かけた。早朝に所用があったので、氏の居所の横浜を出発したのは午前11時で、当地に着いたのは午後3時半であった。300km余の行程である。

 現場に着くと200窒ルどのウミネコの群れが波消しブロックの上にたむろしていた。群れは埠頭の端に設置したカメラから180mほど沖合の遠方で、8倍の双眼鏡ではほとんど識別は困難だった。当然ワライカモメは見つからない。

 そこで60倍のフィールドスコープを設置し、丹念に一羽ずつ見ていった。S.T氏と交代しながら数回は全体をスキャンした。三脚に載せたカメラが倒れるほど風が強く、60倍のフィールドスコープで観察するのも容易でなかった。

 さるバーダーのブログに載っていたワライカモメの姿を見直し、特徴を頭にたたき込んで再度見始めたところ、ようやく見つかった。
 最初の写真を撮ったのは午後4時55分であり、当地に着いてから1時間半ばかり経っていた。後は夢中で撮影したが、いかんせん遠方だし、日陰だったので満足のいく画像が撮れなかった。いや、不満足というより、かなり酷い画質であるのが悔やまれるが、幸運にも撮ることができたと自らを慰めよう。

主要更新
◆'19-9-17:本欄新設
■2023-4-21 (ボリバー・フラッツ/アメリカ) 晴 (M.Zuiko340/OM-1(600mm相当)) 面積削減:上から無し,1/2,1/6,1/2。








 ・4-17 (ガルベストン島/アメリカ) 快晴 (M.Zuiko340/OM-1(600mm相当)) 面積削減:上から3/4,無し,1/4。






 ・4-14 (アナワック国立野生生物保護区/アメリカ) 快晴 (M.Zuiko40-150/OM-1(300mm相当)) 面積1/4に削減。



■2019-9-16 (西尾市一色漁港) (M.Zuiko340/2X/E-M1X(1200mm相当)>   面積削減:上から無し、1/32x4。





 ワライカモメとカメラの位置関係:ほぼ180m離れている。

  35mm換算1200mmで撮ったワライカモメとその周辺
  (少し小型のワライカモメは一羽、他は全てウミネコ)

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