コノドジロムシクイ Lesser Whitethroat Sylvia curruca | |
■分布:ヨーロッパから中近東、中央アジアを経てロシアのバイカル地方、モンゴル、中国北部で繁殖し、アフリカ北東部、アラビア南部、イラン、パキスタン、インド、スリランカで越冬する。 日本では迷鳥として北海道( 1994-10、2003-1)、山形(1998-2)、愛知(2003-3)で記録がある。 ■生息地:日本では、平地の林縁、人家の庭、ヨシ原のなかのヤナギなどの藪。 ■本州北部で見られる時期: ・2・・・・・・・10・・ | |
探鳥記 ■2020-1-5 愛知県 旧いバーダーの友人からコノドジロムシクイの情報をいただき、4日夜出かけた。約350kmを走って岐阜羽島駅前に宿をとり、翌朝の今日8時前に現地に着いた。広大な公園で誰もおらず、途方に暮れたが、一人の老人がよく出現する場所を教えてくれた。 そこで待つこと1時間、三々五々カメラマンが集まってきた。ピークでは20人程度になった。ムシクイは10時頃1分よりは短く見えるところで餌を探したが、飛び去った。それ以降はまともなところに出てくれなかったので正午過ぎに退出した。 土地の古老バーダーの話では、午前・午後、それぞれ2回程度出てくれれば上々とのことだった。この個体は昨年11月中旬に来て以来住み着いているのだそうで、だんだんと人に慣れてきているとのこと。今までに1500人程度のバーダーが訪れたとのことだった。 ■2018-11-29 ケオラディオ国立公園 飛島で本邦初のノドジロムシクイに遭遇したときから、兄弟種?の本種を撮りたいと願っていた。 27日にチラッと出たが撮影できずにフラストレーションが溜まっていた。ここでは、長い間枝に止まってくれたので思う存分撮ることができた。 | |
主要更新 ◆'18-12-18:本欄新設 |