ヒメカモメ Little Gull Larus minutus | |
■分布:スカンジナビア半島東部、ロシア東部と中部、バイカル湖東側からシベリア西部の地域と、アメリカの五大湖周辺で繁殖し、冬季はヨーロッパ、地中海沿岸、カスピ海沿岸、中国東部、アメリカ東海岸等に渡り越冬する。 日本では、迷鳥として北海道、東京都、千葉県、長野県、広島県、沖縄県等で記録がある。ほとんどが夏の記録である。 <Wikipediaより> | |
探鳥記 ■2023-3-21 銚子漁港 チャガシラカモメを狙って20日に来たが、かなり前に渡去したらしいとのこと。でも一泊してカモメ類を楽しんだところ、ひょいと目の前に現れた。ここ数日は目にしていないと地元の手練れ中年女子バーダーが言っていたので、今回もとてもラッキーだった。 ヒメカモメは丁度一月見ぬ間に大分頭が黒くなっていた。今回は良く飛んでくれたので、OM-1の野鳥追従AFのすばらしさを十分堪能した。 ■2023-2-15 銚子漁港 昨晩は銚子漁港にある旅館に泊まり、朝9時過ぎにS.T氏と合流した。結論からいうと、午後5時まで昨日のスポットで待ったがヒメカモメは出なかった。ピークでは10数人のカメラマンが集まった。 ■2023-2-14 銚子漁港 ヒメカモメを撮るべく再訪した。撮れるまで帰らないというつもりで、五日目には外せない所用があるので現地での最長三泊まで覚悟していた。 10時過ぎに着いて波崎、銚子と回った。そこで偶然シエロ氏に会い、10時ごろに出没するスポット、3時頃のそれを教えてもらった。 2時半ごろから後者のスポットで二人で待っていると、著名な鳥くんが飛んできて防波堤の上を狙いだした。そこに目を向けるとまさにヒメカモメが居るではないか。近くにいた10名ほどがおっとり刀で加わった。 ヒメカモメは20分ほど留まっていたので十分撮ることができた。ラッキーだった。この20分間、ここに居なかったら撮れなかったはずである。 ヒメカモメは見れば見るほど小さい。ドバトよりずっと小さく、さらにヒヨドリよりわずかに小さいほどである。 ヒメカモメはユリカモメの群れに入っているのであるが、しばしば威嚇されていた。一対一の場合は負けじと対応しているが、複数だと多勢に無勢、飛び去らざるを得ないようだった。 ■2023-2-6 銚子漁港 S.T氏からJapan Birding情報をもらい、二人でヒメカモメを探した。延べ十数人のカメラマンが居たが、何人かはこの3日〜1週間見ていないという。 この日は結構風があり、波がたっていた。防波堤の上で休んでいるより、ユリカモメやウミネコはむしろ集団で港の中の波の上で休んでいた方が多い。 一方セグロカモメなどの大形のカモメ類はほとんど防波堤の風が避けられる中段の上で休んでいた。 結局この日は空振りで退散した。 | |
主要更新 ◆'23-2-7:本欄新設 |