トラフズク
Long-eared Owl
Asio otus

■分布:ユーラシアおよび北アメリカの温帯、アフリカ北部および東部で繁殖。北方のものは冬季、南方へ移動する。
  日本では中部以北で局部的に繁殖し、冬季は南方に移動するほか、冬鳥として関東以南に渡来する。
■生息地:平地から山地の林、農耕地、草原、河原。
■本州中部で見られる時期:
  @ABCDEFGHIJK

探鳥記
■2023-6-23 渡良瀬遊水池
 T.T氏と秋ヶ瀬に行ったが、お目当てのミドリシジミとオオタカに出遇えなかった。手ぶらで帰るのも情けないので、マダラチュウヒを撮りに行ったとき聴いたトラフズクのいる渡良瀬遊水地を目指した。

 N氏に問い合わせてポイントを探したところ一人のカメラマンを見つけ、トラフズクの親の留まっている枝を教えてくれた。その内夫婦のカメラマンが別の親と二羽の幼鳥のいる枝を教えてくれたので、計4羽の撮影ができた。

■2018-2-1 神奈川県
 Y.S氏からの情報で出かけた。9時半に着いたがすでに10人ほどカメラマンがいた。

 木の枝に止まっているトラフズクは2時間で数回だけ目を開けた。それも薄目を2,3秒だけだった。11時半に退出したとき、カメラマンは20人に膨れていた。

 駐車場にたどり着く途中で小雨が降り出したので、丁度帰る潮時だった。今夜は雪がつもるという予報である。今年は記録的に寒い日が続いている。

■2013-2-4
 朝7時に着いたとき、すでに5人のバーダーがカメラを構えていた。枝かぶりなどなくて良い撮影条件だったが、トラフズクは後ろ向きでほとんど顔を見せない。

 たった一度、数m先に野良猫が通り過ぎたときには眼を開けた。ネコは鳴きもせず、忍び足なのに気がつくのである。目の前数mの道を車やバイク、果ては散歩の犬が通っても微動だにしないのに。

 それでも粘ったら11時過ぎに前を向き、さらに帰る直前で眼を開けてくれた。小さな女の子が近くでアニメソングを大声で歌ったかららしい。

■2013-1-29 川口市/埼玉県
 北本自然公園でトラフズクの話を聴いた。ここのトラフズクが住み着いていることが新聞に載り、大勢のカメラマンが押しかけたようである。

 私が来た時には常緑樹の中にとどまっており、葉隠れで写真にならなかった。再度来訪しようとほとんど撮影せずに帰った。

■2011-2-7 多摩川河川敷
 数日前の探鳥地での情報によって訪問。少し前までは10羽いたそうであるが、現在は4羽に減った。野球練習をしているすぐ側の木に留まっている。

主要更新
◆'11-2-7:本欄新設
■2023-6-8 (渡良瀬遊水池) 晴 (Nik445/Z8(400mm)) 面積削減:無しx3,3/4,1/3。 上から親@x2,親A,雛@,A











■2020-2-5 (横浜市)  快晴 (M.Zuiko340/1.4X/E-M1X(840mm相当)) 面積3/4に削減。





■2018-2-1 (神奈川県) 薄曇り (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当) > 面積削減なし。







■2013-2-4 (川口市/埼玉県) (Nik18-300mm/D7000 > 面積2/3に削減。







■2011-2-7 (多摩川河川敷/東京大田区) (Pen DA☆300mm/K-5 (460mm相当)) 面積削減無し。




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