オオタカ
Northern Goshawk
Accipiter gentilis

■分布:ユーアシア、北アメリカに分布。
 日本では、北海道、本州、四国で繁殖し、九州、南西諸島に冬鳥として飛来する。
■生息地:平地から山地の林、農耕地。
■本州中部で見られる時期:
  @ABCDEFGHIJK
 「それほど大きくはないのに"大鷹"とは?」と訝ったら、"青い鷹"がなまったのだそうである。
 そういえば、「青梅」も「あおうめ」でなく「おうめ」。  

探鳥記
■2024-10-12 東京港野鳥公園
 帰り際、10人ほどのカメラマンが遠くを狙っている。双眼鏡で探したら松の枝の中にオオタカがいた。帰宅してからグーグルマップで調べたらオオタカまで約180mの距離だった。丸々1時間飛び出しを狙ったが動かなかった。

■2023-5-30 青梅市
 昨日、テレコンTC-2.0Xを入手したので試写しにきた。丸々3時間ばかり粘ったが親は餌を持ってこず、退散した。
 ただ、雛の写真は撮れたのでテレコンの試写には 間に合った。巣とその中の雛は逆光でよい被写体とは言えなかったが、AFなど迷うことはなかった。
 帰宅後の解像度検証でも良好な解像度が得られた。オリンパスからの超望遠領域での全面移行を進めよう。

■2023-5-27 青梅市
 T.T氏に教えられてきた。Z8 + 400/4.5の初撮りである。現地でT.T氏にお会いしたところ、近くでカワセミの雛に餌を与えるところが撮れるとT.I氏から電話で教えられたので、ここに長居はせずすぐそちらに向かった。

■2022-12-12 多摩市関戸
 ヒメハジロを撮っている最中、上空をオオタカらしい猛禽が狩りをした。100mほど遠方に降りたので、多くのカメラマンと共に駆けつけたら、向かいの川岸でオオタカが獲物を喰い始めた。

 オオバンが苦しげに頭を持ち上げて左右に振っているのをかまわず、オオタカはオオバンの体の羽を毟り取っていく。まもなくオオバンは動かなくなり、オオタカは肉を喰い始めた。嘴が赤く染まっていく。凄惨な場面だった。

■2022-12-8 滋賀県長浜市
 湖北野鳥センターの説明員が鳥の留まっている場所を指し示してくれた。ここでは餌はよりどりみどりだろうが、ヒシクイの大きさは狙えないだろう。

■2022-6-24 松之山
 アカショウビンを狙ってここのポイントに来てみたが空振り。代わりにオオタカが出てきた。オオタカの近くにアカショウビンは巣を作るだろうか?

■2022-6-19 青梅市
 オオタカの二羽の幼鳥はかなり大きくなっており、大きいほうの幼鳥は羽ばたいて何回か上の枝に飛び上がっていた。小さい方は巣の上にいるだけだった。巣の中は見えないが二羽ともしきりに餌を喰っていた。1時間半ばかり見守ったが親は姿を見せなかった。

■2022-6-9 青梅市
 フラッと寄ってみた。11時から2時間いたが、親鳥は姿を見せなかった。雛も時々立ち上がって、体の半分を見せるだけだった。

■2022-5-31 青梅市
 オオタカが営巣しているとT.I氏に誘われ、現地に赴き2時間ばかり観察した。十分離れた距離から撮影しているので、オオタカは気に留めていないようだ。

■2021-10-2 あきる野市
 遠くで二、三百羽のドバトがオオタカに追いかけられて乱舞しているところに出くわした。しかし、この若いオオタカは獲物を取れなかったようである。

■2018-11-14 狭山湖
 デジスコのフィールドテストで試写した。Googleマップで算定すると、おおよそ400mは離れているので、空気の揺らぎが解像度を落としていると思われる。しかしこれでは満足できない。

■2016-10-14 葛西臨海公園
 Tam150-600G2の初めてのフィールドテスト。テレコンの意義を確認できた。ただし、800x566ピクセルに縮小した本画像ではその違いは明確ではない。

■2015-4-23 東京港野鳥公園
 船橋三番瀬で見るべき成果がなかったので、こちらに来てみた。何年かぶりである。
 公園に入ったらハイドのところで数人のカメラマンが遠くを見ている。探したらオオタカが見つかった。
 換算630mmで1/16に削減してこの大きさだから、かなりの距離である。ただこのレンズとテレコンの優秀さを確認したが、二線ボケが強いのが気にかかる。

■2011-1-27
 知人の情報により朝7時にクイナを見に行ったのだが見られなかった。川面を眺めていたら、こちらが動かないのに、10数羽のコガモの群れが一斉に飛び立ったと思ったら、すぐ目の前でオオタカがコガモの一羽を捕獲していた。
 1分ぐらいだろうか、コガモを足で押さえつけて水没し溺死させてから、飛んで持ち去った。多分二度と無いチャンスに巡り会ったと思う。
 この個体の体下面は淡褐色で、黒褐色の縦斑があるのは幼鳥の特徴である。

■2010-12-8
 いつもの多摩川・秋川合流点にフラッと行ったら、カメラを構えているバーダーがいて、横で撮らせてもらった。100m以上離れているが、順光で絶好の撮影条件だったのに、デジスコを持って行かなかったのが悔やまれる。
 それにしても1/16の面積に削減してもこれだけの解像感が残っていることに感嘆した。K-5の1600万画素は伊達じゃない!!

■2010-10-24
 福島潟の中央部分の枯れ木のてっぺんにいた。200m以上はあろうか。遠いため良い写真にならない。

主要更新
◆'10-10-25 :本欄新設
■2024-10-12 (東京港野鳥公園) 快晴 Nik863/Z6(600mm)) 面積1/32に削減。 少なくとも丸1時間動かず。



■2024-3-9 (八王子市) 晴れ Nik863/Z8(800mm)) 面積1/6に削減。





■2023-5-30 (青梅市) 薄曇り Nik445/2X/Z8(800mm)) 面積1/3に削減。


 ・5-28 (青梅市) 薄曇り M.Zuiko150-400/OM-1(800mm相当)) 面積1/4に削減。


 ・5-27 (青梅市) 晴れ Nik445/Z8(400mm相当)) 面積1/12に削減。



■2022-12-12 (多摩市関戸) 快晴 M.Zuiko340/1.4X/OM-1(1000mm相当)) 面積1/4に削減。





■2022-12-8 (滋賀県長浜市・湖北野鳥センター) 薄曇り (M.Zuiko150-500/OM-1/(1000mm相当)) 面積1/16に削減。



■2022-6-24 (松之山/新潟県) 晴れ (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積1/16に削減。



■2022-6-19 (青梅市) 晴れ (M.Zuiko150-400/OM-1(800mm相当)) 面積1/2に削減。 一羽は飛ぶ練習中。




 ・6-9 (青梅市) 曇りのち晴れ (M.Zuiko150-400/OM-1(800mm相当)) 面積1/6に削減。 親鳥は来ず。


 ・5-31 (青梅市) 快晴 (M.Zuiko150-500/OM-1(1000mm相当)) 面積1/3に削減。 親も雛も二羽づつ



■2021-10-23 (あきる野市秋川) (M.Zuiko100-400/E-M1V(上から420,280mm相当)) 面積削減:上から1/8,1/2。 ドバト狩り





■2016-10-14 (葛西臨海公園) (Tam150-600G2/1.4X/D500(1260mm相当)) 面積1/8に削減。



■2015-4-23 (東京港野鳥公園) 快晴 (Nik340PF/1.4X/D7100 (630mm相当)) 面積1/16に削減。



■2012-9-11 (稲敷市/茨城県) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/12に削減。



■2011-1-27 (平井川/日の出町/東京都) (Pen A☆300/1.7X/K-5(765mm相当)) 面積2/3に削減。

  コガモの群れの中の一羽を捕まえるやいなや、水中に沈めた。


  暴れるコガモを押さえつける。


  一旦、持ち上げようとしたが、また暴れたのだろうか、


  再び水中に押さえつけ、完全に溺死させた。コガモの尻がはみ出して、水上に突き出ている。


  そして、悠々と飛んで運び去った、自分より重そうなコガモをひっさげて。


■2010-12-8 (多摩川・秋川合流点)  (Pen DA☆300/1.7X/K-5(765mm相当)) 面積1/16に削減。


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