シロエリオオハム
Pacific Loon
Gavia pacifica

■分布:北アメリカ北部、シベリア東北部で繁殖し、冬季は北アメリカ、アリューシャン列島、千島の沿岸に南下。
 日本では九州以北で越冬する。
■生息地:海上。港湾や海に近い湖沼に入ることもある。
■本州中部で見られる時期:
  @ABC・・・・・・JK

探鳥記
■2021-6-9 彩湖
 昨日早朝S.T氏より情報あり。所用があったので本日訪れた。シロエリオオハムは二羽いて、一羽は子供と言われているが、それとおぼしき姿ではない。

 気温は32℃になったようで風もなく、汗をかきだしたので1時間ほどで退出した。その前には約40人ほどのカメラマンがいたが、同じように暑さに閉口したのか、三々五々帰り始めた。
 広大な遊水湖の見える範囲にはシロエリオオハムとカワウしかいなかった。

 もともと小さくて暗色の目で見えにくいのだが、さらに逆光の悪条件が重なってほとんど見えていない。残念だ。

■2017-5-5 舳倉島航路
 オオハムとの識別に迷ったが、首の白線が長そうだからこちらとした。

■2014-6-17
 内陸の淡水の川に留まっている珍しい例である。

■2012-4-29 舳倉島航路
 近くに来たオオミズナギドリ以外、何を撮っているかほとんど判断できずやみ打ちしていた。そのなかにこの個体が入っていた。
 ほとんどピクセル当倍まで引き延ばしているので画質は最悪である。

■2011-12-26 納沙布岬
 納沙布岬の寒風の中、3時間半かけてアビ類を探した。ようやく見つけたが焦点合わせが間に合わず、ファインダーには捕らえていたにも拘わらず、記録された画像は潜る時だった。電子ファインダーのコンマ何秒かの遅延表示が致命傷になる。
 ただ、このNikon 1は、シャッターをレリーズ下1秒まえから記録できるモードがある。このモードに習熟すればかなり助かるが、まずファインダーに捕らえなければ話にならない。
 この写真だけでは識別困難だが、全身を現しているときに一緒に観察していたエキスパートがシロエリオオハムと断言したので間違いはなかろう。この写真ではかすかに首の処に濃色の細い帯があるのが決めてである。

主要更新
◆'20-11-4:2014-6-17の観察場所を特定した。
◆'11-12-28:本欄新設。
■2021-6-9 (彩湖) (Nik556PF/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積削減:上から1/2,1/8,1/16。







■2021-3-28 (岩手県沖/苫小牧-大洗航路) (M.Zuiko150-400/E-M1X(800mm相当)) 面積1/16に削減。



■2017-5-5 (舳倉島航路) うす曇り (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積1/16に削減。



■2014-6-17 (桐生市井野川) (Nik80-400/D7100(600mm相当)) 面積削減:上から2/3x3、無し。









■2012-4-29 (舳倉島航路) うす曇り (Nik80-400/D7000(600mm相当)) 面積1/32に削減。


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