カラフトムシクイ
Pallas's Leaf Warbler
Phylloscopus proregulus

■分布:東シベリア南部、ウスリー、アフガニスタンから中国南部にかけて繁殖し、冬季はインド北部、インドシナ半島から中国南部に渡る。
 日本ではまれな旅鳥として記録がある。北海道西部および日本海の離島からの記録が多い。
■生息地:林縁の藪、草地。
■本州中部で見られる時期:
  ・・・45・・・91011・

探鳥記
■2017-4-10 東京杉並区
 通常1時間のところが渋滞により2時間かかって朝9時に着いた。6時半頃一回出たとのことだったが待てども出ず、50人以上いたカメラマンも12時過ぎには半分になった。

 そろそろ帰ることを考え始めたところ、午後1時に出現した。いつものように枝から枝へ瞬時に飛び交う動きだったが何とか撮れた。画像に満足して1時半には退出した。

 撮った写真を見ると、中の何枚かに小さな半透明の芋虫を咥えているのがあり、まさに「ムシクイ」であるのを認識した。

■2017-4-9 東京杉並区
 昨日友人より情報をいただいた。今日は雨との予報があたって、小雨が降っている。まずは様子見と出かけた。小雨の降る中、現地には10名程のカメラマンがいたが、みな探しあぐねているようだった。

 ラッキーなことに、私が到着してから5分も経たずにひょこっと出てくれた。小雨の中で撮影条件は悪く、不満足な画像だ。明日また来るつもりで、10分と待たずに退出した。

 カラフトムシクイは、長い間ピンぼけの画像しか載せていなかったので気にかかっていた。今日、その胸のつっかえが取れた。

■2011-4-27 舳倉島
 観察場所でじっと待っていたら、突然黄色みの強い個体が現れた。頭央線がいやに濃く、眉斑に加えて三本の強い筋が見えた。
 見たことのないすごい種だと直感したが、撮った後ピンボケ写真を確認して落胆した。半手動でピントを合わせる限界を感じた。
 これはレベル4の珍重である。

主要更新
◆'20-8-18:撮影場所「東京・都市公園」を「東京杉並区」に変更。
◆'11-5-2:本欄新設
■2017-4-10 (東京杉並区) 晴れ (Nik540FL/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/3に削減。
















 ・4-9 小雨 (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積削減:上から1/16、1/12。




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