マダラチュウヒ
Pied Harrier
Circus melanoleucos

■分布:中国北東部、ウスリーで繁殖し、中国南部、東南アジアで越冬する。
 日本では数の少ない旅鳥として全国で記録がある。
■生息場所:湿原、草地、農耕地。
■本州中部で見られる時期:
  ・・345678・・・・

探鳥記
■2023-6-10 渡良瀬遊水池
 T.Tを誘って再訪問した。昨晩入手したNikkor Z 800mm/F6.3の試写も兼ねている。この863は見た目よりはるかに軽く、初めて持ち上げるとビックリする。人は物体を見ると比重1、つまり水の嵩で重さを推測するとのことだ。

 4時過ぎに塒エリアの駐車場に着いたところ、5台の車がいた。すべて湘南、横浜、所沢などの地元ではないナンバーだった。

 着いてすぐ、まだ薄暗い4時15分、一人のカメラマンがマダラチュウヒを遠方の低木の中に見つけて全員が撮り始めた。4時52分に飛び去るまで撮影できた。
 飛んだ先は東の土手のほうと皆知っていると見え、多くの車がそこに向かった。一度だけ遠方を飛んでいるところをチラッと見たが10時まで結局姿を現さず、退出した。花粉症が酷くなったせいもある。

  Nikonの863は2倍テレコンを着けてもしかるべき画像を排出してくれる。今後さらに使い込んでみたいものである。

■2023-6-8 渡良瀬遊水池
 昨日、朝5時前後に塒から飛び去ったと聞いたので、深夜2時半に家を出て現地に4時過ぎについた。塒と言われるエリアの前の駐車場にはすでに3台の車がいてカメラを据えていた。
 ここに陽がかなり上がる6時までいたが姿は見えず。あきらめてそこを離れ、折角来たのだからと遊水地の東にむかった。

 すると土手の上で数人のカメラマンが西方のアシ原にカメラを向けている。「もしや」と思って車を停め、カメラマンに聞くとまさにマダラチュウヒではないか。
 帰宅してから計算すると鳥まではほぼ350mあり(体長を45cmと設定)、肉眼では全く識別できない大きさだった

 鳥影が小さいせいか、カメラの焦点を鳥に合わせても後方のアシに合焦点を取られる。仕方なく、鳥の直下のアシに焦点を合わせてなんとか撮ることができた。
 あきらめずに回った甲斐があった。私が来てからほぼ1時間の後に南の方向に飛び去った。

主要更新
◆'23-6-8:本欄新設
■2023-6-10 (渡良瀬遊水池) 薄曇り (Nik863/2X/Z8(1600mm)) 面積1/32に削減。 暗くてSS上がらず、被写体ブレ









■2023-6-8 (渡良瀬遊水池) 晴 (Nik445/2X/Z8(800mm)) 面積1/32に削減。  ほぼ350m遠方のマダラチュウヒ
















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