チシマウガラス Red-faced Cormorant Phalacrocorax urile | |
■分布:ベーリング海沿岸から千島列島、カムチャッカ、サハリン、アラスカの太平洋岸に分布。 日本では北海道東部で繁殖し、冬季は北海道沿岸で見られる。まれに本州北部でも記録される。年々減少しており現在繁殖しているのはモユルリ島のみ。 ■生息地:岩礁海岸。海岸の絶壁で繁殖する。 ■北海道東部で見られる時期: @ABCDEFGHIJK | |
探鳥記 ■2014-1-22 根室半島 二年前チシマウガラスが一羽いた場所を再訪した。よくよく見ると少なくとも数羽の個体が見つかった。増えているのを見てホッとした。 丁度デジスコも持っていたので、同じ被写体で比べることができた。デジスコは削減率が低いので画素数を犠牲にせずにすむ。その結果、階調のつながりがよく、より繊細なエッジとなり。全体に柔らかな印象である。しかし、小さな画素に起因する白トビが顕著である。 500mmのデジイチはおおむねその対極にある。コントラストが高くメリハリが効いているように見えるが、エッジが太めである。しかし、雪をみるとわかるが白飛びをしていない。どちらを選ぶか、悩ましいところだ。 ■2014-1-21 根室半島 すでに繁殖羽に替わっている個体を発見した。繁殖羽を夏羽と呼ぶので、冬なのに夏羽という矛盾した呼び方になる。 ■2011-12-25 根室半島 チシマウガラスが一羽いるとの情報で、探した。目の周りが少し違うだけで、遠目では識別が困難だが、デジスコの威力で見つけられた。 | |
主要更新 ◆’11-12-28:本欄新設 |