アカエリヒレアシシギ Red-necked Phalarope Phalaropus lobatus | |
■分布:ユーラシア、北アメリカの北極海沿岸で繁殖し、インド洋沖、南太平洋、ペルー沖などで越冬。 日本には旅鳥として渡来し、北海道から南西諸島まで記録がある。 ■生息地:海上。埋め立て地の水たまり、港、海岸近くの湖沼・水田などに入ることもある。陸地で見られる機会はハイイロヒレアシシギより多い。 ■本州中部で見られる時期: ・・・CD・・GH10・・ | |
探鳥記 ■2017-9-3 稲敷市 長い間追い求めていた本種に舳倉島航路で初めて遇った。でも遠方だったのできちんと個体を撮影できなかったが、本日ひょっこり蓮田にいるところを見つけた。 こんなときはいつも以上に胸が高鳴る。バードウォッチングには、「不意に予想外の種に遇える」という大きな楽しみがある。 ■2017-5-5 舳倉島航路 べた凪の船旅で1時間になろうとした頃、遠方に数十羽の群れが飛んでいるのを見つけた。頻繁に出現するオオミズナギドリより明らかに小さい体である。 始めウミスズメかなと思ったが、撮影画像を見てアカエリヒレアシシギと確信した。中に全身が赤い個体がいたが、こちらはハイイロヒレアシシギである。二回ばかり群れに出遇った。これで念願の撮影はできた。 アカエリよりずっと珍しいハイイロはすでに撮っているので、アカエリがリストにないのは何か落ち着かない感じがしていた。 | |
主要更新 ◆'17-5-13:本欄新設 |