ベニアジサシ
Roseate Tern
Sterna dougallii

■分布:イギリス、デンマーク、アフリカ、インド洋の島々、中国南岸、東南アジア、オーストラリア、北アメリカ東岸、カリブ海の島々で繁殖。北方のものは冬は南下する。
 日本では奄美列島以南の南西諸島および福岡県有明海の人工島に夏鳥として飛来し、繁殖。本州、四国、九州でも稀に記録される。
■生息地:離島の岩礁、外洋。干潟や埋立地の水たまりに入ることもある。 ■沖縄諸島で見られる時期:
   ・・・・DEFGH・・・

探鳥記
■2016-7-3  東平安名崎ひがしへんなざき
 海岸に群れがいると思ったら、集団見合いの様相を呈しており、次々とカップルができた。それぞれが飛び去った。

■2014-7-17 千葉県
 昨日友人K.K氏から連絡を受けた後、午後の所用を済ませて現地に到着したのが午後7時。外気温が24℃だったのでなんとか寝られるとそのまま車中泊し、朝4時半から探鳥を始めた。百数十羽のコアジサシが砂浜にいた。一部は抱卵しているようである。

 3時間半経過した8時直前、遠方にコアジサシより二回り大きなそれらしき個体が群れから離れていたので撮影をした。カメラのモニターで確認すると、嘴の色、胸のピンク色、尾が風切り羽よりずっと長いなどの特徴によりベニアジサシと確信した。さらに近づいて撮影しようとしたら飛び去った。距離にしたら100m近くある。

 いっぽうコアジサシの群れの中にコアジサシより二回り大きいアジサシが三羽混じっていた。これらの群れはきっかけがなさそうに見えるにもかかわらず、10〜15分程度で一斉に飛び立ちまもなくまた舞い降りる。
 舞い降りてから一羽一羽丁寧に探すと、三羽のアジサシが見つかる。ベニアジサシはアジサシと同大であるから、この群れの中にいればほぼ必ず見つかると推定される。
 10時半まで、優に10回を超える飛び立ちー舞い降りを繰り返し、その都度丁寧に探したがとうとう見つからなかった。

 最初に撮影した画像は特例で面積1/32に削減した。遠方で、かつ陽の照りつける砂浜であるから陽炎の影響も無視できない。結果として本ウェブ頁中で最も酷い画像となった。

主要更新
◆'14-7-17 :本欄新設
■2016-7-4 (東平安名崎沖/宮古島) 快晴 (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積1/4に削減。






 ・7-3 (東平安名崎海岸/宮古島) 快晴 (Nik200-500/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/4に削減。








■2014-7-17 (千葉県) 快晴 (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積1/32に削減。


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