ケアシノスリ
Rough-legged Buzzard
Buteo lagopus

■分布:ユーラシアおよび北アメリカの北部で繁殖し、冬季はユーラシアおよび北アメリカの温帯域に渡る。
 日本には冬鳥として主に北日本に渡来するが、個体数は少ない。
■生息地:平地の草地、干拓地、裸地、農耕地。
■北海道で見られる時期:
  @AB・・・・・・・JK

探鳥記
■2022-1-17 熊谷市
 本日はT.T氏とT.I氏と連れだって三人で9時半ごろに訪れた。いっぽう、キツツキの情報を差し上げたM.K氏が昨日訪問し、3日前から約1km離れた西に移動したことを知らせてもらったので、迷わずポイントに行くことができた。

 驚いたことにすでに数十台の車が駐車しており、200名弱のカメラマンが大砲を据えていた。 ケアシノスリは細い川沿いの互いに100mほど離れた複数の枯れ木を行ったり来たりしていた。ほとんど無風だったので、何回かホバリングを繰り返した。我々が着く前にすでにネズミを捉えたとのことで、大半の時間は枯れ木に留まっていた。

■2022-1-14 熊谷市
 昨日T.T氏が友人から誘われて本日熊谷市にコミミズク、ケアシノスリを撮りに行くという。熊谷市はコミミズクの著名なポイントでもあるので何回か訪れたことがあり、出現ポイントの察しはついた。

 9時半ごろ着いたところ、土手の上でケアシノスリがホバリングしているところに出くわした。おっとり刀でカメラを構えたが、すぐ消えた。

 その足で定番の駐車できる土手に上がったところ数台の車がおり、数人のカメラマンが強風の中待ち受けていた。遠くにノスリらしき個体が草の上に留まっているのを見つけ、換算2000mmで撮った。この時点ではケアシノスリと判別していない。まもなケアシノスリがホバリングもせずに風に乗って下を見下ろしている場面に何回か遭遇した。

■2014-12-23 渡良瀬遊水地
 D750で撮った時にはケアシノスリと気がついていない。500mm/ D7100で撮ればずっと拡大できたのにと残念である。
 ここでケアシノスリは極めて珍しいとのことなので、面積1/64に削減し、酷い画像だが記録として重要と思われるので載せた。

■2014-1-20 根室市
 今年はケアシノスリは多く渡来しているという。ここ根室市にも数羽来ているらしい。目撃情報のあったところで待ったら、1時間ほどで現れた。

 北方にいけばいくほど動物の色が白っぽくなるが、これもその典型だろうか。他には、シロハヤブサ、シロフクロウなどがあげられる。

 同種内でいえば、北海道のトビは明らかに本州のそれより白っぽいし、亜種のシロハラゴジュウカラ、シマエナガなどもそうであろう。

主要更新
◆'14-1-28:本欄新設
■2022-1-17 (熊谷市) 快晴 (M.Zuiko100-400/E-M1V(800mm相当)) 面積削減:上から無し,3/4。 名前の由来がわかる。




   (M.Zuiko150-500/E-M1X(1000mm相当)) 面積削減:上から1/3,1/2,1/3。






 ・1-14  快晴、強風 (M.Zuiko150-500/E-M1X(1000mm相当)) 面積削減:上から3/4,2/3,1/4x2,1/2x2,3/4。








  草原にダイブして餌を掴んだと思ったら空振りだった。むなしく枯れ草が飛び散る。


  土手の斜面で吹き上げられた北風に乗って、ほとんどはばたかずに空中静止。


■2014-12-23 (渡良瀬遊水地) 快晴 (Nik540/TC20E/D7100(1500mm相当)) 面積1/64に削減。


 ・ (Nik80-400/D750(400mm相当)) 面積1/64に削減。



■2014-1-20 (根室市) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積削減:上から1/3x2,1/8。






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