ウズラシギ
Sharp-tailed Sandpiper
Calidris acuminata

■分布:シベリア北東部で繁殖し、ニューギニア、オーストラリア、ニュージーランドで越冬。
 日本では旅鳥として春と秋に観察されるが、渡来数は春の方が多い。

■生息地:水田、内陸の湿地。干潟に出ることもあるが少ない
■本州中部で見られる時期:
  ・・・45・・8HI・・

探鳥記
■2024-9-2 稲敷市浮島
 真逆光の中で遠方に見つけたときは嘴の長さ、曲がり具合から「ヒメハマシギだ!」と喜んだ。今年4月にヒメハマシギを見逃しているから、ライファー・バイアスがかかっている(-_-;)。

 90度回り込んで半逆光で撮ったのは別個体で後にトウネンだと識別したが、この個体は最後まで確信を持って同定できなかった。

 ヒメハマシギ、ヒメウズラシギ、ヨーロッパトウネン、ヒバリシギ、アメリカウズラシギ、ウズラシギなどが候補に上がったが、最終的に本種に落ちついた。ただ、確信はない。

■2023-9-25 稲敷市浮島
 前回撮ったのが9年前とは思いも寄らなかった。思っているよりずっと珍しいのかもしれない。

■2014-10-7 船橋三番瀬
 銚子→稲敷→谷津干潟と回ってきたが、ほとんど成果がなかった。最後の船橋三番瀬でどうにかウズラシギを日本で初めて撮ることができた。

■2013-10-3 エスプラネード海岸
 正午の飛行機で帰るので、9時頃までバックパッカー宿の前の海岸を散策した。かなりのシギチドリがおり、手当たり次第に撮った。

 なかにこのウズラシギの群れが居た。一緒に写っている嘴の長い個体はサルハマシギであろう。サルハマシギは名の通り赤いのだが、それは夏羽で、ここオーストラリアでは冬羽のため赤くはない。冬羽、夏羽という呼び方自体北半球の言い方である。

 それにしても日本ではなかなか見られないシギチドリが沢山、それも群れで居る。日本の場合は通過するだけだが、さすが越冬地である。

■2013-10-2 エスプラネード海岸
 撮っている時にはウズラシギとは認識していなかった。翌日気がついて振り返ってみたら撮っていた。

主要更新
◆'15-9-27:従来オバシギとしていた'13-9-23の個体をウズラシギとした。
◆'13-10-11:本欄新設
■2024-9-2 (稲敷市浮島) (Nik863/Z8(800mm)) 面積1/12に削減。





■2023-9-25 (稲敷市浮島) 晴れ、時々薄曇り (Nik863/Z8(800mm)) 面積削減:上から1/4x3,1/16x2。











■2014-10-7 (船橋三番瀬) (Tam150-600/D7100(900mm相当)) 面積1/3に削減。





■2014-4-27 (鰲鼓湿地森林園区/台湾) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積1/16に削減。





■2013-10-3 (ケアンズ近郊/オーストラリア) (Nik80-400/D7100(600mm相当)) 面積削減:上から1/4x2, 1/8。






 ・10-2 (ケアンズ海岸/オーストラリア) (Nik80-400/D7100(600mm相当)) 面積1/2に削減。


 ・9-23 (ケアンズ近郊/オーストラリア) (Nik540/D7100(750mm相当)) 面積1/2に削減。


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