セグロアジサシ Sooty Tern Sterna fuscata | |
■分布:太平洋、大西洋、インド洋の熱帯および亜熱帯の島々、オーストラリア北岸で繁殖し、非繁殖期は周辺の外洋に生息。 日本では夏鳥として小笠原群島、南鳥島、仲御神島で繁殖。本州、四国、九州、伊豆諸島でもまれに記録される。 ■生息場所:海洋の島、海岸。 ■先島諸島で見られる時期: ・・・CDEFGH・・・ | |
探鳥記 ■2022-9-1 小笠原航路 小笠原で撮影した画像の整理を一旦終えたのち、見直すとライファーとしてのシロハラミズナギドリを見つけた。いっぽうガイドのN嬢がセグロアジサシを見つけて声をあげてくれたが、見つけられなかった。 諦めきれずに再度全体を見直してみると、9-11日に嘴がまっすぐでかなり長い個体を見つけた。ミズナギドリ系はそれほど長くはなく、曲がりがあり先端も下に曲がっている。それ故この個体はアジサシ系と確信できた。 初期の分別で見逃したのは、本個体が白と黒の色合いの成鳥ではなく、全体が褐色の若鳥であることも原因しているだろう。つぶさに識別していったころもあり、私自身習熟していったことが見つけた主因だと思われる。 ■2013-10-2 ミコマスケイ 大型のボートで2時間半。サンゴ礁の上にできた小さな砂洲についた。1.5haの面積あるが、人が歩けるのはごく一部に制限されている。砂はサンゴや貝殻が砕けたものでとても白く映える。 一番沢山いたのはSooty Tern (セグロアジサシ)とBrown Noddy(クロアジサシ)であろう。それぞれ数千羽を超えると思われる。 濃褐色の個体がいたが、現場では別種だと誤解していた。 | |
主要更新 ◆'13-11-6:本欄新設 |