オジロビタキ
Taiga Flycatcher
Ficedula albicilla

■分布: ヨーロッパ西部からカムチャッカにかけてのユーラシア中部および北部で繁殖し、冬季はパキスタン、インド、東南アジア、中国南部に渡る。
 日本には数少ない冬鳥または旅鳥として飛来し、全国から記録がある。日本海側の島では比較的よく観察されるほか、関東以南の本州で越冬する例が多い。
■生息地:平地から低山の林、公園や庭園。
■本州中部で見られる時期:
  @ABCD・・・・IJK

探鳥記
■2022-5-12 飛島
 今回の第8回飛島訪問では全体的に野鳥の数は少なかったが、ライファーのマミジロキビタキとこのオジロビタキ、そしてムギマキで楽しませてもらった。

■2015-10-14 飛島
 畑の奥の方にちらちらと飛び交っていたが、近づけなかったので大幅な削減をせざるを得なかった。面積1/32に切り出してもモニター上では何とか見られる画になったのには驚いた。300mm/F4だけでも探鳥できそうである。

■2012-12-29 さいたま市
 ヒクイナを撮影した後、寄ってみた。まだ10人弱のカメラマンがオジロビタキを狙っていた。
 何人かのカメラマンがのどが橙色の雄を見たことがないと話していた。あとで調べると雄の幼鳥はのどの白い雌と識別できないそうであるから、雌と思っている中に雄の幼鳥がいると推測される。

■2012-12-18 さいたま市
 12月5日、上越市朝日池に40羽のハクガンが渡来したというネット情報で、本日センターに問い合わせたら先日の大雪で居なくなったとのこと。雪で畑が覆われると採餌できなくなるからである。
 そこで、オジロビタキが出たとの情報をネットで見ていたので、急遽荒川流域に来た。来てからものの10分も歩かないうちに、遠方で数人のカメラマンが狙っているところに出くわした。
 きっとオジロビタキに違いないと参加したら、まさにオジロが出てきた。皆の前の木の枝と地上を行ったり来たりして餌を探していたのでよい写真が撮れた。
 折角飛島で撮ったのに画質の悪い写真だったので、初見ではなくともことさらうれしい。オジロビタキはレベル4の珍鳥である。

■2012-5-7 飛島
 オジロビタキが出たとの情報で、10人程のバーダーが林の中で目をこらして探した。30分ほどでようやく見つけたが、逆光でかつ枝の密な木々の中でよい画像は誰も撮れなかった。

主要更新
◆'16-12-14:タイで'14-12-29に撮った個体はタイの図鑑にRed-throated Flycatcherしか載っていなかったのでニシオジロビタキとした。しかし本日よく見てみたら、オジロビタキとニシオジロビタキに分割する前のものであって、載っている図柄はあきらかにオジロビタキのものであった。したがって本日オジロビタキに修正した。
◆'13-3-6:何気なくインドの野鳥図鑑を見ていたら、Ficedula albicillaがTaiga Flycatcherであることがわかって修正した。
◆'13-1-28:従来、オジロビタキとニシオジロビタキの2亜種であったものが別種と分類されたことを本日ネットで確認した。
 ニシオジロビタキがRed-breasted Flycatrcher名を踏襲したので、従来のオジロビタキはのどの橙色部分が小さいことからRed-throated Flycatcherと仮に命名した。
◆'12-5-11:本欄新設
■2022-5-12 (飛島) 快晴 (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積削減:上から3/4x4,1/4。











■2018-10-13 (飛島) (Nik556PF/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/8に削減。





■2015-10-14 (飛島) (Nik340PF/1.4X/D7200(630mm相当)) 面積1/12に削減。




 ・10-13  面積1/32に削減。


■2014-12-29 (ドイ・インタノン/タイ) (Nik328/1.7X/D7100(765mm相当)) 面積1/32に削減。


■2012-12-29 (さいたま市) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/3に削減。





■2012-12-18 (さいたま市) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積削減:上から1/6,1/4,1/2。







■2012-5-7 (飛島) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/4に削減。


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