チュウシャクシギ Whimbrel Numenius phaeopus | |
■分布:ユーラシア北部、北アメリカ北部で繁殖し、アフリカ、中東、インド、東南アジア、オーストラリア、北アメリカ南部、南アメリカで越冬。 日本には旅鳥として春と秋に飛来。 ■本州中部で見られる時期: ・・・CD・・GH・・・ アメリカにいる本種は亜種(N. p. variegatus アメリカチュウシャクシギ)で日本にいるものは別亜種(N. p. phaeopus Eurasian Whimbrel チュウシャクシギ)である。 | |
探鳥記 ■2023-10-13 三番瀬 渡り途中のチュウシャクシギにとってここは天国のようなものだろう。二,三回小さな穴に嘴を差し込めばかならず小さなコメツキガニが獲れる。コメツキガニは即飲みこむ。 時にここに載せたようなそれより大きなカニが獲れ、奪われないように走って周囲の安全を確かめたら、カニの大きな左右のはさみを引きちぎって捨て、そのまま飲みこんだ。 ■2023-4-15 テキサス 日本にいるものと別亜種とのことだが外観では区別できない。 ■2021-7-11 東京港野鳥公園 船橋三番瀬、谷津干潟、葛西臨海公園が定番セットなので、最後に葛西に来てみたら、オリンピックの準備のために閉園と駐車場入口の警備員にいわれる。 仕方ないので、ついでにと東京港野鳥公園によった。丁度午後2時だった。そうしたら、前の二ケ所より遙かに多くの水鳥がおり、チュウシャクシギが一斉に飛び去るまでの1時間半、撮影を楽しんだ。 ■2011-5-1 チュウシャクシギはカニが大好物。足をもぎ取ってから飲み込む。 ■2010-5-5 2010年4月29日のデジスコは上手く撮影できた。冷静に考えてみると、デジスコで解像度の高い写真を撮るには、特に被写体との距離が重要な因子であると思う。このチュウシャクシギは削減無しで、ほぼ画面一杯に撮せているから、最適な距離だったと考えられる。 ■2010-4-19 これも何気なく撮影していたのだが、ファイルを開けてみて初見のチュウシャクシギだと気がついた。周囲のメダイチドリやオオソリハシシギとの相対的な大きさの比較も同定に役立つことを知った。 それにしても幅400mの谷津干潟の中心付近にいるので200m前後の距離である。1/8に縮小してもこれでは苦しい。 | |
主要更新 ◆'10-4-19:本欄新設 |
■2023-10-13 (船橋三番瀬) 快晴(Nik863/Z8(800mm)) 面積削減:上から1/4,1/6,1/4。 ■2023-4-21 (ボリバー・フラッツ/アメリカ) 晴 (M.Zuiko340/OM-1(600mm相当)) 面積1/16に削減。 ・4-15 (アナワック国立野生生物保護区/アメリカ) 快晴 (M.Zuiko340/1.4X/OM-1(840mm相当)) 面積削減:上から1/8,1/16,1/8。 ■2022-4-28 (船橋三番瀬) 薄日(M.Zuiko150-500/OM-1(1000mm相当)) 面積削減:上から1/6,1/4,1/3,1/6。 ■2021-7-11 (東京港野鳥公園) 薄曇り (Nik556PF/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積削減:上から3/4,1/3。 ■2017-5-6 (舳倉島) 晴 (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積削減:上から2/3、1/2。 ■2015-5-12 (沖縄県豊崎干潟) (Nik540/1.7X/D7200(1275mm相当)) 面積1/3に削減。 ■2015-3-22 (石垣島) (Nik340PF/1.4X/D7100(630mm相当)) 面積1/4に削減。 ■2013-10-2 (ケアンズ海岸/オーストラリア) (Nik80-400/D7100(600mm相当)) 面積2/3に削減。 オオソリハシシギ、ウズラシギ、オバシギ、サルハマシギの混成群、真ん中にチュウシャクシギ一羽。 ■2013-9-23 (ケアンズ海岸/オーストラリア) (Nik80-400/D7100(600mm相当)) 面積1/3に削減。 ■2011-5-1 (葛西臨海公園) (Pen DA☆300/1.7X / K-7(765mm相当)) 面積1/4に削減。 ■2010-10-9 (スンガイブロー/シンガポール) (Pen DA☆300/1.7X / K-7(765mm相当)) 面積1/2に削減。 ■2010-5-4 (多摩川河口) (Pen DA☆300/1.7X / K-7(765mm相当)) 面積1/4に削減。 キアシシギ、メダイチドリと共に。 ■2010-4-29(谷津干潟) (デジスコ:TSN884/TE17W/S90(3150mm相当)) 面積削減無し。 |