ホオジロハクセキレイ(亜種) White Wagtail Motacilla alba leucopsis | |
■亜種:日本では、ハクセキレイ、ホオジロハクセキレイ、タイワンハクセキレイ、シベリアハクセキレイ、ネパールハクセキレイ、メンガタハクセキレイの6亜種の記録がある。 ・亜種ハクセキレイM. a. lugensはカムチャッカ、樺太、千島列島沿海州、日本で繁殖。 ・亜種ホオジロハクセキレイM. a. leucopsisはウスリーアムール地方、中国中部から東部、朝鮮半島、台湾などで繁殖し、日本で九州で少数が繁殖。 ・亜種タイワンハクセキレイM. a. ocularisはシベリア東部で繁殖。 ・亜種シベリアハクセキレイM. a. baicalensisはシベリア東部、中国北部などで繁殖。 ・亜種メンガタハクセキレイM. a. personataは中国西部からカスピ海東部で繁殖。 ■分布:ユーラシアのほとんどとアラスカ半島、グリーンランドで繁殖し、北方のものは冬季北アフリカ、アラビア半島、東南アジアに渡る。 日本では亜種ハクセキレイが繁殖するほか、冬鳥として全国に渡来する。 ■生息地:平地から山地の海岸、畑、水田、草地、河原、湿地。 ■本州中部で見られる時期: @ABCDEFGHIJK | |
探鳥記 ■2023-10-11 羽村堰 近づけないので800mmレンズを持ってきた。ついでに2倍テレコンの能力も試した。 結果からいうと、テレコンを使うと階調は多少優れていると感じられるが、解像感は明らかに劣化する。面積で1/32に縮小するほどまでの遠方の被写体にはテレコンを使わない方が解像感は優れる。 ■2023-10-8 羽村堰 近づけないので面積で1/64までトリミングした。4600万画素のZ8はそれでもなんとか見られる画像を出してくれる。 ■2015-3-29 与那国島 シベリアハクセキレイではないかとかなり悩んだ。冬羽から夏羽への移行中のため背中の灰白色がマダラであること、胸の黒斑の形状がホオジロに近いことなどを勘案しホオジロとした。 ■2012-11-23 阿里山/台湾 鳥影が期待よりはるかに薄かったので、ハクセキレイでも出てくれると嬉しい。 よく見ると、羽をもいだガの胴体を加えており、まもなく飲み込んだ。 ■2012-4-28 舳倉島 カメラマンの間でで話題になっていた個体である。頻繁に振る尾が短い。切れているようには見えないので、生え換わり中であろうか。 ■2012-1-29 多摩川河口 先輩バーダーSA氏の「多摩川河口付近に2羽のホオジロハクセキレイがいる」とのご教示により現地に直行。カメラを担いで車から降りたらまさに目の前にその一羽がいた。 すぐそばで運動している人たちが大勢いるためかあまり人を恐れず、じっとしているとかなり近くまで寄ってきた。 | |
主要更新 ◆'10-3-26:本欄新設 |
■2023-10-11 (羽村堰/東京都) (Nik863/Z8(800mm)) 面積1/32に削減。 ・10-8 (Nik445/1.4X/Z8(560mm)) 面積1/64に削減。 ■2018-11-28 (サリスカ国立公園/インド) (Nik556PF/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/8に削減。 ・11-27 (ダムダマ湖/デリー近郊/インド) (Nik556PF/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/4に削減。 ■2015-3-29 (与那国島) (Nik340PF/1.4X/D7100(630mm相当)) 面積1/4に削減。 ■2015-3-24 (石垣島) (Nik540/1.7X/D7100(1275mm相当)) 面積削減:上から1/4、1/6。 ■2015-1-3 (ドイ・アンカン) (Nik328/2.0X/D7100(900mm相当)) 面積1/4に削減。 ■2014-5-5 (東勢林場遊楽区/台湾) (Nik80-400/D7100(600mm相当)) 面積1/3に削減。 ■2012-11-23 (阿里山/台湾嘉義縣) 薄曇 (Nik18-300/FT1/V1(810mm相当)) 面積1/4に削減。 ■2012-4-28 (舳倉島) 快晴 (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/4に削減。 ■2012-1-29 (多摩川河口/東京都) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積削減:上から1/4,2/3x2。 |
ハクセキレイ11亜種