モズ
Bull-headed Shrike
Lanius bucephalus

■分布:サハリン、ウスリー、中国北東部、 朝鮮半島、中国甘粛省で繁殖し、北方のものは冬季南方へ移動する。
 日本ではほぼ全国で繁殖するが、積雪地のものは冬に暖地に移動する。
■生息地:平地から山地の公園、明るい林、林縁、農耕地。
■本州中部で見られる時期:
  @ABCDEFGHIJK

探鳥記
■2023-7-2 青梅市
 そろそろ巣立ちかと訪れてみた。かなり大きくなった雛はもう纏まってはおらず、前回のドウダンツツジの窓から見られたのは二羽だけだった。

 それなので何羽が生き残っているのは不明であるが、親はドウダンツツジのあちこちから入ったり出たりしているので、雛も中で分散して過ごしているに違いない。

 本日確認した餌は、トカゲのしっぽ、アブ、カマキリ、バッタであった。

<追記>これらの雛は、昨日の今日3日、全部巣立ったとのこと。巣の周辺にいて、まだ餌をねだっているに違いない(6月3日)。

■2023-6-30 青梅市
 子育てモズ一家(番の親、6羽の雛)。平均すればほぼ10分に1回ほど番の親が6羽の雛に餌を運んだ。

 トカゲの頭、芋虫、毛虫、小さなショウリョウバッタ、ミミズ、良くは識別できないがマメコガネのような小さな甲虫、カメムシ コオロギ、何かの肉の切れ端、その他多くの餌を持ってきた。2時間ほど観察しそこを離れた。

■2022-5-2 青梅市
 T.I氏宅の二階から営巣中のモズが見られるという。誘われて出かけた。モズの巣は大きなサザンカの木の中にあるらしく全く見えないが、繁く中に餌を運んでいた。
 2時間半ばかり観察した間、餌を運んだのは雄ばかりだったので、まだ雛が孵っておらず雌が抱卵中であることを伺わせる。

■2021-12-10 青梅市
 友人T.T氏からの情報で、ハゼの実に多くの野鳥が来ると聞いた。今回は2回目の訪問であり、アオゲラを狙った。その間このモズが来たが、ハゼの実を幾つかついばんだのでびっくりした。

 モズの早贄(はやにえ)として有名で、昆虫やトカゲなどの生き餌しか喰わないと思っていたからである。
Wikipediaの説明にも、「食性は動物食」とあり、植物性の餌を採ることは書かれていない。それらの少なくなる冬だからこそだろうか。

■2021-10-8 青梅市
 E-M1Xの鳥認識AFの性能を確かめた。かなり遠方でも認識し、歩留まりは90%以上だった。

■2020-3-6 青梅市
 T.T氏から田圃にキジがいるとの情報をもらって、ほぼ1時間後に来てみたが、キジは姿を消していた。広い田圃の中の小さな木立でしばらくモズを撮った後、帰宅してから写真を整理していたら♂♀であった。同じ所にいるので番だろう。

■2018-10-23 青梅市
 白いスズメを撮りに行った場所で、スズメの群れが頻繁に止まる雑木の上でこのモズがしばらく陣取っていた。
 その間、とうぜんスズメは来なかった。10人ほどスズメを待っていたバーダーは「早くどいてくれ」と念じていた。

■2017-12-7 狭山湖
 Fujinon100-400mmの初撮りがあまり満足できなかったので、習熟をかねて狭山湖を訪ねた。

■2017-12-6 八王子市
 昨日入手したFujinon100-400mmの初撮りである。多少甘めな気がするがさらに多くの場数を踏む必要がある。

■2012-10-9 多摩川・秋川合流点
 初めてRX100デジスコのフィールドテストを行った。換算3000mm相当から1080mm相当までほぼ均質な画像が得られ、今までに試した中で最も優れたシステムであることを確認した。

■2011-1-12
 初めてデジボーグを使った。1300mm相当なので、ブレとピントにはシビアである。

■2010-3-10
 モズは小さな猛禽とよばれ、ときには自分より大きなシロハラさえ襲うそうである。「モズのはやにえ」といって、昆虫や蛙をとがった枝に刺すのでも有名だ。
 英名の「Bull-headed」は「雄牛の頭」であり、体の割に異常に大きな頭が特徴である。そのなりから「孤高のハンター」を想像させ、私の好きな鳥の一つである。

主要更新
◆'10-3-10:本欄新設
■2023-7-2 (青梅市) 快晴 (Nik445/Z8(400mm)) 面積1/16に削減。 上からアブ, カマキリ, バッタ, トカゲのしっぽ








 ・6-30 晴 (Nik445/Z6U(400mm)) 面積削減:上から2/3,1/2x3,1/16。 子育てモズ一家(番の親、6羽の雛)










 ・6-29 晴 (Nik445/Z6U(400mm)) 面積2/3に削減。 時々、雛の糞を咥えて遠方に捨てる。





■2022-5-30 (あきる野市) 快晴 (M.Zuiko100-400/OM-1(1000mm相当)) 面積で2/3に削減。



■2022-5-2 (青梅市) 薄日 (M.Zuiko100-400/OM-1(800mm相当)) 面積1/2に削減。





■2022-4-23 (あきる野市) 薄日 (M.Zuiko150-500/OM-1(1000mm相当)) 面積で3/4に削減。



■2022-3-23 (東京都瑞穂町) 晴 (M.Zuiko150-400/E-M1V(800mm相当)) 面積1/3に削減。



■2022-3-4 (片倉城跡公園) (M.Zuiko100-400/E-M1V(800mm相当)) 面積1/3に削減。



■2022-2-8 (小平霊園) 晴 (M.Zuiko100-400/E-M1V(800mm相当)) 面積1/3に削減。



■2022-1-16 (あきる野市谷戸) 快晴 (M.Zuiko100-400/E-M1V(800mm相当)) 面積1/8に削減。



■2021-12-10 (青梅市霞丘陵) 快晴 (M.Zuiko150-500/E-M1X(1000mm相当)) 面積2/3に削減。 モズが木の実を喰う!



■2021-10-8 (青梅市) 快晴 (M.Zuiko340/2X/E-M1X(1200mm相当)) 面積削減:上から1/4,1/3。



■2020-10-20 (青梅市) 快晴 (M.Zuiko100-400/E-M1V(800mm相当)) 面積1/3に削減。  プロキャプチャー撮影




 ・10-2  快晴 (M.Zuiko100-400/E-M1V(800mm相当)) 面積1/8に削減。



■2019-10-24 (船橋三番瀬) 曇り (M.Zuiko340/1.4X/E-M1X(840mm相当)) 面積1/4に削減。



■2018-12-17 (蕪栗沼/宮城県) 薄曇り (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積1/6に削減。



■2018-10-23 (青梅市) 薄曇り、後晴 (Nik556PF/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/6に削減。



■2018-3-2 (飯能市) 晴 (Nik340PF/1.7X/D500(765mm相当)) 面積1/8に削減。


 ・2-16  晴 (Nik340PF/1.7X/D500(765mm相当)) 面積2/3に削減。



■2017-12-7 (狭山湖) 快晴 (Fujinon100-400/XF1.4X/X-T2(840mm相当)) 面積1/3に削減。



■2017-1-18 (あきる野市) 快晴 (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積1/4に削減。



■2013-1-29 (北本自然観察公園/埼玉県) 晴れ (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積2/3に削減。

   最も印象に残った写真、森山大道の「野良犬」を思いだす。


■2012-12-19 (酒匂川下流/神奈川県) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積2/3に削減。



■2012-2-12 (相模川/厚木市) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積2/3に削減。


■2010-3-5 (葛西臨海公園) (Pen A☆600mm/A1.4X-L /K-x(1285mm相当)) 面積2/3に削減。


■2010-1-26 (荒川総合運動公園)  (Pen A☆600mm/A1.4X-L /K-x(1285mm相当)) 面積2/3に削減。


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