タシギ
Common Snipe
Gallinago gallinago

■分布:ユーラシア大陸北部、北アメリカ北部で繁殖し、ヨーロッパ、アフリカ、中東、インド、東南アジア、北アメリカ南部で越冬。

 日本には旅鳥または冬鳥として飛来。日本全国で記録されている。
■生息地:水田、湿地、湖沼 畔、川岸。
■本州中部で見られる時期:
  @ABC5・・8HIJK

探鳥記
■2020-9-20 稲敷市浮島
 浮島のそこかしこにある蓮の冬水田圃の、少なくとも三ケ所で別個体のタシギを見つけた。集団で渡っていると思わせる遭遇頻度だ。

■2021-9-23 青梅市
 D500+556とE-M1V+100-400の比較評価をしたものである。この条件下ではAFや色合いでわずかにD500が優った。

■2020-9-4 小山市
 チュウジシギ目的で来たところ、3時間ほど後に目の前に現れたので「スワッ、チュウジシギ」と興奮した。炎天下3時間半粘り、500mLペットボトル4本を空けた。
 帰ってから拡げた尾羽の写真を見たらまさにタシギであることを確認した。残念。

■2020-9-1 稲敷市
 この時期ここに来るのは「もしやチュウジシギに遇えるかも?」という期待があるからである。

 全体にとてもシギチが少ない中、ある蓮田でこれを見つけた。「すわ!チュウジか?」と一瞬思ったが、周りにも3羽いて全部で4羽が水面に嘴をつっこんでせわしなく餌を探している。チュウジシギはこんなに群れて見つかることはないし、このように水に入ることも少ないと図鑑の説明にある。

 羽を拡げた写真を帰ってから図鑑と照らし合わせると、「翼を拡げると、次列風切の後縁には白線が出る。下雨覆にも白帯が出る」とある。まさにこれであることを確認した。

■2019-4-5 横浜市
 シベリアジュリンで前回はミラーレスを試したので、比較のため今回従来の一眼レフを使った。
 シベリアジュリンを待ちうけていると突然タシギが目の前に飛んできた。あわててカメラを向けて撮影した。多少ピントのずれがあるがなんとか撮ることができた。
 ミラーレスではこの場合、ファインダーが点灯した時点でターゲットが逃げているであろう。当分一眼レフは手放せないと判断した。

■2018-12-2 アグラ地域/インド
 タシギが10羽程度かたまっていて絶好の被写体だったのだが、ほとんどゴミの上に乗っているので汚くて掲載できない。仕方なく飛んでいるのを載せた。

■2018-9-11 西の洲/稲敷市
 前回ここに来たのが去年の奇しくも同じ9月11日だった。蓮田はいっそう荒れていて、わずかに残った蓮の水田には何もいなかった。

 本日このシギを見つけたときは、一昨年来探していたチュウジシギかと小躍りしたが、帰宅して調べたら大いに落胆した。「そうは問屋が卸さない」

■2018-1-31 横浜市舞岡公園
 今冬は特別寒く、数日前に振った雪がまだ溶けていない。

■2015-1-29 出水市
 ツルを見に来た。水の少したまった田んぼでタゲリを撮っていると、より近くにこれがいることに気が付いた。タシギはじっとしていれば見つからないとでも思っているのか、他の野鳥だったら逃げる距離でも留まっていることが多い。

■2014-9-8 平塚市
 タマシギの出を待っている時に遠方の空を飛んだ。家に帰り画像を拡大してタシギと識別できた。

 タシギを含むジシギ類は丸っこい体から想像するよりずっと素早い飛び方をする。「オオソリハシシギの11,000km無着陸飛行」に示されるようにタフな渡りのをするのかもしれない。

■2012-1-29 横浜市舞岡公園
 1年ぶりに来てみたが、その際撮ったヤマシギ、タシギ、クイナに再び遇えた。遇えなかった主な鳥はコジュケイである。

■2011-2-7 横浜市舞岡公園
 この個体の周りには数人のカメラマンが2,3メートルの距離で取り囲んでいる。その中で悠々と餌をついばんでいる。まるで手乗りの小鳥のような振る舞いである。よほど慣れているとみえる。

■2010-11-21 出水平野
 ハマシギを撮影していたら、偶然目に飛び込んできた。普通種なのにいままで遇ったことがなかったのでことさらうれしい。

主要更新
◆'10-11-24:本欄新設
■2024-1-15 (北本自然観察公園) 快晴 (Nik663/Z8(600mm)) 面積1/2に削減。 三羽固まっていた。





■2023-9-25 (稲敷市浮島) 晴れ、時々薄曇り (Nik863/Z8(800mm)) 面積1/16に削減。





■2022-9-20 (稲敷市浮島) 小雨 (M.Zuiko150-500/OM-1(1000mm相当)) 面積削減:上から1/4,1/6。





■2022-1-5 (北本自然観察園) (M.Zuiko100-400/E-M1V(800mm相当)) 面積1/6に削減。



■2021-9-23 (青梅市)  晴れ (Nik556PF/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/4に削減。




 ・ M.Zuiko340/1.4X/E-M1V(1120mm相当)) 面積削減:上から1/3,1/4。





■2021-1-5 (北本自然観察公園) 薄曇り (M.Zuiko340/1.4X/E-M1V(840mm相当)) 面積削減:2/3。



■2020-9-9 (神奈川県) 晴れ、 真夏日 (M.Zuiko340/2X/E-M1V(1200mm相当)) 面積削減:上から1/2,1/3。





■2020-9-7 (神奈川県) 薄曇り、時々雨 (M.Zuiko340/E-M1V(600mm相当)) 面積削減:上から 1/8,1/12。





■2020-9-4 (小山市) 晴れ、真夏日 (KowaTSN884/TE11WZ/25mm/E-M1U(3000mm相当)) 面積削減:上から1/2,1/4。





■2020-9-1 (稲敷市) (M.Zuiko340/2X/E-M1V(1200mm相当)) 面積削減:上から1/2,1/3。





■2018-12-2 (ヤムナー河原/アグラ地域/インド) (Nik340PF/1.4X/D500(630mm相当)) 面積1/2に削減。



■2018-9-11 (西の洲/稲敷市) 薄曇り (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積1/4に削減。



■2018-1-31 (横浜市舞岡公園) 晴れ (Tam150-600G2/D500(900mm相当)) 面積削減:上から、無し,2/3。





■2015-1-29 (鹿児島県・出水平野) (1Nik70-300/V3(810mm相当)) 面積1/4に削減。



■2013-1-31 (横浜市舞岡公園) 晴れ (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積2/3に削減。



■2012-9-12 (稲敷市) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/4に削減。



■2011-2-7 (横浜市舞岡公園) (Pen DA☆300/K-5(460mm相当)) 面積削減無し。


   (Pen DA☆300/1.7X/K-5(765mm相当)) 面積削減無し。


■2010-11-21 (鹿児島県・出水平野) (Pen DA☆300/1.7X/K-5(765mm相当)) 面積1/3に削減。


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