キバラシジュウカラ Green-backed Tit Parus monticulus insperatus | |
■生息環境・習性:高海抜の林縁、まばらな低木林に生息し、よく茂った森林内部ではあまり出現しない。山壁、石の隙間または道ばたの配水管内で営巣する。 ■分布:海抜2000-3400mの山地で見られる。 ■観察時機:一年中見られる。 (「台湾の野鳥300図鑑」より) | |
探鳥記 ■2012-11-26 阿里山の最終日は正午すぎにバスが出るので、荷物のパッキングもあるし探鳥の時間があまりない。そこで、折角持っていったV1を試写してみた。 やはりEVFの表示遅れが邪魔をしてちょこまか動く野鳥をファインダーに捉えられない。習熟が必要であるが歩留まりは大幅に落ちる。 画質に関しては500/4+D7000に敵うはずはないのだが、思った以上に、周囲の小枝などにAFが惑わされるし、解像度・階調なども悪い。 ただ手持ちなので、手ぶれ抑制が効いているとはいえ、1/60秒のシャッター速度のため手ぶれが発生している恐れはある。三脚かあるいは一脚を使ってテストする必要はある。 ■2012-11-23 阿里山に来てから、ベストの探鳥場所という沼平公園で述べ8時間を費やしたが、ドバトを除き一羽たりとも野鳥を見なかった。とんでもない時期にとんでもない所に来てしまったかもしれないと、後悔し始めた。 二日目の22日は三種の初見を得たが、お目当てのアリサンヒタキは出てこない。 三日目の朝まだ暗き6時ごろホテルの裏庭を横切って森に行こうとした時、ふと横を向くと材木の上に黒い陰の小鳥が見える。急いで撮ってモニターで拡大するとアリサンヒタキではないか!! 図鑑やパンフレットで何回も見ているので目に焼き付いている、間違いないと確信した。これでどっと肩の荷が下りた気がした。 | |
主要更新 ◆'12-11-30:本欄新設 |