シロチドリ
Kentish Plover
Charadrius alexandrinus

■分布:北半球の温帯および南アフリカ西海岸で繁殖し、北方のものは南に渡って越冬する。
  日本では北海道から南西諸島まで留鳥として繁殖するが、北日本では夏鳥として冬季は暖地に渡っていくものが多い。
■生息地:河川敷、砂浜、埋立地で繁殖。干潟、水田でも多く見られる。
■本州中部で見られる時期:
  @ABCDEFGHIJK

探鳥記
■2019-3-4 東よか干潟(大授搦)
 8年半ぶりに訪問した。万に一つの可能性しかないヘラシギを目標としたが遭遇かなわず、アカツクシガモ/ツクシガモ/ズグロカモメ/クロツラヘラサギなどで楽しんだ。

■2014-2-24 鳥の海/宮城県
 登米市でカリガネを撮った後、帰り道すがら初めて寄ってみた。ここはあの津波で壊滅的な被害を受けた地域で、コンクリートの土台だけがあちこちに残っていて胸が痛む。

 干潟は少し現れていたこともあり、シギチ類はシロチドリだけだったが、広大な河口にはかなり多くの種類のカモ類がいた。オナガガモはおそらく1000羽オーダーいたのではないだろうか。

 シロチドリの中の一羽がレッグフラッグのバンディングをしていた。表から調べると千葉県小櫃川だった。 外国のものだと印象深いのだが.....

■2012-8-18
 栃木県、福島県、茨城県と3日間の歴史探訪ドライブをした。多くは水田地帯であったが、水を張った大きな休耕田は一つしか見当たらなかった。ここにダイサギと共にクサシギとシロチドリがいた。クサシギの存在には驚かなかったがシロチドリがこんな処にいるとは知らなかった。

■2012-6-5
 ネットのニュースに「千葉県いすみ市大原の大原漁港で四日、漁港内に逃げ込んできたおびただしい数のイワシが酸欠で大量死した。同漁港に打ち上げられた死骸だけでも数十トン」とあった。
 大原漁港は九十九里浜の南端であるから、私が3日に見たのはキビナゴではなくてイワシで、この事件と連動していると思われる。キビナゴを調べてみると体長10cmとあり、私の見た死骸は15cm以上あったので、それよりずっと大きい。

■2012-6-3
 海岸にはキビナゴと思われるおびただしい小魚が波打ち際に点々と打ち上げられていた。いままさに打ち上げられてピチピチと跳ねているものもいた。それほど波も荒くはない。原因は何であろうか。
 ミユビシギ、キョウジョシギ、シロチドリは一瞥するが喰おうとする気配はない。この大きさでは丸飲みはできず彼らの常食ではないのであろう。

■2010-3-22
 まあ、ちょこまかと走っては止まり、すぐ違う方向へと走り去る。同じ処に5秒留まることは滅多にない。モニター表示に実像から時間遅れのあるデジスコにはつらい被写体である。

主要更新
◆'12-8-20:スンガイブローのシロチドリをメダイチドリに訂正。
◆'10-3-23:本欄新設
■2022-10-8 (船橋三番瀬) 薄曇り (M.Zuiko150-500/OM-1(1000mm相当)) 面積1/16に削減。





■2021-3-24 (鳥の海/宮城県) 快晴 (M.Zuiko150-500/E-M1X(1000mm相当)) 面積1/8に削減。 右はハマシギ。



■2020-10-12 (片貝干潟) 曇り (M.Zuiko340/2X/E-M1V(1200mm相当)) 面積1/3に削減。





■2019-3-4 (東よか干潟/佐賀県) (Nik556PF/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/3に削減。



■2016-12-7 (ひたちなか市) (Nik540FL/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/2に削減。



■2016-7-1 (宮古島) (Nik200-500/1.4X/D500(1050mm相当)) 面積1/8に削減。



■2014-4-5 (船橋三番瀬) (Nik340/1.7X/D7100(765mm相当)) 面積削減:上から1/12,1/16。





■2012-6-3 (九十九里浜) (Nik540/1.4X/D7000(1050mm相当)) 面積1/4に削減。





■2011-6-6 (九十九里/千葉県) (Pen A☆400mm/1.7X/K-5(1030mm相当)) 面積1/4に削減。



■2011-4-28 (舳倉島/石川県) (Pen A☆300/1.7X/K-7(765mm相当)) 面積1/8に削減。


Copyright © woodpecker.me