ソウシチョウ Red-billed Leiothrix Leiothrix lutea | |
■分布:ヒマラヤ、ビルマ、ベトナム、中国に分布。古くより中国や日本で広く飼育されていた。
日本では1980年代から、飼い鳥が野生化したと考えられるものが、茨城、神奈川、静岡、兵庫、九州などで多数生息、繁殖するようになった。 ■生息地:低山から山地の林床をササが覆う落葉広葉樹林、針広混交林。 ・かご抜け鳥なので野鳥としてまっとうに扱ってもらえない。これほどきれいなのに残念なことである。 | |
探鳥記 ■2021-12-25 羽村市 ここでの目的のミソサザイやルリビタキを追い払うので、嫌われ者である。籠脱け鳥は厳密には日本の鳥とは認められていないので、差別に遇う。 ■2018-5-24 甲州市 久しぶりにソウシチョウに遇った。1970年から1990年代に割合が増加した野鳥の筆頭にあげられているが、絶対数はそれほど多くないと思われる。感覚としてガビチョウの方が10倍以上多いと感じる。 ■2011-9-22 富士山太郎坊 中の一羽にアルミのような足輪がついていた。どこで付けられたのだろうか? ソウシチョウの渡りの調査をしているとは思えないので、文字通り飼われていたこの個体が籠脱けしたのではないかと推定される。 ■2010-8-5 富士山太郎坊 富士山の森林限界に近い太郎坊の水場(標高1250m)にもこのソウシチョウがいるだけでなく、この日最も頻度高く現れた種である。 かご抜け鳥なので野鳥としてまっとうに扱ってもらえないが、これほどきれいなので残念なことである。 ■2010-2-8 入間市 智光山公園で初めて見たときには、「こんな極彩色の野鳥が日本にいるなんてうそだろう!」とショックを受けた。帰って図鑑を調べたら飼い鳥が逃げて繁殖したものらしい。綺麗なだけに複雑な心境である。このようなものを「かご抜け鳥」というそうだ。英名:Red-billed Leiothrix。 | |
主要更新 ◆'10-4-3:本欄新設 |
■2024-5-3 (甲州市) 快晴 (Nik663/Z8(600mm)) 面積削減:上から1/6,1/4。 ■2023-7-11 (富士山太郎坊) 晴れ (Nik863/Z8(800mm)) 面積1/2に削減。 ■2022-8-16 (富士山太郎坊) 薄曇り、時々晴れ間 (M.Zuiko150-400/OM-1(800mm相当)) 面積1/3に削減。 ■2021-12-25 (羽村市) 薄曇り、後晴れ (M.Zuiko150-400/E-M1X(450mm相当)) 面積1/4に削減。 ■2020-8-21 (富士山太郎坊) (M.Zuiko340/1.4X/E-M1V(840mm相当)) 面積1/2に削減。 ■2020-3-25 (須坂市) <Leica100-400/E-M1V(800mm相当)) 面積3/4に削減。 ■2019-8-4 (富士山太郎坊) 晴 (M.Zuiko340/1.4X/E-M1X(840mm相当)) 面積1/3に削減。 ■2018-5-26 (甲州市) 晴 (Nik540FL/D500(750mm相当)) 面積1/3に削減。 ■2011-9-22 (富士山太郎坊) (Sig50-500/K-5(750mm相当)) 面積1/3に削減。 足環あり、籠抜けか? ■2010-8-5 (富士山太郎坊) (Pen A☆300/1.7X/K-7(765mm相当)) 面積1/2に削減。 ■2010-2-8 (智光山公園/入間市) (Pen FA☆400/K-7(610mm相当)) 面積1/2に削減。 |