セキショクヤケイ Red Junglefowl Gallus gallus | |
■分布:中国南部からフィリピン、マレーシア、タイなど東南アジア熱帯地域のジャングルに生息する野鶏である。羽は赤笹色で体重は成鳥で1kg弱程度である。 なお、ニワトリはこれを家禽化したものと現在では考えられている。近年では人間に飼われているニワトリとの交雑(遺伝子汚染)が進み、純粋な野生種は絶滅の危機があるともいわれている。 日本の地鶏などはこの赤色野鶏の特徴を残しているものが多い。 <Wikipediaより> | |
探鳥記 ■2013-12-16 四週間前にアマゾンに注文していた「ハワイと太平洋の野鳥図鑑」が本日届いた。 Red Junglefowlの項を読むと、本種はロタ島の留鳥であり、家禽との区別が難しいが、人家から離れて居る場合は野生種との記述があった。 ここで撮影した種は、ロタ島の最北部の平原にいたもので、十分人家から離れている。また、野生で孵ったと思われる雛を引き連れていた。 それに、これらの個体たちは車で近付いてもそそくさと逃げて藪の中に隠れてしまう。20mの距離にさえ近づけない。一般に飼われている個体は10m以内に近づいてもこちらを気にする様子はないことが多い。 これらの状況から判断し、遭遇したこれらを野生種とし、最初の判断を逆転しライフリストに加えた。ただ、家禽との交雑種である可能性は検証できないのでこの判断はグレーであるには違いない。 ■2013-12-2 ロタ島 ロタではいたるところに野生化した家禽が棲んでいた。セキショクヤケイの原型に近いのでここに載せた。 ただWikipediaにあるように本来の野生種ではないと考えられるので、自分の決めた方式に従ってライフリストには入れないこととした。 | |
主要更新 ◆'13-12-10本欄新設 |