コウライアイサ
Scaly-sided Merganser Mergus squamatus

■分布:ロシアのウスリーから中国の黒竜江省にかけてのアムール川流域で繁殖しているらしい。冬季は朝鮮半島から中国東部で越冬。
 日本ではまれな冬鳥として本州、九州、佐渡、西表島で記録がある。
■生息地:海上、内湾、港。
■本州中部で見られる時期:
  @AB4・・・・・・JK

探鳥記
■2016-1-7 金沢市
 友人から正月3日に金沢市内でコウライアイサを撮ったと年賀のあいさつをいただいた。ネットで探すと3日に犀川で撮ったというブログを見つけた。

 5日朝出発し、470kmのドライブの後、正午過ぎに現地に着いた。さっそく去年2月に探しまわった処を移動して探したが見つからず。 2日目も川を上下して、探したが見つからなかった。

 川で遇った一人のカメラマンから重要な経験談を聞いた。曰く「コウライアイサは3年前から毎年来るようになり、とくに寒くなるとしばしば姿を現す」との事だった。

 3日目、下流から上流に移動していると、あるところの対岸で超望遠を構えているカメラマンを見つけた。その前にいるカワアイサ然とした個体を撮すとまさにコウライアイサだった。

 このとき手には300mmしか持っていなかったので、二、三枚証拠写真撮してから大急ぎで駐車してある車に戻って500mmを取ってきた。

 撮し始めるとあられが降ってきて、まもなくみぞれに変わった。昨日まさに「......とくに寒くなるとしばしば姿を現す」といわれたとおりであった。雨の中、かなりの枚数を撮った。
 これで去年1月の鹿児島、2月の金沢と振られ続けていた1年越しの懸案が解決した。

主要更新
◆'16-1-7:本欄新設
■2016-1-7  (金沢市) 小雨 (Nik540FL/D7200(750mm相当)) 面積削減:上から1/2,1/4,2/3,なし,1/3,1/2。<あられの降る中>












 ・  (Nik340PF/1.4X/D7200(630mm相当)) 面積2/3に削減。





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