ウミアイサの群/斜里町のオホーツク海 2024-1-29
 2024年


主要更新
◆'23-11-28:本欄新設
■2024年の目標

  特に撮りたい鳥

オオヨシゴイ
キアオジ
キョクアジサシ
コベニヒワ
コグンカンドリ
コケワタガモ
セグロカッコウ
チシマシギ
ツノメドリ
ナキイスカ
ヒメクイナ
ヒメハマシギ
  目標外の日本で撮影した初見野鳥:x種達成 ---- <2024-xx-xx現在>  ( ):亜種

xxx
  目標外の外国で撮影した初見野鳥:36種達成 ---- <2024-3-24現在>

ニューカレドニア探鳥:7種、マレーシア探鳥:29種


■2024-7-22 山中湖畔 晴れ、時々薄曇
 避暑も兼ね太郎坊に来てみた。従来数台の車が停められた道路際は昨年だったか柵で覆われてしまった。それもあってか訪れるバーダーは激減したと思われ、水場に下りる細い火山礫道はがれていた。80過ぎの爺さんには危険だったので探鳥をあきらめ、もう一つの水場がある水ケ塚に向かった。水場は見つかったがそこへ降りる道が見つからずバーダーも居ない。仕方なくここもあきらめ、いつもの山中湖畔に向かった。
 1時過ぎに着いたところ5人の カメラマンが居た。2時には4人が退出し最後の1人も3時には退出した。 すると、3時半から次々と野鳥が現れた。4時に帰る予定だったが4時半過ぎまで撮影した。
【観察鳥】キセキレイ、キクイタダキ、クロツグミ(♂、♀)、ヒヨドリ(若)、オオルリ(♀)、キビタキ(♂、♀)、センダイムシクイ、メジロ、エナガ(〜10)、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ、ホオジロ

■2024-7-19 あきる野市 薄曇
 35℃を超える猛暑日、1時過ぎにフラッと寄ってみた。1時間ばかりの中で、子育て中のセッカとおもわれるオスに出遇った。また川べりには一瞬カワセミも枝に止まった。留まった。
【観察鳥】アオサギ、カワセミ、ハクセキレイ、ムクドリ、セッカ、スズメ

■2024-7-15 あきる野市 曇り
3時ごろNikkor28-400mm/Z50の試写に来てみた。バーダーが一人行ったりきたりしていた。セッカが営巣しているのでそれを見ているという。巣は高いアシに中なので見えない。そのうちにカメラを据えにバーダーが一人来た。こちらはセッカを特に狙っているのではないのであたりをうろうろして被写体を探した。このシステムはAFは遅いが、準静止画だったら十分撮れそうである。
【観察鳥】アオサギ、コチドリ(幼鳥)、ハクセキレイ、モズ、セッカ、スズメ

■2024-7-10 山中湖畔 薄曇
S.T氏と再々訪問。9時半に着いたところ、すでに8名のカメラマンが陣取っていた。ピークは我々も入れて12名だったが、12時には我々を除いて全員が退出した。1時までいたが予想通り午後の出は激減した。S.T氏の狙いはヤブサメだったが、あらぬ方向に一瞬出ただけだったので、撮り逃がしたようだ。
【観察鳥】コゲラ、キセキレイ、ゴジュウカラ、オオルリ(♂、♀)、チョウセンオオルリ、キクイタダキ、キビタキ(♂、♀)、メジロ、センダイムシクイ、ヤブサメ、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ

■2024-7-8 山中湖畔 薄曇、ときどき晴れ
T.T氏、T.I氏を誘って再訪した。9時半ごろついたところ、すでに3人のカメラマンが座っていた。彼らはあまりよい鳥が出ないと、1時間も経たずに退出した。我々は1時まで滞在した。種類は少なかったが、頻繁に水浴びしたので楽しめた。ここは標高1060mで傍の木につるしてあった温度計を見たら25℃だった。帰りの車の中で走りながら温度計を見たら39℃あった。PAで外に出たら耐え難い暑さだった。
帰宅後、画像を整理していたら雌のオオルリの喉が白い個体が見つかった。これはチョウセンオオルリの特徴である。これと共に雄のチョウセンオオルリがいると思われるが私には判別できない。
【観察鳥】キセキレイ、オオルリ(♂、♀)、チョウセンオオルリ(♀)、キビタキ(♂、♀)、メジロ、ヤブサメ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ

■2024-7-4 山中湖畔 晴れ、ときどき薄曇
有名なここの探鳥スポットは冬にしか来たことがない。夏はどうかと10時前に訪れた。すでに3人のカメラマンがいた。2時に退出するまで計7名となったが、最後まで残ったのは私ひとりであった。野鳥は想定したよりはるかに多くの種類が出てくれて、おおいに楽しめた。ヤブサメなどは7年前に舳倉島で見たのが最後だった。
【観察鳥】キセキレイ、クロツグミ(♂、♀)、ゴジュウカラ、オオルリ(♂、♀)、キビタキ(♂、♀)、キクイタダキ、メジロ、ヤブサメ、シジュウカラ、ヒガラ、ヤマガラ

■2024-6-26 埼玉県秩父郡 薄曇、ときどき晴れ間
去年アオバトを撮ったスポットに、T.T氏、T.I氏の三人で来てみた。10時前から午後2時まで4時間ほど待ち受けた。あまり近くには来てくれなかったが20羽ばかりが遠方を飛びまわった。カメラマンは入間から来た常連と思われる一人がいただけだった。
【観察鳥】アオバト(〜20)、トビ、ホトトギス[声]、ウグイス[声]、カワラヒワ、スズメ、[ホオジロ]。[xx]:T.T氏撮影

■2024-6-24 八王子城跡 晴れ
青梅警察署で運転免許更新が9時前に終わったので青梅の多摩川で少し探鳥してから11時半ごろここに来てみた。今回はサンコウチョウが水浴びするというスポットで待つことにした。3時までの3時間半待ったが出てこなかった。昨夜の雨のためいつもよりずっと多くの水が流れており、どこででも水浴びができる状態だったのが利いていたのかもしれない。9時半から待っていたカメラマンも出遇っていないから、ここであきらめた。
その間、キセキレイやキビタキを340/OM-1Uと663/Z8で撮り比べた。結論から言えば、1/8から1/16ほどに削減した画像をA4に印刷した限りでは両者にほとんど差はなかった。
【観察鳥】キセキレイ(2)、キビタキ(♂:1、幼鳥:1)

■2024-6-22 あきる野市 晴
OMシステムの軽さ・コンパクトさが海外探鳥では有利なのが忘れられず、いったん手放したオリンパスだがZ6Uと400mm/F4.5などを下取りに300mm/F4とOM-1Uを入手した。本日軽く両者を比べてみた。Z8は4600万画素、OM-1Uは2000万画素の差が現れる場面はわずかで、ハンドリングとのトレードオフであることを確認した。しばらく迷うだろう。
【観察鳥】アオサギ、チュウダイサギ、ハクセキレイ、キジバト

■2022-6-17 八王子城跡 薄曇、時々晴れ間
10時半過ぎに着いたところ20数名がカメラを構えていた。12時に退出した時には数名に減っていた。この間、三回♂♀が抱卵を交代した。木々の枝に阻まれて全体が良く見える撮影スポットはせいぜい3m四方しかない。後から来たカメラマンはあくまで待つしかない。駐車場には、都心、相模、所沢などのナンバーがあった。雛が孵ったらはるかに多くのカメラマンが殺到するであろう。
【観察鳥】サンコウチョウ(♂♀:各1)

■2022-6-15 八王子城跡 薄曇
今年のサンコウチョウはどうかなと4時過ぎに様子を見に行った。定番の場所にはおらず一番奥まったところに巣があり、8、9人のメラマンが大砲を据えていた。大砲が狙っている先が暗くて探すのに苦労した。よほど光が回らないとまともな画像は撮れそうもない。巣ではメスが抱卵していた。今までの経過を知らないのでなんともいえないが、1、2週間ほどしたら雛が孵るのではないだろうか。オスが来るのを待たずに10分ほどで現場を離れた。
【観察鳥】サンコウチョウ(♀:1)

■2024-6-14 あきる野市 快晴
3時から4時まで狙った。絶好の日和なのに何回か飛んでくれたが撮れなかった。まだ高鳴きしてくれている。巣造りを始めたらもう鳴かないだろう。
【観察鳥】アオサギ、カルガモ、ツバメ、ハクセキレイ、ムクドリ、セッカ

■2024-6-13 あきる野市 薄曇
1時過ぎから3時まで狙った。着いてしばらくしてT.T氏が合流した。昨日よしは頻繁に出たが一昨日より回数、個体数とも少なかった。飛んでいるところも歩留まりは一昨日より高かった。
【観察鳥】アオサギ、カルガモ、ツバメ、ハシボソガラス、ハクセキレイ、ムクドリ、セッカ

■2024-6-12 あきる野市 快晴
T.T氏、T.I氏が撮っているところに合流した。昨日に続きセッカが飛んでいるところを撮りたかったのだが、昨日と違って一時間の間にたった一回しか飛んでくれなかった。
待っている間にケリのような飛び方をした鳥が農道に舞い降りた。遠方だったが嘴と足の長さが目に付きオオメダイチドリと直感した。20分ばかり水田でえさをついばんだ後飛び去った。
帰宅してから詳細に調べるとイカルチドリとせざるを得なかった。コチドリと比べてもアイリングは細く、嘴が長く、足も長い。オオメダイチドリはかつて10回ほど撮ったが、すべて干潟か海岸だった。内陸で見たことはない。
【観察鳥】アオサギ、カルガモ、イカルチドリ、ツバメ、ハシボソガラス、ハクセキレイ、ムクドリ、セッカ

■2024-6-11 あきる野市 晴れ
飛んでいるところをきれいに撮りたくて再訪した。頻繁に飛んでくれたがまともなものは一枚も無し。セッカも三羽以上いるように見える。
【観察鳥】アオサギ、チュウダイサギ、カルガモ、トビ、ツバメ、ハシボソガラス、ムクドリ、セッカ

■2024-6-10 あきる野市 曇り
4時前、ふらっと寄ってみた。カメラマンが一人大砲を据えていたので近づいたらセッカの鳴き声がする。耳のかなり遠くなった私でも聞こえる大きな囀りだ。
【観察鳥】チュウダイサギ、カルガモ、ドバト、ツバメ、モズ、ハシボソガラス、ムクドリ、セッカ

■2024-6-7 青梅市今寺 晴れ
カッコウが夕方姿を見せるというので4時半から1時間ほど寄ってみた。カメラマンは8人ほど集まったが私が退出するまでにカッコウは姿を現さなかった。
【観察鳥】コチドリ、キジバト、モズ、ハシボソガラス、ツバメ、ハクセキレイ、ムクドリ、スズメ

■2024-6-5 御射鹿池 快晴
写真クラブの13名で北八ヶ岳山麓風景撮影スポットを回った。最後に訪れたここで対岸の森を撮っていると手前の岸辺に1羽だけカルガモの雛が見つかった。きっと親家族が居るに違いないと推察したところ案の定カルガモ一家が見つかった。親は一羽だけで、雛が9羽いた。
【観察鳥】カイツブリ(1)、カルガモ(親:1、雛:9)、ハシボソガラス、[キセキレイ]。[xx]:他者情報

■2024-6-4 青梅市今寺 夕立、後晴れ
夕立が来た田んぼに虫を探してムクドリ、ハクセキレイが群がっていた。中に二羽のコチドリが混じっていた。頻繁にえさを咥えていた。
【観察鳥】カルガモ、コチドリ(2)、ドバト、ハクセキレイ、ムクドリ

■2024-6-3 青梅市今寺 晴れ
コチドリが居るというので渡良瀬からの帰りによってみた。
【観察鳥】カルガモ、コチドリ、ハクセキレイ、ムクドリ

■2024-6-3 渡良瀬遊水地 晴れ
T.T氏、T.I氏の三人で訪れた。カメラマンは一人しかいなかったが、1時間半後に退出するときには六人に増えていた。トラフズクはバラけていて、それぞれ一羽ずつとまっていた。
【観察鳥】キジ、トビ、トラフズク(4)、ハシボソガラス、トラフズク、ムクドリ、オオヨシキリ、ヒバリ、シジュウカラ、ホオジロ、スズメ

■2024-6-1 あきる野市平井川 晴れ
ふらっと寄ってみた。野鳥はさっぱりだったので、目の前に出てきたトンボやハムシを撮った。草の葉の上を接写している老人に出会ったので、話しかけてみるとトンボやハムシを撮っているという。私の撮ったトンボを見せると、「絶滅危惧種のアオハダトンボで、ここは知られた局所的な生息地である」という。まもなく自然ガイドと自称する人が加わり、ひとしきり昆虫談義に花を咲かせた。トンボは日本に600種ほどいるそうで、チョウやトンボもまた魅力的な対象であると再認識した。
【観察鳥】カラス、ヒヨドリ。<番外>アオハダトンボ。

■2024-5-30 渡良瀬遊水地 薄曇り
T.I氏の情報で訪れてみた。ネットを検索すると5月2日に小さな白い雛を撮っているブログを見つけた。そこに示された場所に行ってみると全く人がいない。自転車で探そうと貸し自転車に300円を払ったところで、トラフズクの居場所を教えてもらった。ここから3kmは離れているので自転車で向かったが帰りもしんどいと引き返して車で向かった。
現地には8人のカメラマンがいて樹上を見上げていた。親が2羽で全部で8羽いるという。そのうち6羽は見つかったが、枝かぶりがひどく、撮影好スポットは2m四方もない。なかなか目を開けてくれないし、1時間ばかりで退出した。
去年は6月23日にここで撮っているが、ここの若鳥より幼く感じる。
【観察鳥】トラフズク(6)、キジバト(声)、ハシボソガラス、オオヨシキリ、ムクドリ

■2024-5-26 青梅市・公園 晴れ
Nikkor Z 28-400mm/Z50を試してみたかったので、T.I氏宅からの帰途寄ってみた。教えられたところにオナガが出入りしていた。このAPS-Cシステムは十分使えそうである。
【観察鳥】ダイサギ、キジバト、ハシボソガラス、オナガ

■2024-5-25 檜原都民の森 薄曇り
駐車場が開く7時前に着いた。三日前のリベンジに来たつもりが、返り討ちにあった気分である。出遇ったのは二種類のみ。土曜とて、三、四十名の登山者に遇ったが、カメラマンは一人としていなかった。ここはもう駄目だろうか。
【観察鳥】ツツドリ(声)、カケス、キセキレイ、ウグイス(声)

■2024-5-22 檜原都民の森 晴れ
オオルリ、キビタキ、ミソサザイ、メボソムシクイ、コサメビタキなどを期待し、9時半から11時過ぎまでいたが、全く出遇わず。帰りに出会った超望遠を二台抱えたカメラマンによると、早朝でなくては駄目で夜明け前から来る人もいるとのこと。また別の中年女性はスマホで撮ったミソサザイを見せてくれた。
【観察鳥】ツツドリ(声)、キセキレイ、[ミソサザイ]、[クマタカ(檜原街道)]。[xx]:他者情報

■2024-5-19 青梅市河辺町 曇り
近くでタイヤ交換をしたので帰りによってみた。1時間半ばかりいた間、カワセミは何回か餌を捕った。セグロセキレイは幼鳥に餌を与えていた。いろいろ出てきて楽しめた。
【観察鳥】アオサギ、イカルチドリ、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ムクドリ、ハシボソガラス

■2024-5-13 伊佐沼/埼玉県 小雨
新聞の休刊日であり、いつもの仕事がないのでフラッと寄ってみた。さすがに小雨の中ではカメラマンはいなかった。ただ、オオヨシキリのだみ声は響いていたのでこれを撮って引き上げた。
【観察鳥】カイツブリ、カワウ、ダイサギ、カルガモ、ツバメ、ハシボソガラス、オオヨシキリ(?5)、ムクドリ、スズメ

■2024-5-11 あきる野市 晴
もうオオヨシキリが鳴いている頃だと2時過ぎに寄ってみた。ただ、昨年まで川原に密に茂っていたヨシは数分の一ほどにまばらに生えている。その為か、かすかにオオヨシキリの声が聞こえたが姿は見せなかった。帰り際、ここに住み着いているキジに出遇ったところ、車から離れていって遠くで幌打ちを二、三度行った。
【観察鳥】キジ、トビ、ムクドリ、オオヨシキリ[声]

■2024-5-8 青梅市今寺 薄曇
ヒバリが出ているというので正午から2時間ばかりよってみた。早朝によく見られるということもありヒバリには出遇えなかった。たぶんヒバリの高鳴きは終わったようなので営巣に入っていて頻繁には出てこないのかもしれない。
帰って画像を整理していたら撮影したツバメには首の後ろに白い帯があり、リュウキュウツバメさえ北上してきたかと驚いた。ただ飛び去ったところをみると燕尾があり、かつ下尾筒の鱗模様がない。ツバメの個体差か、あるいはツバメとリュウキュウツバメの交雑かと憶測した。
【観察鳥】カルガモ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ムクドリ、カワラヒワ

■2024-5-3 甲州市 快晴
3年ぶりにコマドリのスポットに来てみた。11時ごろ山道を歩き始めたら向こうから夫婦のカメラマンが帰ってきた。聞いてみたら、「朝5時からいるがコマドリは出なかった」と言う。現場には十数名のカメラマンがいたが、12時には数名に減り、午後2時には私一人となった。ここは標高1500mで涼しくなってきたので3時に帰途についた。車に近づいたら向こうから若いカメラマンが上がってきた。「可能性は?」と問うと、夕方に出るのを狙うという。これもありだろう。コマドリは撮れなかったそれ以外の小鳥たちがチョコチョコと出てきたので楽しめた。
【観察鳥】シロハラ、コマドリ(未撮影)、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ソウシチョウ、クロジ

■2024-4-27 あきる野市 薄曇り
S.T氏の要請で現場に案内した。すでにカメラマンが4人おり、ヤマドリは出ていて撮影中だった。今回も十分に出てくれた。12時ごろ退出したがカメラマンはさらに3人増えていた。
【観察鳥】ヤマドリ

■2024-4-26 あきる野市 快晴
もう少し良い画像と再度訪れた。10時ごろ着いたがすでに二人のカメラマンがいた。一人は7時から粘っているという。12時ごろ退出したがそれまでにもう二人訪れた。ヤマドリは近づくとこちらに突進してくる。何回か人間が逃げまどった。
【観察鳥】ヤマドリ

■2024-4-25 稲敷市浮島 晴れ
妻とひたち海浜公園のネモフィラを見に行った。大変な混雑とのうわさなので、6時に出かけ現地には8時半過ぎに着いた。9時半開場とのことだったがすでに群集が入り始めていた。丘一面のネモフィラと人の数珠つながりも見事だったが、膨大な種類のチューリップもまたすばらしかった。12時前には見終えたので帰りにここに寄った。あまり期待していなかったとおり、定番のスポットをすべて回ったがシギチは一羽のみだった。カメラマンもゆっくり車で流していた一人だけだった。
【観察鳥】バン、カワウ、アオサギ、ダイサギ、カルガモ、クサシギ、スズメ

■2024-4-24 あきる野市 小雨
一昨日T.I氏がヤマドリを撮ったスポットにT.T氏とともに三人で向かった。着いてみるとそこはかつてヤマドリを狙ったが出遇わなかったところだった。幸運なことに着いた途端道端でヤマドリが草の実や花をついばんでいるところに出くわした。この個体は人を恐れず、数mほどの距離でも警戒する気配もない。30分ほど撮ったが雨が激しくなってきたので退散した。
【観察鳥】ヤマドリ

■2024-4-23 小田原市 薄曇
S.T氏からのメールで著名野鳥情報サイトのマダラウミスズメ情報をいただき、すぐ駆けつけた。13時前に着いたが広大な浜辺に数人の釣り人が散らばっているだけでカメラマンは一人もいない。かなり波が高く打ち寄せているので、ウミネコの群れが100m以上沖合いに浮かんでいる。端から丹念に撮影していったが見つからない。ウミネコは体長45cmほど、マダラウミスズメは25cm前後なので、一緒に写っていればすぐ認識できるはずだ。30分もたった頃、一人のカメラマンが来て沖合いを双眼鏡で眺めていたが10分もたたず立ち去った。まもなくウミネコの群れがいっせいに飛び去り、後には何も残らなかったので退散した。
【観察鳥】オオバン、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コガモ、ウミネコ(〜100)、ユリカモメ(〜10)、ドバト、ハシボソガラス

■2024-4-21 伊佐沼 薄曇
T.I氏からのシマアジ情報に誘われ二人で訪れた。いつものT.T氏は家族旅行で不在。10時過ぎに現場に到着したところ、十数人のカメラマンが沼の淵に並んでいる桜並木にカメラを抜けている。加わったらコムクドリの群れだった。少し撮ってからきびすを返し沼に向かってシマアジを撮った。番で沼の中心へ遠ざかっていくところだった。また杭の上には二羽のシギがいたが嘴をうずめて顔が見えない。隣のカメラマンに聞いたところオオハシシギだという。しばらく見ていたら顔を出したので勇んで連写した。その後、並木を移動するコムクドリを追い続け、1時間半ばかりで退出した。
【観察鳥】カイツブリ、カワウ、トビ、シマアジ(2)、カルガモ、マガモ、コガモ、オオハシシギ(2)、コムクドリ(〜20)、すずめ。

■2024-4-20 青梅市河辺町 快晴
ふらっと1時間ばかりよってみた。カワセミは数分間何回かダイブしたが失敗し、飛び去った。
【観察鳥】カワウ、アオサギ、チュウダイサギ、カルガモ、カワセミ、ハクセキレイ、ハシボソガラス

■2024-4-12 青梅市河辺町 快晴
T.T氏に勧められてきてみた。定番のカワセミのスポットである。3時から4時半までいたが、カワセミは5分ぐらいとどまっただけだった。
【観察鳥】カワウ、アオサギ、チュウダイサギ、カルガモ、カワセミ、ハシボソガラス、ハクセキレイ

■2024-4-11 船橋三番瀬 薄曇り
船橋三番瀬には15年前にきただけというヒメハマシギをあきらめられず、今日はフィールドスコープを携えて端からチェックする気概で来た。現場には十数人ほどいたが、帰ってくるバーダーに聞いたら、月火水そして今日の木曜とも見られていないという。二時間ばかりねばったが残っている最後の二人になったので退散した。
【観察鳥】ドバト、ミヤコドリ、ダイゼン、チュウシャクシギ(1)、ハマシギ(>500)、ミユビシギ、オオソリハシシギ、ユリカモメ、[ズグロカモメ]。[xx]:他者情報

■2024-4-8 船橋三番瀬 薄曇り、時々晴れ、野著小雨
三人で再挑戦するべく10時に着いた。今日は大潮で遠くまで干潟が拡がり、ハマシギは広くバラけて餌を捕っていた。カメラマンは40名ほどいたが、結局誰もヒメハマシギは見つけられなかったようだ。塩が満ち始めたところ大半のハマシギは飛び去り、12時半にはほとんどのカメラマンは退出した。我々もここで昼食をとり退出。
【観察鳥】ダイサギ、ドバト、ミヤコドリ、ダイゼン、ハマシギ(>500)、ミユビシギ、オオソリハシシギ、ユリカモメ、[ウミアイサ]。[xx]:他者情報

■2024-4-7 船橋三番瀬 晴れ、時々薄曇り
T.T氏、T.I氏と久しぶりに三人で訪れた。10時半過ぎに着いた。日曜で潮干狩り適日とあってか、家連れも多かったがバーダーも数十人はいた。遠くには1000羽を超えると思われるハマシギの大群が乱舞していた。傍でスコープを覗いている若者に「ハマシギの外に何かいないか」と尋ねたところ、「ヒメハマシギ」がいるという。数十種のシギチドリの中で撮り残している4種のうちの一つである。勇躍探し始めたがすぐ飛び去った。3時頃には満潮になったので引きあげた。明日また来よう。
【観察鳥】オオバン、アオサギ、ダイサギ、ツクシガモ(1)、スズガモ(〜200)、ドバト、ミヤコドリ(〜100)、ダイゼン、ハマシギ(>1000)、ミユビシギ、オオソリハシシギ(4)、キョウジョシギ、[ヒメハマシギ]、ユリカモメ、ハシボソガラス。[xx]:他者情報。
<2024-5-10追記>三番瀬を詳述しているブログを見たら、まさにこの7日にヒメハマシギを撮っていた。もっと真剣に探すべきだった。大いに悔やむ。掲載された写真を見ると、トウネン似で、かつハマシギのそれを少し小さくしたような嘴だ。

■2024-4-5 青梅市 小雨
T.I氏の自宅の近くに夏羽のノビタキが出たという。渡りの途中で長居はしないだろうから小雨だが来てみた。カメラマンとておらず、30分も辛抱せずに退出した。
【観察鳥】ツグミ、ツバメ、ハクセキレイ、スズメ


■2024-3-19〜24 マレーシア
・3-24 グア・ムサン→クアラルンプル 晴
【観察鳥】初見1種:マングローブヤイロチョウ、その他:カワリクマタカ、ハイガシラカンムリヒヨドリ、ハイガシラアゴカンムリヒヨドリ、アカハラシキチョウ

・3-23 グア・ムサン 晴
丸一日、ムラサキヤイロチョウをひたすら待つ。今日だけで6〜7時間費やした。それでも空振り。現地ガイドは林床の奥にちらほら見た際、手招きされたのでそこに駆け付けたが去った後だった。したがって初見なし、出遇った野鳥も極少。
【観察鳥】初見1種:サビイロムジチメドリ、その他:ハイガシラカンムリヒヨドリ、ハイガシラアゴカンムリヒヨドリ、アカハラシキチョウ、シキチョウ

・3-22 タイピン→グア・ムサン 晴
【観察鳥】初見9種:ノドアカゴシキドリ、ルリコノハドリ、マラヤシマヤイロチョウ、ヒメカッコウ、スミレテリカッコウ、ハイガシラアゴカンムリヒヨドリ、ハイガシラカンムリヒヨドリ、タンビムジチメドリ、アカハラシキチョウ、その他:カノコバト、アカモズ、コウライウグイス、ミドリカラスモドキ、メグロヒヨドリ、アカハラシキチョウ

・3-21 タイピン 晴
多くの池がある大きな都市公園の中を廻った。
【観察鳥】初見6種:アオヒゲショウビン、マレーアナツバメ、サイチョウ、ズグロヤイロチョウ、ミドリヒメコノハドリ、コアサクラサンショウクイ、その他:シロトキコウ、アカガシラサギ、ムラサキサギ、チュウサギ、ゴイサギ、ハチクマ、オナガダルマインコ、カンムリオオタカ、モモアカヒメハヤブサ、シロガシラトビ、シマベニアオゲラ、シロボシオオゴシキドリ、コアオバト、チョウショウバト、コウハシショウビン、アオショウビン、キタカササギサイチョウ、リュウキュウツバメ、コウライウグイス、キムネビタキ、ミドリカラスモドキ、メグロヒヨドリ、アカメチャイロヒヨ、シキチョウ、キムネビタキ、ヒメマミジロタヒバリ

・3-20 クアラルンプル近郊→タイピン 晴
タイピンの探鳥エリアは多くの池がある大きな都市公園であった。
【観察鳥】初見12種:モモグロヒメハヤブサ、マレーモリフクロウ、チビアオバト、カンムリアマツバメ、シマベニアオゲラ、アオミミゴシキドリ、オナガダルマインコ、サトウチョウ、ミナミヤイロチョウ、クリイロバンケンモドキ、オオキミミクモカリドリ、キムネビタキ、その他:シロトキコウ、スキハシコウ、アマサギ、ムラサキサギ、シロガシラトビ、アオショウビン、オニカッコウ、キタカササギサイチョウ、ルリオハチクイ、ミドリカラスモドキ、アカメヒヨドリ、ジャワハッカ、ハシブトムジチメドリ、ハナドリ、アオハウチワドリ、キムネビタキ

・3-19 空港からホテルまで(車窓から) 晴
11人乗りの小型バスで現地ガイド、現地ドライバー、ガイドT氏、バーダー5人、計8人のクルーで移動中、車から見られた種。
【観察鳥】シラサギ、シロハラクイナ、アマツバメ?、ヒメアマツバメ、インドハッカ、ジャワハッカ、スンダガラス

■2024-3-9 八王子市 晴
 レンジャクが2時間ばかりで終わったので、こちらに寄った。2、3日前にT.I氏の友人がオオタカの交尾を撮ったところである。オオタカ一羽は梢の枝に1時間以上留まっていたのにだが、こちらがしびれを切らして退出した。
【観察鳥】オオタカ(1)、カラス(〜20)、ヒヨドリ、ツグミ

■2024-3-9 昭島市 晴
 T.I氏の情報でT.T氏を誘って3人で訪れた。カメラマンは十数名いた。小さな水たまりに群れが訪れたが、まもなく付近の梢で休み始めたので、ここで退出した。
【観察鳥】キレンジャク・ヒレンジャク(〜30)、ドバト、カラス、ヒヨドリ

■2024-2-25〜27 ニューカレドニア
・2-27 動植物園/ヌメア市 薄曇り、時々晴れ 
 カグーは飛ばしてさらに園内を広く回ったがあまり成果なし。休んでいるとクジャクが寄ってきて餌をねだる。休む場所を替えても後を付いてくる。途中でハイビスカスが大きく咲いているところに出くわしたのでその前で待った。ギンミミミツスイ、カレドニアメジロはしばしばきたが、カレドニアヒラハシ、カレドニアセンニュムシクイが一瞬だけ現れたのが幸運だった。
【観察鳥】初見3種:カレドニアヒラハシ、カレドニアセンニュムシクイ、オオミカドバト、その他:マミジロカルガモ、インドクジャク、セイケイ、バリケン、ギンカモメ、カノコバト、ドバト、インドハッカ、オナガカエデチョウ、カレドニアメジロ、ギンミミミツスイ、イエスズメ

・2-26 ヌメア中心街 晴れ
 バスのフリーチケットをもらっているのでそれで中心街に向かった。サンジョセフ大聖堂をみてから、市の中心の芝の広場に行きのんびりした。時々野鳥がやってくるのでそれを狙う。日本よりは遥かに多くの年寄りたちがベンチで集っていた。アマツバメが数回空を飛んだが追従できなかった。
【観察鳥】初見:無し、その他:ギンカモメ、アマツバメ?、カノコバト、ドバト、インドハッカ、オナガカエデチョウ、イエスズメ

・2-25 動植物園/ヌメア市 晴れ
 呼んでいたタクシーがなかなか来ず、11時頃園に着いた。シニアは半額で300F(約450円)。園内は広く、丘陵地帯の中腹に形成されているので平坦な道がなく、結構消耗する。園内にはところどころにトイレと水飲み場があるので、それを利用する。暑いが湿気は低いらしく、汗は滴り落ちない。でも顔に塩が吹いているので実質的には結構汗をかいているのだろう。閉園の5時にタクシーの迎えを頼んでいるのでそこまで粘った。
【観察鳥】初見4種:カグー、ギンミミミツスイ、カレドニアガラス、カレドニアメジロ、(ガチョウ) 、その他:マミジロカルガモ、ミナミクロヒメウ、インドクジャク、セイケイ、ハシブトゴイ、バリケン、マミジロカルガモ、ガチョウ、ギンカモメ、カノコバト、ハイイロオオギヒタキ、インドハッカ、オナガカエデチョウ、イエスズメ

■2024-2-14 あきる野市 晴
 3時過ぎに寄ってみた。
【観察鳥】[小川]カイツブリ、カワウ、カルガモ、[雨間]シラサギ、カルガモ、ドバト(〜50)、セグロセキレイ

■2024-2-11 八王子市高月地区 快晴
 4時過ぎに寄ってみた。
【観察鳥】ダイサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、オカヨシガモ、ハシボソガラス(〜50)、ツグミ(〜3)、ホオジロ(〜5)、カシラダカ(〜5)

■2024-2-8 あきる野市小川 快晴
 3時過ぎに寄ってみた。ミコアイサはいなかった。
【観察鳥】カワウ、ダイサギ、カルガモ、ドバト、ヒヨドリ、ムクドリ(〜30)、カラス

■2024-2-4 あきる野市小川 薄曇り
 ミコアイサ情報を1T.T氏からいただき訪れてみた。向こうからカメラマンが歩いてきたので聞いてみるとミコアイサはいないという。すでに渡去したのか、たまたま不在だったのかは分からない。20分ぐらい周囲を探策して退出した。思ったより多くの種がいた。これからも訪問するに値するスポットであろうか。
【観察鳥】カイツブリ、カワウ、オオバン、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、ヒヨドリ、ツグミ、セキレイ、カラス、スズメ

■2024-1-25〜2-2 北海道(第8回)

・2-2 苫小牧ー大洗航路 晴れ
 9時ごろから1時間ほどデッキで探鳥した。風も弱く、白浪もほとんど立っていない。数羽の海鳥に遇ったがほとんどが遠方で識別が難しい。トウゾクカメモとヒメウは比較的近くて同定できた。10時前後、これまで通った時には福島原発と認識できなかったが、水色のタンクが大量に並べられているのをカメラで確認しここだと確信した。スマホのGoogle Mapsで見るとおおよそ20kmの距離である。途中に遮るものがないとここまで見えるものなのであろうか。ただ激しい陽炎のため画像は塗り絵のようにつぶれている。
【観察鳥】トウゾクカモメ、ヒメウ、カモメ類

・2-1 ウトナイ湖鳥獣保護区、弁天沼 快晴
 フェリーは15時過ぎの乗船なので、数時間の探鳥時間が取れる。ウトナイ湖に向かった。駐車場には1台あり、周囲は雪で埋まっているが散策路は人が一人歩けるだけ掘られており中を歩き回った。一人の中年カメラマンにはそこかしこで出会った。聞くと長年シマエナガだけを撮っているという。昨今シマエナガのかわいさが喧伝されているがシマエナガ一筋のカメラマンがいるとは驚いた。
シマエナガの数羽の群れが出たところには7、8人のカメラマンが群がった。彼のシマエナガだけ撮るカメラマンは、「今日はいつもよりずっと低いところに良く出てくれて楽しめた」と言っていた。一見さんの私にとってはラッキーだったのであろう。この保護区では、シマエナガの外にマヒワ、コガラ、カケスなどが頻繁に出たので大いに楽しめた。
【観察鳥】[ウトナイ湖鳥獣保護区]エゾコゲラ、カケス、マヒワ(〜20)、コガラ(〜10)、シマエナガ(〜5)、シロハラゴジュウカラ。[弁天沼]無し。

・1-31 斜里漁港、帯広緑ヶ丘公園
 漁港周辺の浜辺は流氷で埋め尽くされて海鳥はほとんど見当たらない。漁港の河口には数羽のカモ類がいて、アメリカヒドリが一羽見つかった。そのまま帯広に向かった。途中の道が少なくとも3本あるが、山沿いは避けて低標高の道を選んだ。最短よりは20qほど長いが、正解だった。幹線道路には雪はなく、しかも乾いている。ただ、時々林の陰になって溶けた雪が凍ているところがあるがそこさえ過ぎれば特に気を遣うことはない。
 帯広ではいちばん大きいと思われる動物園を擁した緑ヶ丘公園を訪れた。駐車場の入り口に差し掛かったら目の前をバサバサっと鳩大の鳥が横切って目の前の木の根元にとまった。「エゾアカゲラだ!」すぐ飛び去ったが証拠写真は撮れた。もし車が通り過ぎるのが10秒早くても10秒遅くても このエゾアカゲラには遇えなかった。幸運とはそんなものである。公園のなかを30分ばかり散策し、かつ周りを車で流したが、小鳥の気配さえなかった。あきらめて苫小牧に向かった。着いたのは17時15分。
【観察鳥】 [斜里漁港]アメリカヒドリ、ヒドリガモ。[帯広緑ヶ丘公園]エゾアカゲラ

・1-30 小清水原生花園、峰浜、斜里漁港
 昨日浜に降りた以久科原生花園にまず寄ってみた。驚いたことに海一面が流氷に覆われており海面が全然見えない。流氷に覆われるとカモメが来ないといわれているとおり全くカモメ、カモ類はいなかった。仕方なく西方20kmにある小清水原生花園を目指した。ここでは海は見えず広大な濤沸湖の傍を車道が通っている。ハマナスと思われる赤い実を数10羽のカワラヒワがつついていた。その他の野鳥は見られず。そこで東にむかって海になるべく近くに接する場所を探した。
 峰浜というのが見つかって防波堤にたどり着いたが、当たりでフィールドスコープを覗いているバーダーが一人いた。聞くと「特別なものはいない」と答えた。1時間以上いたところ近くのカモ類が一斉に飛び立った。見るとオジロワシが二羽流氷の上に降りた。オジロワシはカモ類を襲わないのではないかと思うが、他の場所でも同じことが起きている。その後も彼のバーダーはずっとスコープを覗きっぱなしだった。なにかの調査をしているのかもしれない。沖合の流氷が帯になって途切れるところに2000羽を超えるとおもわれるカモ類がいた。種の同定はできないほど遠いがおそらくホオジロガモだろう。帰りに斜里港に寄った。
【観察鳥】 [小清水原生花園]カワラヒワ(〜50)。 [峰浜]オジロワシ(2)、ホオジロガモ、シノリガモ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、シロカモメ。 [斜里漁港]ヒドリガモ、アメリカヒドリ、シノリガモ

・1-29 温根元、春国岱、斜里漁港  以久科原生花園から眺めたオホーツク(翌日、流氷で埋まった)
 朝一で温根元へむかった。カモメとホオジロガモしかいなかった。それもごく少ない。これで北海道は最後と春国岱を経由して斜里漁港に向かった。漁港は数10pの雪に覆われて埠頭際まで近づけない。仕方なく隣接した以久科原生花園に行ったが、それ以上に雪が深い。浜に向かって人の足跡がついている。バーダーだと直感した。数10mも歩いたところ浜についた。波消ブロックの一部が撤去されていて中に入れる。カモ類が多く集まっていたが300m以上離れていて写真にならない。小型のカモメがいたがヒメクビワカモメと断定できないのは残念である。ここではベニヒワ、コベニヒワを期待したが小鳥一羽として見つからなかった。
【観察鳥】[温根元]オオセグロカモメ、セグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ。 [春国岱]オオワシ、オジロワシ、トビ、ハシボソガラス。 [以久科原生花園]オジロワシ、オオワシ、ウミアイサ(〜50)、ホオジロガモ(〜30)、シノリガモ(〜20)、スズガモ、オオセグロカモメ、カモメ、ケイマフリ

・1-28 根室港
 フェリーの中は異常に暑く、湿度も極限まで低い感じだ。喉をいためたが昨日熱も出てきた。寒風の吹きすさぶところに出たり入ったりしたのが効いたのだろう。今日一日ホテルにとどまることにした。ツルハドラッグに行って強力な風邪薬を買って飲んだらてきめんに回復した感じだ。ただだるさは残っているので無理はできない。ドラッグストアからの帰りに根室港に寄ったが、カモメ数羽のほかに何もいない。26日に多くの海鳥がいたのはきわめて幸運だったのだと思い知った。昨日まで冬の嵐といわれる天候だったので、普段は海上にいる海鳥たちが漁港に避難してきたのだと分かった。
【観察鳥】[根室港]セグロカモメ

・1-27 根室港、温根元、走古丹、春国岱
 朝7時に出発しまず近くの根室港に向かった。ところが昨日の賑わいはどこへやら、ウミガラスもいなければウミアイサも数分の1に減っていた。昨日はかなり風が強かったので緊急避難していたのだろうか。そして念願の温根元のチシマシギのスポットに向かった。残念ながらカモメが数羽いただけだった。白板やノートへの書き込みを見ると15年から16年の冬、16年から17年、そして18年を最後にチシマシギは姿を消した。遇いたいならここにいるという情報を得て、すぐ飛んでくるほかないのだろう。
根室に戻って春国岱でオオワシ、オジロワシを見て、その後走古丹へ向かった。前回行ったときは途中までしか車で行けなかったけれど、いまは走古丹の突端に近いところまで行ける。突き当りに知床ナンバーのランクル・プラドがいたので聞いてみると、目の前にツメナガセキレイがいることを教えてくれた。 帰りはシノリガモやコオリガモを撮りながら、春国岱に立ち寄り最後は明治公園を訪れたのだが全く何もいなかった。風邪気味だったので3時前に宿に入った。
【観察鳥】 [根室港]ウミアイサ、オオセグロカモメ。 [温根元]ヒメウ、オオワシ、オジロワシ、シノリガモ、オナガガモ、マガモ、ウミアイサ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、ワシカモメ。 [走古丹]オオハクチョウ(〜100)、シノリガモ、コオリガモ(〜10)、クロガモ、スズガモ、ケイマフリ、ツメナガホオジロ(1)、オオカワラヒワ・カワラヒワ(〜10)。 [春国岱]シロカモメ、ワシカモメ、オオセグロカモメ、ツグミ、スズメ。 [明治公園]なし

・1-26 根室港、温根元、走古丹、春国岱
 苫小牧を7時に出発、420kmの行程である。帯広までの高速は有料だったが、その先釧路の東までは無料だった。その後の幹線道路も雪はなく乾いており、北海道の常でほとんどすべての車が制限速度を大幅に越して走っている。それなので、カーナビの想定時間より2時間も早く着いた。それなので春国岱と根室港に寄った。根室港では目の前にウミガラスが一羽いて楽しめた。
【観察鳥】 [春国岱]ワシカモメ、シロカモメ、オオセグロカモメ、スズメ(〜20)、ホオジロガモ、ハシボソガラス。 [根室港]ヒメウ、ユリカモメ、ウミアイサ(〜50)、ウミガラス、セグロカモメ、ハシボソガラス

・1-25 大洗ー苫小牧航路、ウトナイ湖鳥獣保護区 雪
 昨晩20時ごろ出航したフェリーはほとんど揺れなかったが時々ガタンとなるので高い浪があることを窺わせた。起きてデッキに出てみたが風が強くて立っていられない。海は一面に白浪がたち海鳥の姿はない。船の6階の窓から外を見ていたが、空は陽がさしているのに、時々船首で上がった浪飛沫が窓を覆う。探鳥は諦めた。
14時過ぎに苫小牧に着いたがかなりの雪が降っている。しかし折角だからと10kmほど離れたウトナイ湖鳥獣保護区に向かった。途中ホワイトアウトしそうなほど激しく雪が降ったが、幹線道路は圧雪された部分と溶けたところのマダラ模様だ。サンクチュアリに入る細い道は際がわからないほど一面の雪だが轍があることからなんとか走れる。駐車場は今まさにボタン雪が降り積もりつつある林の中でこんな日に鳥を見ようなんて酔狂なバーダーはいない。Uターンして苫小牧駅前の宿に向かった。
【観察鳥】なし

■2024-1-17 川崎市多摩区 快晴
 一昨日、T.I氏よりシベリアジュリンの情報があった。昨日は所用があったので、本日T.T氏を誘って三人で訪れた。出発する直前、S.T氏より「今まさに撮っている」との電話があった。居ることがわかったので安心して出発できた。希少種のシベリアジュリンなので数10人のカメラマンがいると推定していたが、たった10人ほどであった。聞いてみると昨年末からいるそうで、もう最盛期はとっくに過ぎていたので少なかったのではないかと思う。1時間半いたが、全身を現してくれたのはわずかだった。
【観察鳥】ミサゴ、トビ、ハイタカ?、ドバト、シベリアジュリン、ホオジロ、メジロ、スズメ

■2024-1-15 北本自然観察園 快晴
 当てもないのだが来てみた、すれ違うバーダーに聞いたところアトリぐらいしかいないという。それでも1時間半ねばったところ結構たのしめた。広い公園内にバーダーは全部で20人ほどいただろうか。
【観察鳥】タシギ(3)、カラス、ヒヨドリ、ハクセキレイ、メジロ、シジュウカラ、ジョウビタキ(♀1)、ルリビタキ(♀1)、アトリ(〜50)、カシラダカ(〜20)

■2024-1-14 羽村堰 快晴
 T.I氏から正確な位置情報をいただいた。するとヨシガモは多摩川ではなく玉川上水にいるとわかった。現地へ行くとほぼ10羽が潜ったりして採餌していた。
【観察鳥】カイツブリ、カワウ、チュウダイサギ、オオバン、ミコアイサ(♀2)、ヨシガモ(〜10)、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、カルガモ、カラス、メジロ、ハクセキレイ

■2024-1-13 羽村堰 薄曇り
 昨日ヨシガモがいるとのT.I氏の情報で来てみた。ヨシガモはおらず他のカモ類がいた。
【観察鳥】カイツブリ、カワウ、アオサギ、チュウダイサギ、オオバン、ミコアイサ(♀2)、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、カルガモ、トビ、ツグミ、ムクドリ(〜30)、カワラヒワ・オオカワラヒワ(〜50)、ホオジロ、ハクセキレイ

■2024-1-11 八王子・高月地区 薄曇り
 デジスコの実力をフィールドでの野鳥撮影で確かめようと、冬は必ずカモ類がいる浄水場池に来た。池の中ほどに浮かんでほとんど動かないコガモを被写体にした。結果は撮影機材に載せた。その帰り、田圃の上を20羽余りの群れが飛んだ。大きさはスズメぐらいだが、少し様子が異なる。双眼鏡で覗くと嘴がスズメのように太短くなく、とがっている。姿形からヒバリと思ったが、ヒバリがこんな群れをつくるとは知らない。カメラで撮ったらタヒバリと判明した。
【観察鳥】タヒバリ(〜20)、ハクセキレイ(1)

■2024-1-7 狭山湖 晴
 冬はここに来るのが定番となっている。フィールドスコープを覗いているバーダーが二人、カメラマンは一人だけだった。去年の1月から2月上旬にはカンムリカイツブリは見られなかった。今年は千羽ほどの最盛期の半分ほどはいるようだ。
【観察鳥】カンムリカイツブリ(〜500)、ハジロカイツブリ(1)、カイツブリ(1)、カワウ(1)、マガモ(〜300)、ホシハジロ(〜10)、カラス(〜30)、ハクセキレイ(1)、スズメ(〜20)

■2024-1-4 涸沼 快晴
 探鳥事始めに普段行かないところに行こうとネットを探していたら、ハイイロチュウヒの画像が載っていたここが見つかった。かつて来たことがあるのだが何を狙ったのか記憶にない。帰宅後調べたら2017年に本邦初来訪のカオグロアメリカムシクイを撮っていた。
 涸沼は家から180kmほど、全行程の93%が高速だったので2時間半で着いた。涸沼は沼というより小形の湖で、長い東西の幅はほぼ3kmある。沼の周りを草原や田圃が囲んでおり、3時間ばかりかけて一周した。岸から離れてスズガモの大群が水上に浮かんでおり、ざっと数えても1000羽以上いた。ターゲットのハイイロチュウヒは姿を見せなかった。常時飛び回っているような猛禽ではないのでさっぱりと諦めた。バードウォッチャーは沼のほとりを歩いていたひと組の夫婦だけだった。
【観察鳥】ハジロカイツブリ(2)、カンムリカイツブリ、オオバン、カワウ、アオサギ、コブハクチョウ(1)、スズガモ(>1000)、キンクロハジロ、ホシハジロ、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ウミネコ(1)、トビ(〜20)、カラス、スズメ(〜200)、ヒヨドリ

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