マガン

Greater White-fronted Goose
Anser albifrons

■分布:ユーラシアと北アメリカおよびグリーンランドの極北部で繁殖し、ヨーロッパ中部、中国、朝鮮半島、北アメリカ中部および南部に渡って越冬。
 日本では亜種マガンA. a. frontalisが北海道を通過して本州で越冬する他、体が大きく羽色がより濃い亜種オオマガンA. a. gambelliがまれに記録される。
■生息場所:湖沼、農耕地。
■本州中部で見られる時期:
  @AB・・・・・・IJK

探鳥記
■2017-10-13 飛島
 島に着いた後、まず定番の校庭に向かった。そこを出てヘリポートに着いたところ、驚いたことに群れでしか渡りをしないと思っていたマガンが一羽いた。それも額の白い部分が無いことから若鳥であろう。

■2016-2-9 出雲市
 オオカラモズを待っている間、タゲリが頻繁に出て撮影していたところ、マガンの群れが近くの田んぼに舞い降りた。そのとたん、軽トラックが横の農道を通ったので、また舞い上がったが、2,300m離れたところに再び舞い降りた。数えるとおおよそ400羽いた。まもなく首を羽に埋めて休み始めた。

 午前中、周辺の畑で餌を採ってたのがねぐらに帰ってきたのだろうと思われる。石川県辺りまではがんの群れが来ることは知っていたが、島根までくるとは知らなかった。

■2014-2-27 自宅
 改めてこの探鳥記を読んでみると、探鳥を始めた4年前からカリガネを狙っていたことに自分のことながら驚いた。今回撮ることができてほっとしている。

■2014-2-24 登米市
 昨晩は登米市に泊まった。快晴の今日、朝から3時間かけてフィールドスコープを覗き、群れの大小にかかわらずその中の一羽一羽を確認し、合計1000羽以上のマガンを識別した。結局カリガネは見つからず、昨日は稀有な幸運であったと悟った。

■2014-2-23 登米市
 昨年末、伊豆沼に過去最高の110羽を超えるカリガネが訪れたことを先週知った。サンクチュアリセンターに問い合わせ、まだいそうなことを確認して駆けつけた。

 450kmのドライブで午後1時過ぎについた。 まず訪れたサンクチュアリセンターでマガンがよく採餌している地域を教えてもらった。カリガネはマガンの群れにまじっていることが多いとのこと。

 現地に着く頃から車をゆっくり走らせながら、ほぼ雪で覆われた田んぼを見て回った。マガンの群れがいるところはすべて車を止めて端から端までフィールドスコープで探した。マガンは警戒心が強く、双眼鏡で十分見える距離まで近づくことはかなり難しい。

 中に十数羽の群れがいたので同じように見始めた。すると、中の数羽に嘴が明らかに小さくカリガネのような黄色いアイリングがあるように見える。はっきりしないが、撮らなければ始まらないので、車の中から集中して撮った。

 少し離れて二羽のマガンがいたので、ついでにそちらも撮ったが、この二羽は早くも飛び去った。そしてまもなく全部が飛び去ったので、ゆっくりとモニターを確認したら、どうもついでに撮った二羽だけがカリガネらしい。

 そのまま伊豆沼サンクチュアリセンターに戻り、詳しいレンジャーに訊いたら、まさしくカリガネだという。危なかった、”ついでに撮らなければ撮り損ねた”のである。

■2013-11-4 伊豆沼・蕪栗沼
 第一目的は干潟が現出した舞根漁港であるが、ついでにカリガネが撮りたくて、特に有力な情報がないのに伊豆沼を訪れた。少なくとも10万羽以上いるマガンにうずもれて結局探し出すことができなかった。

 いっぽう懸命に探しているとき、灰色のガンを見つけた。「もしかしたら未見種、ハイイロガン?」と期待したが淡色のマガンだった。アルビノというほど白くはないがあきらかに色が薄い。

■2013-1-14 片野鴨池
 渡来したマガンの中にカリガネが混じっているとの片野鴨池観察館のウェブ頁情報で出かけた。約1600羽のマガンの中に2羽とのことである。
 宮城県伊豆沼は7万羽の中に1000羽に1羽の割合であるとの事。2/1600か70/70000か迷ったが、比較的近くで見られる確率が高そうな片野鴨池を選んだ。

 結論から言うと足掛け3日間、鴨池や周辺の水を張った田んぼ(ふゆみずたんぼ)で探したが見つけられなかった。圧倒的なマガンの群れの中に混じっているかどうかも分からない状態で、かつ頭を下げて採餌している一羽一羽をチェックすることもできず、とうとう見つけられなかった。

 ただ、家並みに隠れ、その隙間から間近で撮影できたので、マガンそのものの写真は満足がいった。

 いっぽう、首などに白い毛が混じっている個体が一羽見つかった。ネットで調べるとハクガンとの交雑個体とされているものとかなり似ている。特に嘴はハクガンそのものである。

■2012-7-17 伊豆沼・蕪栗沼
 中尊寺からの帰りに寄ってみた。伊豆沼の岸にはマガンの幼鳥と思われるこれらの二羽と純白のアヒルがいた。

 マガンは胸に黒い帯があり、嘴の根元は褐色で顔の全面は白いが、これらの二羽はその特徴の全部は備わっていない。

 特に二枚目の写真の個体は顔の全面には白色の部分がほとんどないし、胸の黒褐色の横筋もない。これらは幼鳥の特徴である。何らかの理由で北へ帰る準備が整わなかったのであろうか?それとも豊富に与えられる餌があるから渡りを忘れたのか?。

■2011-12-1 福島潟
 シジュウカラガンを探している最中にいくつかの群れを見つけた。11月25日時点で700羽のマガンが入っているそうである。オオヒシクイと混群をなしていることが多かった。

■2010-11-26&27 伊豆沼
 疑いもなく伊豆沼の主役は6万羽のマガンであるが、蕪栗沼にはオオヒシクイも多い。この地区で全体に13万羽のマガンがいて、世界の80%が集結しているというから仰天する。鍵型の雁行を狙ったが結局よい飛行体は撮れなかった。
 また、マガンの群れの中にカリガネを探したが、当地の監視員でも見いだせなかったので、私もあきらめた。
 伊豆沼にはたった一羽であるがハクガンが来ているという。こちらは真っ白なので300m以内にいれば見つかるはずであるが、こちらも見つからなかった。
 ここでは蕪栗沼のマガンしか載せていないが、その理由は、伊豆沼は大きすぎて鳥までの距離が遠く、蕪栗沼の方が撮影には好都合と感じたからである。

■2010-11-23 湖北野鳥公園(滋賀)
 ここ湖北野鳥公園には十羽程度マガンが来ていると野鳥センターで聞いたので探した。同じような姿の沢山のオオヒシクイに混じっていて見つけにくかったが、かなり体が小さいことと、クチバシが黄色いことで区別はできた。

■2010-10-24 福島潟
 飛んでいるのを下から撮影した。後にモニターでマガンであることを確認した。決め手は腹の黒い横斑である。

主要更新
◇'10-10-25 本欄新設
■2017-10-13 (飛島/山形県) 薄曇り <Tamron150-600G2/D500(900mm相当)> 面積削減、上1/2、下:なし。



■2016-2-9 (出雲市) 薄曇り、時々晴れ <Nikkor200-500/D7200(750mm相当)>  面積削減、上:無し、下:1/2。

 ・<Nikkor340PF/TC14E3/D7200(630mm相当>)  面積で1/3に削減。


■2013-2-24 (登米市/宮城県) 快晴 <Nikkor80-400/D7100(600mm相当)>  面積1/4に削減。

 ・<Nikkor540/D7100(750mm相当>)  面積削減、上:2/3、下:なし。


 ・2.23 薄曇り  ・<Nikkor540/D7100(750mm相当)>  面積1/6に削減。  ◇カリガネと誤認した個体◇


■2013-1-14 (片野鴨池周辺/石川県) 曇り時々小雨、小雪 <Nikkor540/TC14E/D7000(1050mm相当)>  面積削減、上から、なし、2/3、1/2。



 ハクガンの嘴に酷似、交雑が可能なのだろうか?  <Nikkor540/TC14E/D7000(1050mm相当)>  面積1/8に削減。


■2011-12-1 (福島潟周辺/新潟県) 霧雨 <デジスコ:TSN884/TE17W/10-30/V1(2430mm相当)>  削減無し。


■2010-11-27  (蕪栗沼/宮城県)  <Pentax DA☆300/K-5(450mm相当)>  面積削減、上:なし、下:2/3。


 ・11.26 <Pentax DA☆300/AF1.7X/K-5(765mm相当)>  面積2/3に削減。


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