モンゴル高原を移動する家畜の群れ。牧羊犬がまとめている。
 2018年

主要更新
◆'22-1-12:11-29撮影のニシハイイロペリカンをモモイロペリカンとホシバシペリカンに変更。
◆'20-10-17:6-16撮影のアジサシをアカアシアジサシに変更。
◆'20-10-9:シベリアノビタキ[仮名]追加。
◆'17-8-21:本欄新設
■2018年の目標
 昨年、日本で撮影した種が410を数えたが、今後はさらに難しくなる。生涯目標として450超えを狙いたいが、下の表の全てを撮ったとしても432であるから、常識的には達成できないとても高い目標だろう。下記のリストの中で、繁殖地に行けば確実に撮れると考えられる種は、カンムリウミスズメ、ツノメドリ、メグロぐらいなものであろう。

  特に撮りたい目標

アオシギ(済)
ウズラ(済)
オオノスリ (済@蒙)
オオヨシゴイ
カンムリウミスズメ
キアオジ
キガシラセキレイ (済@蒙)
キバラムシクイ
キョクアジサシ
コベニヒワ
コグンカンドリ
コケワタガモ
ジュウイチ(済)
セグロカッコウ
チシマシギ
チュウジシギ
ツノメドリ
ナキイスカ
ヘラシギ
マミジロキビタキ
ミゾゴイ
メグロ
  目標外の日本で撮影した初見野鳥:1種達成 ---- <2018-10-13現在>  ( ):亜種

カラフトムジセッカ      
  目標外の外国で撮影した初見野鳥:68種達成 ---- <2018-12-13現在>

モンゴル:28種 インド:40種    


■2018-12-17 蕪栗沼/宮城県 薄曇り、時々晴

 今までもだだっ広い伊豆沼よりこじんまりしたこちらの蕪栗沼のほうが近距離で多くの水鳥が見られていたのだが、今回も同じだった。3時頃まで、三々五々マガンが帰ってくるのを待ち受けた。いっぽう、沼に留まっているのはほとんどヒシクイ類である。その中でヒシクイよりオオヒシクイの方がずっと多いような感じがしているのだがどうなんだろうか。
【観察鳥】オオハクチョウ、ヒシクイ(>4000)、マガン(>1000)、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ミコアイサ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、トビ、チュウヒ、チョウゲンボウ、モズ、ツグミ、ホオジロ、カラス

■2018-12-17 伊豆沼・内沼/宮城県 薄曇り、時々晴
 大学の恩師の追悼式に参加した翌日、帰りに寄ってみた。昔カリガネなどを探しに何回か訪れているので懐かしさゆえの訪問である。昼頃着いたので、ガンなどは採餌に飛び去っているので沼にはほとんどいなかった。内沼は相変わらず餌付けされたオナガガモの群れが人に近寄ってきた。
【観察鳥】オオハクチョウ、オオヒシクイ・ヒシクイ、マガン、オナガガモ、オカヨシガモ、ミコアイサ、ユリカモメ、カワウ、カラス、スズメ


■2018-11-27〜12-2 インド [ワイバードツアー参加]
・12-2 アグラ地域(タージマハール裏河原)
 午前中はタージマハールの見学だった。午後、裏の河の下流に向かい、河原で探鳥した。河原には一面にゴミが散らばっており、ゴミを撮さずに鳥を撮影することはほとんどできなかった。タシギが群れていたのには一番びっくりした。
【観察鳥】アオショウビン、アカツクシガモ、アマサギ、インドクジャク、インドコサイチョウ、インドトキコウ、インドトサカゲリ、オウチュウ、オジロトウネン、キガシラセキレイ、シラコバト、シリアカヒヨドリ、セイタカシギ、タイワンヒバリ、タカサゴダカ、タカブシギ、タシギ、ツメナガセキレイ、トビ、ハイイロハッカ、ホンセイインコ、ミドリオオゴシキドリ、ユリカモメ

・12-1 午前:クム・ヘール村、午後:サーサロバ保護区
 これまでは湿原中心だったが、今日は広大な畑に向かった。第一目標はインドスナバシリである。見つかったが、苗の植わっている畑には文射ることができナイン度得、遠方からの撮影になった。
【観察鳥】初見(3種):ミナミオオモズ 、インドスナバシリ、オジロヤブチメドリ。その他:アカモズ、アジアマミハウチワドリ、イエガラス、イナバヒタキ、インドクジャク、インドトサカゲリ、インドヒタキ、カワラバト、カンムリヒバリ、ギンバシ、クロノビタキ、サバクヒタキ、シラコバト、シロハラハウチワドリ、タカサゴモズ、ツチイロヤブチメドリ、ノビタキ、ハイイロハッカ、ハイガシラスズメヒバリ、ハイタカ、ヒメコウテンシ、ヒメマミジロタヒバリ、ヒメヤマセミ、ホオジロムクドリ、ホンセイインコ

・11-30 ケオラディオ国立公園<ケオラディオ湿原>
 今日は湿原の奥の方を探鳥するので、中央部分までは二人乗りの三輪人力自転車タクシーで向かった。帰りもそこからタクシーで帰る計画だったが、そこまでタクシーは来てもらえぬ事が分かり、仕方なく徒歩で帰った。二万歩を優に越えていたと思う。
【観察鳥】初見(6種):ヤナギムシクイ、ハイイロハッカ、ニシコウライウグイス、ウスグロワシミミズク、インドワシ、インドチャイロツバメ。その他:アオサギ、アオショウビン、アカモズ、アジアコビトウ、アジアヘビウ、アジアレンカク、インドアカガシラサギ、インドコサイチョウ、インドトキコウ、インドトサカゲリ、インドヒタキ、インドヒメウ、オウチュウ、オオヅル、オオバン、オオバンケン、カタグロトビ、インドハッカ、カラフトワシ、カワウ、キアシアオバト、クロトキ、クロノビタキ、ゴイサギ、コブガモ、シキチョウ、シロハラクイナ、シロミミヒヨドリ、ズグロムクドリ、セイケイ、セイタカコウ、タイワンショウドウツバメ、タカサゴモズ、チフチャフ、チュウサギ、トビ、ニシオジロビタキ、ニシハイイロペリカン、ハイイロガン、ハイガシラヒタキ、ハイタカ、ヒガシハシブトガラス、ヒメコガネゲラ、ヒメヤマセミ、ブロンズトキ、ヘラサギ、ホオジロムクドリ、ホンセイインコ、マミハウチワドリ、ムネアカゴシキドリ、ムラサキサギ、ムラサキタイヨウチョウ、ヤツガシラ、ヨーロッパチュウヒ、リュウキュウガモ、ワライバト

・11-29 ケオラディオ国立公園
 面積25平方キロの広大な湿原である。初日は入口から入って近場の数分の一の部分を探鳥した。2万歩はあるいただろうか、結構疲れたが珍鳥が出ると一瞬疲れを忘れる。
【観察鳥】初見(7種):バフマユムシクイ、ハイイロガン、シロハラハウチワドリ、コノドジロムシクイ、エジプトハゲワシ、インドコサイチョウ、アジアレンカク。その他:アオショウビン、アカアシチョウゲンボウ、アカボシカルガモ、アジアヘビウ、アジアコビトウ、アジアマミハウチワドリ、アマサギ、イエスズメ、インドアカガシラサギ、インドクジャク、インドコキンメフクロウ、インドトキコウ、インドトサカゲリ、インドヒタキ、インドヒメウ、オウチュウ、オオバン、オオバンケン、オオフラミンゴ、オガワコマドリ、オニカッコウ、カイツブリ、インドハッカ、カンムリカイツブリ、キアシアオバト、ギンバシ、シキチョウ、シマキンパラ、シラコバト、シリアカヒヨドリ、シロエリコウ、シロミミヒヨドリ、スキハシコウ、ズグロムクドリ、スジカブリヤブチメドリ、セイタカコウ、タカサゴダカ、タカサゴモズ、チフィチャフ、チョウロオナガ、ツチイロヤブチメドリ、ナンキンオシ、ニシオジロビタキ、モモイロペリカン、ハイバラメジロ、ヒガシハシブトガラス、ヒメヤマセミ、ヘラサギ、ホオジロムクドリ、ホシバシペリカン、ホンセイインコ、ミドリオオゴシキドリ、ミドリハチクイ、ムラサキサギ、ムラサキタイヨウチョウ、ヨーロッパチュウヒ、リュウキュウガモ、ワライバト

・11-28 午前:サリスカ国立公園、午後:スワン・レイク<スワン・レイク>
 サリスカ国立公園はトラを放し飼いにしている。その為か、中での移動は屋根のないバスで移動する。スワン・レイクとは名ばかりで、ハクチョウは全く射なかった。
【観察鳥】初見(16種):キアシアオバト、カワアジサシ、 インドコキンメフクロウ、インドガン、アカボシカルガモ、モズサンショウクイ、ムナグロコウヨウジャク、ヒガシハシブトガラス、チャイロオナガ、スジカブリヤブチメドリ、ズグロムクドリ、シマシャコ、コブガモ、コイワスズメ、クロビタイセアカモズ、クロジョウビタキ。その他: アオサギ、アオショウビン、アカツクシガモ、アカマシコ、イエガラス、イエスズメ、インドアカガシラサギ、インドクジャク、インドトサカゲリ、インドハゲワシ、インドヒタキ、インドヒメウ、オウチュウ、オオヅル、オオハクセキレイ、オオバン、オジロトウネン、カイツブリ、カノコバト、インドハッカ、カワラバト、カンムリワシ、キンクロハジロ、クロトキ、コサギ、コサンショウクイ、コチドリ、シラコバト、シリアカヒヨドリ、シロハラクイナ、ソリハシセイタカシギ、ダイサギ、タカサゴモズ、ツチイロヤブチメドリ、ハイタカ、ハシビロガモ、ヘラサギ、ホオジロハクセキレイ、ホシハジロ、ホンセイインコ、ムラサキタイヨウチョウ

・11-27 ダムダマ湖<ダムダマ湖>  雨期の河が乾期に取り残されて池のようになった様子の湖である。そこの端についたとたんヤツガシラの洗礼を受けて驚いた。人を恐れず10m程度まで近寄ってきた。
【観察鳥】初見(7種):ミミハゲワシ、ツチイロヤブチメドリ、シロミミヒヨドリ、シロハラハウチワドリ、ギンバシ、オオハクセキレイ、インドハゲワシ。その他:アオショウビン、アカアシシギ、イエガラス、インドアカガシラサギ、インドトサカゲリ、インドヒタキ、インドヒメウ、オジロトウネン、オナガサイホウチョウ、インドハッカ、カワラバト、カンムリヒバリ、キガシラセキレイ、キンメセンニュウチメドリ、クサシギ、コアオアシシギ、コサギ、シキチョウ、シラコバト、シリアカヒヨドリ、シロハラクイナ、スキハシコウ、セイタカシギ、タカブシギ、ツメナガセキレイ、ツルシギ、ハイバラメジロ、ホオジロハクセキレイ、ホオジロムクドリ、ホンセイインコ、ヤツガシラ、ワライバト

■2018-11-20 奥日光 快晴<午後3時40分の戦場ヶ原:右から男体山、女峰山、太郎山>

 アルパインツアー「アオシギに会いたい!奥日光ハイキング」に参加した。今年の春大いに苦労した「アオシギ」の殺し文句にやられた。参加者は17人。ツアーバスが東京駅前を7時半に出発し現地に着いたのは10時半頃。アオシギを重点的に探したが見つからず、昼食。その間ガイドはアオシギを探していたらしく、見つけて戻ってきた。
 そそくさと昼食を終えアオシギの居場所にかけつけたがなかなか見つからない。ようやく13時15分に最初の一枚を撮影した。その後アオシギの移動した方向に沿って何回か移動し、より良い画像が撮れた。大成功である。アオシギ以外にも、長年懸案だったキバシリの良い画像が撮れてこれも万々歳であった。奥日光はやはり寒く、戦場ヶ原の小川の一部は凍っていた。
【観察鳥】初見:アオシギ。その他:マガモ、コガモ、カルガモ、オオバン、ハイタカ、ツミ、トビ、アカゲラ、カワセミ、ハシブトガラス、キバシリ、カワガラス、ツグミ、シメ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、ヒガラ、エナガ、ミソサザイ、アトリ(小群)、カシラダカ

■2018-11-15 狭山湖 快晴
 [Nikkor556PF+J5]のフィールドテストのため訪れた。20人ほどのバードウォッチンググループがホオジロガモの雌がいると騒いでいた。双眼鏡を持たず、また換算焦点距離2300mmで日光が当たったモニター面を見て直接探すのは至難の業で早々にあきらめた。帰ってから撮った写真を整理しているとホオジロガモを撮っていることが分かった。幸運であった。
 [Nikkor556PF+J5]はほぼ期待通りの解像度を見せてくれた。ドットサイトをつけ、かつモニターを日光から遮るフードをつけなければ使えそうもないことがわかったのも収穫であった。
【観察鳥】カンムリカイツブリ、ホオジロガモ(♀1)、マガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ

■2018-11-14 狭山湖 快晴
 デジスコのフィールドテストのため訪れた。10人ほどのカメラマンがいた。ほとんどがオオタカを狙っているようだった。オオタカは一度手前に向かって飛んできたが、マニュアルフォーカスのデジスコでは全く歯が立たなかった。定番のカンムリカイツブリはまだせいぜい20羽程度しかいなかった。
【観察鳥】オオタカ、カンムリカイツブリ、オオバン、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カルガモ

■2018-11-11 青梅市 快晴
 快晴だったのでデジスコのフィールドテストのため狭山湖に向かった。一つしかない有料駐車場はゲート前に数台の待ち行列があり、あきらめていつもの白いスズメのいる田圃に向かった。暖かくて天気がいいのにカメラマンは一人としておらず、道で会った地元の人が「3日前に300羽のスズメがタカに追われたあと群れを見ていないという」。1時間ばかりいたが、スズメは電線に止まった3羽だけしか見なかった。この3羽もモズに追われてすぐ逃げた。
【観察鳥】キジバト、モズ、スズメ(3)

■2018-11-5 飯能市 晴
 もうそろそろアオシギがくるころかもしれないと様子を探りに出かけた。まだカメラマンはいなかったが、地元のボス?とお会いしてこれまでの周辺の珍鳥情報など色々教えてもらった。
【観察鳥】アオサギ、セグロセキレイ

■2018-10-30 あきる野市 快晴
 探鳥旅行でメインの500mmでは撮れない近場の野鳥や景色を撮れるシステムを長い間模索している。 その一環で入手したFujinon 50-230mmの試写をおこなった。公園には野鳥がいたので撮ってみた。コゲラでは自動ISOの最大3200まで上がったので塗り絵状態にはなったがなんとか使えると判断した。
【観察鳥】シジュウカラ、ジョウビタキ、コゲラ、スズメ、カラス

■2018-10-29 青梅市 快晴
 M.K氏を誘って四回目の訪問をした。10時前についたが、その後3時半過ぎまで誰も白いスズメを見ていない。スズメの群れも小さくなり、出現頻度もかなり落ちた。あきらめかけていたところ3時半過ぎに出現したが、あまり良い条件の処には出てくれなかった。そろそろ撮影適機は過ぎ去ろうとしているようだ。ただ、4時半の時点でカメラマンは20人近くに増えていて、誰も諦めてはいないようだ。
【観察鳥】ダイサギ、トビ、キジバト、ハシブトガラス、カワラヒワ、スズメ(>50)

■2018-10-26 青梅市 薄曇り、後晴
 今日も薄曇りだったので来てみた。10時少し前から探し始めたところ、かなりの頻度で出てくれたので、満足のいく画が撮れた。2時には退出した。
【観察鳥】トビ、ハシブトガラス、ハクセキレイ、スズメ(>300)

■2018-10-25 坂戸市 快晴
 フィールドでのデジスコ画質検証をしに浅羽ビオトープに出かけてみた。高麗川の対岸に総勢30羽程度のサギ・ウが休んでいた。距離は定かでないが100m以上はあるだろうか。試写したが、ほとんどがぼけている。快晴で事の外暖かったので、空気の揺らぎが原因かもしれない。デジスコがどんなに解像度良く撮せたとしても被写体がぼけていたのではどうしようもない。つぎは近距離で確かめてみたい。
【観察鳥】アオサギ、ダイサギ、カワウ、ハシボソガラス

■2018-10-23 青梅市 薄曇り、後晴
 早朝薄曇りだったので、良い画像が撮れる可能性が高いと思い再び訪れた。ピークで約10人のカメラマンが集まった。田圃は刈り取ったり、光るテープを貼ったり、多くの場所で作業中だったので、スズメの群れも行き場所が狭められていたようである。朝10時から午後4時までの間に白いスズメは数回現れた。
 なお、現地のバーダーの間ではこれはアルビノではないと言われていた。彼らから明確な説明はなかったが、Wikipediaによると、「劣勢遺伝や突然変異によって発現するのがアルビノで、正常な遺伝情報により白化した白変種とは異なる」とある。それならばアルビノではないかと思うが専門家の意見を聞きたいものである。
【観察鳥】キジバト、ハイタカ、チョウゲンボウ、ハシブトガラス、ハクセキレイ、スズメ(>300)、モズ

■2018-10-21 青梅市 快晴
 友人T.T氏より情報を頂いた。経験の浅いカメラマンが投稿して読売新聞に載ったとのことで知る人ぞ知る状態らしい。このような白化個体はアルビノ[albino]と呼ばれる。住宅地に囲まれたにしてはかなりの広さの田畑地帯で、100羽以上の群れのスズメに一羽混じっているとのこと。群れは分かれたり散在したりしているのであちこち歩いて探した。1時間半ばかり探したら群れのなかにいるのを見つけた。
【観察鳥】ハイタカ、ハシブトガラス、スズメ(>100)

■2018-10-8〜14 飛島(#7)   撮影・観察した野鳥は<観察鳥全リスト>にしてまとめた。
・10-14 飛島フェリー→酒田 快晴、波静か
 実際フェリーはほとんどピッチングしなかった。8日に来たときと段違いである。

・10-14 飛島周回 晴れ、時折薄曇り、南風
 少々風があり、お気には少し白波が見えた。一昨日欠航したときより波があるように見えた。それでも北西風でないので大丈夫らしい。昨日快晴でかつ風も弱かったためであろうか、一気に渡り鳥が脱けた感じである。

・10-13 飛島周回 快晴、風少々
 東南の方向へ旅立つ群多し。昨日、校庭に20羽以上いたシロハラはほとんど消えた。一方、ジョウビタキが全島いたる処で群がっており、うるさいほどである。今日は飛島を訪れる目的のマミジロキビタキとカラフトムジセッカの後者、通称カラムジが撮れた。滞在を2日伸ばしたのは大正解だ。

・10-12 飛島周回 薄曇り後晴れ、北西風、欠航
 本日島を離れる予定だったが、昨日の雨の後の晴天で多くの渡りがあると期待したので滞在を2日延ばした。まあ、帰りたくともフェリーが欠航なので滞在せざるを得ないのであるが。「白波など全く立っていないのに欠航とは?」と地元の人に訊くと、北西風の場合はうねりが大きくなるとのこと。東南や南の風の時は、風の強pさが同じでも波の立ち方が違うという。

・10-11 飛島周回  雨
 小雨の中探し始めた。昨日より種類は少ないが、数は格段に多い。それも群がほとんどなので昨夜渡ってきたと思われる。

・10-10 飛島周回 薄曇り、 生暖かい南風。
 またいっそう少なくなったような気がする。

・10-9 飛島周回 薄曇り、時々日差し
 北風少々。渡りの入りを期待。入ってくるより出て行く方が多いとみえ、また数が減った。カメラマンも私を入れてたった4人。午後になると団体バーダーがやってきた。

・10-8 酒田→飛島フェリー 波少々
 第25号台風一過だけど多少波あり。酔い止めの薬を飲んでいたが、少し気持ちが悪くなった。6日から来ているカップルの話では鳥の数は少ないとのこと。今日が台風明けだから夜に渡って来ると期待。バーダーは数人。どうも10月中旬から11月上旬が適期らしい。

■2018-10-2 府中市 晴
 1日にM.K氏よりヨタカの情報有り。ネットで調べたら30日に撮影したブログが見つかった。30日には台風24号が関東を通過したので、1日に留まっているかどうか期待半ばだったが、翌日の今日来てみた。朝8時半に着いたが、カメラマンはほとんどおらず、数人に行き違っただけだった。誰も見つけていないようだった。
 帰る間際7人のカメラマンが上を見上げていたが、コサメビタキが来るのを待っていただけだった。ヨタカはこんな開けた明るいところにひょこひょこと出てきはしない。11時過ぎに退出した。ヨタカは「あそこにいる!」と指差されても、背景に紛れて見つけにくい代表みたいな鳥であり、自分だけで探し出すのを諦めざるを得なかった。
【観察鳥】コサメビタキ、シジュウカラ、ハジブトガラス、ハシボソガラス

■2018-9-14 宮ケ瀬湖 曇り
 何年かぶりに訪れた。宮ケ瀬ダム直下の石小屋ダム湖であり、かつてオシドリを狙った処である。わずかの水鳥がいたが、それだけだった。
【観察鳥】オシドリ(〜4)、カワウ(〜10)、カイツブリ(1)

■2018-9-11 稲敷市本新 薄曇り
 西の洲にほとんどいなかったのでいつもの場所を探し回った。多少のシギ・チドリがいた。でも、かつての賑わいは全く見られない。
【観察鳥】アオサギ、ダイサギ、アマサギ、コサギ、ハジロコチドリ、アオアシシギ、タカブシギ、クサシギ、カワウ、ドバト、トビ、ハシボソガラス、ハクセキレイ、セグロセキレイ、スズメ

■2018-9-11 稲敷市西の洲 薄曇り
 珍鳥情報もなく、所在ないので思いついたように一年ぶりに訪れてみた。蓮田はいっそう雑草地と化し、水を張った蓮田・水田もさらに減っていた。稲を刈り取って干上がった水田に雨が降って水たまりができていた。ここにいたジシギをみて一昨年来探していたチュウジシギかと喜んだが、かえって調べたらタシギだった。残念!
【観察鳥】オオバン、タシギ、クサシギ、アオサギ、ダイサギ、ドバト、トビ、ハシボソガラス、ハクセキレイ、ツバメ、ヒバリ、スズメ

■2018-8-9 土浦市白鷺群生地 曇り、時々雨、風あり

 数日前、M.K氏からアカガシラサギの情報を貰った。銚子が調子悪かったので帰りに寄ってみた。優に500羽を超えるシラサギとゴイサギのコロニーだった。9時半から13時半まで、途中風と雨の時間を除いて3時間探したが見つからず。帰ってGoogleマップ見たら、白鷺群生地とあった。それほど有名な処だとはつゆ知らなかった。
 コロニーは丁度子育ての最終段階にあるらしく、親と同じ大きさの若鳥が兄弟同士けんかして、どちらが先に親から餌を貰うか決めているような光景を頻繁に見かけた。これはこれで面白かった。
【観察鳥】多い順にアマサギ、コサギ、ゴイサギ、続いて少しのチュウサギ、ダイサギ、サギ以外には、ムクドリ、スズメ、ドバト、ハシボソガラス

■2018-8-9 銚子漁港・波崎漁港 本曇り、時々雨、強風
 台風13号が千葉県を直撃し上陸する可能性が高いので、避難してくる海鳥を狙って昨晩銚子で車中泊した。この時期は最も潮位が高く、かつ台風による高波も加わるので、従来埠頭の側に留めていたのを避けて高台にある銚子市体育館前の駐車場に停めた。すでに20台ばかりの駐車があったが、駐車理由は分からない。
 朝5時に起きて海岸を見回ったが、全部で300羽程度のウミネコしか見つからなかった。風は強く、空は鉛色である。今後よほどの事前確定情報がない限り、これで荒天時の銚子訪問はやめにしよう。
【観察鳥】ウミネコ(全部で300オーダー)。

■2018-8-3 戸隠高原 快晴、猛暑
 歴史探訪旅行の最終日、帰途の途中でついでに寄ってみた。真夏なので期待はしなかったが、予想通り野鳥は極く少なかった。
【観察鳥】カイツブリ、カルガモ、アオサギ、カワウ、コゲラ、イカル、サンショウクイ、シジュウカラ、キジバト、ウグイス(声)、ホトトギス(声)

■2018-8-1 立山・室堂平 快晴、猛暑
 高山、立山、上越を妻が廻る4泊5日の神社仏閣中心の歴史探訪旅行で、ドライバーを務めたついでに探鳥した。かつての室堂よりずっと野鳥は少なく、イワツバメでさえ数分の一の数だった。
【観察鳥】イワヒバリ、イワツバメ

■2018-7-24 四季の森公園/横浜市 快晴、猛暑
 武蔵野の雑木林を保存した大きな森林公園である。結構大きな池もアシの湿原もある。かなりのアップダウンがあるので猛暑では厳しい探鳥となった(昨日、熊谷市で日本最高の41.1℃を記録したばかりである)。ここでもほとんど何も見つからなかった。盛夏であることも災いしているだろう。ただ、冬にはツグミ類などの渡り鳥は滞在しそうな雰囲気ではあった。
【観察鳥】ハシブトガラス、ドバト、スズメ、ウグイス(声)

■2018-7-24 夢見ケ崎公園/川崎市 快晴、猛暑
 ネットを流していたら、ここにオオホンセイインコが7羽いると見た。しかし、来てみても見あたらない。そこでは、話し好きの爺さんと30分も話していただろうか、横浜市の四季の森公園を推薦されたので、折角だからと行ってみようと退出した。ここは動物公園なので、飼われているのを見ていこうと、檻に近づいたら中に8羽のオオホンセイインコがいた。これらを私が野生と勘違いしたのだろう。他にも20種類以上の中型・大型の鳥が飼われている。
【観察鳥】ハシブトガラス、ドバト、スズメ、ツバメ

■2018-7-11 青森県平川市 晴
 友人T.T氏に誘われて岩手県北部の折爪岳にヒメボタルを撮りに行った。100万匹の饗宴という謳い文句につられて、片道約650kmの道程を北へとクルマを飛ばした。昼食、休憩いれて約9時間かかった。
 撮影適期は夜7時半から9時ということで、昼間はすることがない。そこでTVニュースで見た碇ヶ関の白いカラスを探しに行った。碇ヶ関道の駅の周りだと訊いていたが見つからない。それぞれ別の場所で地元の人三人に訊いてみたところ、最大公約数はやはり道の駅周辺である。
 2時間ばかり探したところ、リンゴ畑の遠方のリンゴの木のてっぺんになにやら白いハトのような鳥が止まっているのをT.T氏が見つけた。一見して白いカラスと直感した。撮ろうとカメラを出したが、すぐ下に降りて見えなくなった。いることがわかればいつものように後は根気比べである。まもなく水田の畦にいるのを見つけた。撮影していると、黒い親二羽を含めて四羽のカラス一家が見つかった。30分ばかり撮影したところ、飛び去った。
【観察鳥】初見:ハシボソガラス[アルビノ(白化個体)]。その他:カルガモ、トビ、ハシボソガラス、キジバト、セグロセキレイ、スズメ、カッコウ(声)、ホトトギス(声)

■2018-6-15〜20 モンゴル [ワイバードツアー参加]
・6-19 午前:ダランザルガド→ウランバートルへ移動、午後:テレルジ国立公園 快晴
 昨日までと異なって、川が流れており岸辺にはヤナギやミズナラなどの雑木が生え、周辺の低い山にはシラカバ、カラマツ林があった。野鳥もその環境にふさわしいものが多かった。
【観察鳥】初見(1種):コシジロイソヒヨドリ。その他:アカマシコ、オオアカゲラ、カササギ、クロハゲワシ、コアカゲラ、コガラ、コクマルガラス、サバクヒタキ、シロビタイジョウビタキ、トビ、ビンズイ、ヒメクマタカ、ヤマゲラ、ワタリガラス

・6-18 南ゴビ周辺(宿泊ゲル北方) 晴
 前日は南の山麓へ行ったが、今日は北側の草原にさまよった。少し残った水辺には相対的に多くの野鳥が集まっていた。
【観察鳥】初見(2種):コキンメフクロウ、ヨーロッパアマツバメ。その他:アカツクシガモ、アネハヅル、イワスズメ、オオチドリ、オオノスリ、カンムリヒバリ、コチドリ、コヒバリ、サケイ、サバクヒタキ、シラコバト、シロチドリ、スズメ、ヒバリ、ハマヒバリ、モウコアカモズ、ヤツガシラ

・6-17 ヨリン・アム渓谷 晴
 午前は一カ所、現地で弁当を食べ、午後は違う場所に行った。左右を岩山に囲まれた渓谷で、引き返した場所には雪渓が残っていた。
【観察鳥】初見(10種):モウコナキマシコ、ベニハシガラス、 ヒマラヤハゲワシ、 セグロサバクヒタキ、シロハライワヒバリ、シロエリハゲワシ、サケイ、コヒバリ、クロハゲワシ、カベバシリ。その他:アネハヅル、イナバヒタキ、イヌワシ、イワスズメ、オオノスリ、カンムリヒバリ、コウザンマシコ、サバクヒタキ、シラコバト、シロビタイジョウビタキ、チャイロツバメ、チョウゲンボウ、ドバト、ノドジロムシクイ、ハシグロヒタキ、ハマヒバリ、ヒゲワシ、ベニハシガラス、ユキスズメ、ワタリガラス

・6-16 早朝:ホテル周辺、午前:ウランバートル→ダランザルガドへ移動、午後:宿泊地近辺の湿地 晴
 今は丁度営巣・子育ての時期らしく、小鳥たちは巣材や餌を運んでいるところが多く見られた。
【観察鳥】初見(15種):カンムリヒバリ、ウスヤマヒバリ、アルタイコノドジロムシクイ、ヒゲワシ、 ユキスズメ、ミヤマヒゲホオジロ、 シロビタイジョウビタキ、コウザンマシコ、オオノスリ、イワスズメ、アカアシチョウゲンボウ、タイワンヒバリ、 ハマヒバリ、モウコアカモズ、キガシラセキレイ 。その他:アカガシラサギ、アカツクシガモ、アカアシアジサシ、アマツバメ、イエスズメ、カササギ、ゴイサギ、コチドリ、シジュウカラ、スズメ、ドバト、ハシグロヒタキ、マミジロタヒバリ

■2018-6-12 あきる野市 曇り
 もし営巣しているなら、そろそろ雛が巣立つ頃なので久しぶりに尋ねて見た。正午から1時間いたがまったく気配無し。帰り際、対岸の朽ち木に人工物らしき影を見つけた。カメラで覗くと右のような電子機器が下げられていた。
 真ん中にカメラと思われる窓があり、その上にはCdSセルのような光センサーが見える。多分、無人監視カメラではないだろうか? 私が狙っているのと同じ野鳥を探しているのであろうか?一見汚れているように見えるが、ガラス部分はきれいなままなので、迷彩を施しているのだと思われる。
 また、下部の黒い部分はスピーカーだとすれば、特定の野鳥を呼び寄せるのに使うのかもしれない。
【観察鳥】ヒヨドリ、カラス、ガビチョウ(声)、キジバト(声)

■2018-6-2 甲州市 晴
 8時半に着いた。延べ30人程度のカメラマンがいたが、ほとんど誰もコマドリを撮っていないというが、ただ中の一人がごく近くに来たコマドリをスマホで撮ったらしい。スマホで撮れる距離だと超望遠レンズでは撮影範囲外になる。12時前に帰途についたが、帰り際林道の先の遠くの枝になにやら止まった。カメラで覗くとサンショウクイのようにも見えた。撮影して拡大するとジュウイチだった。しばらくぶりのライファーであり、「やった!」と心の中で叫んだ。
【観察鳥】初見: ジュウイチ。その他:ミソサザイ、アカハラ、ウグイス、ホトトギス(声)、ツツドリ(声)

■2018-5-28 栃木県県民の森 薄曇り後晴


 甲州市でコマドリを待っている間、しきりにここを勧めているカメラマンが居た。サンコウチョウとクロツグミが見られるという。「何とかの森」という場所は多くてかなり知られているが、ここは余り有名でないのか、私は全く知らなかった。一度は見ておくのもよかろうと来てみた。
 結果は惨憺たるものだった。午前9時に着いて、お勧めの渓谷をたどったが、森が広すぎてポイントが絞れない。カメラマンはおろか散策する人もいない。ただ、ウグイスの囀りはここかしこで聞こえ、ウグイスの巣を狙うだろうホトトギスの囀りも数回聞こえたが、姿は見られず。サンコウチョウは声もしなかった。正午前に森林展示館を見てまもなく立ち去った。この森林展示館は、動植物の標本など充実していて大いに楽しめた。
 ところでまたヒルに出くわした。川の脇の石に腰掛け周りを見回す。その間20分ばかり杉の落ち葉の上に靴を置いていた。その場を離れ、森林展示館の近くの東屋の中で周りを眺めていたところ、足首がチクッとする。見たら、左右に一匹ずつヒルが血を吸っていた。結構厚い靴下の上からである。つまんで床に置いたところ、アリがきてヒルを噛んだ。ヒルは吸った私の血をはき出してもだえたところ、アリは立ち去った。何らかの防衛策を講じたのだろうか。
【観察鳥】ヤマガラ、ウグイス、クロツグミ(声)、ホトトギス(声)

■2018-5-26 甲州市 晴
 一昨日のコマドリが良く撮れていなかったので、再訪した。同じ場所で7時40分から16時まで居たが、とうとうコマドリは現れず。土曜日のためか入れ替わり立ち替わりカメラマンが出入りし、常に十数人が待ち受けていた。皆空振りである。
【観察鳥】クロジ、アカハラ、ソウシチョウ、キビタキ、アカゲラ、ゴジュウカラ、メボソムシクイ、ウグイス(声)、ホトトギス(声)、ツツドリ(声)

■2018-5-24 甲州市 晴
 久しぶりにコマドリを狙って出かけてみた。10時前についたところ、4人のカメラマンが大砲を据えていた。コマドリは8時20分頃と9時20分ごろに出たという。12時過ぎに再び出たが、運が悪いことにそのごく短い時間だけ席を離れていた。しゃくなので出るまで待とうと覚悟を決めたが、3時半過ぎに出てくれたので満足した。探鳥している間に何種類かの山岳系野鳥が出てくれたので満足である。
【観察鳥】コマドリ、クロジ、アカハラ、ソウシチョウ、キビタキ、アカゲラ、ミソサザイ、ウグイス(声)

■2018-5-21 秋川流域 快晴
 オオヨシキリの騒がしいだみ声が聞かれる頃になった。
【観察鳥】オオヨシキリ、ウグイス(声)、ツバメ、カワラヒワ、ムクドリ、ハクセキレイ、カラス、アオサギ、ダイサギ、カルガモ

■2018-5-17 あきる野市 快晴
 午前10時半から11時まで探索。成果無し。近隣で可能性のありそうな場所を巡る予定。
【観察鳥】ガビチョウ(声)、サンコウチョウ(声)、ヒヨドリ(声)

■2018-5-16 あきる野市 快晴
 早朝7時半から9時半まで待った。その間何種類かの声だけ聞いた。帰り際、上空を一直線に飛んで梢に消えたカラス大の鳥を見た。カラスほど黒くはなく、褐色だった。飛び方も速く、もしかしたらお目当ての野鳥かもしれない。今後も待ち受けしよう。
【観察鳥】キジバト(声)、ガビチョウ(声)、サンコウチョウ(声)、ヒヨドリ(声)

■2018-5-15 あきる野市 晴
 午後3時から5時まで待ち受けた。成果無し。所在なく、帰り際にハナの蜜を吸って飛び回っていたハナアブを撮ってみた。激しく動くので歩留まりはとても悪いが、換算630mmのレンズでも良く撮れたものがあった。
【観察鳥】ヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス

■2018-5-14 沼津港 快晴
 正午頃、昼食を採りにここに寄った。港の周辺を巡った折、遭遇した野鳥たちである。
【観察鳥】セグロカモメ、カワウ、トビ、ドバト、ハシブトガラス、スズメ、ツバメ

■2018-5-14 伊豆市 快晴
 昔の仕事仲間8人と、伊豆に一泊旅行をした。泊まったホテルの南面の部屋ごとにある排気口ほとんどの上にイワツバメが巣を造っていた。数えると3、40はあり、半分程度にイワツバメが出入りしていた。よく見ると泥を持ちこんで巣を造っていた。抱卵はまだのようである。一方、玄関の上には数個のツバメの巣が造成中で、両者が棲み分けしているのが興味深い。ツバメの巣の方がより人に近接している。
【観察鳥】イワツバメ(〜40)、ツバメ(〜5)、トビ、スズメ

■2018-5-6 あきる野市 晴
 第一候補地に7時に着き、2時間待ち受けた。気配なく、次の候補地に9時半から10時半留まったが、音沙汰無し。育雛時期まで待つほうが良いかもしれない。育雛のため頻繁に餌を探しに出かけるから遭遇する機会も増えるだろう。
【観察鳥】オシドリ(番一組)、キビタキ(♀)、ヒヨドリ、キジバト(声)、ガビチョウ(声)、ハシブトガラス

■2018-5-5 あきる野市 快晴
 今日も様子を見に行ったところ、近所の住人から、「数日前、湘南ナンバーの車で数人が来て、夜ライトを照らして探していた」、さらには直接姿を見たと告げられた。しっかり計画を立て探そうと覚悟した。
【観察鳥】オシドリ(番一組)、ヒヨドリ、キジバト(声)、ハシブトガラス

■2018-5-4 あきる野市 快晴
 一昨年、ミゾゴイが出没した地域を尋ねてみた。先週、鳴き声を聞いたとの噂が人伝に聞こえてきたからである。1時間ばかり粘ったが気配無し。もともと遭遇するのが極めて難しい野鳥であるが、しばらくは通ってみるつもり。
【観察鳥】トビ、アオサギ、ヒヨドリ

■2018-4-11 葛西臨海公園 曇り後小雨、後晴れ、風強し
 4月9日夜、E.Y氏からウズラが載っているブログを紹介された。覗くと、4月9日当日葛西臨海公園でウズラを撮ったと掲載されていた。翌日はキャンセルできない所用があったので、一日おいて本日11日に来ることにした。中央道、首都高速の渋滞を避けるため、5時45分には中央道に乗り、現地には6時45分についた。
 公園内で一人のカメラマンを見つけたので、出没したという方面を教えてもらい、その辺りで待った。朝早かったせいか誰もおらず、適切な場所であるか確信がなかった。8時過ぎにカメラマンが二、三人集まり、その一人が植え込みの脇を歩いたら、足下からウズラが飛び出して茂みに入ってしまった。待つこと4時間、ようやく開けたところに出てきた。その時にはカメラマンは17,8人を数えていた。20分ぐらい餌を捕っていただろうか再び植え込みに隠れた。この間、草に隠れて全身を見ることができなかった。そして、ほとんどのカメラマンは立ち去った。
 私もそこを離れて公園内を巡った後、帰りに再び立ち寄ったら、数人のカメラマンの前でウズラが餌を捕っていた。30分は居ただろうか、全身を現したので十分良い画が撮れた。最後には数mの距離まで近寄ってくれた。10日は4月9日のブログを見たと思われるカメラマンが50人は押し寄せたとのことで、警戒したウズラは頭を時々草の中から頭を出す程度だったらしい。
 2011年、高取城趾に続く林道でウズラを垣間見てから、ずっと心に引っかかっていた野鳥である。この数十年間で最も数を減らした野鳥であることも憧れを強くしている。なので、殊の外うれしい。でもこの個体は籠脱け鳥であろうとの噂なので、多少うれしさが割り引かれる。
【観察鳥】初見:ウズラ。その他:ハシビロガモ、キンクロハジロ、カルガモ、オオバン、バン、カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、コサギ、キジバト、ドバト、ハクセキレイ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ハシボソガラス

■2018-4-6 飯能市 晴、暖かい
 最後の締めとして来た。丁度桜が散り終わっていた。カメラマンはおらず、家族連れが三々五々遊んでいた。来年に期す。
【観察鳥】コガモ(4)、カルガモ(6)、アオサギ、ヒヨドリ、ウグイス(声)

■2018-4-1 彩湖 快晴、暖かい
 彩湖にも何かがいると聴いたので来てみたが見あたらなかった。ここにも大勢の家族連れが芝生の上で遊んだり、くつろいだりしていた。
【観察鳥】ユリカモメ(群)、ホシハジロ、キンクロハジロ、ムクドリ(群)

■2018-4-1 秋ヶ瀬公園 快晴、暖かい
 コイカルとキレンジャクが出ていると聴いていたので、鴻巣市から寄ってみた。駐車場のすぐ脇に70名を超えるカメラマンがまさに撮影中で、そこに加わって撮った。ここを含め、他の有名なポイントにもキレンジャクは居ないようだった。 普段はごくわずかのカメラマンや散策する人達しかいない秋ヶ瀬だが、満開の花見と運動をする若者や家族で、さしもの広い駐車場群はほぼ満車だった。
【観察鳥】コイカル、ヒヨドリ

■2018-4-1 鴻巣市 快晴、暖かい
 ニュウナイスズメが出ると聴いたので、来てみた。数人のカメラマンが満開の桜並木にカメラを向けていた。少なくとも10羽以上のニュウナイスズメが桜の花の嘴でがくをちぎったりしていた。花を食べてはいないので蜜を吸っているのだろう。1時間も撮ったけれど、なかなか全身を現してくれなかった。
【観察鳥】ニュウナイスズメ(〜20)、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシボソガラス

■2018-3-31 名栗湖 快晴、肌寒い
 クマタカが出没すると聴いた。午前10時過ぎに来てみると、5人のカメラマンが大砲を据えていた。朝一度上空を飛び去ったという。午後2時まで待ったが出ないので退出した。
【観察鳥】トビ(3)、カルガモ(2)

■2018-3-19 飯能市 晴
 埼玉県民の森からの帰り道で寄った。桜が八分咲きで、家族連れが多く花見をしていた。野鳥も少なく、1時間で退出した。4月上旬に来るのを最後にしたい。
  <アオシギ探鳥記録>  (○:出現日(現地情報)、●:キツツキ訪問日、△:他者・瞬間不確定目視、ー:未確認日)  
期 日
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
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13
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15
16
17
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20
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26
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28
29
30
31
1月
 出現日
 訪問日
地元バーダーY氏発見→
1月27日 

 

 

 

 

 
2月
 出現日
 訪問日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 







 

 

 


 

 

 

 

 



3月
 出現日
 訪問日









 


 

 

 


 

 

 

 

             
       
【観察鳥】キジ(♀)、コガモ(2)、ヒヨドリ、ウグイス(声)

■2018-3-27 埼玉県民の森 晴、暖かい
 オオマシコが出ていると、アオシギを狙っていたところで聴いていたので、探索がてら初めて来てみた。とても広いところで、しばらく散策したが、エナガの姿をチラッと見ただけだった。別の方向に行ってみたら、東屋に数人のカメラマンが大砲を据えていた。「ここだ!」と確信した。東屋に入ったら、まもなくひっきりなしにオオマシコが訪れた。ヒエやアワなどの餌をやっているので、くちばしに殻などがつく。餌には他にも数種類のカラ類、ホオジロ類が来た。30分で退出した。
【観察鳥】オオマシコ(<10)、ホオジロ、ヤマガラ、コガラ、シジュウカラ、エナガ、カラス

■2018-3-23 あきる野市 薄曇り
 地元はほとんど廻っていないが、気が向いたので横沢入、小峰公園と廻ってみた。ただ、鳥影全く見られず、只鳴き声が聞こえたのみ。今年は全般に冬鳥が少ないと言われるが、全く同感である。今年はまだライファーが見られていない。
【観察鳥】ガビチョウ(声のみ)、ヒヨドリ(声のみ)

■2018-3-21 飯岡漁港 小雨、風強し
 今までも銚子の帰りには必ず寄る。12時半についた。ここでも海鳥は少なかったが、黒ガモを見つけてうれしかった。しばらく撮影した。
【観察鳥】アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ヒメウ、クロガモ(3)、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、オオバン

■2018-3-21 波崎漁港 小雨、風強し
 10時半に来てみた。銚子に比べると海鳥が遙かに少ない。
【観察鳥】アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、スズガモ、ホシハジロ、ウミアイサ、ウミウ、ウミネコ、セグロカモメ、ユリカモメ、カモメ、ヒバリ

■2018-3-20&21 銚子漁港 曇り、時々小雨、風強し
 昨日、飯能でアオサギを狙っていた時、Y氏に銚子でコオリガモを撮ったと教えられた。同時にミツユビカモメ8羽、シロカモメを見たと言う。コオリガモは根室で十分撮ったがミツユビカモメは酷い画像しかないので来てみた。冬に逆戻りの寒さで風も強い。 高速も事故や自然渋滞で下道に降りたりしたので、約200kmを6時間かけ3時少し前に着いた。
 着いて間もなく防波堤になにやらチョコチョコ歩くカモメに酷似のカモメがいる。脚を見たら真っ黒だ。ミツユビカモメと確信した。港を離れる5時までに少なくとも数羽に出遇った。ラッキーである。足かけ20日と21日でほぼ半日の間に10羽程度の個体に遇った。
 一方、コオリガモは見つからなかった。
【観察鳥(21日)>ウミネコ(無数)、セグロカモメ(無数)、オオセグロカモメ、ミツユビカモメ(〜10)、ユリカモメ、スズガモ、キンクロハジロ、ウミウ、オオバン
【観察鳥(20日)>アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ(〜50)、スズガモ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ウミウ、カワウ、ヒメウ、オオバン、アオサギ、ウミネコ(無数)、セグロカモメ(無数)、ミツユビカモメ(〜5)、シロカモメ(〜5)、ユリカモメ

■2018-3-19 飯能市 晴
 五日ぶりに来てみた。12時から3時まで居た。その間カメラマンが三々五々、三人集まった。地元の主、Y氏からアオシギはずっと出ていないと聴かされた。丁度1ヶ月になる。そろそろ諦め時らしい。
【観察鳥】マガモ、コガモ(2)、カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジ(♂、♀)、バン、クイナ、キオジバト、ヒヨドリ、アオジ、モズ、ハシブトガラス

■2018-3-14 飯能市 快晴、暑い(〜25℃)
 四日ぶりに来てみた。1時から4時まで居たが、とうとう地元のバーダーは一人として現れなかった。そろそろ引け時かなとも思う。ただ、去年は4月上旬にも姿を現したので、今止めるのは心残りである。
【観察鳥】コガモ(2)、オカヨシガモ(2)、クイナ、ヒヨドリ、シロハラ、シジュウカラ、ウグイス、ハシブトガラス

■2018-3-10 飯能市 快晴
 昨日は来なかった。今日は2時から4時半まで居た。4時過ぎに常連ベテラン3人が集まった。昨日も出ていないそうである。
【観察鳥】キジ(♂、♀)、マガモ、カルガモ、ダイサギ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス

■2018-3-8 飯能市 本降り、寒い
 12時半に来たがムクドリ以外鳥影なく、雨も止む気配がないので30分で退出した。一人としてカメラマンがいないだけでなく、公園内に人影はなかった。本降り雨だとこうなるのであろうか。
【観察鳥】コガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ムクドリ(〜20)、ハシブトガラス

■2018-3-7 飯能市 快晴、寒い
 1時半から4時半まで滞在。来てしばらくは私一人だった。4時過ぎに地元のベテランが二、三人来たのみ。アオシギは姿を見せなくなって今日で15日。そろそろ水面あきらめ始めたようだ。一方、初めてカワセミが目の前に現れた。
【観察鳥】マガモ、コガモ、カルガモ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、バン、クイナ、カワセミ、ムクドリ(〜10)、モズ、ヒヨドリ、ツグミ

■2018-3-6 飯能市 快晴、春の陽気
 2時から4時40分まで滞在。4時過ぎに地元のベテランが二人来たのみ。すぐ横の入間川のカモ類も減ったし、今日はバンもクイナもでてこなかった。
【観察鳥】キジ(♀)、マガモ、カルガモ、セグロセキレイ、ムクドリ(〜10)、モズ、ヒヨドリ、シロハラ、ハシブトガラス

■2018-3-5 飯能市 雨、春の陽気
 雨が降れば、状況が変わって好転する可能性もあると出かけた。2時から3時半の間、傘をさしながら探したが見つからず。常連さんも只一人として姿を見せなかった。ただ、バンとクイナは今まで通り出てきた。この程度の雨には左右されないことを再確認した。
【観察鳥】キジ(♂)、コガモ、マガモ、カルガモ、カワウ、クイナ、バン、ムクドリ(〜60)、ツグミ(1)、モズ、ハシブトガラス

■2018-3-4 飯能市 快晴、初夏の陽気(20℃超え)
 1時から5時の間、見張った。3時過ぎに常連さん4人が集まった。いろいろ周辺の情報を頂いた。
【観察鳥】クイナ、バン、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、ウグイス、ハシブトガラス

■2018-3-3 飯能市 快晴
 二羽のクイナが出てきた。クイナを良く見ようと、見やすそうな位置に移動した。その時、元の位置にいた二人のベテランが、「一羽が水路の奥に飛び込んだ」という。ただし、私には二羽のクイナがずっと見えていたから、飛び込んだのはおそらくアオシギだろう。クイナに追い立てられて潜んでいたところから飛び出したと思われる。大変残念ではあるが、写真を撮れるほど時間はなかったとのこと。ただ、いると判ればこれからの探鳥にも弾みが付く。5時過ぎに退出。
【観察鳥】キジ、トビ、クイナ、バン、ヒヨドリ、シロハラ、モズ

■2018-3-2 飯能市 晴、初夏の陽気(20℃)
 薬師池公園から出て、13時頃に着いた。今日もまた地元の常連さんと立ち話をしたあと解散、5時15分過ぎに退出。
【観察鳥】マガモ、カルガモ、キジ、クイナ、バン、ヒヨドリ、ムクドリ、モズ、ウグイス、シジュウカラ

■2018-3-2 薬師池公園/町田市 快晴
 昨日アオシギを待つ間に、Y氏からメジロガモとクビワキンクロの情報を貰った。アオシギを探す前に来てみた。40人ほどのカメラマンが、南北150m、東西100mほどの池を取り囲んでおり、当のカモたちが悠々と泳いでいた。人を恐れず、時に10m以内までくるので、大砲では画面からはみ出すこともある。このメジロガモは昨年新横浜公園にいた個体であるとのもっぱらの噂だった。 
 カイツブリが巣作りをしていた。そのうちかわいい雛が泳ぎ出すかもしれない。
【観察鳥】メジロガモ(1)、クビワキンクロ(1)、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、カイツブリ(2)

■2018-3-1 飯能市 晴、初夏の陽気(20℃)
 12時過ぎに着いた。3時まで誰もいなかった。4時過ぎに地元の常連さんが三、四人あつまって立ち話をしたあと解散。1人だけ陽の落ちる5時15分過ぎまで居たが、出ず。
【観察鳥】オナガガモ、コガモ、マガモ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、カルガモ、アオサギ、ダイサギ、バン、ヒヨドリ、シロハラ、モズ

■2018-2-28 飯能市 晴、春の陽気
 12時過ぎに着いた。2時まで誰もいなかった。4時まで、三々五々数人のカメラマンが来た。今日を含め、もう8日間出ていない。5時まで居たがアオシギは出ず、かつ本日は極端に鳥の出が少なかった。アオシギの出現日を見ると、遭遇するのは運が必要とわかる。18日と20日はせっかく出ていたのに遇えなかった。18日は袋井市に行っており、20日は早く帰ったためである。アオシギに対しては徹底的に不運である。
【観察鳥】コガモ、マガモ、キンクロハジロ、カルガモ、アオサギ、バン、モズ

■2018-2-27 飯能市 晴
 正午過ぎまで所用があったので、着いたのは2時半だった。カメラマンはおらず、三々五々数人が集まったが、長居はしなかった。今日を含め、もう7日間出ていないそうだ。5時過ぎまで居たがアオシギは出ず。
【観察鳥】バン、クイナ(2)、モズ、ウグイス、ヒヨドリ、ツグミ

■2018-2-26 飯能市 快晴
 様子を見に来てみた。10時に着いた。現地のベテランから、「20日に見られた後、今日まで6日間出ていない」と教えられた。20日は来たのだが2時過ぎに退出した。その後出たようだ、残念。今日は5時まで居たが出てこず。しかしまだアオシギは滞在していることが確認できたのでよしとする。藪の中では採餌しているはずだだから、見られていないのは人の目にさらされていないということのようだ。それがわかって、元気が出た。何か事故でも無ければ3月一杯までは滞在してくれるだろう。
【観察鳥】キジ、キンクロハジロ、コガモ、マガモ、カルガモ、カイツブリ、カワウ、バン、クイナ、アオサギ、ダイサギ、トビ、ハシボソガラス、シロハラ、ツグミ、モズ、シジュウカラ、ウグイス、ホオジロ、ジョウビタキ

■2018-2-20 飯能市 晴、晴陽気
 アオシギが戻ってくることを期待して、定期的に訪れるつもりである。本日は11時過ぎについて2時まで居たが、カメラマンは全く来なかった。地元のカメラマンは一時的にあきらめているようである。
【観察鳥】オナガガモ、マガモ、コガモ、カルガモ、アオサギ、ダイサギ、セグロセキレイ、ツグミ、モズ、ハシブトガラス

■2018-2-19 相模港 快晴
 御前崎灯台からこちらに寄った。防波堤の近くでカンムリカイツブリは一羽だけ潜って餌を探していた。他に特筆する事は無し。
【観察鳥】カンムリカイツブリ、セグロカモメ、ウミウ

■2018-2-19 袋井市 快晴、風あり
 7時過ぎに到着した。サバンナシトドやホオジロ類が何回か出てくれた。まもなく来た男性カメラマンに訊いたら、昨日と同じイタチの話をしてくれて、今年は望み薄との事だった。11時過ぎに退出した。せっかく静岡県に来たのだから有名な御前崎灯台観光でもと寄ってみたら、灯台脇まで民家が密集していてがっかりした。
【観察鳥】サバンナシトド、オオジュリン、ホオアカ、カワラヒワ(〜100)、ツグミ、ハシブトガラス

■2018-2-18 袋井市 快晴、風強し
 去年ここでウズラを見たという情報をもらったので来てみた。10時半に着いた。驚いた事にここは4年前サバンナシトドを撮りに来た見覚えのある場所だった。広大な水田地帯に取り残された縦25m横50mの草地であり、2台の車の窓からレンズが覗いていた。
 着いてしばらくしたら、ほんのちょっとカヤに止まった小鳥がいるので、双眼鏡を覗いたらサバンナシトドであった。これにもびっくりした。北米在住のサバンナシトドが再び舞い戻ったのだろうか。一瞬のことだったので撮影できなかった。
 現地にいた一人の女性カメラマンにウズラのことを訊いたら、去年3月に交尾しているウズラを撮ったが今年は見ていないと言う。こんな小さな草地なのにイタチが住み着いていて、ウズラは近寄らないのではないかと言う。その言葉通り、チラッと目の前をイタチらしきものが走り去った。4時過ぎまでいたが、ウズラは姿を現さなかった。明日もう一日挑戦しようと袋井駅前のビジネスホテルに泊まった。
【観察鳥】サバンナシトド、カシラダカ、カワラヒワ、モズ、ツグミ、セグロセキレイ、カラス、アオサギ、カルガモ

■2018-2-16 飯能市 晴
 さいたま市から約35kmのドライブ、2時頃着いた。アオシギ狙いのカメラマンは二人だけに激減していた。土地のバーダーもあきらめたらしい。暗くなるまで待って、サーチライトで少しの間探してみた。動くものは何も居なかった。6時過ぎに退出した。しばらく間をおいて来てみよう。戻ってくる可能性も高いと考える。
【観察鳥】バン、モズ、シジュウカラ、アオジ

■2018-2-16 さいたま市 快晴
 オオハヤブサが出たとの情報で来てみた。鉄塔の上にいるとのことだったが、居るのは数羽のハシブトガラスだけだった。カメラマンも一人としていない。渡去したのだろう。また、鉄塔はどれも200m以上離れており、まともな画像にはならない。飛んでいるところを撮らねばならないが、野鳥最速のハヤブサなので容易ではなかろう。隣接の公園に寄ってみた。レンジャク狙いのカメラマンが十数人大砲を構えていた。なかなか出ないそうである。中を少し廻って12時前に退出した。
【観察鳥】シロハラ、ツグミ、ウソ、ハシブトガラス

■2018-2-15 飯能市 晴、春陽気
 とうとう五日目である。9時について、4時45分まで居た。またも見られず。クイナも出てこなかった。カメラマンも減って延べ5,6人程度であった。しばらく間をおいて、様子を見に来よう。
【観察鳥】バン、ダイサギ、アオサギ、キジバト、ハシブトガラス、モズ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、シジュウカラ、アオジ、シメ

■2018-2-14 飯能市 快晴
 四日目である。9時半について、5時まで居た。またも見られず。カメラマンも減って延べ10人程度であった。明日が五日目なのでここをひとまず区切りとしよう。バンやクイナ撮影で気を紛らわせた。
【観察鳥】キジ(声)、バン、クイナ、ダイサギ、アオサギ、コゲラ、ハシブトガラス、モズ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、シジュウカラ、アオジ、ウグイス

■2018-2-13 飯能市 快晴、寒気
 三日目である。9時半について、5時まで居た。またも見られず。なかなか得難いライファーでもあるので、見られるまでとことん訪問しよう。今日は昨日より少なく10名程度のカメラマンであった。昨日までが三連休であったことも関係しているのかもしれない。現場で国際宇宙ステーション(ISS)が6時3分に頭上を通過するという情報をもらったので帰りに撮ってみた。
【観察鳥】バン、クイナ、コガモ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、トビ、モズ、ツグミ、ヒヨドリ、エナガ、ジョウビタキ、アオジ

■2018-2-12 飯能市 快晴、寒気
 今日は昨日より遅らせて9時に着いた。4時45分まで居たが出なかった。ピーク時で焼く15名のカメラマンが集まった。土地の古老バーダーに状況を聞いたところ、『@アオシギが発見されたのは1月27日。2月10日までの15日間に、7日出現した、A3,4日続けて見られない期間があった、B2月7日から10日までの四日間続けて見られた、C午前より、午後に出ることが多い、時間は2時から4時半、D去年は1月下旬から4月上旬まで滞在した。D去年は1月下旬から4月上旬まで滞在した』とのことであった。
 この情報により、5日間連続して探鳥すれば、高い確率で見ることができると判断される。明日から見られるまで訪問しようと思う。まあ、アオシギが居着いてくれていればの話ではあるが。
【観察鳥】キンクロハジロ、オナガガモ、コガモ、バン、カイツブリ、クイナ、アオサギ、ダイサギ、コゲラ、モズ、ヒヨドリ、シジュウカラ、アオジ

■2018-2-11 飯能市 晴時々曇り
 アオシギが出ていると写真クラブ仲間のS氏の情報で来てみた。8時に着いたところ一人のカメラマンがいた。彼はかつて飛島で偶然お会いしてしばらく話をしたA.K氏であった。その後入れ替わり立ち替わり地元のバーダーが訪れて様々なアオシギ情報を教えてくれた。昨日まで四日間続けて出たそうである。カメラマンは全部で20人近くになった。
 過去にアオシギが出た遅い時間である4時半まで待ったが、A.K氏を除いて全て退出したので当方も帰宅した。8時間半待ったことになる。アオシギまだまだ現地に留まると予想されるので、撮れるまで何度でも来ようと思う。
【観察鳥】キジ、アオサギ、ダイサギ、クイナ、バン、トビ、シロハラ、ヒヨドリ、ツグミ、モズ、アオジ、ホオジロ、ジョウビタキ

■2018-2-6 八ヶ岳山麓 快晴
 ベニヒワの情報を得て出かけた。夜明け前の5時半に着いて10時までいたが、マヒワの群れに数回遭遇しただけだった。地元のバーダーに聞くと、ここ数日ベニヒワは見られていないという。周辺の何カ所かを廻って、午後2時過ぎに退出した。ただ、地元の人達でもなかなか目にしないというフクロウの写真が撮れた。なお、夜明け前後の気温は氷点下14度だった。少しでも風が吹くと顔が痛い。
【観察鳥】トビ、キジバト、フクロウ、ハシボソガラス、ツグミ、ハクセキレイ、マヒワ、カワラヒワ、シジュウカラ、コガラ、ヤマガラ、ミヤマホオジロ、カシラダカ、カヤクグリ、エナガ、アトリ

■2018-2-2 埼玉県川島町 薄雲り
 E.Y氏がコミミズクを撮った場所にいた氏の知人が、近くにウズラを探しに行ったとのこと。雪があるとウズラが見やすいらしい。勇んで来てみたが、見つからず。その後、他の知人がウズラ見たという他の場所、二カ所に寄ってみたが、見あたらず。ウズラはますます貴重になっていく。
【観察鳥】キジバト、ドバト、ハシボソガラス、カワウ、ヒヨドリ、ツグミ、アトリ、スズメ、カワラヒワ、カシラダカ、ホオアカ、ホオジロ、ハクセキレイ

■2018-2-1 神奈川県 薄曇り
 Y.S氏からの情報で出かけた。9時半に着いたがすでに10人ほどカメラマンがいた。木の枝に止まっているトラフズクは2時間で数回だけ目を開けた。それも薄目を2,3秒だけだった。11時半に退出したとき、カメラマンは20人に膨れていた。駐車場にたどり着く途中で小雨が降り出したので、丁度帰る潮時だった。今夜は雪がつもるという予報である。今年は記録的に寒い日が続いている。
【観察鳥】トラフズク、カワラヒワ、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ、キジバト、ドバト、ハシボソガラス、[アカガシラサギ、タゲリ]。[・・]:他者情報。

■2018-1-31 横浜市舞岡公園 晴
 前回ヤマシギが見られなかったので、出る確率が高い正午前後を狙った。10時から1時まで粘ったが出てこなかった。延べ20人ほどのカメラマンが居たが、誰も見ていないようだった。まだ居るのだろうか? アリスイはまだ頻繁に出ていて、カメラマンを集めていた。
【観察鳥】アリスイ、タシギ、コジュケイ、カシラダカ、アオジ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、シメ、シロハラ、キジバト、ハシボソガラス、トビ、マガモ

■2018-1-27 埼玉県川島町 快晴
 昨日よりもう少し良い画像を撮りたいと来てみた。8時半過ぎにはすでに風が吹いていたが、一羽が飛んでくれた。  しかし昨日と同じで10時過ぎに風が強くなると、草の上でじっと動かなくなった。十人ほどいたカメラマンも一斉に帰り始めた。駐車している車のナンバーを見るとほとんど埼玉県地元の人達なので、習性をよく知っているらしい。こちらも10時過ぎに退出した。
【観察鳥】コミミズク、ホオアカ、スズメ、ドバト

■2018-1-26 埼玉県川島町 快晴、気温3℃
 E.Y氏にコミミズクが出ていることを教えてもらった。二日前に振った大雪で、雪原と化した広大な水田の上を飛び交っているという。8時半に着いたところ、カメラマンが二人撮っていた。10時頃までは頻繁に出てくれ、二羽でバトルまでしてくれた。また途中、コチョウゲンボウが飛んだ。これまでにカメラマンは十数人にふくれていた。
 10時過ぎたら北風が強くなってきたせいかいっこうに飛ばなくなったので、12時には退出した。3℃の寒風にさらされると長くは持たない。
【観察鳥】コミミズク、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、ホオアカ、ヒバリ、カワラヒワ、スズメ、モズ、ドバト、ハクセキレイ、ハシボソガラス

■2018-1-18 横浜市舞岡公園 薄曇り
 初めて訪れた年の前年までアオシギが出ていたという。それでもまだヤマシギは出ていたので、まだいるのだろかとネットを見た。するとアリスイが出るとの情報があったので、二年半ぶりに 再訪した。午前10時過ぎにつき、午後2時に退出した。その間、総勢30名ぐらいのカメラマンが三々五々集まった。アリスイは一度出たがヤマシギは姿を見せなかった。
【観察鳥】アリスイ、カシラダカ、アオジ、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、シメ、モズ、ガビチョウ、シロハラ、トラツグミ、キジバト、ドバト、ハシボソガラス、トビ、コジュケイ、マガモ、バン、カルガモ

■2018-1-15 前橋市嶺公園 晴
 E.Y氏の紹介によりその存在を知ったので来てみた。特に目標があるわけではない。赤城山の麓にあり、雑木が茂る起伏のある丘陵地帯で、東西、南北とも800m程度の大きさである。隣接して数ブロックの墓地があり、全体によく整備されている。ある部分に10人弱のカメラマンが集まっていた。餌が蒔いてあるので、ホオジロ類、カラ類が集まってくる。ヤマガラはヒマワリの種を載せた手に乗ってくる。全体に人に慣れているようだ。皆のお目当てはミヤマホオジロのようだった。
【観察鳥】マガモ、カルガモ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ツグミ、アトリ、ミヤマホオジロ、カシラダカ、ホオジロ、ジョウビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、[トラツグミ、アオゲラ]。[・・]:他者情報。

■2018-1-9 水元公園 薄曇り後晴
 有名な個人ブログにここでヒクイナとオジロビタキが出ているとあった。<X-T2+Fujinon 100-400>システムの習熟をかねて出かけた。アシの群落の周りに十数人のカメラマンが待機していた。そこに加わって2時間ばかり撮ったところ、バッテリーを二本消耗した。300枚も撮っていない。想定していたよりずっと速い。その間もヒクイナは出てこなかった。一旦車に戻ってD500+Tam150-600を持ち出して現場に帰ったら、まもなくヒクイナが全身を現してしばらく採餌した。「ラッキー!」と勇んで撮影した。
 うすうす感じてはいたのだが、ミラーレスシステムの短所を実地に認識した。バッテリーの消耗が速いのは何とか対処できるが、撮影した直後わずかの時間ファインダーが対象物を写さないのが致命的になる場合がある。その短い時間帯、野鳥がどの方向に移動するのか把握できないので、見失う確率が大幅に増す。一眼レフではミラーが上がっている間はむろん対象物をさないが、D500のその時間はおそらく1/20秒以下でありそれほど障害にはならない。
【観察鳥】ヒクイナ、ヒドリガモ(多)、キンクロハジロ、カルガモ、オオバン、カワウ、ユリカモメ(多)、タシギ、チュウサギ、キジバト、ドバト、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、アカハラ、ツグミ、ヒヨドリ、ムクドリ(多)、モズ、ウグイス、エナガ

■2018-1-4 西湖野鳥の森 快晴
 一昨日何気なく訪れたのだが、イスカが出ているといわれて再訪した。10時半に着いたところ、すでに20名ばかりカメラマンが居た。1時間半ほど待ったら一羽が出た。全部で三回出たところで現地を後にした。午後2時過ぎであった。かつて嵯峨塩林道で撮ったときにはとても遠方だったが、ここでは10数mで撮れたので画質は良い。ただ、密な小枝が邪魔してなかなか全身をきちんと撮るのは難しかった。
【観察鳥】イスカ、マヒワ、アトリ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラ、スズメ、キジバト

■2018-1-2 西湖野鳥の森 快晴
 富士山を見に行った折、フラット立ち寄った。数人のカメラマンがほぼ10m離れた小さな水飲み場にレンズを向けていた。そこに参加すると、ひっきりなしに、カラ類、マヒワ、アトリが訪れた。30分ばかりいて帰り際に何を待っているのかと尋ねたらイスカであるという。イスカは間近で撮っていないからまた来ようと思う。
【観察鳥】マヒワ、アトリ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラ、キジバト、トビ


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