走古丹に群がるエゾシカの群れ、ほとんどがメス。オスは小さな群れで別行動しているように見えた。

主要更新
◇'12-1-1:本欄新設
◇ 2012年の総括
 
 今年は去年にもまして大きな旅行を6回行い、それぞれ自分なりに満足できる結果だった。 日本では37種、インドネシアと台湾では50種の初見を得た。日本の初見鳥が急速に減少しているが、とりもなおさず希少種が増えている事によるだろう。
 来年は友人K.K氏が200種以上の初見を得たエクアドルとオーストラリアに行くので外国の鳥が圧倒的に多くなるはずである。日本の探鳥スタイルも変わらざるを得ない。希少種の情報を得て撮りに行くのが主なスタイルになるだろう。


■2012年の目標と成果
 昨年末までで417種のライフリストを達成した。2011年の目標で撮れなかった種を中心に目標を定めた。易しい種はほとんど撮り尽くし、今後はますます難しくなるだろう。探鳥も目標を定め、しかるべき場所にしかるべき時期にいかねばならない。

目標の日本の野鳥:6種達成 ---- <2012-12-29現在>

タマシギ (済)
ヨシゴイ (済)
ヒクイナ (済)
ウズラシギ
ベニヒワ
ツバメチドリ
カラシラサギ
チュウジシギ
オジロトウネン
サシバ (済)
ヤマドリ (済)
ヨタカ
オオアカゲラ
ジュウイチ
ツリスガラ
アカエリヒレアシシギ
オオセッカ (済)
目標外の日本で撮った野鳥:31種達成 ---- <2012-12-13現在>

ハクガン
ウミバト
シマアジ
コシャクシギ
チゴハヤブサ
イカルチドリ
コチョウゲンボウ
ユキホオジロ
ソデグロヅル
コウミスズメ
コイカル
オジロビタキ
ツルシギ
サシバ
アメリカコガモ
ヤツガシラ
ヒメアマツバメ
マミチャジナイ
クマタカ
コホウアカ
メリケンキアシシギ
ヤンバルクイナ
イナバヒタキ
ショウドウツバメ
エトロフウミスズメ
ハイイロヒレアシシギ
ヒメコウテンシ
ムギマキ
サンカノゴイ
ホントウアカヒゲ
ホオジロカンムリヅル
目標外の外国で撮った野鳥:51種達成 ---- <2012-11-28現在>

アオミミショウビン
コシジロヒヨドリ
シュウダンムクドリ
ズグロゴシキインコ
セレベスクマタカ
セレベスソデグロバト
チャバラショウビン
ハイガオハシブトアオバト
カタグロトビ
メジロチメドリ
カンムリオオタカ
コシジロオオサンショウクイ
セレベスカワセミ
ミカドバト
アカコブサイチョウ
ウチワインコ
オオミミヨタカ
カササギムクドリ
カンムリオウチョウ
ズグロゴシキインコ
セレベスバンケンモドキ
タカサゴモズ
ヤブドリ
セレベスバンケン
セレベスムジチメドリ
バンケン
ツラアカボウシゲラ
パラワンツカツクリ
セレベスコウハシショウビン
セレベスコノハズク
セレベスサトウチョウ
ハチクイ
スラウェシナキサンショウクイ
モルッカアナツバメ
アリサンヒタキ
マミウチワドリ
アジアヤシアマツバメ
カルカヤバト
レンカク
カザノワシ
セレベスオオサマムクドリ
ノドアカハナドリ
バラムネオナガバト
ムナオビクイナ
カオジロクロバト
カササギムクドリ
アフリカクロトキ
キバラシジュウカラ
ズアカエナガ
ニイタカキクイタダキ
ゴシキドリ

■2012-12-29 埼玉県 
 ついでに寄ってみた。11日前に撮ったオジロビタキがまだ十数人のカメラマンを惹きつけていた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オジロビタキ(1)、シメ(2)、エナガ(〜5)、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、キジバト、ハシブトガラス

■2012-12-29 東日本 
 友人からいただいた情報で、友人K- K氏と共にヒクイナを撮りに来た。数人のカメラマンがいた。二時間ばかり待つと、クイナとヒクイナが小川の岸から時々顔をのぞかせた。
 <観察した鳥>初見:ヒクイナ(1)、その他:クイナ(1)、ジョウビタキ(♀)、コガモ(3)、コサギ、スズメ

■2012-12-26 茨城県 
 友人から「ソリハシセイタカシギが出た」との情報を得、友人K-Kを誘って訪れた。10時半に着いたのだが、カメラマンは一人もおらず、間もなく老夫婦のバーダーがやってきて「3日前には数十人のカメラマンが来た。昨日の午前中には居たのだが------」との事。時々10mを超える強風の中、3時間ばかり粘ったが諦めて、涸沼に寄って帰った。涸沼には少数のカモがいるだけで写真は撮らなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:カモ類(1000↑:マガモ、ヒドリガモ、コガモ、オカヨシガモ)、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カイツブリ、オオミズナギドリ、ユリカモメ、カワウ、オオバン、コブハクチョウ、タゲリ、タヒバリ、アオサギ、コサギ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、メジロ、カラス、トビ

■2012-12-23 相模原市/神奈川県 
 友人K-K氏がハギマシコ出現のネット情報を得た。二年前に数十羽が渡来した同じ場所と推定してそこを訪れた。数人のカメラマンがいたのでそこに参加してすぐ撮れた。今年は約40羽の個体が飛びまわっていた。二年前とは少し離れた場所で採餌していた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハギマシコ(〜40)、モズ(1)、ホオジロ(1)、ヒヨドリ(1)、ツグミ(1)、カラス、ホシハジロ(1)、カンムリカイツブリ(1)、カイツブリ(1)
■2012-12-20 狭山湖/埼玉県 
 みどりの森からやってきた。着いた早々3人のカメラマンがデジスコを構えて撮っていた。聞いたら、オオタカがカラスを襲って今食べているところであるという。周りには2,30羽のカラスが遠巻きにしている。かつてTV 番組でほとんど同じ情景を写していたのを思い出した。
 遠くてまともな写真にならないので少し撮った後、湖の堤防に向かった。マガモを筆頭に数百のカモ類がいた。全体をスキャンしていると少し離れた遠方に、3羽の小型のカモを見つけた。レンズを向けてみるとトモエガモであった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオタカ(1)、スズメ(〜50)、ハクセキレイ(〜5)、トモエガモ(♂1♀1)、カンムリカイツブリ(4)、ハジロカイツブリ(1)、カイツブリ(1)、カモ類(数百、マガモ、コガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、カルガモ)、ハシブトガラス(〜30)、アオサギ(2)

■2012-12-20 さいたま緑の森博物館 
 探鳥し始めの頃、教えてもらった場所である。狭山丘陵の一角で東の端は狭山湖に接している里山である。なお、緑の森博物館のパンフレットには、「この博物館は雑木林など自然そのものを展示物に見立てたフィールドミュージアムである」と書いてある。
 今年は冬鳥の入りがよいと多くのバーダーが感想を述べているが、ここに来てみたら確かに今までで最も種類も数も多かった。シジュウカラかメジロのバードウェーブが来たので夢中で群れを追っていると、あろうことかキクイタダキの姿を見つけた。常緑樹の中で見え隠れしていたので全身をきれいに撮れはしなかったが、まぎれもなくキクイタダキである。富士さんの奥庭でしか遇ったことがないのでとても驚いた。博物館員も見ていないとの事だったので運が良かったのだろう。この博物館員に聞いたところ、本日私の見ていない主な鳥はウソとルリビタキである。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:キクイタダキ(♀1)、コゲラ、アオジ、シロハラ、シジュウカラ、エナガ(〜10)、メジロ、ヤマガラ、ジョウビタキ(♂1♀1)、ヒヨドリ、ハシブトガラス、キジバト

■2012-12-20 小峰公園/あきる野市 
 一昨年にはミヤマホオジロやマヒワの群れが来たところであるが、本日行ってみたら実験水田やその奥の小さな池の領域にパワーシャベルが動いていた。来年の2月まで工事中であるとのこと。これでは野鳥は居つかない。早々に次のところに向かった。
 ところで、公園内で作業をしている人達に「アカゲラがさっきここに来た」と告げられた。ここではアカゲラを見たことがないのでびっくりした。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:エナガ(〜10)、シジュウカラ、ヒヨドリ


■2012-12-19 酒匂川下流/神奈川県 
 一年前コウライアイサ騒動があったので、駄目元と出かけてみた。残念ながら川の中にはカルガモが数十羽いただけだった。しかし、川べりの土手には例年になく多くの冬鳥が来ていた。「今年は冬鳥が多く渡来している」というエキスパートが多いがやっと実感できた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:カルガモ(数10)、ハクセキレイ、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ホオジロ、カシラダカ、ビンズイ、シメ、カワラヒワ、スズメ、キジバト、ハシブトガラス、オオタカ?
■2012-12-18 狭山湖/埼玉県 
 秋ケ瀬からの帰りに寄った。4時を過ぎていたし曇りだったので相当暗かった。昨年のこの時期には多くの種類のカモ類が居たが、本日居たのはわずか2種類であった。渡来するのが遅れているのだろうか?
 <観察した鳥>初見:なし、その他:マガモとコガモ(数100)、ハクセキレイ

■2012-12-18 荒川流域/埼玉県 
 12月5日、上越市朝日池に40羽のハクガンが渡来したというネット情報あり。本日センターに問い合わせたら先日の大雪で居なくなったとのこと。雪で畑が覆われると採餌できなくなるからである。
 そこで、オジロビタキが出たとの情報をネットで見ていたので、急遽荒川流域に来た。来てからもの10分もしないうちに、遠方で数人のカメラマンが狙っているところに出くわした。
 きっとオジロビタキに違いないと参加したら、まさにオジロが出てきた。皆の前の木の枝と地上を行ったり来たりして餌を探していたのでよい写真が撮れた。
 折角飛島で撮ったのに画質の悪い写真だったので、初見ではなくともことさらうれしい。オジロビタキはレベル4の珍鳥である。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オジロビタキ、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、コゲラ、シロハラ、ハシブトガラス、オオタカ?、トビ

■2012-12-13 印旛沼/千葉県 
 昨年からコチョウゲンボウを期待して埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県などに何回も出かけたのだが、なかなか出遇えない。今日、印旛沼にでかけて撮った二羽のチョウゲンボウを良く見ると、べつの個体らしいと気がついた。  後に出遇った個体はどうもコチョウゲンボウにより似ている。判断しかねてエキスパートに尋ねた。指摘された部位の斑模様の特徴がよりコチョウゲンボウに似ていたので現時点ではコチョウゲンボウと判別した。
 <観察した鳥>初見:コチョウゲンボウ、その他:チョウゲンボウ、チュウヒ、タゲリ(〜50)、ムクドリ(〜100)、カワラヒワ(〜100)、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ホオジロ、ハクセキレイ、キジバト、トビ、アオサギ、ダイサギ、カンムリカイツブリ、バン、マガモ、オカヨシガモ、カルガモ、カモ類(無数)、カワウ、スズメ、ハシブトガラス
■2012-11-18〜28 台湾 
 第一希望はタイのチェンマイだったが、計画時間の余裕がなく、探鳥地の情報も乏しかったので、今回は多少勝手の知った台湾にした。探鳥には総じて時期が悪いので、目標はソリハシセイタカシギ、レンカク、アリサンヒタキの三種だけとした。それぞれの最適地を選んだつもりであったがソリハシセイタカシギは、偶然出会った監視員の言によると立ち入り禁止区域にしかおらず遇うことが出来なかった。

・ 11-28  台北植物園 (薄曇)
 日本へ帰る便は13時過ぎなので、11:00までは探鳥できるので再度ここに来た。心配した雨も降らずなんとか探鳥できた。
おもな目的はゴシキドリなのであるが、探せど探せど見つからない。植物園の中の熱帯植物の温室のある一角の中の高い木の上に停まった小さな鳥が居たので撮っててみた。
 モニターで拡大したらゴシキドリではないか。ここの一角は8時半にしか開かないので、これ以上近づけなかった。残念である。1/16にトリミングしてもこの程度なので仕方がない。街中を500mm/F4を担いで回るのはしんどいので、300mm/F4にしたのが間違い。イージーな方向に流れるとほとんどの場合後悔することになる。
 帰り際現地のバーダーに声をかけると、手を振って「しゃべれない」という。互いに中国人と思っていたら二人とも日本人であることが判り苦笑い。
 カメラマンが二人夢中で撮っているところに出くわした。その先を見るとどうもモズらしい。モズは台湾ではまれな冬鳥で、 日本と違って珍鳥であるが、後で画像をよく見たらアカモズだった。また、二年半前に遇ったズグロミゾゴイにも遇えた。今回は幼鳥のみ。
 <観察した鳥>初見:ゴシキドリ、カンムリオオタカ、その他:アカハラ、アカモズ、アヒル、カノコバト、キジバト、クロヒヨドリ、ゴイサギ、シキチョウ、シロガシラ、シロハラクイナ、ズグロミゾゴイ、スズメ、メジロ

・ 11-27  台北植物園 (晴後、小雨)
  金城湖から帰ってから植物園に下見に来てみた。15:30からしばらく回ったが鳥影が極めて薄い。そのうち雨が降り出したので16:30には退散した。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アカモズ、アカハラ、シロガシラ、コサギ、スズメ

・ 11-27  新竹金城湖 (晴後、小雨)
 台北から新竹まで急行で焼く1時間。金城湖賞鳥區というところをタクシー(計程車という)に示したが、やはり途中で道が判らなくなった。二回ばかり近辺に居た住人に聞いてやっと現場に到着した。たしかにバーダー以外は全く人の来るような所ではなく普通のドライバーなら知らないのは当たり前かもしれない。四草での失敗にこりで、今回はドライバーにここに13時に来てくれと紙切れを渡して念を押した。「我待此処?計程車 13:00」とでたらめな中国語を書いて渡したが通じたようだ。
 金城湖は河口干潟に接しており、ここにおびただしいシロチドリとハマシギが居た。それぞれ1000羽を超えていただろう。ここで越冬しているに違いない。しばらくシギチドリを撮ってから湖の縁を巡ったが、ソリハシセイタカシギは居なかった。葦のような草の茎にウグイスのような小鳥が留まったが、異常に尾羽が長いので初見であろうと確信した。
  しばらく撮った後そろそろ帰ろうかと思った時、台湾では初めて見るロクヨンの大砲を据えたカメラマン二人と500mmズームを構えた一人が中の島のほうを狙っているところに出くわした。
 よく目も凝らして見ると何やら白っぽい大きな個体が見つかった。数枚撮ってからモニターで見るとカタログトビだった。
 15分ぐらい撮影していたら、一連のストーリーが出来上がった。
 @辺りを睥睨する雄?、A周辺を飛び回り、B安全を確認して?交尾、C小枝を切り取っては、D巣に運ぶ。E雌が巣で待っている。
 ひと月後には、雛が誕生するのだろうか。カメラマン達はまたそこを狙うはず。岸から結構離れた中の島だから、カメラマンによる干渉の恐れはなかろうが、船を出す輩がいるかもしれない。  
 <観察した鳥>初見:アジアマミハウチワドリ、その他:カタグロトビ、アフリカクロトキ、コシアカツバメ、アオサギ、イソシギ、オウチュウ、オオバン、オナガガモ、カイツブリ、カケス、カササギ、カタログトビ、カルガモ、キジバト、キンクロハジロ、コサギ、シロガシラ、シロチドリ(1000↑)、スズメ、セイタカシギ、ダイサギ、チュウサギ、ハマシギ(1000↑)、ミユビシギ、リュウキュウツバメ

・ 11-26  阿里山国家森林遊樂區 (小雨)
 嘉義へ戻るバスは12時過ぎだったので、午前半ばまで探鳥した。撮ったのはここで定番の小鳥ばかりであった。一羽見慣れない小鳥がいたが、日本に帰ってから彼女たちにメールで問い合わせてアリサンヒタキの雌であることがわかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:キバラシジュウカラ、アリサンヒタキ、ヒガラ、ハシブトガラス

・ 11-25  塔塔加 (快晴)
 塔塔加まで曲がりくねった山道を彼女のカローラで鳥をさがしながらドライブした。時々鳥を見つけては車を折りで観察する。一度バードウェーブが来た。台湾のバーダー達がドラエモンと呼んでいる小鳥である。あとで調べたらズアカエナガであった。確かにのどの黒い大きな黒斑はドラエモンの口である。出くわした鳥種は阿里山とは確かに違っていた。日本でもおなじみの三種であった。
 夕食を一緒にしてから、またオオフクロウを探しに塔塔加に行くからと誘われた。現地ではこのオオフクロウを見に数台の車が来ていて、総勢20人近くが強力なライトで探したが見つからなかった。彼女たちからは台湾の探鳥地についていろいろと情報を貰った。教えられた新竹の金城湖、台北の植物園に行くことを決めた。  
 <観察した鳥>
初見:ズアカエナガ、その他:アカハラ、マミチャジナイ、トラツグミ

・ 11-25  阿里山国家森林遊樂區 (快晴)
 今日は日曜のためか、沼平公園に待っていると3組のバーダーにあった。4人、4人、2人のグループである。カメラを持っている人は全部で3、4人である。バーダー全員が大砲を構えているのは私の知る限り日本だけである。多分世界ではカメラを持たない方が多数派である。
 最後の二人のバーダーは女性で、どんな鳥が出ているかと聞いてきた。きれいな英語である。それから会話が弾み、彼女たちは午後塔塔加(タタチャ)にサンケイ、テッケイ、ミカドキジなどを見に行くから来ないかと誘われた。今までここでみた鳥種は極めて少ないから別種を期待して喜んで誘いを受けた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:キバラシジュウカラ、アリサンヒタキ、ニイタカキクイタダキ、ビンズイ

・ 11-24  阿里山国家森林遊樂區 (晴後、雨、さらに濃霧)
 朝早くは期待できないので、朝食を食べてから出かけた。今日は13時まで三回のバードウェーブが来た。時刻はそれぞれ9:20、11:30、12:25である。12時過ぎには雨が振り始めたので、東屋で待っていると遠くの草むらで何やらうごめいている。とっさに手に持っていたNikkor18-300mmで撮ったが、暗いこともあり満足のいく画像にはならなかったが初見のヤブドリであったのでよかった。
 14時過ぎになると濃霧が出始め、カメラのレンズそのものが曇り始めた。長い間外に置いているので、外気とほぼ同じ温度のはずである。それが曇るとは尋常な状態ではない。曇ったら写真そのものが撮れないので14:30には退散した。
 今日は三回もバードウェーブが来たのに、鳥種はたった4を数えるのみ。
 <観察した鳥>初見:ヤブドリ、その他:キバラシジュウカラ、アリサンヒタキ、ニイタカキクイタダキ

・ 11-23  阿里山国家森林遊樂區 (晴後、雨)
 セブンイレブンで朝食を買い、6時過ぎの暗いうちにホテルの裏庭を通って出かけようとした。ふと横を振り向くと積んである木材の端に黒い小鳥の影がみえた。逆光で かつ背景が隣のホテルのベージュの壁なので、真っ黒にしか見えない。急いで+3EVの露出補正をし、数枚撮ってからモニターで確認した。
 するとまさに一番撮りたかった「アリサンヒタキ」ではないか。ここで今まで疑心暗鬼はふっとんだ。午後は本格的な雨になったが、東屋があったのでここに入り5時まで粘った。ここ阿里山は標高2000m以上あるので、北回帰線より南にあるのに雨に降られるとかなり寒い。薄いセーターを着込み、ポンチョを羽織っても十分ではなかった。
 丸1日かけて見た鳥種は雨天とはいえたった3種である。今後も多くは期待できないと覚悟する。
 <観察した鳥>初見:アリサンヒタキ、その他:キセキレイ、ホオジロハクセキレイ

・ 11-22  阿里山国家森林遊樂區 (薄曇後、晴)
 7時半の朝食前に沼平公園に出かけてみた。8時半には一端戻って朝食を採りすぐまたでかけた。 前日から数えると約8時間ドバト一羽以外全く鳥影を見なかった。これはとんでもない時期にとんでもない所に来てしまったかと焦ったが、午後に徐々に出始めた。初見が三種あったのでほっと胸をなで下ろしたが、鳥種がとても少ない。この先どうなることかと暗澹たる思い。
 <観察した鳥>初見:キバラシジュウカラ、ニイタカキクイタダキ、メジロチメドリ、その他:ゴジュウカラ、ハシブトガラス。ヒガラ(亜種)、ドバト

・ 11-21  阿里山国家森林遊樂區 (曇)
 着いた初日に暗くなるまで2時間程度あったので下見を兼ね、探鳥ガイドにベストと記述された沼平公園に行って見た。ホテルは海抜約2200mのところにあり、1kmぐらい離れた公園には標高差100m以上上る。10kg以上を担いでいるので、ゆっくりでしか歩けない。
 沼平公園は12月7日開園を目指し、内部の遊歩道を整備中であった。一般は立ち入り禁止であったが規制は緩く、かつトタンのフェンスには、人が通り抜ける大きな穴が開いていたのでそこから入った。
 初めて出遇ったのは白っぽいハトだった。あんな白っぽいのは図鑑にもない。すわ初見と思ったが、これはドバトだろうと思いなおした。 ベストな場所と言われているのに、まともな鳥の影さえなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ドバト、ハシブトガラス

・ 11-20  四草生態文化園區 (薄曇)
 再びソリハシセイタカシギを求めて抜林からとんぼ返りした。今回は前日と少し離れた塩田文化村に来た。多くの広い塩田跡にはあまたのシギ・チドリがいたが、遠方におりなかなかよい写真が撮れない。数と種類の多さはまるで博物館のようである。目を皿のようにして、まだ撮っていないヨーロッパトウネンとウズラシギを探したが判らなかった。
 ここでもまた帰りの足でトラぶった。停留所に掲げてある市営バス(公車)の時刻表が全く当てにならないのである。どうも大幅な間引き運転をしているらしい。おかしいと気がついて通りがかりの歳のころ30歳ぐらいの女性に尋ねた。
 きれいな英語を話す方で、会話の中ですぐそばの小学校の先生であることがわかった。「生徒たちがいつも帰るバスは確実にあるからそれに乗って行け」という。運転手に行き先を示すよう、紙切れに「台南火車駅」と書いてくれた。総じて台湾のカタは親切である。これなら確実と、結局一時間以上待ったが生徒達と一緒に乗れた。タクシーだと20分ぐらいなのに、1時間以上かかったが無事台南駅に着いた。ビジターには交通手段が鬼門である。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アカアシシギ、アカモズ、オナガ、カケス、カノコバト、カワセミ、コアオアシシギ、ゴイサギ、コサギ、コチドリ。ジャワハッカ、シロガシラ、シロチドリ、セイタカシギ、ダイサギ、トウネン、ハマシギ、バン、ヒバリシギ

・ 11-20  抜林(台南市水雉生態教育園區)  (薄曇)
 駅舎どころか改札もない抜林駅はホームから3,4段の階段を下りるとそこはもう公道である。店もなく、人影もない。ただ道に車に乗ろうとしている老夫婦が居たので水雉生態教育園區への道を聞いたが、らちがあかない。街中を離れると英語は効かないことを改めて知る。筆談だけが頼りである。
 そこに中年の婦人がやってきて、手真似で道を教えてくれた。まずあそこの交差点を右に曲がることだけは理解できた。あとは道なりに行けばいつかは看板が出てくるだろうと歩き出した。外国では歩くことそのものが探鳥になる。
 角を曲がる前に中年男性がスクーターで近づいてきて、「どこへ行く」と聞く。「水雉生態教育園區」と書いたコピーを見せたら、スクーターに乗って行けと誘う。喜んで乗せて貰った。おおよその距離を算定すると3,4kmである。これなら帰路は探鳥しながら帰れる。
 水雉生態教育園區へ着いてハス池を探したら、遠くにレンカクが見つかった。証拠写真にしかならないとあきらめて撮り始めたが、いくつかある一番奥の池で待っているとかなり近づいてくれたのでほぼ満足のいく写真が撮れた。
 水雉生態教育園區のレンカクに別れを告げ、抜林駅まで歩いている時、中年男性がスクーターで近づいてきて、乗って行けと誘う。その誘いを身振り手振りで丁調に断り、再び歩いて行くと、遠方上空でチョウゲンボウのようにホバリングしているタカらしき鳥を見つけた。
 初見鳥との期待半ばで撮ったのちモニターで拡大すると、体は真っ白ではないか、初見と直感した。br> 再び歩いて行くと、カタグロトビに続いて初めはタイワンオナガと見まごうこの尾の長い野鳥にあった。 カメラで覗くと、顔がモズである。初見だと直感した。カタグロトビの興奮さめやらぬ内の二種目である。誘いを断って良かった。
 <観察した鳥>初見:レンカク(〜40)、カタグロトビ、タカサゴモズ、シマアカモズ、その他:オナガ、コガモ(〜200) 、シロガシラ、スズメ、セイタカシギ、タイワンオナガ、タシギ、チュウサギ、バン(〜100)、ベニバト(〜50)、ムラサキサギ、リュウキュウツバメ

・ 11-19  四草生態文化園區 (晴)
 台鉄の急行・自強に乗り込み、台北から台南に4時間ほどでついた。早速午後1時過ぎにタクシーで出かけた。大きな塩田がえんえんと連なるところであった。ハマシギの大きな群れなど、多くの水鳥がいたが、ソリハシセイタカシギは見当たらない。たった一人いたバーダーに聞くと、今年は見ていないという。
 そこへ、この一帯の監視員が通りかかった。彼に聞くと、唯一立ち入り禁止区域にいるという。それではどこで見られるかと聞くと、港西地区にいる可能性があるという。この一帯に接して一辺が2kmにもおよぶ大きな工業地帯がある。バスや車はおろか人っ子一人歩いていない。ここを汗をかきながら歩き、幹線道路に出てタクシーを拾った。このタクシーが曲者。運転手はグーグルでダウンロードしてプリントした地図を読めない。曲がるところや距離感を間違える。私自身があそこを右へ、次を左を指図する始末。まさか故意ではないだろう。
 現地に着いたらさらにいやな予感がした。下ろされた十字路に数軒の民家があるだけであり、バス停はおろかタクシー会社もない。それでもままよと周辺の塩田跡を2時間ばかり探したが、普通のシギ・チドリはいるがソリハシは見つからない。仕方なくもとの十字路に戻ったが、足がない。雑貨屋があったので店番の老人に尋ねたが、英語はおろか筆談もままならない。そこへ通りがかった若者がいたので、泣きつくとタクシーを呼んでくれた。5分ほどできたので、丁重に例を言って乗り込んだ。レンタバイクでもあればいいのだが、地方は足の確保が課題だ。
   <観察した鳥>初見:なし、その他:アオアシシギ、アオサギ、アカアシシギ、アカガシラサギ、イソシギ、オカヨシガモ、カイツブリ、キアシシギ、コアオアシシギ、コガモ、コサギ、コシアカツバメ、コチドリ、ジャワハッカ、シロチドリ、スズメ、セイタカシギ、ダイサギ、チュウサギ、トウネン、ハマシギ(数100)、ベニバト、ムナグロ

・ 11-18  関渡自然公園 (小雨、時々小休止)
 台湾に来るに当たって、ソリハシセイタカシギとレンカクが二大目標であった。関渡ではソリハシをもくろんだがここにはいないらしい。代わりにアフリカクロトキがいたという感じである。二年半前に来たときよりずっと鳥影が薄かった。時期のせいもあるかもしれない。
 <観察した鳥>初見:アフリカクロトキ(〜20)、その他:クロエリヒタキ、イソシギ、コガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ダイサギ、アオサギ、アマサギ、カルガモ、タイワンオナガ、シロガシラ(多)、セイタカシギ、カワセミ、クロヒヨドリ、シマキンパラ(2)、タシギ、オウチュウ、イソシギ、アカハラ、クロエリヒタキ、キジバト

■2012-11-14 八王子市・高月地区(薄曇り)
 三日前、多摩川べりで遇った老夫婦のバーダーから、「今年は冬鳥がたくさん入ってきている。去年ほとんど見なかったベニマシコ、イカル、シメなど」と教えられ、かつミサゴがダイビングしていると聞いたので、FZ200のフィールドテストを兼ねてでかけた。たくさん入ってきているなら小峰公園にもいるかもしれないとまずそちらへ向かったが、ヒヨドリが一度飛んだだけで収穫なし。
 高月地区には、9人のカメラマンが大砲を構えていた。多分ミサゴ狙いだろう。浄水場池には20羽弱 のカモ類がいたが、過去の最盛期には100羽を優に超えたのでまだまだ少ない。
 周辺を2、3時間回ったがほとんど収穫なし。ベニマシコ、イカル、シメなどはたぶん局在しているのだろう。帰り際、下から見上げると腹が白っぽい鳥が100羽程度飛び去った。どうもタゲリではないかと思うが確信はない。
 FZ200は前回の印象と同じで、順光で十分光量があるとかなりきれいに写るが、逆光気味だと階調はかなり低下しカラーバランスも修復できない程落ちる。極小センサーなので仕方がないのかもしれない。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オカヨシガモ(9)、マガモ(5)、ハシビロガモ(1)、タゲリ? (〜100) 、アオサギ(1)、トビ(2)、カワラヒワ(〜10)、オオバン(3)、ハクセキレイ(〜10)、ヒヨドリ(〜5)、キジバト、カラス

■2012-11-4 千葉県長南町(晴れ)
 三回目の挑戦をした。朝10時半頃着いたが、カメラマンさえ居なかった。ホオジロカンムリヅルは早朝出かけ、夕方また戻ってくることが多いそうである。そう聞いたのでその足で一宮川河口に出かけ、3時過ぎに戻ってきた。4時になっても姿を現さないので帰りかけたら、向こうからカメラマンがやってきて、「今撮ったからその場所を教えてあげる」と言って親切にも私を連れて行ってくれた。木の陰に隠れていてしばらく姿を現さなかったが、ようやく出てきた時には人間の姿など意に介さないように、悠然と私を含めて二人のカメラマンと地元の老人の前を通り過ぎていった。
 その老人から詳しく話を聞いた。今年の2月からここに住み着いているおり、時に何日か帰ってこないこともあるそうである。夕方にこのような近くに出ることは珍しいそうでラッキーであった。
 これをライフリストに加えるかどうか悩んだが、学者でない私が純粋な野鳥のみに拘泥するのもおかしいので、野生で暮らしている鳥は全てライフリストに加えることにした。 ただ、ケージで飼われている鳥、繋がれて自分の意志で逃げ出せない鳥は今後も除くことにする。
 <観察した鳥>初見:ホオジロカンムリヅル、その他:セグロセキレイ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、ヒヨドリ

■2012-11-4 一宮川河口(薄曇り)
 午前中、ホオジロカンムリヅルが見られなかったので、こちらに来てみた。かなりのシギ・チドリがいた。11月上旬にこれだけいるのは普通なのだろうか。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ミユビシギ(〜20)、ハマシギ(〜10)、シロチドリ(〜10)、ハジロコチドリ(〜5)、トウネン(1)、オオソリハシシギ(1)、カワウ(4)、コサギ

■2012-11-3 春日山原始林/奈良市(薄曇りたまに薄日)
 前日に奈良で仕事があったので、翌日 テレコンを付けたFZ200だけを持って世界遺産の春日山原始林を4時間かけて回った。1000年も手がつけられていないとのことだったが、木々もそれほど高くはなく、密度も特に高くはなかった。ただ、腐葉土がかなり積もって居るらしく、偶然踏み入れたところは地面がふわふわであった。一、二枚の落ち葉の下は赤土がむき出しになる熱帯雨林のジャングルとは大違いである。
 この原始林の特長はきわめて多くの種類の樹木が手つかずに残っていることだそうで、私のような樹木の知識がほとんどない者にとってここのよさは認識できないようである。
 いっぽう目的とした野鳥と言えば、あきれるほど少なかった。道から見た森の奥に一度だけヒヨドリが飛んだが、4時間もさまよいながら 姿を見たのはたったそれ一度だけだった。キツツキのドラミングが遠くで聞こえたり、デデポッポーというキジバトの声は聞こえたが、それ以外はほとんどヒヨドリのあの特徴ある鳴き声だけだった。どうなってるんだろう?
<観察した鳥/春日山原始林>初見:なし、その他:ヒヨドリ、キジバト(鳴き声)、キツツキ(ドラミング)、ハシボソガラス(鳴き声)
<観察した鳥/荒池・鷺池>初見:なし、その他:カイツブリ(〜10)、カルガモ(〜10)、カワウ、ハシブトガラス、ハクセキレイ、ドバト(〜30)

■2012-10-31 稲敷市 (薄曇りたまに薄日)
 前回教えてもらった友人から稲敷市でホオジロカンムリヅルを撮ったと昨晩メールがあった。しばらく探鳥に行っていなかったので、本日5時起きで駆けつけた。8時前に着いたが、居ると思しきあたりにはカメラマンも居なかった。いっぽうこの辺りにコキアシシギが出たとの情報もあったので、定番の場所にいくと7,8人のバーダーがカメラを構えていた。聞くとコキアシシギであるという。このバーダー達に聞くと、この辺りにホオジロカンムリヅルが居たという情報を知っている人は居なかった。
 コキアシシギは迷鳥であり、レベル4の珍鳥である。駐めてあった7,8台の車のナンバーには、滋賀、三河、横浜x2台があり、人気がうかがえる。昨日から居る人に聞いたら、昨日からここには出ていないとのことだった。粘り強く3時までここに残っていたのは滋賀からきたバーダー一人だけだった。私はここを起点にして周辺のハス田を回ったところ、けっこうシギチドリがいた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:エリマキシギ(5)、オグロシギ(4)、コアオアシシギ(〜10)、クサシギ(1)、イソシギ(1)、セイタカシギ(〜10)、タカブシギ(〜5)、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、トビ、ノスリ、タヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ(1)、ムクドリ(〜50)、ハシブトガラス、キジバト、スズメ、カワウ、コハクチョウ(2)
<追記、1012-11-1>友人のメールの読み違いで、場所は稲敷市ではなく元いた千葉県であるとのこと。1日を棒に振った。

■2012-10-20 一宮川河口(薄曇りたまに薄日)
 千葉県にホオジロカンムリヅルがいるとの友人の情報で行ってみたが、すでに飛び去った後であった。仕方なくFZ200の試写を兼ねてここに来てみた。この時期なのに思ったよりシギ・チドリがいた。
 FZ200は緊急用および普段使いに買ったものである。望遠端で600mm相当である。並みいる高倍率コンパクトデジカメのなかで、最もレンズが明るく、AFも速いという評判である。1-7倍のテレコンをつけると1020mm相当になる。
 さっそく試写した。今まで行ってきた解像度テストではさすがに解けたような画像となり、白トビも激しい。1/2-3インチセンサーなので、これはほぼ予想したとおりである。
 フィールドテストでは期待通りの使い勝手であった。手持ちで1020mmがここまで使えれば言うことはない。撮影条件を選ぶであろうから、慎重なセッティングは必要であろうが、500/4を肩に、FZ200を首から下げるのが定番になるかもしれない。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハマシギ(3)、ダイゼン(1)、シロチドリ(1)、トウネン(1)、ミユビシギ(1)、ハシブトガラス

■2012-10-14〜17 沖縄本島 (曇りまたは小雨、たまに薄日がさす)
 台風21号が沖縄南方に異常に長く居座ったため、滞在した4日間はずっと雨と曇りの日々だった。風も時折強くなるので探鳥としては条件は悪かった。
 山原(やんばる)の辺野喜(べのき)ダム周辺には3日間、午前、午後と訪問した。早朝暗い林道でホントウアカヒゲらしき赤茶色の鳥が横切ること数回、しかし撮影はできなかった。ヤンバルクイナは一度林道を横切り、ガイドレールの端の草むらに入って2、3秒こちらを振り向いたが、カメラを構えるまもなく藪に消えた。
 億首川河口で唯一遇ったカメラマンに聞くと、ヤンバルクイナは安田(あだ)によく出るという。その安田に行くと、役場の若い職員がヤンバルクイナが輪禍(ロードキルというらしい)に遇うので、重点地区に指定されている場所があるという。そこに行き、車道の左右が草むらで姿を隠しやすいところを見つけたので待ち構えた。そこでやっと最初の撮影に成功したが、手持ちで、なおかつ暗いのでシャッター速度が上がらずぶれた不満足な写真となった。でも初見なので肩の荷を下ろした。

・10-17・午後 三角池 (小雨)
 那覇のホテルに入る前に寄ってみた。小雨の中ほとんどの鳥が動かずじっとたたずんでいた。 
 <観察した鳥>初見:なし、その他:クロツラヘラサギ、コガモ、ダイサギ、ハシビロガモ

・10-17・午前 楚洲
 ヤンバルクイナは早朝の方がよく出てくると聞いているので、今日は朝一番に来てみた。1時間あまりで4回出てきたが、撮ることができたのは2回だけであった。そこから那覇へ帰る途中のキャンプ場に寄ってみた。小川の岸辺にホントウアカヒゲを見つけて小躍りした。
 近寄るとちょっと先に進み、さらに近寄るとまたちょっと先に進む。その距離、約5m。 もともとホントウアカヒゲは人を恐れることが少ないと聞くが、これはきっとコチドリなどの偽傷と同じ行動だろう。近くに巣があり、そこから私を遠ざけようとしているに違いない。 それゆえ、こちらを意識して付かず離れず5mぐらいの距離を保ち、ほぼじっとしていたので、これ以上望めないほどのよい画像が撮れた。 
 <観察した鳥>初見:ホントウアカヒゲ、その他:ヤンバルクイナ、リュウキュウハシブトガラス、スズメ

・10-16・午後 楚洲(うす曇り)
 億首川のバーダーに教えられた安田(あだ)にきて、住宅の庭先や農家の畑を見回ったが居そうにない。しつこく庭先を探せばまさに不審者である。役場の前で遇った若い役場の職員と話すと、「楚洲の方の車道によく出てくる」と聞いた。
 早速そこに向かった。ここは輪禍の多いところでこのような看板が立っている。ヤンバルクイナはマングース撲滅作戦が効を奏し、徐々に増えていると聞く。現在おおよそ1200羽が生息していると数えられている。その中で今年はもう47羽も輪禍(ロードキル)に遭った。これは無視できない数であろう。
 車をゆっくり走らせていると、30m先をヤンバルクイナが横切った。慌ててカメラを構えるも遅すぎる。するともう一羽横切って道の端でほんのちょっと振り返ってたたずんだ。すかさず車の中から手持ちで撮ったが、500mmをつけたカメラは5kgにもなり、夕方の薄暗い中で手ぶれを押さえられなかった。でもとうとう沖縄訪問の第一目的は達成したので満足であった
 <観察した鳥>初見:ヤンバルクイナ、その他:キセキレイ、クロサギ、キアシシギ

・10-16・午前 辺野喜ダム周辺林道 (うす曇りときどき小雨)
 性懲りもなく来た。リュウキュウヒヨドリに遇えたのが唯一の収穫。
 <観察した鳥>初見:リュウキュウヒヨドリ(亜種)、その他:キセキレイ、リュウキュウキジバト

・10-16・午前 喜如嘉水田 (うす曇りときどき小雨)
 前日思ったより収穫があったので、再び訪問した。昨日より少なかったが、ヒバリシギとコアオアシシギが新たに見つかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:キアシシギ、コアオアシシギ、セイタカシギ、ダイサギ、タカブシギ、バン、ヒバリシギ

・10-15・午後 辺野喜ダム周辺林道 (うす曇りときどき小雨)
 喜如嘉水田では一通りシギ・チドリが撮れたので、再びここに来た。結果は同じであった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:イソヒヨドリ、キセキレイ、リュウキュウメジロ

・10-15・午前 喜如嘉水田 (うす曇りときどき小雨)
 計画通り訪問した。水を張った水田が何面かあり、いくつかにかなりの水鳥がいた。車で通りかかったバーダーと話したところ、今週の日曜には環境庁の定期観測が行われるそうである。その意味でも探鳥にふさわしい場所なのかもしれない。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:セイタカシギ(9)、アオアシシギ、イソシギ、キアシシギ、キセキレイ、クサシギ、コアオアシシギ、コチドリ、タカブシギ、バン

・10-15・午前 辺野喜ダム周辺林道 (本曇りときどき小雨)
 ヤンバルクイナ狙いで早朝から車で林道を探した。期待に反し野鳥はほとんど見られなかったが、ヤンバルクイナが一羽車の前を横切った。カメラを手に取る間もなく藪に消えた。悔しかったが、これからの3日でなんとかヤンバルクイナに遇えるだろうと少し安心した。しばらく林道を流したが、諦めて計画どおり次の喜如嘉水田に向かった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:キセキレイ、リュウキュウキジバト

・10-14・午後 奥首川河口
 ここは探鳥地紹介本に記載されていたので前から来ることを計画していた。稲を収穫し終わった水田に水を張ってあり、ここにシギ・チドリがいた。ここで撮影していたバーダーに安田あたりにヤンバルクイナが良く出るという情報をもらった。
 <観察した鳥>初見:リュウキュウハシブトガラス(亜種)、その他:アオアシシギ、アマサギ、キセキレイ、コチドリ、サシバ、セイタカシギ、ダイサギ、ツバメ、ハクセキレイ、ハジロクロハラアジサシ、クロハラアジサシ、ムナグロ、リュウキュウツバメ

・10-14・午前 三角池
 漫湖水鳥・湿地センターで探鳥適地を聞いたらここを教えてくれた。一辺120mの正三角形の干潟である。町中のせいか、ゴミなども捨てられていて汚いが、世界的希少種であるクロツラヘラサギが居たのにはびっくりした。あいにくの小雨だったが、500mmのレンズでは焦点が合わないほど近くまで来た。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アオアシシギ、アオサギ、イソシギ、オカヨシガモ、カルガモ、キセキレイ、クロツラヘラサギ(3)、コガモ(〜10)、コサギ、セイタカシギ(8)、シラサギ(〜30)、ダイサギ、ハシビロガモ、バン

・10-14・午前 漫湖干潟 (霧雨、ときごきうす曇り)
 ラムサール条約に登録されたここ には数そのものは少なかったが多くの種類のシギチドリがいて、まるで動物園のようだった。干潟のセンターがあり、ここで三角池を紹介された。
 <観察した鳥>初見:リュウキュウキジバト(亜種)、リュウキュウメジロ(亜種)、その他:アオアシシギ(1)、アカアシシギ(〜10)、キアシシギ(1)、アオアシシギ(1)、ハマシギ(1)、ヒバリシギ(1)、ムナグロ(1)、ミサゴ(2)、コサギ、(1)、ダイサギ(1)、アマサギ(1)、チュウシャクシギ(1)、イソヒヨドリ(1)、イソシギ(1)

■2012-10-9 多摩川・秋川合流点(晴)
 RX-100デジスコのフィールドテストを行った。遠方へは行けないので近くで撮影した。まだ常連のカモ類は来ていないようである。このデジスコはトリミング耐性が素晴らしく、十分使える。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:スズメ、ダイサギ、チュウサギ、ハシブトガラス、モズ
■2012-10-1 谷津干潟/習志野市(快晴)  
 正午前、三番瀬から直接出向いた。干潟が出始めたのに、とうとうシギ・チドリはイソシギのたった一羽だけだった。去年の台風一過ではかなりのシギ・チドリがおり、ハイイロヒレアシシギも見られたのに、今年はどうなっているのだろうか。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アオサギ、イソシギ(1)、ウミネコ(〜20)、カワウ(〜5)、オナガガモ(〜20)、ムクドリ(〜10)、スズメ(2)

■2012-10-6 三番瀬/船橋市(快晴)
 RX-100コンパクトデジスコを初めて試すためもあり、なじみの三番瀬を訪問した。期待のトウネンは全く見られなかったが数としては多くの水鳥がいた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハジロコチドリ(3)、オオメダイチドリ(2)、 オバシギ(2)、 オオソリハシシギ(〜10)、ハマシギ(〜100)、ミユビシギ(〜200)、ウミネコ(〜200)、ダイゼン(〜20)、ミヤコドリ(〜200)、ドバト(3)、シラサギ(〜5)
■2012-10-1 谷津干潟/習志野市(快晴)  
 正午前、三番瀬から直接出向いた。干潟が出始めたのに、とうとうシギ・チドリはイソシギのたった一羽だけだった。去年の台風一過ではかなりのシギ・チドリがおり、ハイイロヒレアシシギも見られたのに、今年はどうなっているのだろうか。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アオサギ、イソシギ(1)、ウミネコ(〜20)、カワウ(〜5)、オナガガモ(〜20)、ムクドリ(〜10)、スズメ(2)

■2012-10-1 三番瀬/船橋市(快晴)
 本州を縦断した大型の台風17号が夜明け前に去った。台風一過では、風に吹き寄せられたり、普段は洋上にいる海鳥が避難してきたりして、海岸沿いで珍鳥が見られることがある。去年はそれでハイイロヒレアシシギに出遇った。二匹目のドジョウを狙って、友人K.K氏と三番瀬に来た。28日の土曜日にヨーロッパトウネン(旧ヨーロッパトウネン)を撮影した人の報告も後押しした。カメラマンも総勢10名ぐらいいただろうか。
 残念ながら、珍鳥には出遇わなかったがアカアシシギが一羽いたので沢山撮影した。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アカアシシギ(1)、オオソリハシシギ(2)、ハマシギ(〜100)、ミユビシギ(〜200)、シロチドリ(1)、ウミネコ(〜200)、ダイゼン(〜30)、ミヤコドリ(〜20)、カワウ(1)、コサギ(1)
■2012-9-20  白樺峠/長野県(晴れ)
 ワシタカの渡りで有名な標高1700m余の長野県白樺峠に行った(白樺峠自体は標高約1600m、ここから約100m登ったところにタカ見台がある)。19日は午前中小雨で、午後1時には雨がやんで霧になったが、時すでに遅しでハチクマらしき個体がたった一羽遠方を通り過ぎていっただけだった。この日は、ピークで80名程度のバーダーが訪れていた。現地で立ち話をした60歳代が一人、70歳代が一人、ともに車に寝泊まりして一週間もここに詰めているそうだ。その執念に頭が下がる。
 翌日20日、朝7時には霧が晴れて主にハチクマが飛び始め、10羽前後のタカ柱も何回か見られた。正午を挟んでの1,2時間はぱったりと止まったが、午後2−3時には再びタカ柱が見られた。午後はサシバが多かったようである。
 サシバ、ハチクマとも100羽を超えていたと思ったが、信州ワシタカ類渡り調査研究グループの速報によれば、それぞれ229羽、257 羽が飛んだとのことである。多くの写真を撮ったが、ほとんどが空高く飛んで点にしか見えない状態だったので良い写真が撮れなかった。
 この日は午前中、20名ぐらいの小学生のグループが訪れたりして、総勢200名を超えるバーダーが集まった。休日だと500名を超えることもあるそうである。ベンチなどが整備されているのでこの程度だったら受け入れられるだろうか。

       <白樺峠(標高約1600m)から約100m登ったタカ見台。 9月20日 午前10時半>  

 <観察した鳥/20日>初見:サシバ(100↑)、その他:ハチクマ(100↑)、ノスリ、ホシガラス、ツミ、アマツバメ、カラス、シジュウカラ、エゾビタキ、コサメビタキ、エナガ、ビンズイ
 <観察した鳥/19日>初見:なし、その他:ハチクマ(1)、ホシガラス(5)
■2012-9-18  稲敷市(晴れ)
 稲敷市の水を張った田際で車中泊した。5時から9時まで探鳥したが、鳥影はきわめて薄かった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:カルガモ、コチドリ、ツルシギ(1)、トウネン、ムクドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ

■2012-9-17  稲敷市(晴れ)
 稲敷市には昼過ぎに着いた。あらかじめあたりをつけていた水を張った水田に行ったが、ほとんどいなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:クサシギ、コチドリ、ショウドウツバメ(〜50)、ツルシギ(1)、トウネン、ムクドリ、イソシギ、ドバト、キジバト
■2012-9-17  三番瀬/船橋市(晴れ)
 稲敷市に行く前に、潮見が良いので寄ってみた。ピーク時にはカメラマンの数は10数人となったが、潮干狩りの人数も数十を超え、シギチの居場所は限られた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオソリハシシギ、オオメダイチドリ、オバシギ、コチドリ、シロチドリ、ソリハシシギ(2)、ダイサギ、ダイゼン(〜80)、トウネン、ハマシギ、ミユビシギ、メダイチドリ、ウミネコ(〜20)

■2012-9-12  三番瀬/船橋市(うす曇り時々晴れ)
 稲敷市の帰りに寄ってみた。すでに満潮に近く、砂洲もほとんど水没しかかっていた。まだハジロコチドリが一羽残っていた。30分後にウミネコを残して他はすべて飛び去った。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハジロコチドリ(1)、シロチドリ、ダイゼン(1)、トウネン、ハマシギ、ミユビシギ(〜30)、オオソリハシシギ(3)、オバシギ(2)、キョウジョシギ(1)、ウミネコ(〜50)

■2012-9-11&12  稲敷市/茨城県(晴れ)
 淡水系シギ・チドリが撮りたくて、またここへ来た。西の洲、浮島、本新などである。ハス田で水をたたえた部分、稲を刈り取った後に水を張った田などを探して回った。結局今回もウズラシギ、ツバメチドリ、ヨーロッパトウネン、オジロトウネンなどには遇えなかった。
 幅3m程度の堤防上の砂利道を走っていると、車より背の高い雑草が左右からせり出してきて、とうとう車の幅より狭くなった。強引に進むと、道そのものが雑草に覆われてこれ以上進めないところに来た。カーナビは行けと指示しているが諦めた。200m以上慎重にバックしたが、車は雑草の花粉にまみれて黄色に変色、同時にくしゃみが出始め、鼻水が止まらなくなり、喉も痛くなってきた。良く見るとこの雑草は私にとって鬼門のブタクサらしい。ブタクサはせいぜい数10センチぐらいと思っていたので気がつかなかった。後の祭りである。車中泊したが、車の中の熱帯夜より、鼻水に悩まされた。
 夜は車中泊なので適当な場所を探した。前回、アスファルトの上で駐めたら道路の余熱で暑かったので、今回は河原に駐車した。水面より1m以上上なので、上流の豪雨による増水でも逃げる余裕はあると考えた。寝るつもりで外を見ると河の中の柵の上に多分2000羽を超えると推定されるシラサギ群がいた(下の写真)。壮観であった。これらのサギは昼間周辺の水田に散らばって採餌するのであろう。
<観察した鳥/11日>初見:なし、その他:アオアシシギ、シラサギ(2000↑)、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、タシギ(1)、チュウサギ、トウネン、ヒバリシギ、タカブシギ、イカルチドリ、コサギ、コチドリ、オオタカ、カワラヒワ、ハクセキレイ、コガモ、カルガモ、カワウ(1000↑)、ドバト、ハシボソガラス 、スズメ、ムクドリ
<観察した鳥/12日>初見:なし、その他:タシギ(4)、タカブシギ、イソシギ、コチドリ、トウネン、ヒバリシギ、アオサギ、ダイサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、バン、スズメ、ムクドリ、セグロセキレイ、カワウ、ドバト、キジバト、ハシボソガラス
■2012-9-6  谷津干潟/習志野市(うす曇り時々晴れ)
 三番瀬で十分撮ったので2時半過ぎに来てみた。干潟は出ていたが、シギチドリは全部で10羽程度しかおらず、20分もするとほとんどが飛び去った。
<観察した初見:なし、その他:カワウ(〜50)、ウミネコ(2)、ダイゼン(〜3)、メダイチドリ(〜3)、ソリハシシギ(3)、トウネン(〜5)、ダイサギ

■2012-9-6  三番瀬/船橋市(うす曇り時々晴れ)
 もうそろそろシギチドリの別の種類が入ってきているだろうと、二週間ぶりに出かけた。満潮が8時台だから、10時ごろ着くように出かけた。着いてみると、少し干潟が出始めていて、シギチドリも少しずつ集まってきているところだった。
 出てきた種はほとんど変わり映えはしなかったが、全体に数が多かった。なかでも一番人気のハジロコチドリが2羽餌をついばんでいて、長い間彼らと付き合った。椅子に腰かけ、カメラを眼の高さまで下げてじっと待っているとかなり近くまで寄ってくれる。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハジロコチドリ(2)、ミヤコドリ(21)、オオソリハシシギ(3)、ソリハシシギ(2)、オオメダイチドリ(〜3)、ハマシギ(〜5)、ミユビシギ(〜100)、オバシギ(3)、メダイチドリ(〜10)、シロチドリ(〜5)、トウネン(〜50)、キョウジョシギ(〜5)、キアシシギ(〜3)、ダイゼン(〜10)、コアジサシ(200↑)、ウミネコ(〜100)、ダイサギ(1)、コサギ(2)

■2012-9-2 袋井市・水田地帯/静岡県(曇り)
 帰りに寄ってみたが昨日と大差がなかった。刈り取った稲株の脇にタマシギを見つけたのが多少の収穫であった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:タマシギ(1)、ケリ(4)、アマサギ(〜40)、ツバメ、ヒバリ、アオサギ、スズメ(〜100)、ムクドリ(〜100)、カラス、キジバト、ドバト

■2012-9-2 伊良湖岬/愛知県(曇り)
 帰途、袋井市に行く前に折角だから伊良湖岬に足を伸ばした。2013春、写真仲間と共にここを訪れた際、崖の中腹にハヤブサを見つけたのと、もしかしたら気の早いワシタカが渡りをするのではないかと期待した。
 しかし共に外れた。崖には何も見当たらず、トビの群れが上空を旋回しているだけだった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:トビ(〜20)、イソヒヨドリ(1)、カワウ(5)、 ドバト

■2012-9-2 汐川干潟/愛知県(曇り)
 朝8時に到着した。まだ全面を海水が覆っていたが、9時ごろからぽつぽつと干潟があちこちに現れ始めた。干潟の傾斜が緩いのか、かなりの速度で干潟の縁は遠ざかっていく。
 やっと20羽程度のシギ・チドリが姿を現したが、堰堤からでは遠くてとうてい写真が撮れない。長靴にはき替えてそろそろ干潟に入ったが、思った以上に下が堅く、ズブズブと足が沈むことはない。
 ここの水鳥は警戒心が強く、数10m以内に近づくことはほとんどできない。したがって、あまりモン族のいく写真が撮れなかった。トウネンの中に2羽のキリアイを見つけたのが多少の収穫であった。
       <汐川干潟 9月2日 午前10時7分(満潮:6時48分)>  

 <観察した鳥>初見:なし、その他:ホウロクシギ(1)、キリアイ(2)、メダイチドリ(〜3)、トウネン(〜15)、ケリ(〜10)、アマサギ(100↑)、カワウ(1000↑)ドバト、カワセミ(2)、ハシボソガラス、ムクドリ、カワラヒワ(〜5)、カルガモ、スズメ、ツバメ

■2012-9-1 汐川干潟/愛知県(曇り)
 今日と明日のここの満潮は午前6時台であるから、探鳥適期は9時から11時ごろである。明日朝探鳥する予定なので、今日は下見のつもりで訪れた。広大な干潟にはアマサギやアオサギ、カラスの外、シギ・チドリはほとんどおらず、イソシギがたった2羽いるだけだった。そこで周辺の水田を見回ったところ、大量のケリを見つけた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ケリ(〜100)、アマサギ(〜50)、ドバト、イソシギ(2)、ツバメ、ムクドリ、カワラヒワ(20)、カワセミ(1)、ハクセキレイ、スズメ(100↑)

■2012-9-1 袋井市・水田地帯/静岡県(曇り)
 三番瀬や谷津干潟に閉塞感が出てきたので、東海地方にでかけてみようと、まずここを選んだ。期待に反して、稲を刈り取ったわずかな水田跡には水が張っておらず、シギ・チドリはほとんどいなかった。わずかにケリが10羽弱見られたのが収穫と言えば収穫であった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ケリ(8)、アマサギ(〜20)、コサギ、クサシギ(1)、ムクドリ、ヒバリ、スズメ、カラス

■2012-8-22 三番瀬/船橋市(曇り)
 前日、東横インに泊まり、けさ早く三番瀬に来た。満潮は6時45分ごろだが、シギチドリが現れ始めたのは11時過ぎであった。カメラマンは約5名いた。常連の話では、3日前にコアジサシが2000羽以上入り、中に一羽のベニアジサシがいたそうである。15時までいたが、今日はコアジサシの大群は見られず、たった20羽程度であった。常連達もあきらめて帰って行った。 少しおいて自分も帰った。
 今年はオオメダイチドリの当たり年である。谷津干潟、三番瀬、一宮川河口と足を運ぶたびに必ず遇えた。私の識別眼が多少向上したこともあるだろうが、ベテランもそう感想を漏らしているので確かだろう。去年識別法を模索した成果が実ったとも言えようか。2013撮影した個体は全てこの方法:「メダイ・オオメダイチドリの識別」によって識別した。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオメダイチドリ、ミヤコドリ(1)、キョウジョシギ(〜30)、ウミネコ(100↑)、ミユビシギ(100↑)、トウネン(〜10)、オバシギ(1)、ソリハシシギ(2)、ダイゼン(〜10)、イソシギ(1)、カワウ(500↑)、キアシシギ(〜50)、メダイチドリ(〜30)、コアジサシ(〜30)、ダイサギ(1)、ハクセキレイ(〜5)、スズメ、カラス

■2012-8-21 印西市・稲敷市(晴れ)
 水田などを渡るシギ・チドリを目当てに手賀沼、印旛沼、霞ヶ浦を回った。休耕田そのものが少ないうえ、あったとしてもほとんどに水が張っていない。やっと稲敷市でレンコン畑の一部に水が張ってあったがわずかにありふれたシギ・チドリがいただけであった。休耕田探しはしばらく休止しよう。
 印西市で水を張った休耕田を車で探しまわっていた時のこと、里山と水田の接する茂みから突然大きな黒い鳥が飛び去った。飛び出した跡を見るとキジの雌がじっとこちらを見ている。故に飛び去ったのは雄のキジであろう。とっさに窓をあけ、側にあった300mm + 1-7X (35mm換算765mm)で撮ったが近すぎて首だけしか撮れない。数枚撮影してからNikkor18-300mmにレンズ交換をして再度撮そうとしたらとしたら茂みに隠れてしまった。残念。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:シロチドリ(5)、キジ(2:♂&♀)、カワラヒワ(〜20)、キジバト(〜5)、ツバメ、スズメ、ダイサギ、コサギ、カワウ、ヒヨドリ

■2012-8-18  大田原市/栃木県(晴れ)
 栃木県、福島県、茨城県と3日間の歴史探訪ドライブをした。多くは水田地帯であったが、大きな水を張った休耕田は一つしか見当たらなかった。ここのサギと共にシギチドリがいた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:クサシギ(4)、シロチドリ(5)、ダイサギ(〜10)、ハクセキレイ

■2012-8-17 三番瀬/船橋市(曇り)
 谷津干潟からの帰りに寄った。満潮が16:30なので18:30頃までは探鳥を続けるつもりだったが、本曇りからにわか雨に移行する様子だったので1時間で切り上げた。シギチドリも三羽だけ見つかったのみである。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:キアシシギ、シロチドリ、トウネン

■2012-8-17  谷津干潟/習志野市(晴れのちうす曇り)
 数日おきに谷津を訪れようと、適時間の15時にきた。ほどなく狭まってきた干潟におおくのシギチドリが集まってきたが、前回ほどではなかった。コオバシギはまだ残っていた。最初に見たのは12日なので、少なくとも6日間は滞在している。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:コオバシギ(1)、オバシギ(3)、ダイゼン(〜20)、メダイチドリ(〜20)、トウネン(〜20)、オオソリハシシギ(〜10)、キアシシギ(〜40)、キョウジョシギ(〜20)、トウネン(〜10)、カワウ(〜30)、ウミネコ(〜5)、アオサギ、ダイサギ

■2012-8-13  谷津干潟/習志野市(うす曇り時々晴れ)
 昨日のデジスコの画像が気に入らなくて再度訪れた。デジスコは晴天の日は良いのだが、曇りやうす暗くなると極端に彩度やカラーバランスが崩れる。Photoshopで修復できないほど劣化する。コンパクトデジカメ(S90やLX5)ではそれほどでなかったが、このV1は劣化がひどくそこが気に入らない。つい最近ファームウェアのバージョンアップがあったので改善されているかと期待したが駄目だった。
 それで今日は常用500/4を使って再度撮影した。コオバシギはまだいたので助かった。他の鳥も昨日とほぼ同じ程度残っていた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオメダイチドリ(数羽?)、コオバシギ(1)、オバシギ(〜5)、オオソリハシシギ(〜20)、キアシシギ(〜40)、キョウジョシギ(〜30)、トウネン(〜20)、ソリハシシギ(1)、コアジサシ(1)、カワウ(〜30)、ウミネコ(50↑)、アオサギ、ダイサギ、オナガ、ムクドリ

■2012-8-13  三番瀬/船橋市(うす曇り時々晴れ)
 谷津干潟の探鳥適時間は午後なので、その前にここに寄った。満潮に近いので干潟はほとんど現れておらず、かつ海水客やらウィンドサーフィンやら多くの訪問者がいたので、鳥はほとんどいなかった。ただ、西の端にコアジサシの大群がいたが、堤防を工事関係者が行き来したので飛び去った。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオメダイチドリ(1)、ミユビシギ(〜20)、シロチドリ、コアジサシ(200↑)

■2012-8-12(12:30-14:00) 谷津干潟/習志野市(晴れ)
 期待はしていなかったが通りすがりなので帰りに寄ってみた。良い方に裏切られかなりシギ・チドリが採餌していた。カメラマンも20人程度おり、お目当てはオオメダイチドリとコオバシギである。オオメダイチドリはすでに二カ所でたっぷり見ていたので、すぐ見分けられた。コオバシギは教えられて始めて認識できた。自分一人でシギ・チドリを探すときには、一羽一羽識別するつもりで見ないと見逃す恐れが多分にある。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオメダイチドリ(1)、コオバシギ(1)、オバシギ(〜5)、オオソリハシシギ(〜20)、キアシシギ(〜40)、キョウジョシギ(〜20)、トウネン(2)、ソリハシシギ(1)、カワウ(〜30)、ウミネコ(100↑)、アオサギ、ダイサギ

■2012-8-12(11:00-12:00) 九十九里浜(木戸浜他)(うす曇り)
 ミユビシギとキョウジョシギの群がいたのみ。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ミユビシギ(〜50)、キョウジョシギ(〜5)

■2012-8-12(9:00-10:00) コジュリン公園/(うす曇り)
 西の洲で出遭ったバーダーにここを教えてもらった。名前の通りコジュリンと、オオセッカ、セッカ、オオジュリンなどがいるらしい。行ってみると、かつてオオセッカを撮影した利根川河畔のさらに下流に位置している処であった。結局、広いアシ原の縁にはほとんで出てこず、またこれらの種はすべて撮影済みなので意欲がわかず、早々に切り上げて九十九里に向かった。
 ただ、開けた芝地の枯れ木に止まった時、セッカと思っていた個体は、自宅での整理後にオオセッカと判明したので、これはこれで成果である。オオセッカは絶滅危惧種で、かつきわめて局在した繁殖地しかないのだから。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオセッカ、コジュリン、カワラヒワ、ツバメ、カルガモ、カワウ、スズメ

■2012-8-12(4:30-8:00) 西の洲・浮島湿原/稲敷市(うす曇り)
 暑い中、車を閉め切って寝たので、まともに寝られなかった。4時半におきて、探鳥し始めたが、新たな鳥は渡来していなかった。5時に昨日と同じ場所でクサシギを見たが、2羽しか残っておらず。この2羽も6時には姿を消した。他の場所に移動したのか、あるいは渡去したのかはわからない。渡去したとすればやはり滞在日数は短いといえる。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:クサシギ(2)、イソシギ、アオサギ、ダイサギ(〜30)、キジバト、スズメ

■2012-8-11  西の洲・浮島湿原/稲敷市(うす曇り時々晴れ)
 6日前、ツバメチドリを数羽撮影した写真を載せたブログを昨晩遅くに見て、急遽今朝出かけた。渡りの時期に1週間も同じ場所に留まることはほとんどないだろうから、駄目元で出かけた。もしかしたら次の群れが入っているかもしれないという期待である。結果は惨憺たるものであった。シギ・チドリはほとんどおらず、やっと4羽のクサシギを見つけただけだった。
 ここ西の洲はいくつかの休耕田に水を張っており、ここが渡りの水鳥達の格好のえさ場になっていた。昨年から水場が大幅に減ったので、シギ・チドリにとって従来ほど魅力的ではなくなっている。また昨年は3-11の放射能漏れから多くのレンコン畑が刈り取られずに放っておかれたためもある。
 ツバメチドリが来ると期待した水を張ったハスの休耕田の前で3時間粘った。結局シギ・チドリはただの一回も出てこなかった。手持ち無沙汰に飛んでいるツバメを追いかけて撮影した。家に帰って写真を整理していて驚いた。ショウドウツバメがわずかに紛れ込んでいるではないか。春国岱のハリオアマツバメといい、ツバメには救われる。これで2009年11月から続いている連続33ヶ月初見鳥獲得は途切れずにすんだ。
 <観察した鳥>初見:ショウドウツバメ、その他:クサシギ(4)、 アオサギ、ダイサギ(〜30)、コサギ、ゴイサギ(ササゴイ)、ヒバリ、カワラヒワ(〜20)、ツバメ、スズメ(100↑)、ホオジロ、キジバト、ハシブトガラス、ハクセキレイ、カルガモ、カワウ

■2012-8-8(8:00-13:00) 三番瀬/船橋市(うす曇り後晴れ)
 前回から三日置いて友人K-K氏と訪れた。前回よりシギ・チドリの種類が多少増えた。初見はなかったが、久しぶりにミヤコドリに遇えた。帰りがけに三番瀬の立札を見て笑ってしまった。初め受け狙いだとおもったが、潮干狩り客を見張っている監視員に告げると真面目な顔で「伝えときます」と応えた
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ミヤコドリ(17)、ソリハシシギ(1)、オオメダイチドリ(1)、オオソリハシシギ(12)、オバシギ(2)、トウネン(50↑)、メダイチドリ(100↑)、キョウジョシギ(〜5)、コアジサシ(200↑)、カワウ(1000↑)、ウミネコ(〜50)、ダイサギ、アオサギ、ハクセキレイ

■2012-8-4(5:45-11:00) 三番瀬/船橋市(うす曇り)
 いよいよシギ・チドリの渡りがピークを迎えるとの情報に期待し、朝4時起きで出かけた。今日の満潮は5時ごろなので、丁度良いかと思ったが少し早すぎたようである。8時ごろから目立って潮が引き始め、その後1時間が最もシギ・チドリが適当な距離に出てきた。さらにそれを過ぎると水際が遠方に去り、水際のゴカイなどを餌にするシギ・チドリも去った。
 本日の目玉は2羽いたオオメダイチドリである。ピークで約30名いたカメラマンはほとんどこれを追いかけた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオメダイチドリ(2)、オオソリハシシギ(5)、ソリハシシギ(2)、オバシギ(1)、トウネン(200↑)、メダイチドリ(200↑)、キョウジョシギ(〜10)、コアジサシ(1000↑)、カワウ(2000↑)、ウミネコ(〜200)、ダイサギ、アオサギ、ハクセキレイ、スズメ、カワラヒワ、トビ

■2012-7-31 一宮川河口/千葉県(快晴)
 一宮川は九十九里浜の南端に河口があり、干潟も狭いながら春秋の渡りの時期のシギ・チドリで定評があるらしい。7月15日にカラシラサギが出たとのブログ情報で駄目元と思いながらも訪れてみた。[参考文献(9)]によると、台湾でのカラシラサギは「春、秋に渡来し、数が少なく、しかも停留期間が短く、観察は容易ではない」とあるので、日本でも同じであろう。三番瀬に7月28日に現れた個体は一日で抜けたようである。29日に訪れた私は撮影できなかった。
 ここの干潟は南北に走っている川の西側の左岸に現れるので、午前中は順光となる東側の右岸から撮影するのであるが、距離がありまともな写真にならない。午後は逆に順光となる左岸のアシ原を横切って干潟に出るが、干潟が狭いこともあってシギ・チドリとの適当な距離を取ることが難しい。それゆえ、そばを通っている有料道路のパーキングエリアから狙ったが、近づいてくれたのはわずかの個体であった。200羽を超えると思われるトウネンが目立った。
 例によって識別が難しいので確信はないが、オオメダイチドリと思われる個体が1〜2羽見つかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:。アオサギ、ダイサギ、コサギ、メダイチドリ、オオメダイチドリ、イソシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、キョウジョシギ、トウネン(〜200)、ハクセキレイ、カワウ、スズメ、カラス

■2012-7-29(13:30-16:00) 葛西臨海公園/東京都(快晴)
 ここでも三番瀬にいた人と遇った、お互いに苦笑い。去年アカガシラサギが出たところに2013も一個体が居た。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アカガシラサギ(1)、アオアシシギ、キアシシギ(〜20)、オオヨシキリ、セイタカシギ、ダイサギ、コサギ、ウミネコ、ムクドリ、スズメ

■2012-7-29(12:30-13:00) 谷津干潟/習志野市(快晴)
 もしかしたらカラシラサギは谷津干潟に来ているのではないかという一縷の望みで訪れた。そしたら三番瀬にいた人と遇った。考えることは同じである。前回と同じくアオサが全面に広がっており、シギチドリも少なかった。椋鳥の群れがまるでシギ・チドリのように干潟に降りて餌をついばんでいた。
 ダイサギと思われる約25羽の群れが休んでいたので、できるだけ近づいて双眼鏡で見たが、カラシラサギらしき個体は見つからなかった。他の人も同様であったようである。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ダイサギ(〜25)、ムクドリ(〜30)、イソシギ、アオサギ、カルガモ、カワウ、セイタカシギ、スズメ

■2012-7-29(6:45-12:00) 三番瀬/船橋市(快晴)
 昨日、ここにカラシラサギが出たとの情報で、朝6時45分に駆けつけた。すでに数人のカメラマンがいた。その後約20人に膨らんだが、誰もカラシラサギを見つけることができず、正午にはほとんどが去った。昨日撮った人のまた聞きでは、ダイサギ二羽と長時間行動と共にしていたとのことである、残念。カラシラサギは世界で1200羽しかいないといわれる絶滅危惧種で、日本には迷鳥または旅鳥として訪れる。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ウミネコ(〜200)キアシシギ、メダイチドリ(〜20)、トウネン(〜10)、アオサギ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ムクドリ
■2012-7-21 谷津干潟/習志野市(曇り)
 アオサが全面に広がっており、アオサの悪臭が漂ってくる。子細に見ると結構シギチドリがいたが、珍鳥は出ずじまい。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:キアシシギ(〜10)、メダイチドリ(〜10)、トウネン(1)、アオサギ、カルガモ、カワウ、セイタカシギ、ダイサギ、ムクドリ

■2012-7-21 三番瀬/船橋市(曇り時々小雨)
 ネットで10日前にカラシラサギがいたという情報があったので出かけた。着いたときは遠方まで干上がっていたが、ウミネコの他ほとんど何もおらず、シギ・チドリはとうとう一羽も見なかった。しかたなくコサギを撮ってそのまま谷津干潟に向かった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ウミネコ、ムクドリ、ドバト、コサギ、カワウ?

■2012-7-21 町田市(曇り)
 木のうろにアオバズクの雛が4羽いるという情報で出かけた。いることはいたが、ほとんど目を開けず、少し撮った後、三番瀬に向かった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アオバズク(親:2、雛:2)

■2012-7-18 手代木沼/宮城県(晴)
 角田市にいく途中、ハクチョウ飛来地という沼があったので寄ってみた。ゴイサギとホシゴイが十数羽見つかった。小さい沼なのでハクチョウが来ればよい条件で写真が撮れるであろう。カイツブリが一羽、背中に雛を載せて泳いでいた。楽しい場面だったが遠くてまともな写真にならなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ゴイサギ、アオサギ、カイツブリ

■2012-7-17 伊豆沼・蕪栗沼/宮城県(晴)
 一関の中尊寺に参った帰り、伊豆沼に寄ってみた。当然、何万羽という冬のガン類は期待していなかったが、何かはいるであろうと思っていた。しかし思ったよりずっと少なくて、帰り損ねた若いマガンが二羽、白いアヒルが一羽のんびりと水辺の岸で羽を繕っていた。
 圧倒的な広さのハスに驚いたが、まだほとんど咲いてはおらず、葉の上にヨシゴイらしき姿もみなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アオサギ、マガン、アヒル、カルガモ、トビ、ホオアカ、ツバメ、スズメ

■2012-7-15 印旛沼/千葉県(快晴)
 タマシギをネットで探していたら、手賀沼にタマシギが出ているとの情報を得た。ついでに印旛沼にサンカノゴイ、オオヨシゴイが出ているとの情報も知った。  友人K.K氏を誘って出かけ、まずタマシギがすぐ撮れたので、サンカノゴイを探しに印旛沼に来た。  まもなく飛んでいるところを撮影できた。これで三連続幸運が続いているようである。  ただし、3時間あまり費やしたがオオヨシゴイは見つからなかった。
 <観察した鳥>初見:サンカノゴイ、その他:オオヨシキリ、アオサギ、カルガモ、カワウ、コアジサシ、ゴイサギ、ダイサギ、ホオジロ、ミサゴヨシゴイ

■2012-7-15 手賀沼/千葉県(快晴)
  タマシギをネットで探していたら、手賀沼に出ているという情報を得た。友人K.K氏を誘って出かけた。沼の周囲を一周半まわってやっと20人ばかりのカメラマンがいるところに出くわした。
 さっそくカメラを抱えて駆けつけるとまさに雄親と一羽の幼鳥が餌をついばんでいるところに出くわした。先日のヨシゴイの幸運が続いているようである。
 ただし、体半分は水草に隠れ、かつ細い水草の茎や葉に邪魔されてスッキリした全身の写真は撮れなかった。来年挑戦しよう。
 <観察した鳥>初見:タマシギ、その他:アオサギ、イワツバメ、ヒバリ、タシギ


■2012-7-11 三番瀬/千葉県(快晴)
 ヨシゴイが1時間もかからずに十分撮影できたのでこちらに向かった。7、8人のカメラマンがいたが手持無沙汰のようだった。案の定野鳥はとても少なかった。一時間程度で切り上げた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:シロチドリ(4)、ウミネコ(5)、メダイチドリ(1)、ダイサギ(1)、コサギ(1)、カワウ(1)

■2012-7-11 越谷市/埼玉県(快晴)
 ここには毎年来るという情報を飛島で遇ったバーダーに聞いていた。それゆえ時折ネットで検索していたら見つかった。 翌日の今日友人K.K氏と訪れた。到着すると現場にはすでに30人程度のカメラマンがおり、我々が着いたとき丁度目の前に出ているときだった。最高の条件で撮影できた。時にはこんな幸運な時もある。
 本塩津めでたくレベル1の野鳥を全て撮り終えた。
 <観察した鳥>初見:ヨシゴイ、その他:オオバン、コアジサシ、ムクドリ、スズメ、ツバメ、カワウ

■2012-6-25〜7-2 タンココ/スラウェシ/インドネシア(晴時々薄曇り)
 詳しい記録は探鳥地・スラウェシに記載した。
 滞在したタルシウス・ホームステイは、エアコンなしの10畳程度の部屋であったが、一日を除いて夜はそれほど暑くなく、寝苦しくはなかった。ただシーツはなく、下着だけで寝ていても寒さを感じなかったので、それなりの気温ではあっただろう。

 タンココ保護区はこの宿から30m ぐらいのところに最初のゲートがあり、数百メートル入ると切符売り場がある。ここでカメラ一台につき30,000ルピー(約300円)払って入場する。この保護区の地図はなく、すべてガイド頼りである。なお、ガイドなしには入場は許可されない。


     <タルシウス・ホームステイ>              <最初のゲート>               <切符売り場>

 宿には、TVなし、ラジオなし、インターネットなし、電話なし、に紙はなし、エアコンなし、バスタブなし、シャワーは水の生活だが、特に不便とは思わなかった。電気もしょっちゅう停電するし、電圧も変化するので、カメラの電池が十分充電されないことを恐れたが、問題はなかった。

 食事はきわめてシンプルである。下に、左から朝食、昼食、夜食の写真を載せた。夜は必ずアジのような魚が1から3匹付いて、炒めた野菜と果物(バナナかパパイヤ)がつく。これを炊いたパサパサのご飯にかけて食べる。ほとんど塩味しか付いていないが、「空きっ腹にまずいものなし」で、食べづらいとは一度も思わなかった。
 朝は5〜6時に起き、十分すぎるほど運動して三食をきちんと食べるから、全く間食なしでも太って帰ったほどである。なお、胃腸のそれほど強くない私でも一度も腹を壊さなかったので、健全な食事だったのだろう。なお、魚だけで肉は一度たりともでなかった。贅沢品であるからと思われる。


             <朝食>                      <昼食>                       <夜食>

 この旅行に発つ前には、初見目標40種としていたので、ほぼ満足な結果である。今まで訪問したフレーザーヒル、キナバル、セピロクのなかでは、最も鳥の密度が低く撮影環境も悪かったが、ガイドのお陰でこれだけ撮れたといえる。ガイドなしにはこの1/3も撮れなかっただろう。
 <観察した鳥>初見:38種(詳細は■撮影野鳥リスト)に記載) 、その他:11種

■2012-6-23&24 スンガイブロー/シンガポール(快晴)
 23日正午過ぎについたので、早速下見に出かけた。タクシーで35分程度の遠方にある。湿気が高く暑くて閉口した。野鳥が姿を見せないのでそのぶん疲れる。4時過ぎになってそろそろ現れだしたが、少ない。現地であったバーダーがもう渡り鳥は皆北へ行ってしまったからと言っていた。来る時を間違ったかと焦った。
 何種類か初見だと期待したが、宿に帰って調べると皆撮っていたものだった。明日に期待しよう。ただ、コウライウグイスが沢山出てきたのには感激。飛島であれだけ皆が騒いでいたものである。
<観察した鳥(23日)>初見:なし、その他:ナンヨウショウビン(3)、タケアオゲラ(1)、キバラタイヨウチョウ、シロトキコウ、ハチクマ(1)、カワセミ(1)、コサギ(2)、アオサギ(1)、ホウロクシギ(1)、コウライウグイス(5)、ササゴイ(1)、コアジサシ(1)、ヒメコノハドリ(1)、コアオバト
<観察した鳥(24日)>初見:なし、その他:アカガオサイホウチョウ、カノコバト、キタカササギサイチョウ、ジャワハッカ、スズメ、内容ショウビン、ムラサキサギ、メグロヒヨドリ

■2012-6-20 谷津干潟・三番瀬・葛西臨海公園(晴れ、風あり)
 台風4号が明け方関東地方を去った。20134月の春の嵐の直後、普段は洋上にいてなかなか海岸には姿をあらわさないハイイロヒレアシシギが谷津干潟に数日滞在した。その経験から柳の下の二匹目のドジョウを狙って、来てみた。シギチの渡りの季節は過ぎているが、アジサシ類は可能性があると期待したが、完全な空振りだった。
 そのあと、近くの三番瀬に寄ったがさらにひどい状態、ほとんど野鳥を見なかった。潮干狩りの季節が過ぎて管理がされなくなったため、許可なく潮干狩りをする人たちが全体に散らばっており、これでは野鳥は警戒して干潟には降りない。 
 最後に行った葛西では前二ケ所よりは野鳥がいたが、ありふれたものだけだった。駐車場で店仕舞いをしているバーダーに「台風の直後だけれど何か出ていますか?」と聞いたら、「ここは東京湾の奥だから(一時避難するところは太平洋岸であるとの意)」と言い、かつ「銚子にも来ていないようだ」とこちらの興味を悟ったかのように教えてくれた。仲間との相互連絡だろう。
<谷津干潟・観察した鳥>初見:なし、その他:カワウ、アオサギ、ダイサギ、ムクドリスズメ
<三番瀬・観察した鳥>初見:なし、その他:カワウ、スズメ、ムクドリ
<葛西臨海公園・観察した鳥>初見:なし、その他:セイタカシギ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、カルガモ、カイツブリ、イワツバメ、ツバメ、ムクドリ、スズメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ

■2012-6-18 八王子市/東京都(うす曇り時々晴れ間)
 ツミを撮影した後、12時前に訪れた。午後はサンコウチョウの出が悪い例にもれず、まともな写真は撮れなかった。帰り際、現地で遇った相模原のバーダーからアオバズク、サンコウチョウ、オオタカ、ツミなどの営巣場所をおおまかに教えてもらった。このような口コミ情報は確実で信頼性が高い。 コミュニュケーション能力は仕事以外でもおおいに必要。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:サンコウチョウ、メジロ、ヒヨドリ、ヤマガラ

■2012-6-18 羽村市/東京都(うす曇り)
 再度訪問した。7時半から10時半の間に、3回出てくれた。うち一回は獲物の毛もむしっているところである。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ツミ、オナガ

■2012-6-17 羽村市/東京都(うす曇り)
 一月前、バードウォッチャーが二人眺めていたという友人の話を頼りに行ってみた。しばらくすると巣が見つかった。雛の頭が見え隠れするが高い木の梢にある巣を下から見上げるので、よく見えないし、曇り空の逆光なのでまともな写真も撮れない。
 しばらくすると、親が餌をつかんで運んできた。近くの木の枝にとどまり、雛が食べやすくすため毛をむしったりした。凄惨な場面であるがこれが自然の営みだ。人間ははるかに大量にこれを行っている。
 ここにはオナガがたくさんいた。オナガはツミの巣のすぐ近くに巣を作って、ツミの威光を借りるそうである。他の鳥に雛を喰われるのをこれで防ぐとのこと。観光客に近寄ってくるライチョウの親子、人家に巣を作るツバメも同じ。ツバメやライチョウが先輩だろう。ツミが市街地で増えているのは、ドバトなど餌が豊富であるからといわれている。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ツミ、オナガ

■2012-6-15 八王子市/東京都(うす曇りのち晴れ)
 7時前に着いて10時半までいた。空は晴れて昨日よりずっと良い条件なのに、サンコウチョウはたった2回しか姿を見せなかった。さえずりもわずかであった。その中でやっと雄を撮ったが、顔に葉っぱがかかっていて眠い画像しか撮れなかった。尾の長い鳥が飛んだが、エナガだった。小さいし、白っぽいので間違うことはない。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:サンコウチョウ、エナガ、メジロ、ヒヨドリ、カラス、カワガラス(?)

■2012-6-14 八王子市/東京都(うす曇りのち晴れ)
 サンコウチョウが数羽出ているというところに行った。朝7時半から午後3時半までいた間、10回程度姿を現した。雄が2、3回、あとは雌であった。針葉樹林の樹冠を飛びまわっており、樹木の高さの上から1/3まで降りてくることはまれであった。かつ、背景がうす曇りで、強い逆光となる。まともな写真は1枚も撮れなかった。再度挑戦しよう。サンコウチョウ以外ではメジロが少し目立った程度であった。鳥影はきわめて薄い。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:サンコウチョウ、コゲラ、メジロ、ヒヨドリ、カラス

■2012-6-11 あきる野市/東京都(晴れ)
 友人MK氏に、カワガラスが頻繁に出現するところに連れて行ってもらった。小雨模様なので暗く、ISO6400/F4で1/30秒というシャッター速度だった。
 3時間弱に3回現れた。15cmはあろうかという魚をくわえた1回目、何も持たない2回目、そして虫をくわえた3回目であった。著名な図録には、川虫などの虫を餌とするとあるが、魚も頻繁に捕るようである。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:カワガラス

■2012-6-10 利根川下流域/千葉県(晴れ)
 絶滅危惧種のオオセッカの出現場所は、知る人ぞ知る青森県仏沼、利根川下流域なので、適期と考えられる6月上旬に訪れた。昨年、同時期にくることを決めたので1年越しの夢実現である。
 4時間たってもおそらくオオセッカと思われる個体を一度撮っただけだった。アシ原は幅広く、近くに来てくれないのも種の特定を困難にしている。出てくる鳥の大半はオオヨシキリで、ときどきヒバリ、コジュリンが混じる。
 帰り際、すれ違ったバーダーに聞いたら、1km先にオオセッカがさえずり飛翔をしているところがあると教えられた。早速行ってみると確かにかなりの個体が顔を出している。それでも近くに来なかったので画質は悪い。
 そして、オオセッカと思って喜んだ最初に撮った個体は実はこのセッカだった。すでに撮ったと安心していたので危ない危ない。
 また、飛んでゆくハトを下から撮ったのだがピントが合っておらず、露出も適切でないので自信がないが、色合いからしてどうしてもアオバトに見える。こんな草原にアオバトがいるのであろうか?
 <観察した鳥>初見:オオセッカ、その他:コジュリン、オオヨシキリ、ヒバリ、ツバメ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、キジ、カルガモ、スズメ、トビ、ムクドリ、アオバト(?)

■2012-6-6 市川市/千葉県(晴れ)
 利根川河口でオオセッカを狙った。台風が接近していたので、時折小雨混じりの風が強く、探鳥を断念して、市川市にヨシゴイを探った。3時間程度粘ったが、一度だけアシの茂みから飛び出してすぐ近くのアシに隠れた。またしても撮影はならず。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アヒル、バン、ダイサギ、オオヨシキリ、スズメ、ツバメ

■2012-6-3 谷津干潟/千葉県(快晴)
 帰りに寄ってみた。驚くべきことに干潟には水鳥が全く見当たらなかった。一面のアオサで覆われて、臭いもかなりきつかった。干潟は緩慢な死を迎えているのであろうか?
 <観察した鳥>初見:なし、その他:スズメ

■2012-6-3 印旛沼/千葉県(快晴)
 再度訪問した。収穫なし。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アヒル、シナガチョウ、オオバン、ダイサギ、チュウサギ、ゴイサギ、ホオジロ、キジ、ツバメ、ムクドリ
■2012-6-3 九十九里浜/千葉県(曇り)
 私が滞在した朝5時から6時頃まで、ひっきりなしにミズナギドリ類が北を目指して飛んでいた。数えれば優に数千羽以上であろう。オオミズナギドリが過半数で、残りはハシボソミズナギドリだろうと思われる。去年あれほどいたアジサシ類が全く居なかったことに驚いた。むしろ不審に思ったと言える。
 海岸にはキビナゴと思われるおびただしい小魚が波打ち際に点々と打ち上げられていた。いままさに打ち上げられてピチピチと跳ねているものもいた。それほど波も荒くはない。原因は何であろうか。シギ・チドリは一瞥するが喰おうとする気配はない。この大きさでは丸飲みはできず彼らの常食ではないのであろう。
<(2012-6-5)追伸>ネットのニュースに「千葉県いすみ市大原の大原漁港で四日、漁港内に逃げ込んできたおびただしい数のイワシが酸欠で大量死した。同漁港に打ち上げられた死骸だけでも数十トン」とあった。
 大原漁港は九十九里浜の南端であるから、私が見たのはキビナゴではなくイワシで、この事件と連動していると思われる。キビナゴは体長10cm前後で、私の見た死骸は15cm以上あったので、それよりずっと大きい

 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、キョウジョシギ、シロチドリ、ミユビシギ、ウミネコ

■2012-6-2 印旛沼/千葉県(快晴)
 ヨシゴイを狙ったが、アシ林の縁は水辺から遠方にあり、アシに留まるヨシゴイを見るのはほぼ不可能だろう。二羽のシナガチョウに遭遇した。人を全く警戒せず、1mまでも近づける。
 <観察した鳥>初見:シナガチョウ、その他:アヒル、オオバン、ダイサギ、ツバメ、ムクドリ、スズメ、カワウ、カルガモ

■2012-6-2 越谷レークタウン/埼玉県(快晴)
 飛島で会ったバーダーから聞いてヨシゴイを求めてここに来た。スイレンの上には居なかった。カメラマンもゼロ。埼玉、千葉とさまよった。全く遭遇せず。人工の湖にはコアジサシがホバリングして魚を狙っていた。一回は成功した。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオバン、カイツブリ、カワウ、コアジサシ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒバリ

■2012-6-2 大久保農地/埼玉県(快晴)
 タマシギ、ヒクイナ、ヨシゴイを求めて埼玉、千葉とさまよった。全く遭遇せず。カメラマンが7、8人固まっていたが、コヨシキリを待っているとのことだった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオヨシキリ、アオサギ、ハシボソカラス、キジ、バン、ムクドリ、スズメ

■2012-5-27 南房総市/千葉県(快晴)
 メリケンキアシシギを撮った翌日、偶然昔の仕事仲間8人とこの場所を通りかかった。ついでに探したら同じところにメリケンキアシシギが一羽見つかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:メリケンキアシシギ、コシアカツバメ、ウミウ

■2012-5-26 南房総市/千葉県(うす曇り)
 夕食後、いつものようにあるバーダーのブログを見たらメリケンキアシシギの写真が載っていた。例によって場所や時期は書いていない。ネットを探索したらメリケンキアシシギの写真が載っている別のブログを見つけた。場所は書いていないが5月24日とある。昨日である。探鳥地紹介本を調べたら、房総半島の先端でメリケンキアシシギを探すとよいとの一文があったが、この地の探鳥適期は3月までとある。別の図鑑を調べたら見られる時期は5,6月とある。メリケンキアシシギは他のシギ・チドリより遅く渡来するらしい。

 思い立って、翌朝出かけた。これだけの曖昧な情報で上記ブログの撮影場所が見つかるとは到底思えないが、「買わなきゃ決して当たらない宝くじ」と思って、房総半島の先端部分の海岸を探した。岩礁は続いていたが、メリケンキアシシギどころか一羽のシギ・チドリも見つからず、やっと2,3羽のカワラヒワを見出しただけだった。半ばあきらめて海岸沿いをゆっくり流していたら、観光の中心地らしきところに来た。数十台のマイカーが止まっており、海岸の岩礁ではカップルが遊んでいたり、釣りをしたり、もぐって何かを採っている男もいた。

 これでは駄目だとあきらめかけたが、岩の間に今を盛りとピンクのハマヒルガオが咲いていたので海岸に降りてみた。すると岩の間からシギらしき鳥が飛び立って近くの岩に隠れた。飛び石づたいに回り込んでみると上半身が見えた。キアシシギらしい。一枚でも写真を撮らないと記録に残らないから撮り始めた。するとこの個体が岩の上に立ちあがった。腹から下尾筒にかけて黒い横縞がくっきりとついている。「ガッチャ(I've got you!!)」、思わず声に出した。メリケンキシシギである。周辺の環境が常に人が散在している状況なので、人に慣れているらしく、400mmのレンズでも十分大きく撮れる距離まで近づけた。

 そのうちもぐっていた男が上がってきてこの個体に接近したので、飛び去ってしまった。同時に飛び出した別の一羽は遠くに止まったので、これに少し近づいて撮影した。この時点でこの三番目の個体はキアシシギと思っていた。全部で400枚近く撮影した。「車の外に出るときは必ず何らかのカメラを持っていくこと」を実践していて助かった。
 <観察した鳥>初見:メリケンキアシシギ(2羽)、その他:キアシシギ、カワラヒワ、セグロカモメ

■2012-5-25 八王子市/東京都(小雨)
 時々覗いているあるブログに最近のヤマドリの写真が載っていた。場所、期日は記されていない。友人K- K氏に伝えたところ、ネットで調べて場所を特定した。驚いたことに有名政党のブログだった。バーダーでないので、気兼ねなく場所を載せたに違いない。
 早速翌日彼と出かけた。1時間もたつと小雨が降り出した。さらに1時間たっても出てこないので、帰り際に周りの遊歩道を回った。すると、向こうで10人ほどのカメラマンが私に向かってカメラを構えている。驚いて前を見るとまさにヤマドリが遊歩道で餌をついばんでいるではないか。
 狭い遊歩道をカメラマンが通るとヤマドリがくっついていったり、あるいは威嚇して足をつついたり、まるで人間を怖がらないどころか自分の縄張りに侵入した邪魔者として扱っているようだ。
 そのうちどんどんカメラマンが集まり始め、最終的には100人に近いカメラマンとバーダーがヤマドリの歩き回る姿を追った。
 <観察した鳥>初見:ヤマドリ、その他:ムクドリ

■2012-5-20 立川市/東京都(快晴)
 ツミのつがいがいるとの情報で出かけた。しかしツミを狙っているカメラマンは一人もおらず、通りがかったバーダーに聞くとすでに抜けたとのこと。かわりにかわいい子ガモ達に出逢った。街中の小川はとても狭く、野鳥までの距離はせいぜい5mである。もうここではほとんど人間と共生しているようだ。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:カルガモ、アオサギ、ムクドリ、ハクセキレイ、スズメ、ヒヨドリ

■2012-5-14 寒河江市/山形県(快晴)
 観光目的で山形、酒田、鶴岡に出かけた。寒河江市の慈恩寺に参った時、境内からコンコンコンとよく響くキツツキのドラミングが聞こえた。音のする方を探したら大きな木のてっぺんの枯れたところでアオゲラがつついていた。
 観光主体なので原則として鳥は撮らないと決めていたのだが、この場面ではつい狙ってしまう。全身が写っていないが雰囲気のある写真 が撮れた。(2012-5-14)。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アオゲラ、キセキレイ

■2012-5-10 瓢湖/新潟県(小雨)
 飛島からの帰りに寄ってみた。ヨシゴイ狙いだったが、時期が早いのか見つからなかった。ただ、それよき希少な初見のツルシギが数十羽休んでいた。ラッキーである。
 <観察した鳥>初見:ツルシギ、その他:オオヨシキリ(多)、オナガガモ、キンクロハジロ(多)、コハクチョウ(約10)、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、マガモ、カルガモ、ゴイサギ

■2012-5-10 福島潟/新潟県(小雨)
 飛島からの帰りに寄ってみた。ヨシゴイ狙いだったが、時期が早いのか見つからなかった。オオヨシキリが多かった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオヨシキリ(多)、ダイサギ、アオサギ(多)、カルガモ、キジバト、バン、ムクドリ、ホオアカ(2)、コガモ(多)、ハシボソガラス、オオバン、コムクドリ、ツバメ

■2012-5-6-9 飛島/山形県
 前半は風雨で寒かったが鳥影は濃かった。後半は晴天で暖かったがむしろ鳥影は薄かった。荒天では島にとどまり、温暖な晴天では渡去するという周知の渡りのパターンを舳倉島に続いてここでも経験した。今後の活動に活かさねばならない
 <観察した鳥>初見:イナバヒタキ、コホウアカ、ムギマキ、オジロビタキ、チゴハヤブサ、その他:45種(詳細は「識別種リスト」欄を参照)。

■2012-4-30 墓ノ木自然公園/富山県
 舳倉島で知り合ったバーダーから帰り際に寄ってみる価値のある場所を教えてもらった。それがここである。公園内に小川あり、雑木あり、探鳥にはよさそうな雰囲気だったが、成果はなし。まあ、舳倉島に勝ることはほぼ考えられないから妥当だろう。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオルリ、モズ、エナガ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ハクセキレイ、ノスリ、スズメ

■2012-4-24-29 舳倉島/石川県
 前半4日は小雨、風雨、曇りと天気には恵まれなかったが、初見の4種は前半で見つけた。後半の晴天の2日は普通種しかいなかった。荒天では島にとどまり、温暖な晴天では渡去するという周知の渡りのパターンであろう。
 <観察した鳥>初見:コシャクシギ、ハチジョウツグミ、ヒメコウテンシ、ヤツガシラ、その他:60種(詳細は「識別種リスト」欄を参照)。

■2012-4-21 谷津干潟/習志野市(うす曇り)
 三番瀬からの帰りに寄った。あれだけいたハマシギも1/10以下に減っていた。干潟の周り3-5kmを一周してみた。最後にまたアメリカコガモを見つけた。前回の交雑個体と違って今度は完全なアメリカコガモに見える。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アメリカコガモ(1)、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、チュウシャクシギ(約10羽)、オグロシギ、ダイゼン、ムナグロ、ハマシギ、セイタカシギ、ユリカモメ、ヒヨドリ、スズメ


■2012-4-21 三番瀬/船橋市(うす曇り)
 昨年3月11日の大震災で、三番瀬のある船橋臨海公園も被害を受けた。公園内の舗装道路に大きな亀裂が入ったり、防波堤が崩れたりした。それゆえ直ちに閉鎖され、やっと昨日の4月20日が潮干狩り解禁日だった。そこで、どうなっているかと訪ねてみた。枠で囲った潮干狩り可能なところにはびっしりと家族連れが入っていたのに比べバーダーはおおよそ数人であった。11時過ぎが干潮なので、ずいぶんと沖まで歩いて行けた。水鳥は結構いたが、当然余り近寄らせてくれない。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ミヤコドリ(約10羽)、オバシギ(約10羽)、チュウシャクシギ(数羽)、オオソリハシシギ(数十羽)、ダイゼン、ムナグロ、メダイチドリ(数十羽)、ハマシギ(多)、シロチドリ、トウネン、コアジサシ(約100羽)、ユリカモメ(2,300羽)、セグロカモメ


■2012-4-18 神奈川県山北町(晴れ)  10時半に現地に着いたらカメラマンが数人大砲を構えていた。クマタカは9時ごろ一度出たとのことである。2時間半待った1時頃、やっと出てきた。それも同時に三羽。悠々と空を舞ったかとおもうと5分もせずにまた消えた。
 <観察した鳥>初見:クマタカ(3)、その他:カワラヒワ、メジロ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ハシボソガラス、トビ、ウグイス

■2012-4-15 葛西臨海公園 (晴れ)
 帰る道すがら、いつものここに寄った。春の日和は暖かく、大勢の家族が三々五々芝原や海岸で遊んでいた。野鳥園にはわずかのバーダーしかいなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:キンクロハジロ、ホシハジロ、マガモ、コガモ、カルガモ、オナガ、カワラヒワ、オオジュリン、ダイサギ、コサギ、アオアシシギ(3)、オオハシシギ(1)

■2012-4-15 市川市 (晴れ)
 帰りに再びシマアジを撮りによった。そうしたら着くそうそう、日の光をいっぱいに浴びて悠々と泳いでいるではないか。「またまラッキー!!」であった。帰り際、車椅子のバーダーが、「シマアジは居ますか?」と訊いてきた。「すぐそこにいますよ」と答えると、大急ぎで車からカメラを持ち出し、車いす用のスロープを探して走り出した。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:シマアジ、マガモ、コガモ、カルガモ、スズメ

■2012-4-15 手賀沼 (うす曇り)
 手賀沼南東にこんもり針葉樹が茂ったかなりの面積の手賀の丘があった。そこに桜の森という一角があって、100本近くの桜が茂っている。今真っ盛りである。ここが件の「桜の広場」ではないかと勇躍行ってみたが誰もいない。帰り際バーダーが一人やってきたので尋ねてみたら、「コイカルは毎年おおよそ決まったところに来ている」とのこと。昨日探したところではないか、すぐ取って返した。
 それでもカメラマンは見つからなかったので、ぶらぶら流しているとようやく10数名のカメラマンが一定の方向にカメラを向けているところに出くわした。レンズの向かっている先にはキジの雄が一羽けたたましく鳴いてホロ打ちしている。これだけのカメラマンが大砲レンズを据えてキジに向かっているとは思えず、脇の夫婦づれに尋ねたらコイカルを待っていると言う。「ヤッタ!!」と心の中で叫んだ。30分ぐらい待っただろうか、10数mの距離に出てきて満足のいく写真が撮れた。
 帰り際、そのバーダーが「どこかでお会いしたような気がする」という。私もどこかで会った気がしていたのでうなずいた。「またどこかでお会いしましょう」と挨拶して別れた。
 <観察した鳥>初見:初見:コイカル、その他:キジ、モズ、ヒヨドリ、ドバト、カワウ、ムクドリ、ハシボソガラス、スズメ

■2012-4-15 銚子漁港 (曇り、ときどき晴れ間、風強し)
 14日夜、銚子漁港で車中泊した。一晩中ごうごうと雨と風が鳴り止まず、港の中でさえ白波が立つ荒天だった。今回もそのせいか、朝6時に起きてすぐ港の岸壁の脇の草むらの水たまりに10羽程度のシギが降りてきたのに出遇った。よく見るとハイイロヒレアシシギである。洋上で暮らしている種なので、こんなに近くで撮れるなんてめったにないことだろう。
 それはそれでラッキーなのであるが、よりポピュラーな種でもアカエリヒレアシシギであってくれたら初見が一つ増えたのにと苦笑いした。贅沢な気分である。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハイイロヒレアシシギ(10羽前後)、コチドリ、セグロカモメ、ウミネコ、ユリカモメ、カモメ、ウミウ、カワウ、ヒヨドリ

■2012-4-14 九十九里浜 (小雨、風強し)
 去年何回かアジサシ類を撮影した長い長い砂浜にはハマシギ10数羽と2,3羽のメダイチドリしか居なかった。アジサシ類の渡来には早すぎるし、シギ・チドリには荒天すぎるのかもしれない。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハマシギ、メダイチドリ

■2012-4-14 我孫子市 (小雨、風強し)
 そのネット情報には我孫子市のコイカルも載っていた。せっかく市川まで来たのでついでに寄った。しかし、鳥の博物館で聞いたのだが、ネット情報の「桜の広場」という知られた名称の場所はなく、どうもバーダーだけに通じる場所らしい。それらしき桜の場所を探したが見つからなかった。風雨が強いのでカメラマンもおらずその意味では場所の特定はまず不可能に近い。ここを諦め、銚子漁港で車中泊することにして九十九里、銚子漁港に向った。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ドバト、シジュウカラ、カワウ、カイツブリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、スズメ

■2012-4-14 市川市 (小雨、風強し)
 友人KK氏がシマアジの出ているネット情報を13日(金)にメールで知らせてくれた。情報では5日から滞在しているそうである。翌日は雨だったが、春の滞在は短いことが多いので出かけた。
 前日は20度を超してポカポカ陽気だったが一転今日は10度も下がって10度前後でかなり寒い。通常は忙しく飛びまわって飛んでる虫を漁っているツバメが、こんな杭の上に長い間じっと留まっているなんて異常である。しょぼしょぼと雨に濡れながら杭の上でほとんど動かない。かつて春の雪で大量のツバメが凍死したのもたぶん千葉県だったのではないかと記憶している。それを思い出した。
 シマアジはしばらくするとアシの中から姿を現した。感激して撮影した。私一人しか写真を撮っていなかった。
 <観察した鳥>初見:シマアジ(1)、その他:マガモ、コガモ、ハシビロガモ、バン、カルガモ。ツバメ、イワツバメ、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、カワウ

■2012-4-8 谷津干潟 (快晴)
 再度アメリカコガモを探しに行った。まず北側に行き、コガモというコガモは全て一羽づづフィールドスコープでチェックした。その間、ハイイロヒレアシシギやコアオアシシギが岸に近寄ったので、それを撮ったりした。
 ここでは見つからなかったので南側に行った。まもなくかなり遠方でせわしなく餌をついばんでいるのを見つけた。デジスコで撮リ始めるとまもなく昼寝に入ってしまった。その直後大急ぎで500mmデジイチに交換すべく車に戻った。すぐ取って返し、同じ場所に戻って1時間以上待ち続けた。潮が満ち来ると再び餌を採り始めたので、またしばらく撮影を続けた。
 撮影した個体は、アメリカコガモの特徴である縦の白帯がアメリカコガモより幾分細いこと、アメリカコガモにはない白い横帯があることなどから、おそらくコガモとの交雑個体であると思われる。
<観察した鳥>
初見:アメリカコガモ(1)、その他:ハイイロヒレアシシギ(約10)、コアオアシシギ(1)、ハマシギ(千以上?)、ユリカモメ、セイタカシギ、ダイゼン、コチドリ、コガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、カルガモ、コサギ、カラス、ムクドリ、スズメ

■2012-4-4 葛西臨海公園 (快晴)
 谷津干潟からこちらへ移動した。お目当てはこの時期にスズガモに交じってくるというシマアジであるが、見つからなかった。2,3人のバーだーに聞いてみたが、見ていないと言う。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハジロカイツブリ(数10)、ユリカモメ、イソシギ、ハマシギ(数百オーダー)、スズガモ(数百オーダー)、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、カルガモ、オオバン、カワウ、コサギ、アオサギ、コサギ、カラス、ムクドリ、ヒヨドリ、シジュウカラ(1)、タヒバリ(1)、スズメ

■2012-4-4 谷津干潟 (快晴)
 前日、おおよそ960ヘクトパスカルの台風並みの低気圧が日本列島を襲い、関東地方でも最大瞬間風速が35m/sを超えたところがあった。このようなときには南方の渡り鳥が流されてくることがあるといわれる。それをあてにして、友人K.K氏を誘って出かけた。もう一つの狙いはたった一羽だが昨年から居るというアメリカコガモを探すことであった。
 アメリカコガモは見つからなかったが、ハイイロヒレアシシギが約20羽いた。レベル3の希少種である。 ある図鑑の説明によれば、「春秋に通過する旅鳥。海洋上に生息し、海岸近くの池沼などで見られることがあるが、陸へ近付くのはアカエリよりずっと少ない」とあるから、やはり荒天で避難してきたとしてよいのかもしれない。
 昨年の干潟は一面にアオサが覆っていたが、今年はほとんどが取り除かれていた。関係者の苦労をうかがい知ることができる。これでまたシギ・チドリが多く戻ってきてほしいものだ。
 <観察した鳥>初見:ハイイロヒレアシシギ(約20)、その他:ユリカモメ、セグロカモメ、セイタカシギ(20余)、ダイゼン、コアオアシシギ(1)、イソシギ、コガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、カルガモ、マガモ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、ハクセキレイ、カラス、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメ

■2012-3-29 多摩川・秋川合流点 (快晴)
 霞丘陵でテストができなかったのでこちらに移動した。2時間ばかりいたがけっこうな種類が居た。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ミコアイサ(♂:1、♀:2)、コガモ(♂:1、♀:2)、カルガモ(3)、マガモ(1)、ダイサギ、アオサギ、ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、トビ、ムクドリ、ツグミ、ヒヨドリ、キジバト

■2012-3-29 青梅市霞丘陵 (快晴)
 300/4+TC14E+FT1+V1(1130mm相当)のフィールドテストに出かけた。ほとんど野鳥がおらずまともな写真が撮れなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ムクドリ、カワラヒワ(10羽程度)、ツグミ、キジバト

■2012-3-22 東京府中市 (薄曇り)
 うわさ情報で出かけた。20人程度並んでいるカメラマンの目の前3、4mまで近寄ってくる。まだ渡りの時期には早すぎるので、どこかで餌付けされて越冬した個体なのではないかと現地では噂していた。この個体はここに現れてからほぼ1週間たっているらしい。
 <観察した鳥>初見:マミチャジナイ、その他:コジュケイ(4羽)、エナガ、ルリビタキ、シジュウカラ、スズメ

■2012-3-10〜16 北海道(第3回)/根釧台地 

・2012-3-16 根室港 (快晴)
 最後に根室港に寄った。港内のほとんどが流氷に覆われ、わずか残った海面にウミアイサとカワアイサが居ただけだった。お目当ての大ハムは見られなかった。昨夜降った雪のためにどこも雪で覆われ、白髪ホオジロを探すどころでなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:クロガモ、ケイマフリ、ヒメウ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、ウミアイサ、カワアイサ、オジロワシ、ハシブトガラス

・2012-3-16 落石岬 (快晴)
  昨夜降った雪のためにどこも雪で覆われ、白髪ホオジロを探すどころでなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:クロガモ、ヒメウ、オオセグロカモメ、ウミアイサ、オジロワシ、ツグミ、ハシブトガラス
・2012-3-16 納沙布岬 (快晴)
  北風が強く、海鳥も少なかった。しかし岬の手前にあったトーサムポロ沼にかかる橋の途中で沼に 約30羽のコクガンを見つけたのにはびっくりした。橋の途中には止められないのでバックしたら、大半のコクガンが飛び去り、あとに5羽が残った。 この5羽は近づいてくれたりしたので満足な写真が撮れた。
 コクガンは沖合にいることが多いと認識しているので望外の成果であった。ダンプが橋の上を通っても平気なのに、バックした小型乗用車に異常な気配を感じたの だろう。かなり警戒心が強いと感じる。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:クロガモ、シノリガモ、ヒメウ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、ウミアイサ、オジロワシ、コクガン(約30羽)

・2012-3-15 明治公園/根室市 (晴)
 根室港、花咲港とも吹雪のためまともな写真が撮れる状態ではないので明治公園のハイドから探鳥するのを選んだ。期待したシマエナガは出なかったが、カケスは5,6羽、次々と訪れてくれた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハシブトガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ミヤマカケス(5,6羽)、オオワシ
・2012-3-15 根室港 (快晴)
 流氷はほぼ沖合に去っていたのだが、前日情報を得ていたオオハムは見つからなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:クロガモ、ウミアイサ、カワアイサ、ホオジロガモ、コオリガモ、シノリガモ
・2012-3-15 花咲港 (晴)
 小雪吹雪の中、カモ類も少なかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオセグロカモメ、スズガモ、クロガモ、コオリガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カワアイサ
・2012-3-15 落石岬 (小雪吹雪)
 落石クルーズをあきらめたので花咲港ついで根室に向かった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハギマシコ、オオセグロカモメ、クロガモ、カワアイサ、ウミアイサ
・2012-3-15 走古丹 (小雪)
   午後から落石クルーズに行くので、6時半に出発して再度走古丹のユキホオジロを狙った。今回は3km以上歩いて突端に向かった。ここで引き返そうと決めたところで三羽のツメナガホオジロに遇ったのでしばらく撮影した。その他には何も見られなかったので引き返し、落石に向かった。
 だんだんと雪吹雪が激しくなり、エトピリ館で出会った相乗りする二人の中年女性と話し合ってキャンセルを決めた。鳥は何とか見られる雪であったが、風が強く雪はほぼ横殴りに吹いている。これでは カメラのレンズに雪が着いて撮影もままならないだろう。風が強いのでおそらく波も高いと思われる。
 今回の目的のコウミスズメとハシブトウミガラスはあきらめざるを得なかった。ただ、撮影できたエトロフウミスズメやウミバト、ユキホオジロはこれらより希少であり、成果としては満足のいくものである。コウミスズメとハシブトウミガラスはまたいつか挑戦しよう。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ツメナガホオジロ(3羽)、オオワシ、ハシブトガラス、ハシボソガラス

・2012-3-14 根室港 (快晴)
 朝来てみたら港はびっしりと流氷と結氷で覆われていた。今日は南風で流氷は沖合に移動するだろと午後訪れた。予想は半分当たった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カワアイサ、キンクロハジロ、ヒメウ、ワシカモメ、シロカモメ、オオセグロカモメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス
・2012-3-14 明治公園/根室市 (晴)
 シマエナガを探しに再度訪れた。今度はハイドに入って約2時間、目の前の餌台にひっきりなしに訪れるシジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラに混じって、カケスが数回、シマエナガが3回訪れた。期待は実現し満足。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハシブトガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、ミヤマカケス(3羽)、シマエナガ(2羽)、ツグミ、オジロワシ、カラス
・2012-3-14 花咲港 (晴)
 今日もまた昨日よりはるかに少なかった。もう帰りはじめているのだろうか。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオセグロカモメ、スズガモ、クロガモ、コオリガモ、マガモ、カワアイサ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カワアイサ
・2012-3-14 落石岬 (晴)
 前日にワタリガラスを狙って撮った画像がほとんど失敗だった。カラスが黒いから+2EV露出補正をかけたため、背景の雪原の部分がひどく白飛びしてしまった。
 あきらめ切れず再度訪れたが前日の数分の一しかカラスがおらず、ワタリガラスとおぼしき個体は見つからなかった。
 一回り小型のカモメがいたので注目した。カモメだった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハシブトガラス、ハシボソガラス、オオセグロカモメ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、ツグミ、オジロワシ
・2012-3-14 歯舞クルーズ(晴)
  波も静かで船もほとんど揺れなかったが、昨年末より海鳥はずっと少なかった。今回の旅行の第一目的はコウミズズメ、ハシブトウミガラスが狙いだったが現れなかった---------と思ったが、宿に帰ってから確認したらコウミスズメが撮れていた。
 また、クロガモと思っていた群れの中にこのコクガン6羽がいた。よくみるとチシマウガラスとおぼしきウが1羽いる。何となく目の周りが赤く、かつくちばしが白っぽい。
 <観察した鳥>初見:コウミスズメ、ウミバト、その他:クロガモ、コオリガモ、ウミスズメ、ウミガラス、ケイマフリ、シノリガモ、コクガン、チシマウガラス、ヒメウ、オジロワシ、オオセグロカモメ

・2012-3-13 根室市民の森 (晴)
 明治公園で見られなかったシマエナガを期待していったが遇わずじまい。ハシブトガラとシジュウカラはひっきりなしに餌台に出てきた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ウソ、シロハラゴジュウカラ、エゾアカゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ハシブトガラス
・2012-3-13 明治公園/根室市 (晴)
 シマエナガの情報を来していったが遇わずじまい。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ミヤマカケス、ハシブトガラ、シジュウカラ、ハシブトガラス
・2012-3-13 落石岬 (晴)
 シラガホオジロの情報に期待していったが見られずじまい。ワタリガラスとおぼしき個体を見たが自信がない。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオセグロカモメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ハギマシコ(数10羽)
・2012-3-13 花咲港 (晴)
 今日は昨日よりはるかに少なかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオセグロカモメ、スズガモ、クロガモ、シノリガモ、コオリガモ、カワアイサ、ウミアイサ
・2012-3-13 納沙布岬 (晴)
 期待していったがきわめて少なかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:クロガモ、シノリガモ、ヒメウ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、ウミアイサ

・2012-3-12 春国岱 (晴)
 雪原に憩うつがいのタンショウに遇えた。去年の夏には遠くからの撮影しかできなかったので大満足である。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオワシ、オジロワシ、タンチョウ、シロハラゴジュウカラ、ハシブトガラ、シジュウカラ、スズメハシブトガラス、オオセグロカモメ
・2012-3-12 走古丹 (晴)
  今回の訪問の目的はコウミスズメとハシブトウミガラスであるが、内心ユキホオジロに遇うことをもっと期待していた。このユキホオジロは大まかには三カ所を順繰りに巡っているらしい。昨日いたかといっても今日はいないかもしれない。ままよとまず走古丹を選んだ。
 車止めに車をおき、歩き出してから10分もしないうちに道路に現れた。数回、地元の車が通るたびに飛び去ってしまうので撮影には苦労した。飛んでいるのを数えたらおおよそ30羽いた。結局近くまでいけなかったのであまりよい画は撮れなかった。
 野鳥は通常車の通行は余り気にしないのであるが、ユキホオジロはとても警戒心が強い。我々が近づける距離は他の野鳥の平均的な距離よりはるかに長いようであった。
 <観察した鳥>初見:ユキホオジロ(約30)、その他:ハシブトガラス、オオセグロカモメ

                       <走古丹のエゾシカの群れ> 全道に65万頭いるそうである。

・2012-3-12 花咲港 (晴)
 今日は走古丹でのユキホオジロ挑戦が第一目標なので、まず花咲港に寄った。各種カモ類とビロードキンクロの間近での撮影を期待した。朝は近寄ってこなかったが夕方帰りにはだんだん近寄ってきて満足の撮影ができた。
 <観察した鳥>初見:なし、、その他:ビロードキンクロ、カワアイサ、ウミアイサ、オナガガモ、スズガモ、ホオジロガモ、クロガモ、コオリガモ、シノリガモ、シロカモメ、オオセグロカモメ

・2012-3-11 根室港 (快晴)
 空きのレンタカーがなく、徒歩でしか探鳥できないので再び根室港に向かった。湾内には前日と同じように多くのカモ類がいた。港のはずれの外洋を望むところに陣取って丹念に探した。するとちょっと見では見つからないと思われるものが見つかった。小型で色も鮮やかでないのでいっそう見つけづらい。なかで褐色の小さなウミスズメらしきものを見つけた。よく 見ると額に冠羽がある。エトロフウミスズメと直感した。
 <観察した鳥>初見:エトロフウミスズメ、その他:ケイマフリ、カワアイサ、ウミアイサ、ホオジロガモ、クロガモ、コオリガモ、シノリガモ、オナガガモ、ヒメウ、ワシカモメ、シロカモメ、オオセグロカモメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ツグミ

・2012-3-10 根室港 (快晴)
 また根室に来た。「道東の野鳥諸事」ブログを見ていると、私にとっての初見鳥が毎日2,3種出ているので、いてもたってもいられなくなって去年の12月末から三ヶ月も経ずして訪れた。 初日は16時過ぎに根室についたので、1時間ばかり根室港を観察した。流氷の切れ間の海面にはけっこうな数の海鳥がいた。ウミアイサも数10羽いたが、帰って撮影した画像を見たらカワアイサだった。海にこんなに多くのカワアイサがいるなんて驚きである。考えてみればウミウ、カワウも文字通り河と海とに棲み分けている訳ではない。
  中標津空港からバスで根室に向かっている最中、根室半島の北側の海がびっしりと流氷に覆われているのを眺めていた。転々とオジロワシかオオワシが羽を休めている景色もすばらしい。また氷原には3羽のタンチョウがいた。この滞在中には撮ろう。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オジロワシ、カワアイサ、ホオジロガモ、クロガモ、ヒメウ、ワシカモメ、シロカモメ、オオセグロカモメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、トビ

■2012-3-1 自宅庭 (薄曇り)
 自宅の庭で十数分間、300mmレンズの評価をしていた。すると次々と野鳥が現れてびっくりした。まさに灯台もと暗しである。昨日、20cmを超える積雪があった。翌日の今日は暖かくてかなり溶けたがそれでも地上は雪に覆われているので、餌を探しに来たようである。ヒヨドリはほころびはじめたスモモの花をついばんだ。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ジョウビタキ(♂)、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ

■2012-2-28 南アルプス邑野鳥公園/山梨県 (快晴)
 あるブログに数日前にクマタカを見たとあり、かつ都市公園訪問が続いていたので気分転換にここを訪れた。昔からあることは知っていたがなぜか来たことがない。ここには9時半から2時半まで居たのだが、まるで野鳥が少ない。人工の池のハイドには約10年前にヤマセミが頻繁に訪れた記録が掲示されていた。5月、6月には月間30回ほども訪れたとある。この時期は子育ての時期であるから餌が必要なのである。
  ただ翌年は激減しており、その翌年は記録そのものがない。ここも野鳥の過疎化が急速に進んだようである。ヤマセミ目当てにあまりに多くのカメラマンが訪れたためか、自然条件の変化か、はたまたヤマセミ自身の都合かはわからない。そのせいかどうかはわからないが、9時開園で入場料400円なのに、結局受け付けは開かず、ただで入場した次第。遊歩道の一部は河原の砂地にもかかわらず足跡がなく、よほど入場者が少ないと思われる。
 ここの記録を見て気になったことは、通常1,2月は冬鳥がたくさん見られる時期なのに、とても少ないことである。よほど都市公園の方が多い。なぜだろうか?たぶん、山地では野鳥が分散しているので見つけにくいのではないだろうか?定説はどうなっているか知りたいものだ。
 今日は掲載できる写真が一枚も撮れなかった。遙か上空をタカらしい姿が飛んだが、撮ってみたらトビだった。残念。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アトリ(20羽程度)、シジュウカラ、エナガ、ヒヨドリ、キジバト、トビ、ハシブトガラス

■2012-2-26 吉見総合運動公園/埼玉県 (曇り、風)
 コミミズクが出た後、北風が強くなってきた。すると筋書き通りチョウゲンボウが現れてホバリングを始めた。またそこかしこでチョウゲンボウが現れたのだが、どうもコチョウゲンボウは出なかったらしい。そろそろあきらめ時かもしれない。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:コミミズク、タゲリ(50羽程度)、ツグミ、カワウ、ハシボソガラス、スズメ、トビ、ハクセキレイドバト、キジバト

■2012-2-26 北本自然観察公園/埼玉県 (曇り)
 曇りで寒かったから全般的に鳥の出は悪かったが、アリスイが最高の場所にしばらく止まってくれたので満足であった。再び藪に隠れたのをきっかけに正午前に吉見総合運動公園に出かけた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アリスイ、シメ、カシラダカ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツグミ、モズ、キジバト、コガモ、ダイサギ、アオサギ、マガモ
■2012-2-20 北本自然観察公園/埼玉県 (快晴)
 友人K-K氏の情報で訪問した。かつてここには何回か訪れている。目的のアリスイは出ることは出たが、枯れ草の地面で餌を採っているか、すぐ近くで休んでいるかの二つの状態で、枝には上がってくれなかった。9時半から4時までいたがその割には成果は少ない。ただここは他に比べると鳥影が濃いようである。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:アリスイ、ジョウビタキ(♀)、コゲラ、エナガ、ルリビタキ(♂)、カシラダカ、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、ツグミ、カワウ、モズ、キジバト、コガモ、ダイサギ

■2012-2-19 吉見総合運動公園/埼玉県(曇り、寒風)
 再び訪問した。快晴でほぼ無風、絶好の条件だと思った。しかし、現地のエキスパートはコチョウゲンボウは風のある日の方がよく出てくるという。堰堤のうえでホバリングするらしい。私が3日前、結構風がある日に来たとき、遠くでチョウゲンボウらしき鳥がホバリングしていた。また、かつて荒川流域でホバリングしていたチョウゲンボウを撮ったのもかなり風が強い日であった。やっとわかった感じである、曰く「風があるとチョウゲンボウは出てくるがコミミズクは出てこない。風がない日はちょうど逆になる」。今度は風がある日を見計らって来よう。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:コミミズク(2羽)、タゲリ(30羽程度)、ヒバリ、ツグミ、ジョービタキ、ホオジロ、ムクドリ(50羽以上の群)、カワウ、ハシボソガラス、スズメ、トビ、ハクセキレイ、タヒバリ、モズ、ドバト、キジバト

■2012-2-16 吉見総合運動公園/埼玉県(曇り、寒風)
 友人K-K氏がコミミズクを撮りに行った際、一羽のコチョウゲンボウに遇ったことを教えてくれた。コチョウゲンボウは私にとって初見なので早速出かけた。朝9時頃現場についたときには 4人の先客がいた。寒風吹きすさぶ中、風が吹くとコミミズクは出てこないので北風が止むのを待ち続けた。正午近くなってようやくコミミズクが現れるようになり、枯れ木に止まった写真が撮れた。同時に4羽見たのでうわさの頭数と同じである。正午を過ぎるとどんどん人が集まり、最終的には80人前後のカメラマンが集まった。電柱の上に止まったりすると皆が不平を言ってほとんど撮らない、私も撮らない。贅沢なものである。
 途中抜け出してコチョウゲンボウに遇う確率が高いと教えられた公園の南側を探し回ったが見つからなかった。再度元に戻ってコミミズクを撮った。斬新な構図にならなかったので3時半にはお先に退出した。
同じ被写体を撮ることによって、ようやく、V1システムとD7000システムの評価ができた。V1システムのアドバンテージが確認できた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:コミミズク(4羽)、オオタカ、ハヤブサ、ツグミ、ヒヨドリ、ホオジロ、キジバト、ムクドリ(100羽以上の群)、カワウ、ハシボソガラス、スズメ、トビ、ドバト

■2012-2-14 相模川下流/平塚市(曇り、寒風)
 友人K-K氏が9日と12日にヤツガシラを撮ったネット情報を見つけて誘ってくれたので出かけた。午前9時前に着き、12時までいたが見られなかった。現場には20名弱のカメラマンがいた。中の一人から数日前には総勢160名程度のカメラマンが集まったとの話を聞いた。友人K-K氏は前日の午後来たのだが見られず、幾人かが「もう抜けたのではないか」という話をしていたとのこと。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ミサゴ、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、カラス、トビ、キジバト、ドバト、ハクセキレイ、オオバン、カイツブリ

■2012-2-12 相模川下流/厚木市(快晴)
 ヒメアマツバメのよりよい写真を撮りたくて同じところに向かった。3日前の前回よりは近くで群舞してくれたので少しはよい写真が撮れたが、近くなればファインダー内での速度も増すので撮影そのものは難しくなる。出遇った野鳥の種類も数も前回よりずっと少なかった。
 帰ってから写真を整理していたら、ヒメアマツバメと思っていた中にイワツバメが一羽混じっていた。驚きである。腹が白いから、黒いヒメアマツバメとは明確に区別ができる。まさか白化個体ではあるまい。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ヒメアマツバメ、イワツバメ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、コサギ、ダイサギ、ジョウビタキ、シジュウカラ、モズ、ヒヨドリ、ドバト、ハクセキレイ、タヒバリ、ハシブトガラス、トビ、スズメ

■2012-2-9 相模川下流/厚木市(快晴)
 コウライアイサはこの1月に二回相模川で目撃されている。友人K- K氏が調べた場所へ共に向かった。残念ながらここにもいなかったが、多くの種類のかも類に遇えた。多いという点では酒匂川よりずっと充実している。川原でじっとしていたイカルチドリを見つけたのも収穫であった。このような単独行動で、かつ人目を引かない地味な鳥は、探鳥によい特定の場所があるわけではなく、大変見つけにくいものである。
 また、ツバメが乱舞していた。この真冬の時期、腰白、羽と尾先の形状から、間違いなくヒメアマツバメと識別した。ただ、もっと近くでよい画像を撮らなければならない。
 <観察した鳥>初見:ヒメアマツバメ、その他:イカルチドリ、イソシギ、カワアイサ(♂:2)、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、オオバン、カワウ、アオサギ、コサギ、ダイサギ、セグロカモメ、ジョウビタキ、モズ、ムクドリ、オナガ 、ヒヨドリ、ドバト、キセキレイ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、タヒバリ、ハシブトカラス、ハシボシガラス、トビ、ノスリ、スズメ

■2012-2-8 伊良湖岬/ 愛知県(晴)
 26人の伊良湖岬・風景撮影旅行に参加した。岬では昇る朝日を撮ったあと、ついつい野鳥に目がいって、崖に取りすがっているウミウ(帰ってからヒメウと識別)を撮っていたら、ハヤブサを見つけた。まさに絵に描いたように海辺の崖に取りすがっていた。
 ハヤブサのまともな写真は一枚も撮っていないので、風景撮影旅行向けに300mm/F4しか持って行かなかったのが心残りである。5月、6月には営巣して雛を育てる可能性が高いからまた来たいものだ。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハヤブサ、ウミウ、ヒメウ、メジロ、トビ

■2012-2-5 酒匂川下流(晴)
 松田町からの帰りに寄ってみた。半ばあきらめてはいるがコウライアイサはいなかった。噂によると渡去あるいはどこかに移動したのではないかとのことだ。ただカワアイサの満足な写真が撮れた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:カワアイサ(♂:3、♀:5)、ジョウビタキ、カルガモ、セグロセキレイ、タヒバリ、カラス、スズメ(数十)

■2012-2-5 神奈川県松田町(寄自然休養村、最明寺公園)(晴)
 友人K- K氏が寄休養村でかつてヤマセミが見られたとの情報を見つけたので一緒に行ってみた。残念ながら見られなかったが、ほかの野鳥も大変少なかった。帰りに近くの最明寺公園に寄ってみた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:カワガラス(2)、キセキレイ、ホオジロ、ジョウビタキ、コガモ(30程度)、ダイサギ、カラス、ハイタカ、メジロ(3)

■2012-2-2 宮ケ瀬湖/神奈川県(快晴、ただし被写体は日陰) 
 友人K-K氏の情報で探した。肉眼では探せないほど小さな点であったが、双眼鏡でやっと見つけた。岸辺の雑木に留っている14羽の群れだった。
 テレコンバーターの比較をしてみた-。暗くて信頼できる評価はできそうにもないが、むしろ一番低い倍率のTC14Eの耐性が高く、よさそうだ。Nikon V1を利用して2300mm相当のシステムを組んでいるのに、皮肉な結果である。V1システムは被写体が明るく、高速シャッターが切れる場合には有効であろうことが徐々にわかってきた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オシドリ(14)、マガモ(約10)、カワウ(約10)、ホオジロ(約20)、ジョウビタキ(1)、ノスリ(1)、ハクセキレイ
■2012-2-1 羽村堰(快晴)
 狭山湖からの帰りに寄ってみた。水鳥もほとんどおらず、昔は名だたる探鳥地だったのに残念。川中に飛び出た岩状のコンクリートブロックの上にいた三羽のカワウが、ちょうど岩の足下の魚を次々と咥えて飲み込んだところに出くわした。岩の陰に魚が群がることを知っているようである。
 セグロカモメが一羽飛んできた。河口から50kmは上流であるのにお疲れさん(日本海や太平洋を飛び越えてわたってくるカモメにとって何でもない距離かな)。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:カワウ(3)、ダイサギ、ホオジロ、セグロセキレイ、カワセミ、セグロカモメ、ドバト

■2012-2-1 狭山湖(快晴)
 コウライアイサを探しに酒匂川に行く予定だったが気乗りせず、近場の狭山湖に行った。ひところのにぎわいは全くなく、カメラマンはたった一人、他にフィールドスコープのみをもった年配バーダー、20数名がいたのみ。野鳥も数、量とも少なかった。カワアイサがたった一羽いたので、年配バーダー達が集まっていた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:カワアイサ(♂1)、マガモ(200程度)、コガモ(100程度)、キンクロハジロ(数羽)、カルガモ(20程度)、アオサギ、ダイサギ、カワウ(10程度)、モズ、ヒヨドリ、タヒバリ、スズメ(数十羽)、ドバト、カラス

■2012-1-29 横浜市戸塚区(晴れ)
 多摩川河口からの帰りに寄った。1年前ここに来た時出遇ったいくつかの種に再見したが、全体に少なかった。去年は「タシギ、クイナ、シメ、アカハラ、シジュウカラ、ツグミ、ノスリ、アオジ、カラス、キジバト、ヒヨドリ、スズメ」であり、再び遇えたのはヤマシギ、クイナ、タシギである。主なところで遇えなかったのはコジュケイである。「チョットコイ」の鳴き声はとても大きいから居ればすぐわかる。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ヤマシギ(3羽)、タシギ(2羽)、クイナ(1羽)、アオサギ、カワセミ、アオジ、ヒヨドリ、カラス、オオタカ?、ドバト、トビ

■2012-1-29 多摩川河口(晴れ、強風)
 先輩バーダーSA氏の「多摩川河口付近に2羽のホオジロハクセキレイがいる」とのご教示により現地に直行。カメラを担いで車から降りたらまさに目の前にその一羽がいた。すぐそばで運動している人たちが大勢いるためかあまり人を恐れず、じっとしていいるとかなり近くまで寄ってきた。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ホオジロハクセキレイ、ハクセキレイ、ムクドリ、タヒバリ、マガモ、カルガモ、カンムリカイツブリ、ヒドリガモ、カワウ、ヒヨドリ、アオジ、タヒバリ、トビ

■2012-1-25 渡良瀬遊水地(薄曇りときどき晴れ間)
 多々良沼・ガバ沼・城沼が不作だったので、一週間前コミミズクを撮った友人K-K氏と二匹目のドジョウを狙った。結果は惨敗。昨年は数羽のコミミズクが舞ったが今年はどうも一羽だけらしい。その一羽は3時半から5時の間には姿を見せなかった。ただ、ハイイロチュウヒのオスが遠方であるが撮れたのでよしとしよう。ヨシ原にはホオジロが多かった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ハイイロチュウヒ(♂と♀)、ノスリ、トビ、コガモ、アオサギ、ダイサギ、ホオジロ、スズメ、ヒヨドリ、ツグミ、オオバン、ハシボソガラス

■2012-1-25 多々良沼・ガバ沼・城沼(じょうぬま)/群馬県(晴ときどき薄曇り)
 一年前の冬、ここに一羽のサカツラガンが訪れたとのネット情報があったので、下見を兼ねて友人K-K氏と見に来た。ハクチョウを餌付けしているので、例によってハクチョウよりはるかに多くのオナガガモが群がっていた。ありふれた種のほかにはめぼしい種はいなかった。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:オオハクチョウ、コハクチョウ、コブハクチョウ、ミコアイサ、カイツブリ、カワウ、ヒドリガモ、アオサギ、ダイサギ、コガモ、カルガモ、マガモ、オオバン、アカモズ、スズメ、ツグミ、ジョウビタキ、ハシボソガラス、トビ

■2012-1-19 酒匂川下流/神奈川県(晴ときどき薄曇り)
 三日前にPentax中心のシステムを全て500mm/F4レンズを中心にNikonに換えた。その最初のフィールドテストをかねて、多分もういないであろうコウライアイサを狙った。500mmに1-4倍のコンバーターをつけてD7000で撮ると35mm換算で1050mmになる。V1をつけると1890mmである。これらを試したが、想像以上の高精細感であった。システム全取っ替えは成功だったようである。ただ、V1では前ピン傾向が見られた。またD7000とV1では1-8倍の差があるが、D7000をトリミングした画と比べて大きな有意差は感じられない。今後精査したい。
 <観察した鳥>初見:なし、その他:カワアイサ、アオサギ、小ガモ、カルガモ、ツグミ、ジョウビタキ、キジバト、ドバト、ハシボソガラス、トビ

■2012-1-14 印旛沼/千葉県(晴)
 ソデグロヅルを撮影した帰り、どうせ近くへ来たからと印旛沼へ寄った。一人のカメラマンが熱心に何かを狙っている。近づいてその方向を見たら、びっくりしたことにペリカンがいるではないか。そのカメラマンに訳を聞いたら、このペリカンを飼っていた主人が死んで、ペリカンが野生に放たれたとのこと。しばらくしたら小さな船で漁師らしき中年の男性がきたが、このペリカンは船に飛び乗り、餌をえねだった。男は小魚と思われる餌を与えた。どうもこの男性に飼われているようにみえた。それにしてもびっくりである。
 モモイロペリカンと特定するにあたり、ネットでペリカンを調べてみた。すると一昨年シンガポールのバードパークで撮影したペリカンはモモイロペリカンではなく、かつ四種類もいたことがわかった。ウォッチングを初めてまだ1年たっていない時点とはいえ、自分の識別能力のなさに愕然とした。ひるがえってみると現在は多少自分の識別能力が上がったことになる。
 四種類は、ニシハイイロペリカン(ハイイロペリカン)、コシベニペリカン、ホシバシペリカン、カッショクペリカンである。これらはパークで飼われている個体でありかつマレー半島にはいないので、モモイロペリカンも含めライフリストには加えない。
 <観察した鳥>初見:モモイロペリカン(1羽)-[ライフリストには加えない]、その他:オナガガモ、ヨシガモ、オオバン、アオサギ、ホオジロ、ムクドリ、トビ、スズメ、カラス

■2012-1-14 印西市/千葉県(晴)
 13日、友人K-K氏がTVのニュースからその存在を知り、ネットで検索して居場所を特定した。氏の誘いをうけて翌日一緒に出かけた。餌付けしている沢山の白鳥の中に1羽だけ混じっているらしいが、我々が朝9時半頃着いた時には水田を流用した池にはいなかった。周辺の水田跡に採餌に行っているとのこと。おおよその場所を聞いて 出かけた。
 すると掘り返した水田跡で土を掘り起こしながら餌をついばんでいるソデグロヅルに出遇った。20人程度のカメラマンやバーダーが畦から静かに観察していると、500mmレンズ+APS-Cデジタル一眼では画面からはみ出すほど近づいてきた。1時間以上撮影を続けた。ソデグロヅルはレベル4の珍鳥で世界的な希少種である。
 <観察した鳥>初見:ソデグロヅル(1羽)、その他:オナガガモ、コハクチョウ、タヒバリ、アオサギ、ホオジロ、ムクドリ、トビ、スズメ、カラス
■2012-1-10 柏崎港とその周辺/新潟県(曇り)
 帰りに柏崎港に寄った。 港でヒバリに似た4羽に遇った。ヒバリは夏鳥と間違って思いこんでいたために、ヒメコウテンシではないかと大いに喜んだが、帰って図鑑をみたらヒバリそのものであった。「そうは問屋が卸さない」典型!!
 <観察した鳥>初見:なし、その他:ノスリ、ヒバリ、ウミネコ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、ヒドリガモ、ウミウ、スズメ、トビ、カラス

■2012-1-9-10 大潟水と森の公園周辺/新潟県(晴れのち曇り、雪、雨)
 1月8日深夜、何気なく大潟水と森の公園のブログを覗いたら、本日ハクガンが39羽飛来したとのメモがあった。待ちに待った到来である。すぐ友人K-K氏にメールし、翌9日朝出かけた。午後1時頃朝日池についたがバーダーも二、三人しかおらず、池の中にハクガンは見られないという。中で70才台と思われる老夫婦バーダーがインフォメーションセンターを尋ねることを奨めてくれた。
 訪ねたセンターの学芸員によると、ハクガンは早朝に周辺の畑に飛び立って採餌し、夕方帰って来るという。そこで、周辺を探したが見あたらない。車で探している最中にすれ違った先ほどの老夫婦バーダーがUターンしてきて、「私達の後に付いてきなさい。いる場所を教えてあげる。」という。喜んで付いていったら我々が探していない領域に数十羽のマガンに混じって2, 30羽のハクガンが採餌していた。
 ハクガンに遇えた喜び以上に老夫婦の親切さに感動した一日でもあった。私もこうありたいものである。

 撮影では彼らと十分の距離を保った。その距離は100m弱である。それ以上近づこうとすると、まずマガンが警戒して首をまっすぐ持ち上げる。それが限度であり、そこから少し下がって撮影に没頭した。@一眼レフ(Sigma50-500/K-5)、Aデジスコ(TSN884/TE17W/10-30/V1(2430mm相当))、Bデジボーグ(101/0-78DG/AF1-7x/K-5( 1300mm))の三つを引っ替え取っ替え撮影した。フィールドでの比較テストも十分行えた。
 <観察した鳥>初見:ハクガン(30羽)、その他:マガモ(1000羽以上)、オオハクチョウ、コハクチョウ、タシギ、ミコアイサ、オオバン、マガン、オオヒシクイ、アオサギ、カルガモ、ホオジロ、ムクドリ、トビ、ドバト、スズメ、カラス


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