わずかな湖に集うオオフラミンゴの群

主要更新
◆'24-12-29:本欄新設
■旅程

期 日
訪 問 地
探 鳥 記
初 見
宿 泊 地

3-27 イスタンブール→東京   約10時間のフライト。19:30着 0
3-26 アガディール→マラケシュ→イスタンブール   マラケシュまで車4時間。イスタンブールまで4時間フライト。探鳥せず。 0 機中
3-25 アガディール近郊のスースマッサ国立公園   目玉の絶滅危惧種:ホオアカトキの撮影に成功。 10 アガディール
3-24 →ワルザザート→スース渓谷→アガディール   ラムサール干潟には多くのシギチドリ、カモメ類がいた。 8 アガディール
3-23 →ワルザザート
  清流と近接したオアシスを尋ねた。畑もあり、人の営みがある。 5 ワルザザート
3-22 エルグ・チェビ地域の砂漠とオアシス   湖には多くの水鳥がいた。オオフラミンゴの大群には感動。 12 エルラシディア
3-21 タンシット・トラック
  広大なゴミ捨て場に小鳥が集まって来る。崖にはヤシミミズク。 13 エルラシディア
3-20 ウリカ渓谷→アトラス山脈→ブーマルンダレス   半砂漠が大半だが、一部、森林の中で探鳥。 12 ブーマルンダレス
3-19 イスタンブール→マラケシ→ウリカ 
  宿の周りを散策。木々に隠れて大半を撮り逃す。先が思いやられる。 2 ウリカ
3-18 羽田→イスタンブール   19:35集合。約12時間のフライト。 機中

62

■撮影機材 
  レンズ
ボディー
撮影用途
(1) Nikkor Z 100-400mm/F4.5-5.6(+1.4X)  Z8 メインカメラ/野鳥撮影
(2) Fujinon 18.5mm(28mm eq.)  XF10 スナップ/風景
(3) Nikkor Z 28-400mm/F4-8  Z8 バックアップ


■総括 
 半砂漠での撮影からそれほど多くの種類に出遇うことはないだろうと推測していたが、予想は良いほうに裏切られ70種に近いライファーに出遇った。半砂漠ではヒバリ、スズメ、ムシクイなどの地味な小鳥が多かったが、多くのライファーに出遇うことが生きがいのコレクターにはさしたる問題ではない。ただ半砂漠での野鳥密度はひどく低いので、現地ガイドの英国人チャーリーの探鳥能力に追うところが大である。
 全部で28,970枚の撮影をした。熱帯・亜熱帯での撮影枚数に比べると若干低いが、野鳥密度の低さのためである。今回初めて100-400mmズーム+1.4倍テレコンを使ったが、ほぼ600mm単焦点に肉薄する解像度が得られて満足である。せっかくのズームであったが、風物を除くと野鳥撮影でズーミングした記憶が無い。撮影場所が皆開けた草原であり、野鳥に近づけなかったことが原因である。



■コウノトリ目
■ヘラサギ Eurasian Spoonbill


■ナベコウ Black Stork

■シュバシコウ White Stork

■ホオアカトキ Northern Bald Ibis


■フラミンゴ目

■オオフラミンゴ Greater Flamingo


■カモ目

■ウスユキガモ Marbled Duck

■アカツクシガモ Ruddy Shelduck


■タカ目

■ヒメクマタカ Booted Eagle

■チョウゲンボウ Common Kestrel   


■キジ目

■チャエリイワシャコ Barbary Partridge  予期せぬ突然の出現に皆喜んだ。


■チドリ目

■ミヤコドリ Eurasian Oystercatcher  広い河口の向こう岸にいたので画質が悪い。

■スナバシリ Cream-colored Courser  遠方で、かつ陽炎が酷い結果。

■アカアシシギ Common Redshank  こちら岸にいたのでよい画像が撮れた。

■クサシギ Green Sandpiper  小さな川に一羽だけたたずんでいた。

■アカハシカモメ Audouin's Gull

■キアシセグロカモメ Yellow-legged Gull  ゴルフ場に集っていた。

■ニシセグロカモメ Lesser Black-backed Gull

■ハシボソカモメ Slender-billed Gull

■ニシズグログロカモメ Mediterranean Gull

■ユリカモメ Black-headed Gull

■サンドイッチアジサシ Sandwich Tern


■サケイ目

■シロハラサケイ Pin-tailed Sandgrouse

■セネガルサケイ Spotted Sandgrouse

■ササフサケイ Crowned Sandgrouse


■ハト目

■モリバト Common Wood Pigeon   

■コキジバト European Turtle Dove   

■シラコバト Eurasian Collared-dove   

■カワラバト Rock Pigeon <名前本来の住処> 


■フクロウ目

■サバクワシミミズク Pharaoh Eagle-owl


■ヨタカ目

■エジプトヨタカ Egyptian Nightjar  <周囲の石と見間違って、しばらく見出せなかった>


■アマツバメ目

■ウスアマツバメ Pallid Swift


■ヨーロッパアマツバメ Common Swift


■ブッポウソウ目

■ルリホオハチクイ Blue-cheeked Bee-eater


■ヨーロッパハチクイ European Bee-eater


■キツツキ目

■モロッコアオゲラ Levaillant's Woodpecker

■アカゲラ Great Spotted Woodpecker


■スズメ目

■ハシナガヒバリ Greater Hoopoe-lark

■ハシブトヒバリ Thick-billed Lark

■スナヒバリ Desert Lark

■クロオビスナヒバリ Bar-tailed Lark

■コバシカンムリヒバリ Thekla's Lark

■ウスイロハマヒバリ Temminck's Lark

■ヨーロッパコヒバリ Mediterranean Short-toed Lark

■ニシヒメコウテンシ Greatere Short-toed Lark

■ハマヒバリ Horned Lark

■カンムリヒバリ Crested Lark

■ヨーロッパコシアカツバメ European Red-rumped Swallow  ツバメと混群をなしていた。

■ツバメ Barn Swallow  ヨーロッパコシアカツバメと混群をなしていた。

■ショウドウツバメ Sand Martin

■ニシツメナガセキレイ Western Yellow Wagtail

■モロッコハクセキレイ[亜種](仮名) White Wagtail

■ヨーロッパビンズイ Tree Pipit

■アフリカヒヨドリ Common Bulbul

■マミジロキクイタダキ Common Firecrest

■ヨーロッパウグイス Cetti's Warbler

■ニシハイイロウタムシクイ Western Olivaceous Warbler

■ボネリームシクイ Western Bonneli's Warbler

■キタヤナギムシクイ Willow Warbler

■アフリカサバクムシクイ African Desert Warbler

■チフチャフ Chiffchaff

■ズグロムシクイ Blackcap

■クロガシラムシクイ Sardinian Warbler

■ノドジロムシクイ Common Whitethroat

■タンシキバシリ Short-toed Treecreeper

■スナイロヤブチメドリ Fulvous Babbler

■ヤドリギツグミ Mistle Thrush

■ニシクロウタドリ Common Blackbird


■ハチマキジョウビタキ Moussier's Redstart

■ヨーロッパノビタキ European Stonechat

■クロジョウビタキ Black Redstart

■ハシグロヒタキ Northern Wheatear

■サバクヒタキ Desert Wheatear  砂漠の中の広大なゴミ捨て場。餌になるものがあるのであろう。

■カオグロサバクヒタキ Western Black-eared Wheatear

■チャゴシサバクヒタキ Red-rumped Wheatear

■クロサバクヒタキ Black Wheatear

■シロガシラクロサバクヒタキ White-crowned Wheatear

■コシジロサバクヒタキ Mourning Wheatear

■テネリフェアオガラ African Blue Tit

■ズアカモズ Woodchat Shrike

■オオモズ(ヨーロッパオオモズ) Great Grey Shrike

■マグレブカササギ Maghreb Magpie

■チャエリガラス Brown-necked Raven

■ベニハシガラス Red-billed Chough

■アフリカズアオアトリ African Chaffinch

■ベニバネナキマシコ African Crinson-winged Finch

■ナキマシコ Trumpeter Finch

■ムネアカヒワ Common Linnet

■アオカワラヒワ Greenfinch ニュージーランドに移入されている。

■セリン European Serin

■ハタホオジロ Corn Bunting

■ヒゲホオジロ Rock Bunting

■イエホオジロ House Bunting

■サバクスズメ Desert Sparrow

■スペインスズメ Spanish Sparrow

■イエスズメ House Sparrow



自然の風物   Nature

■20日、ウリカ渓谷へ向かう。アパラチア山脈を源流とする川。


■20日、アパラチア山脈へ入る。酷暑のサバクに隣接しても、高度を上げると応じて気温は下がる。


■22日、エルグ・チェビ地域でヒバリ、ヒタキ類を探す一行。草の上で囀る野鳥を狙う。


■22日、エルグ・チェビ地域にて。40℃に近いようだが、極端に湿度が低いのでそれほど暑く感じない。


■22日、エルグ・チェビ地域で砂の上を歩くトカゲを発見。昆虫や爬虫類、植物さえとても少ない。


■22日、ワルザザードへ向かう道すがら。 ほとんどがこのような半砂漠で、ところどころにオアシス。


■24日、アガディール向かう道すがら。市庁舎かモスクか?

■25日、アガディール近郊。 EVより地球に優しい!!



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