ブンダラ国立公園






主要更新
◇'16-11-25:本欄新設
 昨年参加した”ワイバード”のカナダ・ツアーでは、現地在住のガイドがピンポイントで探鳥場所を予め設定していたので、次々と希少種に出遇え、とても効率の良い探鳥ができた。これに感激して再度”ワイバード”に参加することにした。自分だけで旅行をセッティングするのに比べ、様々なリスクが軽減されるのも安心である。

 事前にスリランカの野鳥の種類を概観したところ、すでに訪問した東南アジアやケニアと重複する種もかなりいるので、初見数は30を超えればまず満足するべきと覚悟していた。しかし予想を裏切って二倍の60種を超えた、大満足である。撮影枚数は16,000枚を少し上回っている。
 また、ワイバードの過去の探鳥では遭遇しなかった種も今回いくつか見られたとのことなのでラッキーであった。一番の感激は、インドヤイロチョウに遭遇したことである、それも二度も。二度目はホテルのごみ溜めで餌をあさっていた。優雅な姿に似合わないと考えるのは人間の身勝手であろう。

 スリランカは北海道のほぼ80%の面積である。島が小さければ、野鳥の種類・数とも少ない傾向にあると思われるが、小さい割には多いといえよう。おおよそ26種の固有種がいるので、大陸からかなりの程度孤立した島であることを伺わせる。日本には11の固有種(ヤンバルクイナ、アマミヤマシギ、ヤマドリ、ノグチゲラ、アオゲラ、セグロセキレイ、カヤクグリ、アカヒゲ、アカコッコ、メグロ、ルリカケス[なお、キジを加えて12種とする説もある])がいるが、これに比べればずっと多い。

旅程

期日
探鳥場所
探鳥記
初見
宿泊地

2-8 am■キトゥルガラ地域
pm■コロンボへ移動→成田
再びヤイロチョウに遇う、それもごみ溜めで。  2 機中
2-7 am■ヌワラエリア周辺
pm■キトゥルガラ地域
インドヤイロチョウに遇えて感激。 10 キトゥルガラ
2-6 am■ウダワラエ国立公園
pm■ヌワラエリア地域
ウダワラエもジープサファリ。草原性野鳥。 11 ヌワラエリア
2-5 am■ヤーラ国立公園
pm■ティッサマハーラーマ
ヤーラもジープサファリ。草原・湿原野鳥。 10 ティッサマハーラーマ
2-4 am■ブンダラ国立公園
pm■ティッサマハーラーマ
ブンダラで最初のジープサファリ。湿草原野鳥。 13 ティッサマハーラーマ
2-3 am■アッティリエ自然保護区
pm■ハンバントタ周辺
初日に沢山の初見鳥。幸先良し。 15 ハンバントタ
2-2 成田 → コロンボ コロンボ

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・キジ目
■インドクジャク Indian Peafowl (ウダワラエ国立公園) 草原のいたるところで見られた。 
■セイロンヤケイ Sri Lanka Junglefowl (ヤーラ国立公園周辺) スリランカ固有種 
■ミフウズラ Barred Buttonquail (ヤーラ国立公園周辺) こんなところで遇えるとは!

・カモ目
■ナンキンオシ Cotton Pygmy-goose (ティッサマハーラーマ周辺)
■リュウキュウガモ Lesser Whistling-duck (ヤーラ国立公園) 右はレンカク

・ハト目
■ムネアカアオバト Orange-breasted Green Pigeon (ヤーラ国立公園) 
■ミカドバト Green Imperial Pigeon (ティッサマハーラーマ周辺) 左はミドリオオゴシキドリ
■キンバト Emerald Dove (キトゥルガラ地域) 
■カノコバト Spotted Dove (ヤーラ国立公園)

・コウノトリ目
■インドトキコウ Painted Stork (ハンバントタ周辺) 
■スキハシコウ Asian Openbill (アッティリエ自然保護区) 
■コハゲコウ Lesser Adjutant (ブンダラ国立公園) 
■シロエリコウ Woolly-necked Stork (ウダワラエ国立公園) 
■クロトキ Black-headed Ibis (ティッサマハーラーマ周辺) 
■ブロンズトキ Glossy Ibis (ティッサマハーラーマ周辺) 
■ヘラサギ Eurasian Spoonbill (ブンダラ国立公園) 

・カツオドリ目
■アジアヘビウ Darter (ブンダラ国立公園)
■アジアコビトウ Little Cormorant (ブンダラ国立公園) 
■インドヒメウ Indian Cormorant (ブンダラ国立公園)  真ん中の個体。両端はアジアコビトウ。

・ペリカン目
■ホシバシペリカン Spot-billed Pelican (ティッサマハーラーマ周辺) やっと野生の本種に出遇えた。
■インドアカガシラサギ Indian Pond Heron (ブンダラ国立公園)
■タカサゴクロサギ Black Bittern (ティッサマハーラーマ周辺)
■ゴイサギ Black-crowned Night Heron (ウダワラエ国立公園)
■ムラサキサギ Purple Heron (ティッサマハーラーマ周辺)
■アオサギ Grey Heron (ティッサマハーラーマ周辺) きれいな婚姻色。

・ツル目
■セイケイ Purple Swamphen (ブンダラ国立公園)
■シロハラクイナ White-breasted Waterhen (ブンダラ国立公園)

・カッコウ目
■ハイバラカッコウ Grey-bellied Cuckoo (ウダワラエ国立公園)
■オニカッコウ Asian Koel (ティッサマハーラーマ周辺)
■オオバンケン Greater Coucal (ヤーラ国立公園)

・アマツバメ目
■インドショクヨウアナツバメ Indian Swiftlet (ウダワラエ国立公園)
■インドカンムリアマツバメ Crested Treeswift (ヤーラ国立公園) タイ・チェンマイ近郊で既撮影済み。

・チドリ目
■ハリオシギ Pin-tailed Snipe (ブンダラ国立公園) 
■ソリハシオオイシチドリ Great Thxik-knee (ブンダラ国立公園) 
■インドサカゲリ Red-wattled Lapwing (ブンダラ国立公園) 
■キトサカゲリ Yellow-wattled Lapwing (ヤーラ国立公園) 
■アカアシシギ Common Redshank (ティッサマハーラーマ周辺) 
■アオアシシギ Common Greenshank (ハンバントタ周辺)
■ヨーロッパトウネン Little Stint (ウダワラエ国立公園) ここにいるトウネンはすべて本種。無印トウネンは極稀少。
■サルハマシギ Curlew Sandpiper (ハンバントタ周辺)
■レンカク Pheasant-tailed Jacana (ヤーラ国立公園) ほとんどの湖沼という湖沼に見られた。
■チャガシラカモメ Brown-headed Gull (ハンバントタ周辺) ユリカモメに酷似。 
■オニアジサシ Caspian Tern (ハンバントタ周辺)
■ベンガルアジサシ Lesser Crested Tern (ハンバントタ周辺)
■ハシブトアジサシ Gull-billed Tern (ハンバントタ周辺)
■クロハラアジサシ WHiskered Tern (ハンバントタ周辺)

・タカ目
■ウオクイワシ Grey-headed Fish Eagle (ティッサマハーラーマ周辺)
■カワリクマタカ Changeable Hawk Eagle (ウダワラエ国立公園) 
■シロハラウミワシ White-bellied Sea Eagle (ウダワラエ国立公園) 
■シロガシラトビ Brahminy Kite (ウダワラエ国立公園) 
■タカサゴダカ Shikra (キトゥルガラ地域) 

・フクロウ目
■インドオオコノハズク Indian Scops Owl (ティッサマハーラーマ周辺)
■ミナミシマフクロウ Brown Fish Owl (ティッサマハーラーマ周辺)

・サイチョウ目
■スリランカコサイチョウ Sri Lanka Grey Hornbill (キトゥルガラ地域) スリランカ固有種

・ブッポウソウ目
■アオショウビン White-throated Kingfisher (ティッサマハーラーマ周辺)
■コウハシショウビン Stork-billed Kingfisher (ティッサマハーラーマ周辺)
■セミヤマセミ Pied Kingfisher (ブンダラ国立公園)
■カワセミ Kingfisher (ウダワラエ国立公園) カワセミは世界中にいるようだ。
■チャガシラハチクイ Chestnut-headed Bee-eater (ヤーラ国立公園) 他の二種のハチクイより希少。
■ルリオハチクイ Blue-tailed Bee-eater (ブンダラ国立公園) 
■ミドリハチクイ Green Bee-eater (ヤーラ国立公園) 
■インドブッポウソウ Indian Roller (ウダワラエ国立公園) 

・キツツキ目
■ヒメコガネゲラ Lesser Goldenback (ブンダラ国立公園) 
■ミドリオオゴシキドリ Brown-headed Barbet (ティッサマハーラーマ周辺) 
■キビタイゴシキドリ Yellow-fronted Barbet (キトゥルガラ地域) スリランカ固有種

・ハヤブサ目
■チョウゲンボウ Common Kestrel (ヤーラ国立公園) 

・オウム目
■ズアカサトウチョウ Sri Lanka Hanging Parrot (キトゥルガラ地域) 
■ホンセイインコ Rose-ringed Parkeet (ティッサマハーラーマ周辺) 

・スズメ目
■インドヤイロチョウ Indian Pitta (キトゥルガラ地域) 
■セイロンモズサンショウクイ Sri Lanka Woodshrike (ティッサマハーラーマ周辺)
■コサンショウクイ Small Minivet (ブンダラ国立公園)
■ズグロコウライウグイス Black-hooded Oriole (キトゥルガラ地域)
■セイロンメジロ Sri Lanka White-eye (キトゥルガラ地域) スリランカ固有種 
■ハイバラメジロ Oriental White-eye (ティッサマハーラーマ周辺) 
■オナガサイホウチョウ Common Tailorbird (ティッサマハーラーマ周辺)
■ヤブヨシキリ Blyth's Reed Warbler (ウダワラエ国立公園)
■ミナミヒメウタイムシクイ Sykes's Warbler (ビクトリア公園)
■ハイムネハウチワドリ Grey-breasted Prinia (ウダワラエ国立公園)
■マミハウチワドリ Plain Prinia (ウダワラエ国立公園)
■カワリサンコウチョウ Indian Paradise Flycatcher (ハンダントタ地域)
■アカモズ Brown Shrike (ウダワラエ国立公園)
■シマアカモズ Brown Shrike(sub) (ヤーラ国立公園)
■クリムネタイヨウチョウ Loten's Sunbird (ティッサマハーラーマ地域) 
■クリセタイヨウチョウ Purple-rumped Sunbird (ティッサマハーラーマ地域) 
■シロハラオウチュウ White-bellied Drongo (アッティリエ自然保護区) 
■ムラサキタイヨウチョウ Purple Sunbird (ティッサマハーラーマ地域) 
■ミナミキュウカンチョウ Southern hill Myna (キトゥルガラ地域) 
■バライロムクドリ Rosy Starling (ウダワラエ国立公園) 
■セイロンモズサンショウクイ Sri Lanka Woodshrike (ティッサマハーラーマ地域)
■マミジロオウギヒタキ White-browed Fantail (ヤーラ国立公園)
■ツバメ Barn Swallow (ブンダラ国立公園)
■キミミヒヨドリ Yellow-eared Bulbul (ヌワラエリア地域) スリランカ固有種
■キマユヒヨドリ Yellow-browed Bulbul (キトゥルガラ地域) 
■シリアカヒヨドリ Red-vented Bulbul (ウダワラエ国立公園) 
■クロヒヨドリ Black Bulbul (キトゥルガラ地域) 
■マミジロヒヨドリ White-browed Bulbul (ヤーラ国立公園) 
■セイロンヤブチメドリ Orange-billed Babbler (キトゥルガラ地域) スリランカ固有種
■キバシヤブチメドリ Yellow-billed Babbler (キトゥルガラ地域) 
■キンメセンニュウチメドリ Yellow-eyed Babbler (ウダワラエ国立公園) 
■コサンショウクイ Small Minivet (ブンダラ国立公園) 
■ノドアカヒメアオヒタキ Tickell's Blue Flycaycher (キトゥルガラ地域) 
■インドヒタキ Indian Robin (ヤーラ国立公園) 
■コサメビタキ Asian Brown Flycatcher (キトゥルガラ地域) 
■シロクロジツグミ Pied Thrush (ビクトリア公園) 
■セイロンジツグミ Pied Thrush (キトゥルガラ地域) スリランカ固有種
■シキチョウ Oriental Magpie Robin (ティッサマハーラーマ地域)
■イエガラス House Crow (アッティリエ自然保護区)
■シジュウカラ(GT) Great Tit (ビクトリア公園) 日本のシジュウカラはJapanese Titで別種。 
■インドチメドリ Tawny-bellied Babbler (ウダワラエ国立公園) 
■コウヨウジャク Streaked Weaver (ティッサマハーラーマ地域) 
■ハイガシラスズメヒバリ Ashy-crowned Sparrow Lark (ハンバントタ地域) 
■チャバネヤブヒバリ Jerdon's Bushlark (ウダワラエ国立公園) 
■ツメナガセキレイ Yellow Wagtail (ブンダラ国立公園) 
■イワミセキレイ Forest Wagtail (ヌワラエリア) 
■ヒメマミジロタヒバリ Paddyfield pipit (ブンダラ国立公園) 
■イエスズメ House Sparrow (ヌワヤエリア地域) 
■ギンパラ Black-headed Munia (ヤーラ国立公園) 
■コシジロキンパラ White-rumped Munia (キトゥルガラ地域) 
■シマキンパラ Scaly-breasted Munia (アッティリエ自然保護区) 


自然の風物   Nature

 島が小さいせいであろう、熱帯といえども南米エクアドルやアフリカ・ケニアなどと比べるとずっと変化に乏しい。一番高い山が2,500m程度であり、気候帯も単純であるのが要因だろう。それでもなお、甲虫だけでなく蝶の少ないのには唖然とした。一枚の写真とて撮れなかった。
 いっぽう、遇えれば幸運というヒョウについては、ウダワラエ国立公園で藪の中を歩く一頭の腹だけは見られた。また、沢山いるはずのゾウも水浴びしている個体と、林に消える去る個体の二頭だけである。乾季といえども、例年はもっと水が溜まっているとのこと。今年は特に水が少ないので、生態系が少し狂っているのかもしれない。

■ブンダラ国立公園入口
■ブンダラ国立公園でのサファリ
■オオトカゲ (アッティリエ自然保護区)
■リス (アッティリエ自然保護区)
■クロコダイル (ブンダラ国立公園)
■サル(ブンダラ国立公園)
■インドオオコウモリ Indian Flying Fox (ティッサマハーラーマ周辺) 道端の高木群に鈴なり。
■スリランカゾウ(ヤーラ国立公園)  本来多く見られるはずが、たった2頭に出遇っただけ。
■マングース(ヤーラ国立公園) かなり大きい。日本狐と同等以上か?。
■イノシシ(ヤーラ国立公園) 
■バッファロー(ヤーラ国立公園) 
■シカ(ヤーラ国立公園) 
■スリランカゾウ(ウダワラエ国立公園)  本来多く見られるはずが、たった2頭に出遇っただけ。
■トカゲ(ウダワラエ国立公園)  これは小さい。
■茶畑(ヌワラエリア) この高原は世界的に有名な茶の名産地。
■ジャックフルーツ(キトゥルガラ地域) 鳥は喜んで喰うが、人間は食べないそうだ。
■宝石の原石? スリランカはダイヤを除く宝石多産地。商店の店先に無造作に積み上げられていた原石?
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