■主な撮影野鳥リスト <・・・・は初見種、その他は既見種> ■キジ目 > エゾライチョウ > コウライキジ ■カモ目 > オオハクチョウ > コクガン > クロガモ > コオリガモ > スズガモ > ビロードキンクロ > ホオジロガモ > マガモ > シノリガモ > ウミアイサ > カワアイサ ■ハト目 > アオバト ■アビ目 > シロエリオオハム > オオハム ■ミズナギドリ目 > クロアシアホウドリ > コアホウドリ > アカアシミズナギドリ > ハイイロミズナギドリ > ハシボソミズナギドリ ■ペリカン目 > ヒメウ > チシマウガラス ■ツル目 > タンチョウ ■カッコウ目 > カッコウ > ツツドリ ■アマツバメ目 > アマツバメ > ハリオアマツバメ ■チドリ目 > オオジシギ > カモメ > シロカモメ > オオセグロカモメ > フルマカモメ > ワシカモメ > オオトウゾクカモメ > ハシブトウミガラス > ウトウ > ウミガラス > ウミスズメ > ウミバト > エトピリカ > エトロフウミスズメ > ケイマフリ > コウミスズメ ■タカ目 > トビ > オオワシ > オジロワシ > ケアシノスリ > ハイイロチュウヒ > ノスリ > シロハヤブサ > チゴハヤブサ ■フクロウ目 > エゾフクロウ > シマフクロウ ■キツツキ目 > アリスイ > コアカゲラ > エゾアカゲラ > エゾコゲラ > オオアカゲラ > ヤマゲラ > クマゲラ ■スズメ目 > アカモズ > ミヤマカケス > カササギ > ハシボソガラス > ワタリガラス > シジュウカラ > ハシブトガラ > ショウドウツバメ > シマエナガ > オオムシクイ > エゾセンニュウ > シマセンニュウ > マキノセンニュウ > シロハラゴジュウカラ > オオヨシキリ > コヨシキリ > コムクドリ > カワガラス > サメビタキ > ツグミ > ノゴマ > ノビタキ > スズメ > ニュウナイスズメ > ツメナガセキレイ > ウソ > シメ > ハギマシコ > ベニマシコ > マヒワ > ギンザンマシコ > ベニヒワ > ツメナガホオジロ > ユキホオジロ > アオジ > オオジュリン > コジュリン > シマアオジ > ホオアカ |
主要更新 ◆'18-10-17:並び順を変更 ◆'14-5-22:全5回分を合体 |
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北海道の自然風物
■大雪山旭岳: 噴煙を上げている活火山、ときおり風に乗って亜硫酸ガスの刺激臭がする。 ■花と昆虫 ■野ウサギ(大雪山・旭岳中腹): デジスコ(35mm換算2250m相当)でもこの程度の大きさ。 ■キタキツネ 夜9時、森から出てきた/2011-6 ■野付半島 ■春国岱 ■ユルリ島岸壁 ■コッタロ湿原 ■エゾシカの足跡(コッタロ湿原): 幸い、全行程で熊の糞、足跡には出くわさなかった。 ■チシマシギを狙って何回も訪れたハイド(温根元/2024-1) 沖合200mの岩礁に来るといわれる。 ■斜里への途中、根来峠付近(2024-1):道は圧雪されており、それほど滑らない。スバルXVには楽勝。 ■斜里のオホーツク海(2024-1): 流氷の切れ目にクロガモの大群。翌日には全体が流氷に覆われた。 |
全撮影鳥リスト
(‥‥:初見鳥) | |||||
No. | 第1回 '11-6-26〜7.5 初見:15種 |
第2回 '11-12-21〜28 初見:11種 |
第3回 '12-3-10〜16 初見:4種 |
第4回 '13-6-19〜7.2 初見:8種 | |
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 |
アオジ アオバト アマツバメ ウトウ ウミウ エゾアカゲラ[亜種] エトピリカ オオジシギ オオジュリン オジロワシ カッコウ カワアイサ カワガラス ギンザンマシコ クマゲラ ケイマフリ コアホウドリ コジュリン コムクドリ コヨシキリ シジュウカラ シノリガモ シマエナガ[亜種] シマフクロウ スズガモ セグロカモメ タンチョウ ツツドリ ニュウナイスズメ ノゴマ ノビタキ ハイイロミズナギドリ ハシボソガラス ハシボソミズナギドリ ハリオアマツバメ ハシブトガラ ヒメウ フルマカモメ ベニマシコ マガモ ヤマゲラ |
ウミアイサ ウミガラス ウミスズメ エゾアカゲラ オオセグロカモメ オオハクチョウ オオハム オオワシ オジロワシ クロガモ コオリガモ コクガン シメ シロカモメ シロエリオオハム シロカモメ シロハラゴジュウカラ スズガモ シノリガモ チシマウガラス ツメナガホオジロ トビ ハギマシコ ハシブトガラ ヒメウ ビロードキンクロ ホオジロガモ ミヤマカケス ワシカモメ |
ウソ ウミアイサ ウミガラス ウミバト エゾアカゲラ エトロフウミスズメ オジロワシ オオセグロカモメ オオワシ カモメ カワアイサ クロガモ ケイマフリ コウミスズメ コオリガモ コクガン シジュウカラ シノリガモ シマエナガ シロカモメ シロハラゴジュウカラ スズガモ スズメ タンチョウ ツグミ ツメナガホオジロ トビ ハギマシコ ハシブトガラ ヒメウ ビロードキンクロ ホオジロガモ ミヤマカケス ユキホオジロ ワシカモメ |
アカモズ アリスイ エゾアカゲラ エゾセンニュウ エゾフクロウ オオジシギ オオジュリン オオムシクイ オオヨシキリ カッコウ クロアシアホウドリ コウライキジ コムクドリ コヨシキリ サメビタキ シマアオジ シマセンニュウ チゴハヤブサ ツツドリ ツメナガセキレイ トビ ノゴマ ハイイロチュウヒ ハシブトウミガラス ハシブトガラ ビロードキンクロ ベニマシコ ホオアカ | |
No. | 第5回 '14-1-19〜27 初見:5種 |
第6回 '14-6-28〜7-9 初見:5種 |
第7回 '16-7-7〜7-18 (観光旅行)初見:無し |
第8回 '24-1-25〜2-2 初見:無し |
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1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 |
ウミアイサ ウミバト エゾアカゲラ エゾコゲラ オオアカゲラ オオハクチョウ オオワシ オジロワシ クロガモ ケイマフリ ケアシノスリ コオリガモ シノリガモ シロカモメ シロハヤブサ シロハラゴジュウカラ スズメ チシマウガラス トビ ノスリ ハシブトウミガラス ハシブトガラ ヒメウ ビロードキンクロ ベニヒワ ホオジロガモ マヒワ ワタリガラス |
アオサギ アオジ アカアシミズナギドリ アカハラ アジサシ アマツバメ ウグイス ウミウ ウミネコ エゾアカゲラ エゾセンニュウ エゾライチョウ オオジシギ オオジュリン オオセグロカモメ オオトウゾクカモメ オオミズナギドリ オオムシクイ オジロワシ カササギ カッコウ カルガモ カワラヒワ キジバト ギンザンマシコ クロアシアホウドリ コアカゲラ コアホウドリ コサメビタキ コムクドリ コヨシキリ シジュウカラ シマセンニュウ シマフクロウ ショウドウツバメ シロハラゴジュウカラ スズガモ スズメ セグロカモメ タンチョウ ツメナガセキレイ トビ ニュウナイスズメ ノゴマ ノスリ ノビタキ ハクセキレイ ハイイロミズナギドリ ハシボソガラス ハシボソミズナギドリ ハシブトガラ ハシブトガラス ヒバリ ヒメウ ベニマシコ ホオアカ ホオジロ マキノセンニュウ モズ |
アマツバメ ウミウ ウミネコ オオジュリン オオセグロカモメ オジロワシ カワウ カワラヒワ クロアシアホウドリ ケイマフリ コアホウドリ コヨシキリ スズメ トビ ニュウナイスズメ ノビタキ ハクセキレイ ハシブトガラス ハシボソガラス ハシボソミズナギドリ ヒバリ ヒメウ フルマカモメ ベニマシコ |
アメリカヒドリ ウミアイサ ウミガラス ウミネコ エゾアカゲラ エゾコゲラ オオカワラヒワ オオセグロカモメ オオハクチョウ オオワシ オジロワシ オナガガモ カモメ カワウ カワラヒワ クロガモ ケイマフリ コオリガモ コガラ シノリガモ シマエナガ シロカモメ シロハラゴジュウカラ スズガモ スズメ セグロカモメ ツグミ ツメナガホオジロ トウゾクカモメ トビ ハシブトガラ ハシブトガラス ハシボソガラス ヒドリガモ ヒメウ ホオジロガモ マヒワ ミヤマカケス ユリカモメ ワシカモメ |
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紀行文
■第8回 2024-1-25〜2-2最終日、ウトナイ湖鳥獣保護区にて
7年前に四駆のスバルXVを購入したのは厳冬の北海道を旅する目的があったからである。その計画中にCOVID-19が世界中に蔓延し、実質3年間は旅行できなかった。ようやく念願を果たすことができた。前回の北海道訪問から8年も経っていた。目的は、チシマシギ、コベニヒワ、ナキイスカ、ツノメドリであるが、よほどの幸運でなければ出遇えないだろう。「バードウォッチングの本筋は探す行為にあり」と感じ始めているので楽しもうと思う。
第一ターゲットのチシマシギは、温根元のハイドにバーダー達の観察メモがあり、2018年を最後に根室半島には来ていないようである。斜里では深い雪のために歩くこともままならずベニヒワ・コベニヒワを探すどころでなかった。ここで期待したヒメクビワカモメも時期が悪いようだ。ほとんど流氷に覆われた海ではカモメは姿を見せないといわれるのを実体験した。フェリーに乗る直前、ウトナイ湖でシマエナガ、マヒワ、コガラ、カケスで十分楽しんだのでそれほど気落ちせずに北海道を離れることができた。
往路のフェリーの中が異常に暑く、かつ極度に湿度が低かったせいか喉を痛め、一日ホテルで静養した。気は若くとも加齢による体力低下を感じざるを得ない厳冬の北海道探鳥旅行だった。 > 詳細な日誌
撮影枚数は約10,800余であった。10日間の撮影にしては少ないが、やはり冬の北海道での個体数は多くないということであろう。 今回を含め今まで4回冬に訪問したが、その際の撮影種数は、2011年12下=29種、2012年3中=35種、2014年1下=28種、今回の2024年1下=40種であるから、不作というよりは豊作というべきであろう。ライファーが現れなかったからあまり満足していないだけである。
■第7回 2016-7-7〜18 <海岸を歩くヒグマの親子/知床半島>
北海道を訪れたことのない妻のお抱え運転手として北海道を回った。大洗ー苫小牧フェリー往復に二日取られたので、正味十日間の観光旅行であった。専ら各地の博物館や資料館を中心にまわり、それらを繋ぐ移動中に景色を堪能した。
行程は [苫小牧 → 富良野・美瑛 → 大雪山・旭岳中腹 → 旭川 → 紋別 → サロマ湖 → 網走 → 小清水原生花園 → ワッカ原生花園 → 知床五湖 → 知床クルーズ → 羅臼 → 野付半島 → 摩周・屈斜路湖 → 釧路湿原 → 帯広 → 苫小牧] と回った。
探鳥したのは知床峠でギンザンマシコを待った40分だけだった。あいにく、霧と風で姿を見せなかった。釧路のバーダーも10分であきらめたので、仕方がないだろう。したがって野鳥は通りすがりに出遇ったものだけしか撮れず、数も種も極めて少ない。ただ、全体的に数が少なかったようだ。たとえばワッカ原生花園を歩いた間に出遇ったのは、ノビタキとヒバリだけだった。かつて訪れたときにはこの三倍は多くの種がいた。 > 詳細な日誌
■第6回 2014-6-28〜7-9 <シブノツナイ湖北岸>
今回は今まで撮れていないエゾライチョウ、コアカゲラ、マキノセンニュウを狙った。全行程10日あまりをこの三種を撮ることだけに特化しようと考えていた。そんな時、砂沼で知り合ったM.S氏からこれら三種のポイントについて有力な情報をいただいた。そこを中心に回った結果、北海道に入って4日で全部が撮れた。 後は余裕で回ることができた。
それでも一番苦労したのは知床峠のギンザンマシコだった。足かけ三日間粘って、わずかな霧の晴れ間に期待以上の写真が撮れた。かつて大雪山旭岳中腹で撮った写真が満足いかなかったのでことさらうれしい。
また、エゾセンニュウは姿を現さない代表みたいなもので、ずいぶんと時間をかけたあげく、一枚の写真が撮れただけである。かつて撮影した弁天沼である。ここは苫小牧港に近いので、北海道をマイカーで旅する時は最後に必ず寄るところである。
ナキイスカ、ヒメハジロ、チシマシギ、ツノメドリなど、毎年続けては来ない希少種を除けば、北海道で期待できる野鳥はほぼ全部撮りおえた。春の渡りの時期の天売島は残っているが、今後は沖縄、奄美、石垣など南西諸島に重点を移していくことになるだろう。 > 詳細な日誌
■第5回 2014-1-19〜27 <根室半島>
前々回と同じく根室の民宿「たかの」を拠点とし、根室半島の要所を回る。 今回の第一目標はベニヒワである。ほかにケアシノスリ、オオアカゲラを期待している。シロハヤブサ情報を知人から得ているが、根室からは遠い道南なので訪問の予定は組んでいない。
今年は冬の到来が遅いためか、全国的に冬鳥がわずかしか見られないとよく聞く。北海道もその例にもれず少ない。ただ、ベニヒワやワタリガラスだけは例年よりずっと多く入っていると言われているのでベニヒワ目的に訪問した。
最初の6日間は根室半島の中で、ベニヒワの出現情報がある場所を重点的に探したが徒労であった。後に聞いたのだが、群れを見た人の印象では、一所に留まることはまれで頻繁に移動していると言う。ただ、根室半島ではケアシノスリ、オオアカゲラ、そして望外のワタリガラスが撮れたのでほぼ満足である。
徒労に終わったベニヒワは諦め、シロハヤブサが出ているという道南に向かった。根室からの距離が635kmあり、うち高速は460kmである。460kmをガソリン補給とトイレ休憩のみで走り切った。普段と違って少しも眠くならなかった。高速の中で長い間ガソリンスタンドが見当たらず、つきっぱなしの残量警告灯をいらいらして眺めていたことも眠気をおこさない原因だったかもしれない。
ただ宿に着いて部屋に入ったら軽いめまいがしたので、体調を悟った。高速にはところどころ圧接された雪があり、一部アイスバーンになっている。そのため道路状況を常に把握していなければならず、つまり神経の休まることがなく眠くならなかったのである。その分消耗したのだろう。めまいはその結果と思う。
翌日、シロハヤブサの出現する場所を訪れたのだが、トビが数羽以上それにノスリがいてそれらの中からシロハヤブサを見いだすことができなかった。車で巡回していた地元の年配ベテランバーダーと話をしたところ、近くにいたシロハヤブサの個体を指さして教えてくれた。東京ナンバーの車を見て、熱意(狂気?)にほだされたのではないかとありがたく思っている。
その夜は札幌に泊まる予定であるから、距離を稼ごうと中山峠を通った。そうしたら地吹雪でホワイトアウトし、10m先がまったく見えない。さいわい中型トラックが比較的ゆっくりと走っていたので、テールランプだけを見てハンドル操作した。中山峠は頻繁に崖下に車が落ちる難所であることを後で知った。
翌日苫小牧フェリー乗り場までの間で探鳥した。弁天沼では、エゾシカの足跡しかないあたり一面の雪の中をしばらく歩き回ったが、わずかの鳥しか見なかった。
そこもまもなく 切り上げたがまだ日暮れまで時間がある。この近所で行くところとしたらウトナイ湖しかないので、冬場はあまり期待できないと探鳥地紹介本にあったが出かけてみた。月曜なのでサンクチュアリセンターは休みであった。林の中をのんびりと歩いていると、とつぜんバードウェーブが来た。逆光なので定かではなかったが、マヒワらしかった。遠かったが何とか撮影しているうちに、頭に紅色の斑紋を見つけた。「ベニヒワだ!」と直感した。旅行の最後の最後、2時間の何気ない散策で現れた。強運を感じた。 > 詳細な日誌
■第4回 2013-6-19〜7.2 <サロベツ原生花園>
かねてからの計画どおり友人K.K氏と2週間の予定で主に道北をマイカーで回った。過去三回北海道を訪問しているが、道東に限っていたので道北の野鳥が撮れていない。おおよその訪問地を決めてはあるが、ほとんどが現地で偶然出遇ったバーダーに現在のホットスポットを聞き、急遽そこへ向かうという旅であった。宿もほとんどが4時、5時過ぎに予約したので、民宿でも素泊まりである。
私の目標は熱望順に、@シマアオジ、Aツメナガセキレイ、Bシマセンニュウ、Cエゾライチョウ、Dエゾセンニュウ、Eマキノセンニュウ、Fオオアカゲラである。結果としてCEFは撮れなかったが、上位三つが撮れたので大満足である。フェリー航路でも望外のクロアシアホウドリ、ハシブトウミガラスが撮れた。
初めの数日で主要な三種を撮ったので、後半はエゾライチョウ、エゾセンニュウ、マキノセンニュウを狙ったが、最終日にエゾセンニュウが撮れただけだった。このエゾセンニュウはなかなか姿を現さず,北海道のバーダーでも見るのは難しいとのことだからことさらうれしかった。
■行程: 6.19/フェリー(大洗発)→ 6.20/苫小牧着・弁天沼→ 6.21/弁天沼→ 6.22/道北の原生花園→ 6.23/道北の原生花園→ 6.24/道北の原生花園→稚内→ 6.25/道北の原生花園→浮島峠→ 6.26/浮島峠→道央の公園→ 6.27/札幌の公園→長都沼→ウトナイ湖→ 6.28/札幌の公園→ウトナイ湖→ 6.29/北広島→長都沼→ 6.30/長都沼→北大演習林→ウトナイ湖→ 7.1/苫小牧市→フェリー(苫小牧発)→ 7.2/大洗着 > 詳細な日誌
■第3回 2012-3-10〜16 <走古丹>
前回と同じ根室の民宿「たかの」を拠点とし、根室半島と走古丹を初日を除き毎日友人K.K氏とレンタカーで回った。根室半島は納沙布岬、歯舞沖、花咲漁港、根室漁港、落石岬、明治公園、根室市民の森などである。5日間借りたistの総走行距離は626kmであった。今年は例年よりずっと雪が多いそうだが、寒いので雪は溶けずに風によって飛ばされので路面が乾いており、道路状態は予想より遙かに良かった。また、落石クルーズを計画した15日の横殴りの吹雪を除けば、全日程を通じ天候は晴れまたは曇りというよい天候だった。
今回の第一目標はコウミスズメ、ハシブトウミスズメであったが、ユキホオジロ、エトロフウミスズメ、アラナミキンクロは期待していた。ハシブトウミガラスとアラナミキンクロは撮れなかったが、他の三種には出遇ったので満足である。 → 詳細な日誌
■第2回 2011-12-21〜28 <野付半島突端>
根室の民宿「たかの」を拠点とし、根室半島と野付半島を初日を除き毎日レンタカーで回った。納沙布岬、歯舞沖、歯舞漁港、友知漁港、花咲漁港、根室漁港、根室市民の森、野付半島が探鳥地である。5日間借りたヴィッツの総走行距離は718km、燃費は17.3km/Lであった。道に信号が少なく、巡航速度も本州に比べれば大分高いことから燃費が良かったのだろう。朝の内は道路にうっすらと雪があったが午後にはほとんど消えている。寒いので雪は溶けずに風によって飛ばされるので、予想より遙かに道路状態は良かった。
全日程を通じ天候は晴れ、または時々薄曇りというよい天候だった。ただ、日中の最高気温が0度あるいは氷点下という日が多く、かつ海岸や海上では風が強いので気温以上に体感温度は低い。上下にダウンの衣類を着ているので体は寒さを感じなかったが、顔面の覆いが不十分だったため顔の筋肉がこわばってしゃべるのが遅くなったりした。レンタカーの中に放置した飲みかけの缶ココアが凍っていたのにはびっくりした。あれだけ砂糖が入っているのにである。
探鳥の第一目標は、オオワシ、ユキホオジロ、ベニヒワ、コオリガモ、コクガンであった。ユキホオジロはいるはずであるが見つからなかった。またベニヒワはまだ今年の観察情報はないそうである。その他の目標は達成し、かつウミスズメ、ウミガラス、ビロードキンクロが撮れたので満足である。また、チシマウガラスという希少種に遇えたのは望外の喜びであった。 → 詳細な日誌
■第1回 2011-6-26〜7-5 <コッタロ湿原>
友人N.H氏およびK.K氏と10日間で、青い池/美瑛 → 大雪山・旭岳中腹 → 大雪山山麓・忠別川上流、羽衣の滝近辺 → 層雲峡 → 水郷公園/摩周 → 屈斜路湖畔 → 原生花園/とうふつ湖、サロマ湖 → 知床半島・北側 → 羅臼 → 野付半島(走古丹) → 尾岱沼 → 風蓮湖 → 春国岱 → 根室・明治公園 → 根室沖 → 霧多布湿原 → 奥琵琶瀬野鳥公園 → 釧路湿原とレンタカーで回った。
特に目標としていた種はギンザンマシコ、クマゲラ、シマフクロウ、シマアオジ、エトピリカである。シマアオジを除き全部撮ることができた。初見合計は14種である。
北海道はブラキストン線で区切られて、本州とは異なる固有種が多く、バーダーのあこがれの地の一つである。エゾ・・・・、シマ・・・・と接頭語がつく種は北海道特産のことが多い。鳥で言えば、エゾライチョウ、エゾフクロウ、シマフクロウ、シマアオジ、シマノジコ、シナエナガなどである。ちなみに、「シマ」というのは北海道を指す接頭語である。> 詳細な日誌